竜に選ばれし赤龍帝   作:榛猫(筆休め中)

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界王の修行を終え、大きく成長した二人地球の仲間にドラゴンボールで蘇らせてもらい

復活を果たす、しかしまだ帰りの時間がある...急げ二人とも!

早くせんと皆、殺されてしまうぞ?


走れ悟空にイッセー!サイヤ人地球到着

sideイッセー

 

俺達は幽々子さんに教えてもらった道を走っていた。

 

かなり修業したおかげで息よりも体が軽い

 

これなら予定より早く着けそうだ!すると

 

ぐぎゅるるるるるるる...

 

と、凄く聞きなれた音が聞こえてきた。

 

音のした方へと振り向くその音の正体は...

 

 

「...へへっオラ腹減っちまった。」

 

悟空さんの腹の音だった。

 

 

「いやアンタ来る前に

御飯たらふく食ってたじゃないすか!

どんな胃袋してんだよ!!」

 

俺はあまりのアホさに

 

ツッコまずにはいられなかった

 

 

「ははは!」

 

のんきに笑ってやがる...大丈夫かなこの人...

 

俺凄い不安になって来たんだけど...

 

 

「笑ってる場合ですか!早くしないと

サイヤ人達来ちまいますよ!」

 

 

「でもよぉ腹減っちまってオラもう動けねえぞ...

この雲喰えねえかな?」

 

そう言って悟空さんは

 

周りに浮いている雲を食いだした。

 

 

「いやいやいやいいやいや!悟空さん

何いきなり雲喰いだしてんだよ!」

 

俺は慌てて悟空さんを止めるが

 

 

「でもこれうめえぞ!イッセーも食ってみろ」

 

進められてしまった...

 

 

「いや悟空さん雲に味がするわけないだろ...」

 

呆れてそう返すと悟空さんが雲を差し出して来た。

 

 

「少し食ってみろよ旨いからさ」

 

その迫力に少し押され、雲を受け取り口に含む...

 

 

「っ.....⁉旨い!」

 

なんだこれ!絶妙なスパイスの効き具合に

 

堪らない味わい

 

これは手が止まらない!

 

俺は夢中になって雲を手当たり次第に食い始める

 

 

「お!イッセーも食うんだな!じゃあオラも!」

 

悟空さんもまた雲を食い始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから、かなりの時間が経った、

 

俺達はいまだに雲を食い続けていた。

 

すると、どこからか声が聞こえてきた。

 

 

「おーい二人ともどうじゃ?

もう地球に着いたか?」

 

その声に俺は驚き

 

辺りを見回すが誰もいない...

 

 

「お?この声は界王様か!

どうしたんだ?」

 

悟空さんが声に返答した。

 

え?まじで界王様なの?

 

どこから話しかけてんだ?

 

 

「お主の心の中に話しかけておるんじゃ一誠よ」

 

ファッ⁉まじかよ!

 

流石神様だなそんなことも出来んのか...

 

 

「マジじゃよ、それでお主ら

今どこにおるんじゃ?」

 

 

え?あ、いや...どこと言いますか...

 

まだ着いてないと言いますか...

 

 

「雲食っててまだ着いてねえんだ‼ははは!」

 

ご、悟空さん...そんなこと言ったら…

 

 

「......バッカモーン!何をやっとるんだお主等!

サイヤ人どもはもう地球に着いとるんだぞ!」

 

なっ⁉まさかもう一日経ったってのか?

 

 

「そういうことじゃ、分かったなら早く向かわんか!

地球の神が迎えに来ておるから早く行け!」

 

 

「は、はい!」

 

 

「分かった!行くぞイッセー!」

 

俺達は走るのをやめ空を飛び突っ込んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく飛んだ所なんとか

 

閻魔のおっちゃんの所に着いた。

 

 

「あら?戻ってきたのね~」

 

 

「悟空!」

 

幽々子さん以外にも人?がいた誰だ?

 

 

「お!神様来てくれてたんか!」

 

えぇぇぇぇぇぇ!?この人が地球の神様⁉

 

思いっきり人間じゃねえ!

 

 

「今はいい!とにかく掴まれ!」

 

そうだった。今はそれどころじゃない!

 

 

「あぁ、サンキュー神様!イッセー掴まれ!」

 

 

「はい!」

 

俺達はそして地球に戻った。

 

 

「あら、行っちゃったわね~」

 

 

「あいつが起き取るとこ初めて見たわい...」

 

あの世ではそうつぶやく二人の姿があったとさ

 

 

 

 




オッス!オラ悟空!今回は地球に帰る回だったぞ!

俺もイッセーも雲食ってて時間が立ってるの気付いてなかった

急いで向かわねえとな!みんな!なんとか持ち堪えてくれ!

オラとイッセーがすぐ行くかんな!

そんじゃまたな!

seeyounextnovel!!

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