召喚士タカヤのマーブル録   作:AUT

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まだアニメ1話も行ってない………だと…!


2話 ドツクゾーン

おっすおっす、タカヤ君です。なんか前回ちょっとテンション上げた時滑舌(かつぜつ)が良くなってた事にビックリしてしまったぞ…まぁいいや、それより今どこにいると思う?

 

え?わからんって?じゃあ答えを言おうか、答えは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じげんのはざまとか、まじしゅたいりっしゅ」(白目)

 

 

 

うっせぇ、まだ滑舌が良くないんだ…大目(おおめ)に見てくれてもいいじゃん

 

「さて、我らドツクゾーンへようこそ…改めて自己紹介をしようじゃないか、私がドツクゾーンのボス……そして君の父親役のジャアクキングだ。人としての名前はそうだな………君の名を聞いてから決めよう。」

 

 

 

 

メチャメチャ真面目(まじめ)やん、もしかして人望(じんぼう)(あつ)かったりする?

 

 

「はじめまして、ささきタカヤといいます。よんさいですが

さっきてきとうにきめました、ほんとうはじゅうななさい

だったんです………さっきのひかりのそのってところもなんでいたのかわからなくて…」

 

 

 

ん?何でばらすかって?そりゃあんた、これからお世話になる人なんだから包み隠さず言った方がいいじゃん?

あと一人でこの秘密を守り切るのは何かと(つら)いねん…

 

 

 

 

 

 

「そうか………なるほど、だがカモフラージュのために幼稚園から行ってもらわねばならんのはもうわかったな?」

 

 

「もうあきらめました」(白目)

 

 

「う……うむ、なら私の人としての名前は佐々木アークとしよう、ハーフだといえばなんとかなるだろう」

 

 

案外(あんがい)17ってのはってつつかれなかった事に(おどろ)きを隠せなかったがそんな些細(ささい)な事は無理矢理(むりやり)置いておく

 

 

「それにタカヤよ、お前は何故か虹の園の住人なのに闇の力を宿(やど)しておる。なぜだかわかるか?」

 

 

 

そう言えばあの賢い(笑)選択の時に、やけに機械的な声で属性がうんたらかんたら言われたな………あれだな(確信)

 

 

 

「その顔、わかったみたいだな。理由(わけ)は聞かんよ、大事なのはこれから私の野望(やぼう)を共に(あゆ)んで行くという意思(いし)だ、ではその闇の力の使い方を教えようか」

 

 

 

……………虹の園ってなんやねん

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

あれから数日が経過(けいか)し闇の力についていろいろ勉強した結果、どうやら俺は戦闘力が皆無(かいむ)の代わりにザケンナーというあの黒い何かを複数体呼べるみたいだ。他の奴らもできるみたいだけど俺は特にザケンナーを呼び出すレベルが高く、普通ザケンナーは何かに取り付いて戦うのに対して俺の呼び出したやつは黒い(かたまり)のまま意思を持ち、戦ってくれる。

もちろん取り付きも可能だし塊のまま変形して戦うこともできる万能(ばんのう)タイプみたいだ。

 

俺はその中の一体に愛着(あいちゃく)()いたので名前を付けることにした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おまえのなまえはポチ!ポチだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにチーターを()して作った

 

 

 

すごく残念そうな顔をされた気がするが俺の意思は変わらん、お前は今日からポチなんだ、(あきら)めろ

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

「おっちゃん、よんだ?」

 

 

 

あれからさらに数日が経ち幼稚園の編入も()んだ。

精神年齢が上なのかどうかわからんが友達っていうかみんなの兄貴って立ち位置になってしまった、先生からの信頼も厚い。でも童心(どうしん)に帰って園児達とイタズラすることはしばしばある、女先生のスカートめくったり女先生の尻を触ったり女先生の………………止めよう、不毛(ふもう)だ。

 

今日は珍しくおっちゃんに呼ばれた。

組織のボスをおっちゃん呼ばわりはどうかとポイズニーの姉ちゃんに笑いながら言われたことはあるがあの人は俺の中ではおっちゃんと決まっているんだ、本人からも許可はとってあるし………ちょっと論争(ろんそう)はしたけど。

 

 

「タカヤよ、残り二つのプリズムストーンのありかがわかった。ピーサードがもう行っているがお前はちょっと実戦経験(じっせんけいけん)が足りん、なのでちょっと行ってもらいたいのだ。」

 

 

「はぁ、なるほどね……わかったぜおっちゃん、行ってくる。ついでにポチのさんぽもしてくるね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ポチ、さんぽに行くぞ。」

 

 

「クゥーン」(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

そんな顔しても名前は変えてやらん。




タカヤ君だって成長してるのです、滑舌もいずれ良くなります

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