The transmigration of Eagle   作:fumei

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長い。


クィディッチ

 11月に入ると、気温が大分下がり肌寒い日が続いた。スリザリンVSグリフィンドール線の前日、アルタイルはいつも通り図書館で勉強をしていた。教授から出される課題を終えた後、気になった書籍を読みふけるのが彼の日課だった。

 アルタイルは読み途中の本を借りると、図書館を出て夕食をとるために大広間へ向かった。

 

 敵対する2つの寮間では試合の日が近づくにつれ、廊下で小競り合いが度々生じていた。相手チームの士気を下げようと出場する選手には野次が飛ぶ。中でも、騒ぎに便乗したドラコが、ハリーを見かける度に馬鹿にした発言をするのはもはや反射の域に達していた。

 

 ドラコは以前ハリー達を罠にかけることに失敗して以来、こそこそと陰湿ないじめをする手法を変え、人前で大袈裟に馬鹿にすることにしたようだ。騒ぎの中心から離れたアルタイルは内心で「気に入らないなら関わらないようにすればいいのに」と思った。と同時に先日の出来事を思い返す。

 

 

 

 

 

 ハーマイオニー・グレンジャー。主人公組の1人にして、膨大な知識量と論理的思考力を持つ優秀な魔女だ。既に優等生という周りの評価を得たアルタイルの耳にも、彼女の勤勉ぶりは届いていた。

 

 ハロウィーンのあの日、「そういえば今日トロールが侵入するんだっけ」と思いながら歩くアルタイルの背中に誰かがぶつかった。振り返ると、特急列車以来久しぶりに再会する彼女がいた。

 

「大丈夫?」すぐさましゃがみこみ、散らばった物を片付ける彼女に声をかけた。ハーマイオニーはアルタイルのかけた声に反応し、勢いよく顔を上げる。その目にはうっすらと水の膜が張り、彼女が泣いていたことが分かった。

 

 返事がないので、そのまま黙って見ているとハーマイオニーの瞳に映る感情が変化する。「ああ、見覚えがある瞳だ」とアルタイルは感づいた。

 

 前の世界で自分の成功に嫉妬する人々と同じ瞳をしていた。

 

 それを見たアルタイルの心に言い表せない闇が広がる。この世界をリアリティのない本の世界だと思っていた彼にとって、その感情はここが自分の現実なのだと思い知らせる。負の感情は彼に人間的な行動を起こさせた。

 

 先に行くようクラスメイトに声をかけ、自分はその場に残った。今もなお自分のことを呆然と見上げる彼女のそばに同様にしゃがみ、作業を手伝いつつ彼は口を開いた。

 

 

 

 

 

 きっとドラコはハリーを気に入らないと思うと同時に気になってしまうのだろう。アルタイルは自身の行動を振り返り、自分も人のことを言えないなと苦笑した。アルタイルが大広間へ着くと、先にテーブルについていたドラコが彼を呼んだ。

 席での話題はもっぱら明日の試合についてだった。下級生も上級生もそろって、チーム選手のポジションや箒について語っている。普段は冷めた態度をとっているスリザリン生たちにとってもクィディッチの試合は大イベントだ。それも犬猿の仲であるグリフィンドールが対戦相手ともなると熱の入りようが違う。

 

「明日は何をしてでも勝ってもらいたいな。多少ルール違反をしても、バレなければいいわけだし」

ドラコがデザートを皿に取りながら言った。

 

「僕は正々堂々と戦ってもらいたいけどね。後でグリフィンドールに文句をつけられるのも気分悪いだろう?」とアルタイルが冷静に返す。

 

「そう思うなら、君が選手になって試合に出場すればいい。来年以降ならポストも空くし、審査を通過すればポジションがもらえる。僕はシーカーを希望するけど、君ならどこでもうまくやれるだろ」

 

 前に箒から落ちた僕を助けたくらいだし、とドラコが周りに聞こえない程度に落とした声で付け加える。確かにそんなこともあったなとアルタイルは懐かしい気持ちになった。

 

「まぁ、頼まれればやらなくもないけど……けど、勉強に専念したいし今は考えてないかな」アルタイルが答えると、その発言を聞いてドラコが顔を顰めた。

 

「君いつも人から頼まれたことをそうやって引き受けるよな。たまには自分の思い通りにしたいと思わないのか?」

 

 アルタイルは思わぬ非難の言葉に困った表情を浮かべた。

 

 

 

 

 

 試合当日の朝、大広間はソーセージの香ばしい匂いと試合への期待のざわめきで満たされていた。ハリーは緊張で何も食べる気になれなかった。隣のハーマイオニーが少しでも胃にいれるように甲斐甲斐しく言ったが、それすらもままならない最悪の気分だった。

