召喚士タカヤのマーブル録   作:AUT

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作者はふと思いついた


悪役ってなんで勝てないの?


序章
1話 闇への誘い


おはよう諸君(しょくん)、そしてここどこ?

 

 

そんなことはいいや、取り敢えず(とりあえず)自己紹介をしておこうと思う。

 

自己紹介って意外と大切なんだぞ?面接の時試験官(しけんかん)がほぼ最初に言ってくださいっていうんだ。

 

 

 

 

俺の名前は佐々木 隆也(ささき たかや)、高校2年生だったんだ………だったんだよ、何故(なぜ)かって?

 

 

 

「せかいがひろすぎてワロタwww」

 

 

うん、現在進行形(げんざいしんこうけい)で小さくなってるからなんだ。しかもおまけに………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「めがさめたらちっさくなっておはなばたけってどういうことよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の10年少しと滑舌(かつぜつ)を返して(切実)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかもここ見たこともない生き物がいてよ、ウサギかなって思って近づいたら「ここにも奴ら(やつら)がいるコロ!」って俺を見たら一目散(いちもくさん)に逃げられたよ………少し(つら)かった、泣いてなんかない。

 

 

 

 

 

あれから歩いてすぐ爆発音(ばくはつおん)がして煙も出てきたのであのウサギモドキ達は誰かに追われてるのかと自己解釈(じこかいしゃく)し、煙に向かって取り敢えず進んでみた…………泣いてなんかいない、いいね?

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

「なんじゃこりゃ」

 

 

煙の方へなんで行ってしまったのだと後悔(こうかい)したのもつかの間、自身の目の前にある光景(こうけい)唖然(あぜん)とする。

 

何故なら目の前にはとある戦いがあったらだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのウサギモドキ達と黒い何かの戦いが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その戦いを(ひそ)かに観戦(かんせん)していると宮殿(きゅうでん)の方から1人の女が飛び出てきた、後を追う様にかなりでかくて鎖を巻いている黒い何かが出てきた……あれが多分ボスなのだろう

 

 

そんなことを思ってる内に女が何かを落としたってちょっと待て…もしかしてこっちに

 

 

 

 

スココココン!!!

 

 

 

 

 

 

「いって!……あ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見つかった

 

 

 

 

 

「こんな所にまだこんなやつが居たのか、まぁいい…大人しくそいつを寄越(よこ)せ」

 

「それを持って逃げなさい!早く……ッ!?」

 

 

 

どうやら女の方は状況判断ができていなかったらしい、周りなどとうの昔に囲まれてるのだ………俺?いや、小さいって便利(べんり)でしょ?(さっ)して?

 

そうこうしてるうちに女と黒い何かに(はさ)まれる形に持ちこまれてしまった、クソッタレめ……

 

 

 

 

「ぼくよんさいなんでなにいってるのかわからないなぁ…チラッ」

 

 

なんで4歳かって?適当(てきとう)だよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほぅ…私を前に面白いことを言う、そう言えばお前光の園の住人では無さそうだな……気が変わったぞ、おい小僧(こぞう)私と共に来ないか?その度胸、目を見張(みは)るものがある。このジャアクキングと共に世界を闇に染めないか?」

 

 

 

 

 

なんか勧誘(かんゆう)されたんですけど

 

 

 

 

 

「そちらに行ってはいけません!行ってはもう光の世界に戻っては来れないのですよ!そのプリズムストーンをこちらに!」

 

 

 

 

 

止められました、だけど考えて欲しい………周りを囲まれた状態(じょうたい)でか弱い幼児(?)が身を守るためにとる選択なんて一つしかないじゃない

 

 

 

 

 

『属性が無から闇に変更(へんこう)されました』

 

 

 

 

 

 

何か聞こえた気がするがどうでもいい、ていうか幼児の真似(まね)ってめんどくせぇ

 

 

俺は走り出す、今殺されないための(かしこ)い選択へと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヒャーーーーッ!これからよろしくねおっちゃん!さぁさぁ、あのねぇちゃんなんかほっといてさっさとアジトに帰りましょうぜ!ん?姉ちゃん?封印でもすればいいんじゃないですかね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はまだまだ中二病(ちゅうにびょう)疾患者(しっかんしゃ)らしい

 

 

 

この日を(さかい)に俺はドツクゾーンの一員になった

 

 

 

 

 

ボスの息子として…………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、幼稚園に入るみたいです(白目)

 

 

 




それが運命だからだよ


そう、ケフィアがつぶやいた


あ、ロックマンも頑張ります

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