大本営第二特務課の日常   作:zero-45

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 前回までのあらすじ

 シェフ吉野三郎による優雅なお食事会。


 それでは何かご意見ご質問があればお気軽にどうぞ。


2017/12/19
 誤字脱字修正反映致しました。
 ご指摘頂きましたリア10爆発46様、有難う御座います、大変助かりました。


提督の頭皮が逃避する日々が始まるの巻

 

「……えっとその、朔夜(防空棲姫)君、この状況は何事?」

 

 

 大坂鎮守府執務棟、最近は艦娘の使用率がかなり高くなってきている応接室で髭眼帯はここ最近と言うか、提督という肩書きを得てからこちら、今まで一番の青い顔という風体を滲ませプルプルしていた。

 

 席には髭眼帯に朔夜(防空棲姫)護衛(・・)の時雨と榛名に神通さんが並び、横の席には静海(重巡棲姫)が茶を啜るという絵面(えづら)がある。

 

 

「え、提督に来客があるからって一昨日話したじゃない」

 

「うん、その人迎えに行くから留守にするって話は提督聞いてましたけど……」

 

 

 ややトーンの落とした声でボショボショと言う髭眼帯の前には、肌も白く髪も白い、明らかに人とは違う風体の女性が二人、横並びの静海(重巡棲姫)と同じく茶を啜りつつ「はぁ…癒されます…感謝ですね…」と某黒豹さんの如きセリフを口から吐いていた。

 

 因みに黒豹さんと金剛さん姉妹が並んで喋られる前で声だけ聞いていると、余程のエキスパート提督でないと判別が難しいという噂が一部では飛び交っているが、髭眼帯は一応違いの判る提督なので、なんとなくその辺りの判別は可能らしい。

 

 

「はじめまして、私北方棲姫より使者として送られましたヲ級です、こちらは同じく役目を受けた空母水鬼になります、どうか宜しくお願い致します」

 

 

 頭に乗せた巨大なナニカをよっこいせと脇に置き、ペコリと頭を下げるヲ級さんと、茶菓子をむさぼり食いつつ同じくペコリを頭を下げる空母水鬼という二人。

 

 割りと遅い時間帯だった為に幼女由良を寝かし付けていた処を引っ張り出されて来た髭眼帯であったが、突然呼び出された為にむずがる由良を放置する事は出来ず、そのまま膝に乗せて来客に対応するハメになった。

 

 それを判りやすくビジュアルで説明すると、深海棲艦の鬼姫に囲まれ、膝に乗せた幼女に頬をペチペチされながら「アッハイ」と受け答えする拠点司令長官という、とてもおかしな場がそこにはあった。

 

 

「以前吉野殿がこちらに来られた際、北方棲姫との話でいつか連絡の為誰ぞを使いに寄越すと話はあったと思うのですが」

 

「ぱぁぱ、これこれぱれぱんだぁ」

 

 

 因みに朔夜(防空棲姫)に急かされ引っ張って来られた髭眼帯は、現在スエットのズボンにた〇ぱんだTという就寝スタイルのままであった。

 

 

「その時託した物に対する返事や、これからも進むだろう互いの成果報告の為にと、今回私と空母水鬼様がこちらに送られた次第になります」

 

「ぱぁぱぁ、ほらゆらとおそろい~」

 

 

 そして何故か幼女由良も、髭眼帯のメーな部分に感化されてか、カワイイパジャマの胸にはたれ〇んだがプリントされた物を装備していた。

 

 

「まぁアレね、北方棲姫としては海湊(泊地棲姫)がこっちに静海(重巡棲姫)を送ってる事を知ってるから、そういう連絡の取り方もアリかって事で連絡員としてヲ級を、名代として空母水鬼をって考えらしいんだけど」

 

「……ぱぁぱ? ぽんぽんいたいの?」

 

 

 そんなワケワカメな経緯と状況に、話を聞く髭眼帯の顔色はどんどん土気色にシフトしていき、周りでは認め難い話がどんどんと進行していく。

 

