超次元ゲイムネプテューヌ Re;Birth1 Origins Alternative   作:シモツキ

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第六十三話 強行!真偽判断

厄介な敵って何だと思う?とにかく能力値が高い敵とか、スキルが対処不能の敵とか、或いは恐竜マスクさんみたいに何戦も勝ち抜かないといけない敵とか、まぁ色々あると思うんだ。でもね、わたしはついさっきこういうのとは別系統だけど、物凄く厄介な敵ってのを一つ知ったんだ。それはね……

 

「わたしが本物よ」

「何を言っているの。わたしが本物よ」

 

味方と全くもって見分けがつかない、判断のしようがない敵何だよね。……あの、マジでどっちが本物でどっちが偽者か分からないんですけど…。

 

 

 

 

--------時間はおよそ数十分程、わたし達がルウィーへと入り、街付近にまで移動してきた所まで遡る。

 

「必殺!雪玉ストライークっ!」

「雑魚相手とはいえふざけてるんじゃないわよねぷ子!」

「ねぷねぷ、雪合戦したいなら後でしてあげるですから真面目にやるです!」

 

道中遭遇したモンスターとの戦闘中、わたしがモンスターへ雪玉を投げた所こんぱとあいちゃんに突っ込まれてしまう。…まぁ、今回は妥当っていうか当たり前だよねぇ。

と、いう事でおふざけは止めて太刀を握り、モンスターへ突進するわたし。これまでの旅の中で個々の力も連携も鍛えられてきたおかげで瞬殺、とはいかなかったものの、ものの数分で片付ける事が出来た。

 

「ふぅ…良い運動にはなったかな」

「冷たかった脚がちょっと楽になったですね」

「これが突発的に起きた吹雪の中で、且つ多数のモンスターに襲われてたとしたらこんな事は言ってられないけどね」

「ふ、フラグになったら不味いしそういう事言うの止めよ…?」

 

ざくざくと音を立てながら雪の上を歩き、さっきまで通っていた道へと戻るわたし達。いくら余裕で倒せる相手でも、流石に道の上から離れずに戦うなんて縛りプレイはしたくないからね。

道に戻ってからは手の中でカイロを転がしつつ、雑談しつつ歩くわたし達。そこからは特にモンスターに会う事もなく、十数分後にはルウィーの中心街へと入る事が出来た。

 

「そういえば、前回ルウィーに来た時は中々に大変だったよねぇ」

「前は慌ただしくルウィーを出た後ラステイションでドンパチやって、その後ろくに休む間も無くルウィーに戻って大規模戦闘…っていうハードワークだったものね」

 

マジェマジェとアヴニールが手を組んでいるのを知らなかった事もあり、本当にあの時は大変だった。そう考えると、アヴニールはもうラステイション教会の管理下になって、コンヌっちはイリゼが足止めしてる今ってかなり楽な状態なんだよね。前者はともかく後者は恐らく今もイリゼは戦ってる訳だからのんびりしてる訳にはいかないけど。

 

「ねぷねぷ、まずはブランさんに会いに行くですか?」

「そだね。密かにブランの偽者を倒してびっくりさせるのも面白いかもしれないけど、それは難易度高いし」

「ならさっさと教会行きましょ。ルウィーの教会は確かこっち…って、あれ?」

 

言葉を途中で途切れさせ、代わりにクエスチョンマークの浮かびそうな声を上げるあいちゃん。何だろうと思ってあいちゃんの向いていた方に顔を向けるわたしとこんぱ。するとそこには、あからさまに不自然な程の人だかりが出来ていた。

 

「大道芸でもやってるのかしら…」

「バトルランキングじゃない?」

「いや誰も中心に向かって物投げてないでしょ…」

「ここからだと何をしているのか分からないです…」

 

