召喚士タカヤのマーブル録   作:AUT

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はい、コメディ復活です( ^ω^ )


ゲキドラーゴと、遊ぶわけねぇだろ
11話 ま〜さか〜りか〜つい〜だ〜……ゴリラじゃねぇか危な


ちーーっす、タカヤ君でーーす!なんと今俺は河童ひょうたんなんとかって山にハイキングに来ていまーーすッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クソがッ全ッッ然楽しくねぇんだよ!なんでこのインドア派の俺がわざわざ幼稚園、任務以外で外に出なきゃならんのだッ!

元はと言えばキリヤのクソガキのせいだ、な〜〜にが

 

 

「せっかくの休みになんで外に出て遊ばないの?不健康だよ」

 

 

だ!しかもニヤニヤした顔しながら、てめぇら生粋(きっすい)の闇の住人はあまり外に出られんくせに…俺が人間だからって抜かしやがって……よりにもよってポイズニー姐さんの前で言いやがるもんだからタチが悪い。

 

 

姐さんは弟のクソガキのキリヤと俺に限って心配性だ、キリヤは身内だからその心配性はあまり表に出てこないが………姐さん、ショタもイケる口らしく口ではツンツンしているものの顔に心配している表情がとど出ており、俺がお昼寝する時はキリヤを無理矢理付き合わせて川の字になって寝ているくらいだ。

 

 

勿論真ん中に姐さん両脇に俺とキリヤ

 

 

 

 

 

 

 

話が物凄くズレた気がするが皆から見れば羨ましい絵図なのはわかっている、俺も実際役得なんだがいかんせんあのクソキリヤが邪魔。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こらそこ、事案とか言うな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おっと失礼、いい加減戻そう。

 

予想通り心配性の姐さんが外に出て遊んできなさいと言ってきたのだ………丁度任務に行く奴が居るからついでにそいつと行けと俺にとっての地獄の宣告を言い渡して…。

 

 

 

「ウガ、よろしく」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ、チクショーめ…キリヤのクソガキが。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

「ここがピーサードが言っていた虹の園か、歩き辛いところだ」

 

 

まぁ山の中ですしおすし

 

 

 

「そんなことより目の前にくまいるけど?ポチがいかくしてくれてるから今は何もしてこないと思うけど……」

 

滑舌も元に戻りつつある、努力の賜物(たまもの)だ。

 

 

めっちゃ威嚇し返してるがそりゃそうか、子持ちだし……ポチが若干(じゃっかん)怖がってるが頑張って威嚇している。偉いぞポチ、しかし名前を変えてやる事はできんがな(無慈悲)

 

 

 

 

 

「でも、いい物めっけた」

 

 

 

 

 

 

 

は?え?……まさかあんた

 

 

 

 

 

「やれ、ザケンナー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脳ミソ筋肉でもそこは闇の住人、手駒は必要だ。けどな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「制御くらいちゃんとできるヤツを選べコノヤローッ!細かい指示ができん言うとろーが、お前だけのザケンナーじゃないねんぞーーーーッ!!」

 

 

 

闇の力そのもので無理矢理ザケンナーを操ってるから制御ができん……出来る事と言えばこうして闇の力をポチに使い速度を上げながら追いかける事くらい…。

 

 

 

 

もうしーらね

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

脳筋は親グマで、俺は後ろからポチで山を爆走中……ポチ頑張れ、後でジャーキーやるから。

 

 

 

 

「「キャーーーーーッ!」」

 

 

 

 

「ダァーーッハッハッハッハッ!」

 

 

 

何か悲鳴が聞こえた気がするがゲキドラーゴ…もとい脳筋の高笑いで聞こえん、どうせこんな山の中に人なんている訳が無いから別にいいか(諦め)

 

 

それにしても物凄い数の木々をなぎ倒してきたな……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「環境破壊は気持ちいいZOY!」

 

 

「クゥーン」(´◦ω◦` )

 

 

 

もうやけくそだ、どうにでもなれコノヤロー。

 

 

 

 

俺達はそのまま湖にダイブした、冷たい水が体を冷やしてくれて気持ちよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脳筋どこいったし、まぁいいや。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

湖から上がったらなんか脳筋が例の女子中学生達を巻き込み追い回してた、制御できてないからそのまま真っ直ぐ進み山をいくつか越えて行きおったわ。

 

 

 

 

 

「変身したら?」

 

 

 

 

 

「わっ!居たんだ、気付かなかった……あ、いいの?」

 

 

 

「うん、正直俺は遊んでるだけだから別に」

 

 

 

「今メポ、変身するメポ!」

 

 

「あ、じゃあお言葉に甘えて…」

 

 

 

 

 

 

 

 

せっかくだから脳筋がどのくらい強いのか見てみよ

 

 

 

 

「「デュアル・オーロラ・ウェーブ!!」」

 

 

 

 

「光の使者、キュアブラック!」

 

「光の使者、キュアホワイト!」

 

 

「「ふたりはプリキュア!!」」

 

 

 

 

「闇の力のしもべ達よ」

 

「とっととお家に帰りなさい!」

 

 

 

 

 

ところでポーズとか前口調は毎回言わなきゃ気がすまんのかねぇ?