 更にプルプルする髭眼帯を気遣って由良が頬をぺちぺちするという、筆舌に尽くし難いカオスがそこに出来上がっていた。

 

 

「えっと由良ちゃん、パパちょっとお仕事のお話があるからあっちでお姉ちゃんと遊んでようか」

 

「やぁ~! ゆらぱぱと遊ぶの~!」

 

「ほらほら由良ちゃん、アソパソマンのお人形ちゃんですよ~ こっちで遊ぼうね~」

 

「……アソパソマンん?」

 

「えっと由良ちゃん、後で一緒におねむしてあげるから、今は時雨お姉ちゃんと遊んでてね?」

 

「……ぱぁぱほんとにおねむしてくれる?」

 

「うん、後でね」

 

「わかった! ゆらしぐれねーたんとあそんでるっ!」

 

 

 幼女由良が建造されてからそろそろ一月、プライベートの殆どを一緒にしていた髭眼帯的にそんなやり取りは慣れた物であったが、周りの者にはやはりそれは珍しい絵面(えづら)なのだろう、苦笑をしつつ話を中断し、その親子的会話が落ち着くまで待つという微笑ましい場がそこにあったりした。

 

 そして時雨が由良を連れ出し応接室が落ち着いた空気になった時、改めて髭眼帯は前に座る二人の深海棲艦へ視線を向けた。

 

 頭部の艤装と思われる何かを脇に置き、居住いを正すヲ級、抑えてはいるのだろうが今も滲むオーラの色を見れはそれは普通のヲ級では無く、嘗て巷の提督を禿げ散らかせた例のフラグシップクラスなのは恐らく間違いは無いのが見た目で判ってしまう。

 

 そして空母水鬼だが、こちらはオーラ的な物は微塵も見せてはいない、が、他に比べる事が無い特徴的な黒のワンピに頭部に張り付く様な菱形の謎飾り、それは嘗てのパラオ戦線で猛威を奮ったと聞く上位個体と同じ特徴の見た目をしていた。

 

 

「あー……その、そちらのお二人がほっぽちゃんの連絡員さんと言う事で? えっと」

 

「私は名代よ、連絡員はヲ級」

 

「……名代ぃ?」

 

「うん、ほら古き王(泊地棲姫)の名代がここに居るなら、ウチからもそういう人材置いてもいいんじゃない? って話で私が来る事になったの」

 

 

 髭眼帯はプルプルしつつ朔夜(防空棲姫)を見る。

 

 それに対して首を傾げ無言で返す防空棲姫、この時点で髭眼帯のプルプル度は更に加速していった。

 

 

「……えっと、どういう経緯でそんな話に……」

 

「テイトクがウチの縄張りに来た後なんだけど、ほっぽと古き王(泊地棲姫)が数十年振りに連絡を取ったのね」

 

「ああ、そうなんですかぁ……」

 

「それでいざ連絡しようとしたんだけど、ほらウチから太平洋までって他の縄張りに遮断された状態だから、ムッチャ時間が掛かっちゃうの」

 

「確かに北極海からキリバスまでじゃ、お互いに連絡は取り辛いでしょうねぇ」

 

「それでね、互いに連絡を取るにしても迂回しなくちゃなんないし、他人の縄張りを跨いでじゃ不便だって事で、ココを中継点にすればいいんじゃないかって」

 

「……ちゅーけーてんん?」

 

「そう、キリバスとココは直通の連絡手段があるんでしょ? それにウチから日本って間に他人の縄張りが殆ど無いし、ね? ほら、丁度いいじゃない?」

 

「そんな訳でテイトク、北方棲姫と海湊(泊地棲姫)はウチ……大坂鎮守府を連絡用の中継地にすると同時に、独自の協力体制の中心にしようって決めたらしいの」

 

 

 空母水鬼と朔夜(防空棲姫)の言葉に髭眼帯はプルプルしたまま立ち上がり、そのまま応接室から出て行った。

 

