竜に選ばれし赤龍帝   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのあらすじじゃ

ベジータの尻尾を取り込みサイヤ人となったイッセー

残されたすべての力を使い放ったドラゴン波で

なんとかベジータを撃退することに成功する

だが、喜んでばかりもいられないぞ?


フリーザ編
訪れた平和 次の行き先はナメック星?


sideイッセー

 

 

ベジータが去った後、俺は気が足りずその場に倒れてしまった。

 

悟飯くんは大猿の時に受けたダメージが元で裸のまま気絶している

 

仕方ねえよな...普通の服じゃあんな巨大化耐えきれねえだろうし

 

そんなことを想いながら空を見ていると空に何かの影が...

 

 

クリリン「なっ…まさか...!」

 

クリリンさんが慌てて空を見る降りてきたその影は

 

なんとブルマさん達が乗る飛行機だった。

 

飛行機は地面に降り立つとドアが開き中から人が飛び出してきた。

 

その人影は悟空さんやクリリンさんを飛び越えると

 

俺達の方に走ってくる、その人影はチチさんだった。

 

 

「悟飯ちゃん!イッセー!大丈夫だか!」

 

 

「ち…チチさん...ははは...

情けないですけどこんな状態です...

かなり痛めつけられちまいました...」

 

 

「別のとこから来たばっかだのにいきなり宇宙人に

攫われるわ殺されるわで酷い目にあったなぁ...

もう悟飯ちゃんもイッセーもおっかあのとこから離さねえぞ」

 

ははは...心配かけちまったな...え?

 

 

「チチさん...?あの...今なんて言いました?」

 

 

「ん?おっかあの元から離さねえぞって言っただよ?」

 

それがどうしたのけ?と不思議そうに聞いてくるチチさん

 

 

「いやいやいや!俺、チチさんの子供じゃないですよ!?

なんでそうなってんすか!」

 

俺は体が動かないことも忘れて叫ぶ

 

 

「オラの子供じゃなくてももうオメエは子供みたいなもんだ!

親が子供の心配して何が悪いだ!」

 

その言葉に俺は泣きそうになる

 

まさか、こっちに来て親代わりの人ができるなんて

 

思ってもいなったから...

 

 

「...ありがとうございます…チチさん」

 

 

「そんな他人行儀な呼び方もしなくてええだぞ?

オラはオメエの母親だべ家族にそんな話かたはおかしいべ」

 

確かにそうだな...じゃあ親しみを込めてこう呼ぼう

 

 

「分かったよ...母さん...」

 

それを聞いたチチさんはうんうんと満足げに頷いた後、

 

悟飯くんを抱き上げて飛行機のなかにのりこんだ。

 

俺も悟空さんの後に運んでもらって中に入った。

 

その間ブルマさんはずっと泣いていた。

 

聞いてみたら殺された仲間の中に恋人が居たそうなのだ

 

 

「とりあえず皆の死体も回収しなきゃな...」

 

飛行機が発進戦士たちがなくなった現場まで飛び

 

その亡骸を回収した。

 

そこから、病院に向かったのだがその途中

 

クリリンさんが殺された皆を

 

生き返らせることができるかもしれないと言った。

 

その内容は死んでしまった神様の故郷、ナメック星に行けば

 

地球に会ったドラゴンボールより強力な力で

 

皆を生き返らせると言うものだった。

 

それを聞いたブルマさんは反対していたけど

 

界王様に聞いた海王星の場所、どうやって行くか等の見当もついて

 

いるらしく...最後には乗り気になっていた。

 

はは...これなら何とかなりそうだな...良かった...

 

俺はそう心の底から安堵していた。これから待ち受ける

 

困難が今までとは全く別物だということを知らずに...




オッス!オラ悟空!

ナメック星ってとこに行くために準備を始めるクリリン達

っておいおい...肝心の宇宙船が壊れっちまったぞ...

どうやって行くんだこれ...?

次回!竜に選ばれし赤龍帝!

問題解決?使うわ神様の宇宙船⁉
ぜってえ見てくれよな!

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