道を塞いでしまう程の人だかりに興味を抱く事を禁じ得ないわたし達。人だかりの規模や野次馬の様子から見るに中心で何かが起こってるのは恐らく間違いないけど、やっぱり人だかりの外からじゃ詳しい事が分からない。…となれば、やる事は一つだね。

 

「んしょ、んしょ…」

「ほ、ほんとにこの中を進むですか…?」

「そうだよ?これもう確実にイベント発生してるじゃん」

「こういう中進むのはちょっと得意なのよね。よっと」

「あぅぅ…ひ、引っかかって中々進めないですぅ…」

『……そりゃ(わたし・私)達にはない大きなもの持ってるもんね…』

 

肘で打ったり足を踏んづけたりしないようにしつつ、人だかりの中を進むわたし達。途中はぐれかけたりわたしとあいちゃんが軽く凹んだりと微妙に困難にぶつかりつつも突き進み、やっと…って程じゃないけど少し以上に頑張った結果、人だかりの内側にまで到達する。

そして、人だかりを突破した事で一安心していたわたし達を待っていたのは……二人のブランだった。

 

 

 

 

「そして冒頭のシーンに戻るのだ!」

「な、何がどうなってるです?」

 

人だかりを抜けたわたし達を待っていたのは二人のブラン…って、これは説明する必要ないよね。だってちょっと上見ればそれ書いてあるし。

二人のブランは片方が所謂そっくりさん、とかいうレベルではなく、本当に瓜二つ。見た目は勿論声音や仕草、口調までもが鏡に写したかのように同じだった。

 

「…あ、ネプテューヌさん達来てくれたんですね」

「フィナンシェさんこんにちはです。ブランさんが二人いますけど、これはどういう事ですか?」

「はい。皆さんも知っていると思いますが、あの二人のブラン様のうち片方はブラン様の姿をした偽者です」

 

予想通り、片方のブランは偽者(あ、勿論わたしやベールの時と同じくって意味ね。両方本物とかあの兄弟じゃあるまいし)だった。まぁ、ここ数話の流れ的に当たり前っちゃ当たり前だけどね。

 

「やっぱそうなのね。…でも、なんでブラン様の偽者は女神化状態じゃないのかしら」

「そういえば、ねぷねぷとベールさんの時はずっと女神様の姿をしていたですね」

「始めは偽者も女神化した時の姿をしていましたよ?ですが、ブラン様と戦っている最中に不利と悟ったらしく、その姿をブラン様のものに変えたんです」

「……?そんな事したらそれこそ一巻の終わりじゃないの?もし女神化を解除する事でパワーダウンするなら余計不利になっちゃうじゃん」

「そりゃ周りに人がいない場合でしょ。想像してみなさいねぷ子、見分けのつかない二人のブラン様が戦ってる最中に片方が女神化を解除して、周りにいる国民に助けを求めたらどうなるかしら?」

「んーと…あ、そっか…」

 

あいちゃんの言った通りの状況を想像する事で、わたしは何故女神化を解除する事で危機を回避出来るのかを理解する。見分けがつかない、って事がミソ何だよね。わたしだって同じ状況だったら『助けを求めてるのはもしかしたら本物のブランかもしれない。もし本物だったら取り返しのつかない事になる…』って思っちゃうもん。偽者のブランは頭良い手を使うね、かなり卑怯だけど。

 

「…あの、ところでフィナンシェさんには本物のブランさんの見分けはついているんですか?」

「勿論です。ブラン様の侍従の名は伊達じゃありませんから。ずばり、本物は左のブラン様です!…………多分」

「…今、小声で多分て言ったわよね」

 

フィナンシェの小声を聞き逃さなかったあいちゃんが容赦のない突っ込みを浴びせる。…全然重要じゃないけどさ、活字媒体だと小声で言ってるかどうかって凄く分かり辛いよね。小声も何もそもそも音も吹き出しもないもん。

 