 そして十数分後、青い顔のまま戻ってはきたが、プルプルは相変わらずのままという状態にあった。

 

 因みに一度応接室を退出したのは、聞いた話の内容が余りにもアレな物であった為、思わず吐き気を催しトイレに行っていた為であったが、それは内緒の話である。

 

 

「……えっと、ほっぽちゃんと海湊(泊地棲姫)さんが協力体制を築いたというのはめでたいお話なんですが、その中継がウチというのは……」

 

「中継であり、双方の深海棲艦の窓口になるわよね」

 

「……窓口ぃ?」

 

「うん、人類側への交渉窓口、キリバスにしている様に、こっちも文化的生活を送りたい者はそれなりに居るから、そういう物資関係の貿易なんかもしたいって事でそういう関係もお願いしたいって事とか」

 

 

 現在人類からは隔絶されている北極海と太平洋の中央。

 

 それは深海棲艦が根城とする為、そして深海を活動範囲内に収めるという性質を伴って、人では手が付けれなかった大深度に眠る海洋資源の産出を可能としていた。

 

 元々生きる為の分だけを得られれば良いと言う事でそれ程大規模な資源採掘はされていなかったが、現在キリバスでは大坂鎮守府と物資のやり取りをする際、そういう海洋資源を産出して貿易という形で物資のやり取りを行っていた。

 

 その量はある意味現在の大坂鎮守府を中心とした、派閥に属する拠点の活動を支える物の一つになりつつあった。

 

 

「キリバスエリア周辺は鉱物が中心の資源が豊富、北極海は海洋油田が豊富、だからこの話は受けて損は無いと思うのよ、どう? テイトク?」

 

「いやどうって朔夜(防空棲姫)君、その資源のやり取りとか航路開拓やら維持はどうするつもりなの?」

 

「そこは大丈夫です」

 

「え? 何が?」

 

「今ほっぽがその辺り……えっとアメリカ? と交渉してる筈だから」

 

「待って! まってヲ級さん!」

 

「……はい?」

 

「交渉て……こっちとほっぽちゃんの繋ぎと言うか、行き来する航路的なアレと言うか……」

 

「はい、北方棲姫の縄張から大坂鎮守府までの航路開通の為の交渉を……」

 

 

 髭眼帯のプルプル度が限界に達した瞬間であった。

 

 仮にも一時期人類に対し最大の脅威と称された北方棲姫が、大坂鎮守府という一拠点と繋がる事を望んでいると、公に他国へ伝わったという非常事態がそこにあった。

 

 これまでキリバスの泊地棲姫とそういう関係を持つという話で、一年以上経過した今もあれこれと調整が続き、今も髭眼帯は頭を悩ませている状態である。

 

 それに加え今度は北極海の主と公に繋がるとなれば、正直髭眼帯のキャパを軽く超えてしまう事態へと発展するのは想像に難くない。

 

 しかも今現在は教導任務の本格的始動直前のあれこれをやっている最中、これ以上問題を抱えるのは吉野的に避けたいというのが本音である。

 

 

「ていうかテイトク?」

 

「……うん、なんでしょうか」

 

「教導任務に付くウチのメンツなんだけど、正直手が足りないって言ってたでしょ?」

 

「ああ……仮想敵のアレね、確かに複数の艦隊へ仮想敵に回って貰うにしては、今現在の深海勢では数が足りない感じだけど……」

 

「対潜関係は(潜水棲姫)にごーや達がやっても問題無いけど、それ以外が問題ってテイトクは言ってたわよね?」

 

「だねぇ、対潜って相手が見える訳じゃないからいいんだけど、水上艦同士の戦いって対する相手が見えちゃうから、足りない分艦娘さんに混じってもらうとほら、気持ち的にどうしてもねぇ……」

 

 

 現在大坂鎮守府で一度に教導受け入れを予定しているのは最大三艦隊。

 

