どーも、タカヤです。前回の襲撃が余りにも
なのでピーサードさんを召喚して遊び相手になってもらってます。
「おぅ、はよかかってこいや。電気ネズミ如き俺の最速キツネの足元にも及ばねぇぞ」カカッテコイッ!
「ふん、そうアピールと合わせて挑発しても無駄だ。このゲーム、冷静になれるやつほど強いのだろう?言ったのはお前だぞタカヤ」
「だからってチクチク電撃で刺してくんの止めろや、チキン戦法とかそのキャラには似合わねぇぞ」
「このキャラに似合わなくとも私がこの戦法を好むから別に良いじゃないか」
この後メチャクチャリアルファイトした。さらに姐さんにしこたま説教喰らった、解せぬ。
ちなみにピーサードさんの事は遊び相手に作ったザケンナーと言って
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姐さんに追い出されて外をふらふら歩いてると人が集まっている場所を見つけた。どうやら中学校のラクロスの試合があるらしい、誰でも観れるみたいだから暇つぶしにピーサードさんと一緒に観戦しようと思う。
「ぇ〜つと………ピーサードさん、確か前に行った学校ってどこだったっけ?」
「確かベローネという所だったような気がせんでもないな」
ベローネ学院対
俺の休日を返して
「まぁ、見るんですけどね」
「敵状視察というやつだな」
そう言うのか?違う気がするが別にいいか、試合を観るだけだし……あ、黒い方めっけた。なんかこっち見て驚いてるような……まさかバレた?いや、それは無い……………
「おいタカヤ、プリキュアの片割れがこっちにも居るぞ」
「どこどこ…けっ男連れか…………ん、男?」
ははぁ〜〜ん、そういう事か。ドロドロの昼ドラ展開はあまり好きじゃないんだけどなぁ……(ゲス顔)
案の定黒い方の調子が出ずに負けてしまったようだ。
「明日は脳筋がまた行くみたいだから次の機会にするか」
「脳筋?あぁゲキドラーゴの事か、あいつは確かに力だけ強いからな。まぁ俺よりポイズニーの方が強いのは認める、キリヤもポイズニーの弟だし強いのはわかる、だがアイツだけはどうしても俺より強いとは思えんのだ。確かに戦闘力はアイツの方が上だろうがいかんせん頭が足りん、それなのに何故アイツは俺をコケにできるのだろうか………冷静になって考えると一番の謎かもしれん」
そりゃーアンタ、成り行きってやつなんじゃないの?
その場のノリみたいにさぁ。
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翌日、脳筋が任務に行って少し経つとピーサードさんが
「そう言えば今日もラクロスとか言うやつの試合があの場所であるんじゃないか?」
と言っていた………観戦、ハマったみたいだ。意外。
「しょうがないにゃあ……じゃあ行きますか」
ベローネの対戦相手が明らか人間じゃない件について
「おいタカヤ、これは人間同士の試合ではないのか?」
「ピーサードさん、相手はれっきとした人間だよ。ただちょっと先祖返り気味だがな」
「こりゃあ負けたか、いや黒いののコンディション次第かな……お、丁度良いところに白いのが居るじゃん。聞いてこよ」
「ちょ、待てタカヤ何をしている!」
「何か感じるミポ、何か近付いてくるミポ」
「ほんとに?」
「ちわーっす、お久しぶりっす白いの。」
「あなたは、いったい何しに来たの?」
「タカヤ、早く戻れ。試合が始まるzっておわっ!なんだお前か」
「見ての通り暇なんで試合を観に来ました、任務じゃないからね。黒いのの調子はどうよ」
「へ?……あ、ごめんなさい。私てっきり……あ、それと私達は白いの黒いのじゃなくて美墨さんっていう名前と雪城っていう名前があるのよ。私が雪城ほのか、これからはそう呼んでね」
「なるほど、雪城ほのか…ね、おk把握。ところでピーサードさん、何窓見てんの?」
「いや、アイツは改めて馬鹿なのだなと思っただけだ」
ドーーーーンッ!