「うっ…言っておきますけど、最初は分かっていたんですよ!…けど、お二人が激しく戦えば戦う程目で追いきれなくなって…」

「分からなくなってしまったんですね」

「…恥ずかしながら」

「…うん?それってつまり見分けてるんじゃなくて、どっちが本物か分かってた段階の情報を頼りにしてただけなんじゃ…」

 

つい思った事を言ってしまうわたし。その言葉を聞いて精神的ダメージを受けるフィナンシェ。…うん、今のはもしかすると言わなくていい事だったかも…ごめんねフィナンシェ…。

 

「ま、それはそれとして困ったわね。どっちが本物か分からないと何も出来ないわ」

「うーん、どうやって本物を見分ければいいんだろう…」

 

当てずっぽうで片方に攻撃しちゃえ、なんて流石に出来ないし、当事者達で解決するのを待つんじゃ時間がかかり過ぎる…というかわたし達が来た意味ないからそれも駄目。と、結局は見分けるしかないんだけどその方法が思いつかないっていう完全な手詰まり状態にあった。

と、その時聞き覚えのある声がわたしの耳に届く。

 

「ねぷ子発見にゅ」

「ほぇ?この声は…あ!ぷちこ!」

「久しぶりにゅ、後ブロッコリーにゅ」

「久しぶりー、元気してた?」

「ぼちぼちにゅ。ところで、ねぷ子は何をしているんだにゅ?」

 

わたしやブランの様なロリメンバーとは格の違うちびっ子、ブロッコリー。わたしに声をかけてきたのは彼女だった。…このサイズだと人だかりを突破するのも楽なんだろうなぁ。

特に隠す必要もないし、現状すぐ打てる手がある訳でもないからすぐに状況を話すわたし達。それに対してぷちこは時々毒のある返しをしてきたものの、すぐに理解してくれた。

 

「事情は分かったにゅ。そういう時は、心の目で見ると良いにゅ」

「心の目?…心の目…じー……」

「…分かったですか?」

「駄目ー、全然分からないよ」

 

心の目で本物と偽者を判別してみようとするも、全く成果の上がらないわたし。…いや、よく考えたらそもそもわたしは心の目を会得してないし使う方法も知らないんだから見える訳ないじゃん…それ以前に心の目で分かるのかって問題もあるけどさ…。

 

「駄目駄目だにゅ。なら、奥の手を使うにゅ」

「奥の手です?」

「『本物はどっち!?ルウィーの女神様一問一答くいず』にゅ!」

「クイズ、ですか?」

 

ババーン、とタイトルが出てきそうな感じで言うぷちこ。なんか予め考えてた感じのあるタイトルだけど…まあいっか。

 

「本物しか知らない筈の質問をする、これが本物偽者を判別する定番にゅ」

「あ、言われてみると確かに定番かも…」

「ナイスアイディアだよぷちこ!じゃあ…ブラーン!カモンカモーン!」

『……何?』

 

単純だけどかなり有力な案をぷちこが出してくれた事で湧き立つわたし達。別にわざわざ話し合って問題を決める必要もない、という事で二人を呼び寄せて早速開始する。

 

「よーし、じゃあ第一問!ブランのスリーサイズはいくつ?」

「な……っ!?そ、そんなのこんな人前で答えられる訳ないじゃない…」

「わたしは言えるわ。上からで良い?」

「言うのかよ!?お前はエナストリア皇国の皇女か!」

「…こほん、上から--------」

「はい、ここで自主規制入りまーす♪」

 

片方のブランは即座に嫌がり、もう片方のブランは淡々と答え始める。…え、自主規制って何だって?あのねぇ…乙女のスリーサイズをそう簡単に教えられる訳ないじゃん、まぁ公式サイトやら情報サイトやら見れば普通に分かるんだけどね!…ほんとは見て欲しくないけどね、恥ずかしいから……。

 