 広間を出ていくマルフォイがわざわざ寄り道をして、ハリーに野次を飛ばしていった。言われ慣れたそれにハリーが反応することはなかったが、去り際にブラックが「頑張ってね」と応援してくれたのは素直に嬉しかった。彼らが去ったあと、なぜかハーマイオニーが静かになったのが少し気になったのだが、試合の時間に間に合うよう広間を出ていく他のチームメイトを見るとすぐに忘れてしまった。

 

 11時になると、学校中の生徒がクィディッチ競技場の観客席に詰め掛けていた。ロン、ハーマイオニーはネビル、ハリーのルームメイトのシェーマス、ディーンと一緒に最上段を陣取るとシーツで作った大きな旗を掲げた。

 一方、更衣室ではハリー含めた選手一同が試合前のウッドの演説を聞いていた。「負けたら承知しないぞ」と言うようなウッドの視線を受けながら、選手たちは更衣室を出た。

 競技場の真ん中に立ち、改めて周りを見渡すとぐるりと囲むような観客席にいる大勢の人、人、人。注目されることに慣れていないハリーは足が震えそうになった。しかし、グリフィンドール席の人々の上にはためく「ポッターを大統領に」という大きな旗が視界に入ると、心が躍り、自然と勇気が湧いてきた。

 

 マダム・フーチの笛の合図と共にハリーは自身の箒で飛び上がった。試合開始だ。双子のウィーズリーの仲間、リー・ジョーダンの実況と時折口を挟むマクゴナガル先生の放送を耳にしつつ、高いところまで飛んでいく。

 

「グリフィンドール 先取点!」

リーのアナウンスにグリフィンドールが歓声をあげ、スリザリン側からは野次とため息が上がった。

 

 ハグリッドが遅れて競技場にやってきたが、グリフィンドールは先取点以降ゴールが決まらず、盛り上がりに欠けていた。またもやスリザリンのゴールが決まるかと思われたその時、試合に動きがあった。

 

「ちょっと待ってください───あれはスニッチか?」

 

 ハリーがスニッチを追って急降下した。と同時にスリザリンのシーカー、テレンス・ヒッグズもスニッチを見つけた。ハリーが先を行く形で2人のシーカーが大接戦を繰り広げる。観客は固唾を飲んでその様子を見守った。

 ハリーが矢のように飛ぶスニッチめがけて一段と加速した瞬間、グヮーン!という激しい衝撃と共に相手チームのキャプテン、マーカス・フリントがハリーに衝突する。

巨体に弾き出されたせいでハリーの箒はコースを外れ、スニッチを見失ってしまった。轟々と非難が響く中、グリフィンドールにフリー・シュートが与えられ、試合は続行した。

 

 ハリーが再びブラッジャーをかわすと、玉が獰猛に回転しながら通り過ぎた。その瞬間、ハリーの箒が妙な揺れ方をする。ハリーは両手足で箒をしっかりと固定するが、揺れは一向に治まる気配がない。ウッドにタイムを取ってもらおうか迷っている間に、箒は全くいうことを聞かなくなっていた。

 

「一体ハリーは何をしとるんだ」

双眼鏡でハリーを見ていたハグリッドがブツブツと言った。周りの観客もハリーの異変に気が付き始める。箒はますます動きが激しくなり、ハリーは片手だけで柄にぶら下がっていた。

 

「フリントがぶつかった時、どうかしちゃったのかな?」シェーマスが不安そうに呟く。

 

「そんなこたぁない。強力な闇の魔術以外、箒に悪さはできん。チビどもなんぞ、ニンバス2000にはそんな手出しはできん」ハグリッドが震えた声で返す。

 

 その言葉を聞くやハーマイオニーはハグリッドの双眼鏡をひったくり、観客席を物凄い勢いで見回した。そして何かを発見し、息を飲んだ。

 

「思った通りだわ……スネイプよ。見てごらんなさい」

 

 ロンがハーマイオニーから双眼鏡を受け取り、向かいの観客席を見ると、スネイプがハリーに視線を合わせたまま絶え間なくブツブツと呟いているのが分かった。

 

「箒に呪いをかけているみたいだわ」ハーマイオニーが言った。

 

「僕たち、どうすりゃいいんだ?」

 

「私に任せて」

 

 ロンが返答する前に、ハーマイオニーは観客席を立ち去った。ロンが双眼鏡をハリーに再びピントを合わせると、事態はさらに悪化していた。双子のウィーズリーがハリーを自分たちの箒に乗り移そうと近づくが、その度にハリーの箒はさらに高く飛び上がる。その間にもマーカス・フリントがクアッフルで得点を重ねていた。

 

「あれっ?」双眼鏡を覗き込んでいたロンが声を上げた。

 

「ブラックがなんか唱えているみたいだ」

 

「なんじゃと?」ロンの発言にハグリッドが聞き返す。

 