 それは水雷戦隊と機動部隊、そして打撃部隊其々一という割合予定で進めている。

 

 受け入れの第一期となる艦隊は年内に来る予定となっており、舞鶴からは戦艦を中心とした打撃艦隊、クェゼリンからは空母機動部隊、そしてクルイから水雷戦隊を予定している。

 

 それは本格的な業務を開始すると同時に、どれだけ教導業務が回るかというテストを兼ねている為、派閥の拠点へ協力して貰うという形での受け入れ予定を組んでいた。

 

 この用意した施設や人員を配した任務中、不安要素として予想される物はそれなりにあったが、一番不足していると髭眼帯が予想するのは仮想敵となる深海勢の数であった。

 

 大坂鎮守府の教導がウリとしている最大の要因、それは深海棲艦が仮想敵を務めるという演習。

 

 その演習は実際の深海棲艦と戦っているという状態が緊張感を生み、平時の演習よりもより戦場に近い物という状況を作り出す。

 

 例えば水雷戦隊が対潜演習をした場合、大坂鎮守府には(潜水棲姫)しか深海勢は存在しない。

 

 だが実際戦う際は水という不可避の壁が双方にある為、例えそこに数合わせの大坂鎮守府潜水艦隊の者が加わったとしても、精神的緊張はそれ程変化しないと言える。

 

 だが互いに姿を見せて対峙する水上艦同士で戦う場合、そこに敵として艦娘が混じった時、どうしても気持ちの部分にある慣れ(・・)が少なからず出てしまう。

 

 大坂鎮守府に所属する深海勢は現在戦艦3に空母1、駆逐艦1に潜水艦1である。

 

 全てが鬼姫級という事で戦力的には凄まじい物と言える数であるが、教導として配するのならそれは単純に数として心許ない。

 

 そして教導任務に終わりは無く、この先延々と続いていく。

 

 数の不足、それは単純に各々の負担として圧し掛かるという問題も残してしまう。

 

 

「そこでほら、ほっぽ側から人員がウチにってなれば……」

 

「あー……空母水鬼さんもその辺りご協力頂けると?」

 

「うん、この先お世話になるんならそれくらいは協力させて貰うけど」

 

「正直戦艦は冬華(レ級)が戻ってきたからなんとかなるし、空母水鬼が手伝ってくれるなら、空母枠って今はほら、(空母棲鬼)一人だけだから、その負担は減ると思うのよね」

 

「なる程……」

 

「他にもウチを双方の中継点って形で運用するなら、もう少し人員の補充は見込めると思うわ」

 

「ですね、テイトクが宜しいなら泊地棲姫へその辺り打電するのは私としても(やぶさ)かではありません」

 

「そっか、ならこっちもほっぽに連絡して、誰か寄越して貰う事もできると思うよ?」

 

「え、ちょっと待って、ナニソレ深海のフレンズ増って提督色々な手続きとか軍部に相談とかその他諸々色々とヤバいんですが」

 

「そうと決まればカッコカリ手続きのガイドラインとかルール作りもしないといけないわね」

 

「そこなんも決まってないからっ! 朔夜(防空棲姫)君前から言ってるけど提督とのカッコカリが前提って形の話はヤメテ! ホント切実にお願い!」

 

 

 白い一団は首を捻って一度は髭眼帯を見るが、その後は何事も無かったかの如く話を進め始める。

 

 そんな蚊帳の外にポツンとされる髭眼帯は護衛に就く榛名と神通さんにヘルプ的な視線を向ける。

 

 

 が、何故か二人からはニコニコとした笑みしか返ってこなかった。

 

 

 それは取り敢えずカッコカリという楔を打てば心情的に繋がりが強まる事を知っていた為に、何も無い状態よりも安心であると二人は知っていたからであったが、当の髭眼帯はそんな事実を知らない為に悶絶するという場がそこには出来上がってしまった。

 

 

「って訳で残るは恒例となる命名の儀ね」

 

 

