竜に選ばれし赤龍帝   作:榛猫(筆休め中)

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ベジータだ...あの小僧がカカロットとともに修行をするらしいな。

ふんっ!どうせすぐにへばるのが落ちだ..

まあいい、とりあえず見ていけ


おっさん登場?その名は界王様

sideイッセー

 

『Boost!!』

 

もう何回目か分からない倍化でなんとか起こす

 

すると、背後から呆れたような声が聞こえてくる

 

「なにしとるんだ?お主は...」

 

なんとか体を起こした俺を見ていたのは

 

黒いGのような頭をした、

 

へんてこなおっさんだった。

 

 

「あ、いや..幽々子さんに言われた道を走ってたら

ここに落ちてしまったんです。

ところでおっさん誰?」

 

こんな変なおっさん見たことないぞ..

 

ってか、見たくもない見るんだったら

 

幽々子さんみたいな美人がいいよな!

 

 

「誰がおっさんだ!誰が!ワシはまだ

おっさんという歳ではないわー‼

それとワシはな?」

 

そう言って俺に尻を向けだすおっさん

 

なにするつもりだ?まさか屁をこいたりしないよな?

 

 

「ぽりぽり…ぽりぽり…かいいよう…かいいよう…

かいよう…界王じゃ」

 

え?まさかこのおっさんが?

 

 

『ぶふっ!あ、あぁそのようだ

どうやらこいつが界王様とやららしいな』

 

納得しているドライグ、お前今笑ってなかった?

 

ってそんな事より

 

 

「え?おっさんが界王様?」

 

半信半疑で聞き返す

 

 

「だからそうだって言っておるだろうに…」

 

うん、この人で確定みたいだわって

 

 

「ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ‼‼‼」

 

あまりの衝撃に俺は叫んでしまった。

 

 

「うるさい奴だなぁ…そんなに驚くことか?」

 

耳を抑えながら文句を言っている界王様

 

そりゃ驚くだろ!こんな変なおっさんが界王様

 

だなんて知ったら誰だって驚くわ!

 

するとまた別の所から、

 

 

「お?イッセーじゃねえか!オメエも界王様に

修行つけてもらいに来たんか?」

 

と、声がしたのでそちらへ振り替えると

 

猿を追っかけている悟空さんがいた。

 

何してんだあんたは…

 

 

「悟空さんを追って来たんすよそしたら

ここにいるって言われたので」

 

 

「なに?お前悟空を追ってきたのか?

ん?いや待てよ?

お前、先程誰に教えてもらったと言った?」

 

突然話に割り込んでくる界王様

 

 

「え?幽々子さんっすけど」

 

俺はそのまま答える、嘘言っても仕方ないしな

 

 

「ゆ、幽々子ってまさか…

少し聞くがその人の名前は

西行寺幽々子じゃないだろうな?」

 

なんだか慌てだす界王様いったいどうしたんだ?

 

 

「たしかそんな名前だった気がするけど…

それがどうかしたんすか?」

 

 

「ぶぁっかもーん‼あのお方は

ワシら界王より地位の高いお方だぞ!

その人をさん付けとはなにごとか!」

 

げっ‼…そんなに偉い人だったのかよ!

 

でもあの人怒ってなかったよな?

 

 

「まぁまぁ、いいじゃねえかそんな事

折角イッセーも来たんだ!

一緒に修行つけてくれよ!

な?いいだろ?界王様」

 

悟空さんが特に気にした様子もなくそう提案する。

 

 

「え?いいんですか?」

 

俺はいいのか界王様の方を見る

 

 

「うーん…そうだな、テストして

ワシを笑わすことができたら

お前にも修行をつけてやろう」

 

 

「え!?笑わす!?」

 

 

「こう見えて界王様シャレが大好きでよぉ、

オラもやられたんだ、頑張れよ?イッセー」

 

なんだかやらないといけない流れにされちまったよ

 

 

「分かりました、少し待ってくださいね...」

 

俺はそう言って考える

 

どうする?普通にギャグをいうべきか?

 

それとも、エロいの織り交ぜた方がいいか?

 

 

「うーん…テルマエはホテル前!」

 

とりあえず浮かんだギャグを言ってみる

 

 

「うっぷぷぷぷぷ…‼」

 

お?いい感じか?なら!

 

 

『待て、相棒…ここから先は俺の言うとおりに言え…

次はゴニョゴニョ…』

 

お、おう分かった

 

 

「コンドルが地面にめり込んどる!」

 

ドライグに言われた通り言ってみる

 

 

「ぶふふふふふふふっ‼‼あーはっはっはっは!」

 

笑った!やったぜドライグ!

 

『あぁ、そうだな…くくっ…‼』

 

・・・・しばらくほっとこう

 

 

「お?やったじゃねえか!イッセー

界王様大笑いだぞ!」

 

 

「ひぃ…ひぃ…やるのうお前、わかった。

お前にも修行をつけてやる。とっておきの

シャレをな!」

 

・・・・へ?

 

俺が呆けていると悟空さんが

 

「ちげえよ界王様、

オラと一緒の武術の修行だって」

 

 

「なんじゃ、お前もか、分かった。

ならワシが見てやろう」

 

そう言って構える界王様に俺は慌てて答える

 

 

「ちょ!ちょっと待ってくれよ!俺、武術なんて

やったことねえよ!

それにここ滅茶苦茶体が重いんだよ!」

 

 

「は?その割には随分しっかり動けておるじゃないか」

 

その言葉に悟空さんも驚いている

 

 

「ホントだなぁ!イッセーオメエ実はとんでもなく

強かったんか」

 

 

「え?何言ってんすか、俺強くないですよ?

多分、普通に歩けているのは俺の力が倍化して

いってるからだと思います。」

 

そう答えると、二人はそろって?

 

 

「「ば、倍化ぁ⁉⁉」」

 

素っ頓狂な声を上げている

 

これどうすりゃいいんだ?

 

俺はそんなことを考えながら

 

これから起こるだろう出来事に

 

思いを馳せるのだった。

 

 

 

 

 




トランクスです。今回はイッセー君のダジャレ会でしたね、

それにしてもドライグさんがダジャレ好きだったとは…

人は見かけによりませんね。では、また次回

seeyounextnovel!!

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