「マルフォイが止めようとしているから、対抗呪文かな……あ!やっぱりそうだ!ハリーの箒の揺れがちょっとおさまってる……急いでくれ、ハーマイオニー!今がチャンスだぞ!」ロンが興奮しながら叫んだ。

 

 教員席についたハーマイオニーはスネイプ目指して走っていた。途中、うろたえるクィレルにぶつかってなぎ倒してしまったが、ハーマイオニーは脇目もふらずにその場を走り去った。

 ようやっとスネイプの背後に回ったハーマイオニーはそっとうずくまり、自身の杖を取り出し、小さな炎を出す呪文を唱えた。30秒もするとスネイプは自分のマントで燻ぶる煙に気が付き、悲鳴を上げた。上手くいったとわかったハーマイオニーは炎をすくい取り、小さな空き瓶におさめて、ポケットに入れると人ごみに紛れ込む───スネイプには何が起こったのかわからないままだろう。

 

 まもなくハリーの箒の揺れは収まり、再び箒にまたがれるようになっていた。

 

 観客が次に見たのは、ハリーが急降下しながら手で口を押さえるところだった。四つ這いに地面に着地したハリーは口から金色に光る何かを吐き出した───スニッチだ。観客を大混乱に陥れた試合はグリフィンドールの勝利で終わった。

 

 

 

 

 

 試合の後の騒ぎから離れ、ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人はハグリッドの小屋に集まっていた。

「スネイプだったんだよ」

ハグリッドから紅茶を受け取りながら、ロンが口を開いた。

 

「ハーマイオニーも僕も見たんだ。君の箒にブツブツ呪いをかけていた。ずっと君から目を離さずにね」

 

「バカな」ハグリッドが反応する。

彼はハリーの様子を見るのに夢中で隣のやりとりを聞いていなかったのだ。

 

「なんでスネイプがそんなことをする必要があるんだ?」

3人は互いに顔を見合わせ、どう説明しようか迷ったが、ハリーが先頭立って口火を切った。

 

「僕、スネイプについて知っていることがあるんだ。あいつ、ハロウィーンの日、三頭犬の裏をかこうとして噛まれたんだよ。何か知らないけど、あの犬が守っているものをスネイプが盗ろうとしたんじゃないかと思うんだ」

三頭犬、と聞いたハグリッドがティーポットを落とした。

 

「なんでフラッフィーを知っとるんだ?」

 

「フラッフィー?」

 

「そう、あいつの名前だ───去年パブで会ったギリシャ人のやつから買ったんだ───俺がダンブルドアに貸した。守るため……」

 

「何を?」ハリーが身を乗り出し、ハグリッドに尋ねた。

 

「もう、これ以上聞かんでくれ。重大秘密なんだ、これは」

 

「だけど、スネイプが盗もうとしたんだよ」

ハリーが言い募るが、ハグリッドはまともに取り合おうとはしなかった。

 

「スネイプはホグワーツの教師だ。そんなことするわけなかろう」

 

「ならどうしてハリーを殺そうとしたの?」

ハーマイオニーが言及する。試合での出来事がきっかけになったようだ。

「ハグリッド。私、呪いをかけているかどうか、一目でわかるわ。たくさん本を読んだんだから!じーっと目をそらさずに見続けるの。スネイプは瞬き一つしなかったわ。この目で見たんだから!」

 

 ハーマイオニーの意見にロンも賛同して続けた。

 

「そうだぜ!ハーマイオニーとブラックがなんかしなきゃ、ハリーは箒に振り落とされて死んじまうところだったんだから」

 

「ハーマイオニー、お前さんブラックの(せがれ)とつるんでなにやっとんだ?」ハグリッドが疑いの眼差しをハーマイオニーに向けた。

 

「私は何もやってないわよ!ちょっとボヤ騒ぎを起こしたかもしれないけど。それより、ロン!どうしてここでブラックが出てくるの?」ハーマイオニーが追及の矛先をロンに変えた。

 

「えっと、ハーマイオニーがいない間にスリザリン席でブラックが杖を取り出して呪文を唱えた後、少しだけハリーの箒の揺れが治まったんだよ」見なかったの?とロンが首を傾げた。

ハーマイオニーは呆然とした顔で「あり得ないわ…」と呟いた。

 

 黙っていたハグリッドが場を仕切るように大きな声で言った。

「とにかく、俺はハリーの箒がなんであんな動きをしたんかはわからん。だがスネイプは生徒を殺そうとしたりはせん。三人ともよく聞け。お前さんたちは関係のないことに首を突っ込んどる。危険だ。全て先生たちに任せりゃええ。あの犬のことも、犬が守ってるもののことも忘れるんだ。あれはダンブルドア先生とニコラス・フラメルの……」

 

「あっ!」ハリーは聞き逃さなかった。

「ニコラス・フラメルっていう人が関係してるんだね?」

 

