章機能を着けてみました。あわよくば25から30話くらいで1章が終わります。
原作5巻まで書きたいのでまだまだ長丁場ですが完結まで頑張ります。
今回は、10話のネプテューヌサイドです。パロディいきますよー!
「クッキーは美味しいんだけどさ、影全く出てこないねー。」
たぶんもう影は部屋に入ってから10分は経ってる。
「あらネプ子、意外と影のこと気にしてるわね。」
「そういうわけじゃないけどさー、いきなり泣かれると気にならない?泣かせたノワールは?」
「だから泣かせてない!まぁでも、確かに気になるわね。ほとんど感情を出さない影ならなおさら。」
「まぁでもブランがついてることですし、影さんは大丈夫でしょう。」
「だと、いいんですが……」
うーん、一体影ってどんな人だったんだろう。
「ねぇねぇあいちゃん、影ってどんな人だったの?」
「え?どうしたのよネプ子。」
「いやー、なんか、こう、影の雰囲気とかさ、結構周りの子達と違うじゃん、一ヶ月を繰り返してるどっかの魔法少女みたいにさ。」
「影は少女ではないけどね。けどそうね、確かに私達とは明らかに違う雰囲気を持っているわ。」
「それは、影が天涯孤独だからよ。」
て、てんがい……なに?
「まさか、影は腕がドリルになって最終的に銀河でフリスビーするまで成長するわけわからない生命体なの!?」
「断じて否、ですわ、ネプテューヌ。影さんは小さい頃に両親を失い、この学園に引き取られたのですわ。」
「そ、そうだったの!?」
いやー、これは衝撃の事実。
「それよりもネプテューヌ、あなた月曜日に戦闘訓練あるでしょ、模擬戦だからといって相手は影なんだから、対策立てなさい。」
「えぇっ!?あと二日しかないのにどうやって!?」
「一回影と戦ったからわかるけど、影は攻撃をほぼ確実に見切れるわ。二ヶ月経ってるから確実に把握演算は強化されてる。もしかしたら掌握演算にまでグレードが上がってるかもしれない。」
「ちょっとー、それじゃあ対策立てようがないじゃん。」
「いいや、一つだけありますわ、ネプテューヌ。」
「一つだけ、です?」
「そうね、ネプ子ならできそうな戦略ね。」
みんなして納得してるよ、どゆこと?
「ねーねー、その戦略って、何さ。」
『影(さん)の予想を大きくはずれたことをすればいい(のです)わ。』
「おおー、きれいにハモったね。」
「ねぷねぷ、気にするところはそこじゃないです。」
「あー、そうだった。けど難しくない?影ってほとんど予測出来るんでしょ?」
「そう。だったら、予測通りにならないようにすれば……あー!」
「いきなりどーしたのさノワール、影来ちゃうよ。」
「そういう問題じゃないわ、ネプテューヌ。対影の作戦、多分これでいけるわ。」
「ノワール、それは、何?」
「ふっふーん、聞きたかったらちゃんと私に勝つことね。」
「ぶー、ノワールの鬼!悪魔!ぷよ使い!」
「数学で攻撃されると対応出来るのは影くらいね。」
なーんて冷静なあいちゃんのツッコミのあとに扉が開いてブランが出てくる。
「……私を忘れていないかしら。」
「おかえりー、ブラン。影は?」
「寝たわ。騒がしくすると迷惑だから、今日は帰りましょ。」
「そう、寝たなら仕方ないわね。」
「休息の時間は邪魔されたくありませんもの。」
「そうね、ネプ子、コンパ、帰るわよ。」
「はいです。」
「わかったー。ってあれ?ブラン、右肩どったの?濡れてるよ?」
「……別に、なんでもないわ。」
そっから先は聞けなかったなー。気になるけど。
とまぁそんなこんなで、月曜日になったんだよねー。なっちゃったんだよー……
いかがですか?
3つくらいが精一杯でした。どーしよ。
シリアスロードまっしぐら。というか、
ネプテューヌ主観が難しかったです。
次回「戦闘訓練ネプテューヌ編、けど後3人やる予定なし。」
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