「----が、わたしのスリーサイズよ」

「ほ、ほんとに言うなんて…何を考えているの貴女は…」

「ほうほう、ブランのスリーサイズはそうだったのかぁ。…良かった、わたしの方が少し大きかったよ……」

「いや知らないなら問題にするんじゃねぇよ!つか、今何を安心してたんだよネプテューヌ!」

「そ、それには反論出来ないや…でもきちんと解答出来た方のブランが一歩有利かな?」

「そんな馬鹿な…」

 

ブランの言う通り問題のチョイスがアレだったっぽいけど、それはそれで問題として成り立っていた(気がする)からセーフだよね?…と、いう事で第二問へと移行する。

 

「じゃあ、第二問はわたしからです。ブラン様が二年前の夏のイベント用に書いた同人小説のタイトルは何でしょう!」

「ど、どうして貴女がそれを知ってるの…」

「ブラン様の事は何でも知ってますよ?侍従ですから」

「簡単過ぎるわ。『終焉と新生の輪廻〜魔王と勇者の邂逅録〜』」

「ちょっ……!?」

「正解です!」

 

またも解答を嫌がるブランと即答するブラン。…ただまぁこれは解答出来たか否か、合ってるか否かより解答の内容が気になるよねぇ…。

 

「痛いタイトルだにゅ」

「そう?私は結構良いと思うわ」

「あー、あいちゃんはどっちかっていうとブランとかMAGES.側の人間だもんね」

「二問連続…これは右側にいるブラン様が優勢ですね」

 

ぷちこの『痛い』という言葉が刺さったのか、小さな呻き声を上げる左側のブラン。対して二連続解答した方のブランは涼しい顔。そしてわたし達は更に問題を投げかける。

 

「では続けてわたしが問題を…第三問!三年前にブラン様が新人ラノベ大賞に送った小説の内容は!?」

「お、お願い…それだけは止めて…」

「それも簡単。異界の王子の生まれ変わりであり、人間に生まれながらも一個師団を一瞬で壊滅させる……」

「あ、あぁ…あぁぁぁぁ……」

 

やはり何の躊躇いもなく答える右側のブランと、魂を抜かれているかの様な声を漏らす左側のブラン。因みにもう分かってる人も多いと思うけど、やっぱり物凄く厨二がかった内容だったよ。聞いてるこっちまでもが恥ずかしくなるレベルのね。

 

「えーっと…はい、正解です」

「当然の結果ね」

「忘れようと…無かった事にしようと思ってたのに……」

「ええと…ブランさん、元気出すです…」

 

何か微妙な空気になるわたし達。わたしの出した第一問目とは別の意味でアレだったねこれは…。

 

「さーて、それじゃどんどんいこうかフィナンシェ!」

「う…も、もう止めて…わたしのライフはもうゼロ……」

「ふふっ、まだまだ思い付きますよ。では第五問……」

「……っ…だああああぁぁぁぁッ!!もう止めろって言ってんだろうがテメぇ等ッ!」

『はいっ!?』

 

ブランがキレた。もう思いっきり、文字通りブチギレていた。その気迫たるや、普段弄ってるわたしやブランのキレを見慣れているであろうフィナンシェすら声が裏返る程だった。

 

「さっきから好き勝手問題出しやがって…んな恥ずかしくて答えられねぇ様な問題に素直に答えられる訳ねぇだろうが!本気で見分ける気あんのか!?」

『うっ…それはその……』

「ボロを出したわね、偽者」

「んだとぉ!?」

「本物の女神がこんなに口が悪い訳ないわ。よって、貴女が偽者よ」

「……ッ!テメェ嵌めやがったな…!」

 

キレたブランの気迫と本気で見分ける気があるのか、というある意味図星だった指摘にまごつくわたし達。その間に二人のブランの間で動きが起こる。それは、右側のブランが左側のブランを追い詰めるという状況となっていた。

--------だが、そこで真偽の対決は思わぬ展開となる。

 

