竜に選ばれし赤龍帝   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのあらすじじゃ、

三倍の界王拳を使いベジータを押していく悟空

途中四倍の界王拳のかめはめ波でベジータを倒したかに見えたが

「こうなったら大猿に変身してぶっ殺してやる!」

その台詞とともにベジータは人工的に月を作り出し

大猿へと変身するのだった。どう立ち向かう?孫悟空!


激突!大猿ベジータvs赤龍帝イッセー

side悟空

 

 

「俺の大猿は半端じゃないぞぉぉぉぉぁぁ…‼」

 

その言葉とともに大猿の化け門に変身するベジータ

 

 

「お、大猿⁉大猿の化けもん‼

…そうか、ようやく分かったぞ…じっちゃんを踏み潰したんも

武道会場に現れて会場をぶっ壊した化け物ってのも…

全部オラだったのか...‼‼」

 

その間も変身を終えたベジータはオラの方へと歩いてくる

 

 

「ごめんよじっちゃん…死んだら謝りに行くから...

だからそれまで...待っててくれよ‼‼」

 

ベジータが売ってくる攻撃を躱して距離を取る

 

 

「見せてやるぜベジータ!

オラと地球の元気玉!腹いっぺぇ喰らわせてやる‼‼」

 

そうしてオラは元気玉を作るための準備に入るのだった。

 

sideout

 

 

 

 

 

sideイッセー

 

俺達は今悟空さんの邪魔にならないようにあの場を離れ

 

亀ハウスへと向かっていた。

 

 

「っっ‼‼」

 

感じたことのない気に俺達は足を止めた。

 

 

「な、なんだ?ものすげえ気が上がってる...」

 

クリリンさんがそう口にする

 

 

「お父さんの気がまた上がったんじゃないですね」

 

そういうのは悟飯くん

 

確かに悟空さんの気ではない、このままだと悟空さんが危ない

 

『行くのか?相棒』

 

(あぁ、ドライグ倍化はどのくらい上げたらいけると思う?)

 

『この気の高さだ、並みの倍化では歯が立たんだろうな...』

 

(だろうな、俺でもわかるくらいだしな)

 

『まあ一つ方法がないこともない…』

 

珍しく歯切れの悪い返事をするドライグ

 

(なんだよ、その方法って、あるなら教えてくれ)

 

『いいのか?後で後悔するかもしれないが』

 

(俺のことはどうだっていいんだ、

このままじゃ悟空さんはおろか悟飯くん達まで死んじまう

そんなのは嫌なんだ)

 

その言葉にドライグは苦笑しつつ答えてくれる

 

『方法は俺に代価を支払い期間限定で俺の力を使うんだ』

 

(ドライグの力?それに代価って何を渡せばいいんだ?)

 

『相棒の身体の一部だ、そうすることで俺の力が使えるようになる』

 

(一時的にでも使えるならその方がいい、分かった

俺の左腕をドライグ、お前に捧げる、だから俺に力を書いてくれ)

 

『取引成立だ、ではいくぞ』

 

すると、籠手からとてつもない力が流れ込んでくる

 

これならいけるかもしれない!でもその前に...

 

 

「クリリンさん、悟飯くん、悪いけど先に行っててくれ

俺は戻って悟空さんの手伝ってくる」

 

俺のその言葉に二人は驚いた顔をする

 

 

「む、無茶だぜイッセー!

お前一人が行っても足手まといになっちまうよ...

もしどうしても行くなら俺達も付いていくからな」

 

その強い表情に俺は折れるしかなかった。

 

 

「分かりました。じゃあ行きましょう!二人とも」

 

 

「あぁ‼‼」

 

 

「はい‼」 

 

俺達は悟空さん達が戦っている場所へと向かったのだった。 

 




オッス!オラ悟空!

いやー、びっくりだ!イッセーの奴あの大猿ベジータの奴を押してやがる

でも、あいつを倒すには元気玉しかねえ!って誰だ?あの赤い鎧を着た奴

次回!龍に選ばれし赤龍帝!ついに覚醒⁉イッセー決死の禁手化‼

ぜってえ見てくれよな!

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