 朔夜(防空棲姫)の言葉に髭眼帯は思わずプイッと視線を逸らしプルプル震える。

 

 むしろ応接室に入って以降、髭眼帯のプルプルは一度も収まってない有様であったりした。

 

 

 そして事前に何か吹き込まれていたのであろう、空母水鬼は何故かキラキラした目で髭眼帯を見るという、最早逃げ場の無い緊急事態がそこにあった。

 

 

「また提督がお名前をカンガエルンデスカ……」

 

「そうね、でないと彼女だけハブって可哀想じゃない?」

 

「oh…… えと、スイキさんスイキ……う……えと」

 

 

 因みに髭眼帯はこの手のネーミングセンスには壊滅的という苦手意識があったが、深海勢としては寧ろ不得意だからこそ、そこから無理にお願いして名前を貰うのに特別の意味を持つというアレな考えがあったりした。

 

 そしてうんうん唸る髭眼帯をニコニコキラキラと見る空母水鬼。

 

 そんな髭眼帯的に地獄の時間が十数分続き、漸く何かを思い付いたのか、「では」という苦し気な声で彼女の名前候補が発表される。

 

 

「えっと名前の一文字を取って、且つ彼女が何やらキラキラしてこっち見てるアレをヒントに、水晶(みずき)さんというのはどうでしょう?」

 

「あー、確かに今キラってる目ってそんな感じよねぇ、でもその文字でみずきって読める物なの?」

 

「えぇまぁ……最近まであった件で少し思う処がありまして……名付け的に勉強しなくちゃって事で色々と勉強を、今回も当て字で恐縮ですが」

 

「へ~ 水晶って書いてみずきかぁ、うん、いいんじゃない? ありがとうテイトク」

 

「OK、本人が納得したって事で命名の儀はこれで終了、それじゃはい、これ」

 

 

 ニコニコする水晶(空母水鬼)朔夜(防空棲姫)が徐に懐から青い小箱を取り出し、それをスッと差し出す。

 

 それをワーイと受け取って喜ぶ水晶(空母水鬼)という、和気藹々とした雰囲気が応接室に流れる。

 

 

 怪訝な表情の髭眼帯だけを置き去りにして。

 

 

「ねぇ朔夜(防空棲姫)君、あの箱の中身が何なのかを聞いても?」

 

「え? ああ、あれはアカシに注文して超特急で仕上げて貰った水晶(空母水鬼)用のEngagement ringよ、もう少し後でもいいって言ったんだけど、特急費用は別途テイトクに請求するから問題ないって事だったし……」

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁかしぃぃぃぃぃぃぃ! 変なトコでハッスルすんなあぁぁぁぁぁぁぁぁぁかしぃぃぃぃぃぃぃぃ! 提督の知らないトコでナニ注文受けてんだあぁぁぁぁぁぁああかしぃぃぃぃぃぃ! またお財布寂しくなるじゃねーかどうすんだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁかしぃぃぃぃぃぃぃ!」

 

 

 こうして教導学校開校寸前の処で無視出来ない大事が勃発し、個人的にも仕事的にも髭眼帯に緊急事態としてそれらは降り注いだ。

 

 

 そんな色々諸々に悶絶し、いつもの高速貧乏ゆすりを開始してしまう髭眼帯であったが、間がいいのか悪いのかそこに時雨達が合流してしまい、振動する膝に時雨が由良をセットするとキャッキャキャッキャとご満悦という色んな意味でメーな執務室がそこに完成するのであった。

 

 

 




 誤字脱字あるかも知れません、チェックはしていますが、もしその辺り確認された方は、お手数で無ければお知らせ下さい。

 ただ言い回しや文面は意図している部分がありますので、日本語的におかしい事になっていない限りはそのままでいく形になる事があります、その辺りはご了承下さいませ。

 また、拙作に於ける裏の話、今後の展開等はこっそりと活動報告に記載しております、お暇な方はそちらも見て頂けたらと思います。


それではどうか宜しくお願い致します。

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