「これで分かったでしょう?皆、奴こそが偽者----」

「いや、違う!本物は左のブラン様だ!」

「あぁ、あのキレ芸こそ正真正銘ブラン様の証!そうだよ、何か物足りないと思っていたらキレ芸だったんだ!」

「え…き、キレ芸……?」

「ま、待って皆…わたしだってそれ位…お、お前ら!たかがキレ芸だけで偽者を選んではいけないわ…いけないぜ!」

 

今までずっとだんまりだったルウィーの国民の皆が、次々と左側のブランを本物だと言い始める。確かにそう言われるとそうだよね。キレ芸も勿論だけど、普段大人しいだけで感情に乏しい訳じゃないブランがあそこまで淡々と答えるってのも、それはそれでおかしいし。

 

「正直今のはブラン様っぽくないわね…無理して真似してる、って感じだし」

「キレが悪いにゅ。よってお前、偽者にゅ!」

「姿形や記憶はコピー出来ても、魂に刻み込まれたキレ芸だけはコピー出来なかったみたいだね」

「良かったですねブラン様。本物だって証明出来て」

 

各種質問への拒否とキレ芸によって、逆に本物認定を受けるブラン。それと同時にテンションが上がったのかキレ芸コールを始める国民の皆。そしてそれとは対照的に歯噛みをする右側の…もとい、偽者のブラン。

--------が、ここで再び展開は大きく変化を見せる。

 

「……が…ったってんだ…」

「……?ブラン様…?」

「何が…良かったってんだよテメェ等ッ!」

「え!?い、いやあのブラン…?一体どうしちゃったの…?」

「どうしたもこうしたもあるか!散々人をおちょくって、隠したかった事も次々とバラされて、挙句こっちは本気で怒ってんのにキレ芸だと?…テメェ等、そんなに人を馬鹿にするのが面白いのかよ?」

 

ゆらゆらと不気味に揺れながら言葉を紡ぐブラン。そんな彼女にわたし達は後ずさる。

 

「そ、そんなつもりでは…というかバラしたのは偽者…」

「だったらこっちだってもう容赦しねぇ…覚悟しやがれテメぇ等ぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

『えっ、ちょっ…ぎゃああぁぁぁぁぁぁぁぁッ!』

 

咆哮を上げ、女神化するブラン。次の瞬間、ブランの戦斧によって地面に形成されるクレーター。そしてそれを見て青ざめるわたし達。そこから先は、一切の容赦なく攻撃を仕掛けてくるブランと文字通り死に物狂いでブランから逃げるわたし達とルウィー国民による、まさに命がけの追いかけっことなっていた。

作品が増えるにつれてぶっ飛んだキャラと色々ヤバいキャラが出てきた事もあって(元々そういう風潮もあったけど)ブランの怒ると怖い、っていう設定はキレキャラっていうネタになりつつあったけど…あの風潮絶対間違ってるよ、皆もその風潮に踊らされちゃ駄目だよ。だって…ブチギレたブランは普通に怖かったもん……。




今回のパロディ解説

・恐竜マスク
ぼくらはカセキホリダーに登場する、恐竜っぽいマスクを常に被っているホリダーの事。知っているかどうか微妙ですが、彼のマスクを得る為の五連戦は本当に大変でした。

・バトルランキング
リトルバスターズシリーズにおけるミニゲームの一つ、バトルランキングの事。もし二人のブランがこの方法で争っていたとしたら…完全にギャグになりますね、はい。

・エナストリア皇国の皇女
レガリア The three Sacred StarSに登場する国及びその皇女、ユインシエル・アステリアの事。多くの人がいる前でスリーサイズをいうのは偽ブランと彼女位でしょう。

・「〜〜もう止めて…わたしのライフはもうゼロ〜〜」
遊戯王 デュエルモンスターズの中に出てくる有名な台詞のパロディ。原作同様、ここでのブランはもう完全にオーバーキル状態でした。ブラン好きの皆様ごめんなさい。

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