「あ、あれは!」
「脳筋じゃねぇか、なんだ任務か?」
「こっちに向かってくる!」
「あ、おい白いの…じゃなくて雪城!………行っちまった、どこ行くんだよ?まだ美墨の調子も聞いてないのに、全く」
「タカヤ、その美墨だがこっちに来るぞ」
「へ?」
「あんた達、雪城さんをどこにやったのよ!」
「いや、知らんよ…なんか隣の会場に向かってったみたいだけど……そうだお前試合はってもう居ねぇし………一体全体何なんだよ全くもぉ、全く」
「試合ならこのビデオカメラという物で撮ってやるから行ってみたらどうだ?」
行きたくないだけだろ、人任せすんなし。
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来てみたら一般人が戦闘空間に混じってた件について、なんかベローネの教頭って言ってるな……なんで入れたし?
会場が壊れてるのに気にしないとかすごい
はい、ザケンナーの
「ユガミネェ…」
だから木吉さん呼んでないって、どうやって出てきたし。
「教頭先生…」「なんて事するの!」
「ザァケンナァー!」
先生がよく使っているであろう指差し棒を使い攻撃するがかわされる…げぇ、棒がめり込んでるし。
「お前らいい加減にしろーーーッ!」
「「え?」」
ん?
「俺だって、人一倍努力してるんだよォッ!誰よりも早く登校して、最後に帰ってるのはこの俺だぁーーーッ!乱れた掃除道具のあと片付けは、いっつも俺がやってるんだ!教師になって1度も欠かしたことがないんだぞー!脱いだ靴くらいちゃんと下駄箱に入れろぉーーッ!昨日なんてそうだぁ!渡り廊下を土足で走り回ったのは誰だぁーッ!おぉーん?!!拭くのにすんごい時間掛かったんだからぁ!」
せ……世知辛ぇ…世知辛ぇよぉ…ッ!
「美墨さん?」
「アハハハ、慌ててたもんだから…」
「それなのに、それなのに!みんな勝手なことばかり言いやがってぇっ!」
俺、先生の気持ちが初めてわかったような気がする。
ごめんよ、小中高の先生達……。
「生徒は言うことを聞かない!妻には嫌味を言われる!俺だって…俺だってぇ…ッ!」
うわぁぁぁぁぁ!!!止めて!俺のライフはもう0よぉ!
「だいぶ溜まってるみたい…」
「どうする?」
「とにかく、あいつをやっつけるしかない」
あ、脳筋!何休んでんだよ、仕事しろよ。
「俺だって校長になりたいんだよぉーッ!…あぁ?」
教頭ザケンナーが脳筋に目を付けた。
「それが人の話を聞く
「ウガ?んんん、ウガぁー!」
「ああぁぁーッ!」
味方を攻撃すんじゃねぇーーーーーッ!!!
「今よ!」
もうあんな奴知らん、戻ろ。
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「で、結局アイツは負けたのか?」
「しかも無様にな」
「負けたのか、しかし何故か気分が良くなった。さっきから劣勢だったからか?」
こいつベローネを応援してんのか。
「いいのか?そっちにはプリキュアが居るんだぞ?」
「何を言っている?このチームにはプリキュアと言う選手など居らん、だから良いじゃないか別に」
あっそ………お、戻ってきた。
「さぁ、巻き返せるか?ベローネ学院のエース……美墨なぎさ」
「お前って奴は……まぁいいや、さすがにあの体格差は
「試合は最後までわからんぞ?」
こいつこんなに熱血だったっけ?
ピピィーーーッ!
「ほらみろ、わからんと言っただろ?」
「嘘だろ、もう点取りやがった…」
まぁ時間も時間だ、ベローネは勝てんよ。引き分けで落ち着くだろ。
ピピィーーーッ!
「言ったはずだ、最後までわからんとな……では帰るぞ、ビデオカメラは撮っておいたからな」
「ジャンプからのバウンドショット…だと…ッ!?」
なんか悔しぃッ!
まぁそれは置いといて、美墨なぎさか…。いい『素材』だ
おや、タカヤ君の様子が……