 ハグリッドは口が滑った自分自身に腹を立てているようだった。

 

 

 

 

 

 一方その頃、アルタイルはスネイプ教授に連れられ、校長室に来ていた。勧められるまま椅子に座ったアルタイルの目の前にはダンブルドアがいる。

 

「なぜ呪文を使ったのじゃ」ダンブルドアが重々しく口を開いた。

 

「卑怯なまま勝ちたくないと思ったからです」アルタイルはすぐに答える。

ハリーが箒からぶら下がっている間、スリザリンチームは50点も入れていた。あのまま勝利を手にすることはアルタイルの信念に反することだった。

 

ダンブルドアは答えに満足したようにふむふむと頷くと続けて質問した。

「自分の力なら箒を止めることができると、そう思ったのかね?」

 

 アルタイルはこの問答に別の意図があることに勘付いた。ダンブルドアの質問に裏があるように思ったのだ。とはいえ、アルタイルが箒を止めようとしたことは事実である。彼は概ねその通りだと肯定した。

 

「わしは君の行動は素晴らしいものだと思う。…じゃが、この学校には優れた教師陣が揃っていることも忘れんで欲しい。今回は君に救われたが、次からもそうだとは限らん……。君がもし、自分の手に負いかねると思ったら先生に相談してほしい」

 

ダンブルドアの提言にアルタイルは無言で頷いた。

 

 

 

 

 

 アルタイルが校長室を去ったあと、ダンブルドアは扉の前に立っていたスネイプに声をかけた。

 

「彼のことをどう感じたかね?」

 

「どうとは……真面目な少年だと思いましたがね」

 

 スネイプは質問の意図が読めなかった。入学以来、好成績を残し、周りの生徒に慕われる彼に不審な点など無く、今回彼が援護射撃をしたことで助かったと考えているスネイプにはダンブルドアが何をそんなに気にしているのかわからない。箒に掛けられた錯乱呪文を解いたあたり、魔法が人並外れて強いようだが。

 

 ダンブルドアはスネイプの答えを聞くと、目を瞑り思考の体勢に入った。

 

 

 

 

 

 アルタイルがスリザリンの談話室がある地下に戻ると入口でドラコが待ち構えていた。

 

「アル、覚悟しとけよ。フリント先輩がさっきの試合で君がハリーを助けたと聞いて激怒してる」

 

「へぇ?」

アルタイルはせせら笑った。

 自分が介入しようがしまいが、スリザリンは負けていただろう。ハリーがスニッチをつかみ取ったのは明らかに技量の違いだし、負けの原因を他人に向ける時点で狭量の程度が知れた。

 

 アルタイルがドラコと一緒に談話室に入ると、チームメンバーとなにやら話し合っていたマーカス・フリントが気づき、アルタイルに近づいた。

 

「ハリー・ポッターが箒から落ちないように助けたというのは本当か?」

フリントが開口一番に尋ねる。

 

「はい」

アルタイルが神妙に答える。隣のドラコは先のアルタイルの態度と比べて呆れた顔をしていた。

 

「なぜだ?」

自分で聞いておきながら憤慨するフリントに、「さっきと同じやり取りをしているな……」と思いながらそんな態度を微塵も出さずにアルタイルは答える。

 

「…ポッターが試合に参加できていない状況下でスリザリンが勝利しても、心から喜べないと思ったからです」

 

 フリントはアルタイルの答えを腕を組みながら聞いていた。考え込むように閉じていた目を開くと講釈を垂れ始めた。

 

「ブラックの言い分はわかった……しかし、いい意味にせよ悪い意味にせよ、この寮では実力が物をいう。つまり……分かるな?メンバーでもない者にチームの方針に口を出す資格はないということだ」

 

「…………はい」アルタイルは俯き、いかにも反省している風を装った。

 

「そこで!ブラック、君にはわがチームに参加してもらうことになった!」

 

「……え?」どうしてそうなる。思わず顔を上げたアルタイルは満面の暑苦しいフリントの笑顔を見てしまった。

 

「いやー、ドラコ君とわがチームメイトによると、ブラック、君は相当な乗り手というじゃないか!これはぜひチームの一員になってもらわなければと思ってね?来年は勉強に集中したいというメンバーもいるし、ちょうどいい!ってことになってな!」

まぁ、審査を通ったらの話だがな!とフリントはガハハと豪快に笑いながら、アルタイルの背をバンバンと叩いた。

 

 ばらしたな…とアルタイルが恨めし気な視線をドラコに向けると、彼はいい笑顔で「一緒に頑張ろうな」と親指を立てた。

 

 




暑苦しい(切実)

なんか陰湿さの欠片もない連中になってしまったんですけど?スリザリンってどんな感じだっけ?と暑さで沸いた頭で考える。

わかんない_(:3」∠)_

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