 

 

 

 

「ウガぁぁーーー!」

 

 

 

 

 

 

あ、戻ってきた。

 

 

「へ?」

 

「帰る気無いみたい」

 

 

 

 

そりゃあ帰れと言われて帰る悪役なんてどこにいるし。

 

 

 

脳筋のパンチの風圧で派手に黒いのが吹っ飛んでたが綺麗に着地、10点じゃ足りないタグが付くねこれは。

 

 

 

 

「ザァケンナァー!」

 

 

 

すかさず熊が攻撃するがかわされる

 

 

 

「いやぁ、このぉーッ!」

 

 

蹴りを繰り出すがパワーでは勝てず返り討ちに合う

 

 

「も〜、絶対無理ッ!」

 

 

そりゃあさらに強化されたクマより強かったら人間じゃねぇし当たり前だわ!

 

 

 

しかし問題はこっちだった

 

 

「困ったわ、私って元々体育会系じゃないから…」

 

 

 

なんて言いつつも

 

 

 

 

「ウガァーーーッ!」

 

 

 

 

「キャァーーーッ!……あっ?」

 

 

 

回転しながら右ストレートを回避しながら最小の力であの脳筋を吹っ飛ばしやがった………これには脳筋も思わず

 

 

 

 

 

 

「ウガ?」

 

 

 

 

なんて冷や汗をかきながら首をかしげるほど………

 

 

 

 

 

あの〜、合気道習ってるよね絶対。じゃなかったらこの白いのかなりヤバイんだけど………。

 

 

 

「もぅ、絶対無理だってば」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、1匹の小熊が飛び出してきた。この熊の子供か…。

 

 

 

 

「クマちゃん、危ないよ!」

 

 

 

 

黒いのが心配をする、親熊が攻撃しようとするが途中で手が止まる……支配力も曖昧(あいまい)とか意味わからんし。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ!」「何?」

 

 

 

 

「ザケンナーの額よ、あの白いブチ。あれと同じ物が、この小熊のお母さんの額にもなかった?」

 

 

「えぇー!まさか……この子のお母さんに?!」

 

 

「そうよ、ザケンナーが乗り移ったのよ…きっとそうよ!」

 

 

「そんな……」

 

 

 

 

気付いても意味無いけどな、なんか知らん内に人質……いや熊質をとってたみたいだ。

 

 

 

 

 

「やれ、ザケンナー!」

 

 

 

 

 

「ザァケンナァーッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギリギリで黒いのが助けに入り小熊は無事だった、よく行けるよなこいつ。

 

 

 

「いいぞ!いいぞ!今度は俺だァー!」

 

 

 

「ブラック!」

 

 

 

 

 

嬉しそうにドラミングしてるみたいだが逃げてるぞ?

熊が追いかけてったから、はよ行けゴリラ。

 

 

 

 

「ウガぁぁーーー!ウガウガウガウガウガァーッ!」

 

 

よし、熊を追い越した事は認めよう。

 

 

 

「キャーーーーーッ!」

 

 

 

 

黒いのが叫んでるが体力切れんのか?

 

 

「ウガウガウガ…ウガ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウガぁぁーーーーーーー!」ボチャーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やはりあんたは脳みそも筋肉だったか

 

 

 

 

「落っこっちゃった、どうする?」

 

 

無視しとけ無視無視

 

 

 

「先に行くしかないわね」

 

 

だがしかし、丁度熊が橋が壊れ崖になった所を飛び越えて追いついた。

 

 

 

黒いのが持ってる小熊が親に近づこうともがき出す

 

 

 

「ダメダメ、危ないわよ……どうしよう」

 

「なんとか元に戻してあげられないの?」

 

 

 

 

ふん、無駄だ無駄。元に戻す方法は仕掛けた本人をとっちめて解除させるか俺が解除せんと戻らんが俺にはもうこいつを元に戻す事なんてできん。闇の力が強く、しかも雑に取り憑かせたせいでどうにもならん、例えると鍵穴が壊れてる状態だな。

 

 

 

 

「プリキュアレインボーセラピーを使うミポ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

は?

 

 

 

「え?何よそれ」「俺にもkwsk」

 

「ちょ!なんであんたまで」

 

「こまけぇこたぁいいんだよ!」

 

 

「乗り移った邪悪な心を癒す技メポ!」

 

 

 

 

 

 

ゲェーーーーーーーーッ!!俺にとってのメタじゃねえかそれ!?

 

 

取り憑かせても剥がしちゃうから俺の戦法が一つ減ってしまうじゃん!

 

 

 

「でも、お母さん熊は大丈夫?」

 

 

そこだ、まだ希望はある!まだ人質の手段が…!

 

 

「大丈夫メポ、僕達を信じるメポ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終わったぁ………せめて線上の技であってくれぇ…。

 

 

 

 

 

 

「ブラックパルサー!」「ホワイトパルサー!」

 

 

「闇の呪縛(じゅばく)に、囚われし者よ」

 

「今、その鎖を断ち切らん!」

 

 

 

 

 

台詞がなんかかっけぇ、いい感じに厨二(ちゅうに)ってる。

 

 

 

 

「「プリキュア・レインボー・セラピー!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

「またなんか言っちゃってるし…」

 

 

 

あら、無自覚だったのねそれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

丸い球体からいくつもの虹の線がでてき熊を包み込む……

 

 

 

 

 

追尾型の技だったぁ…もうダメだ…おしまいだぁ…。

 

 

熊からザケンナーが出てきて弾けて消えた。

 

 

 

「よかった」「こんな事もできるのね」

 

 

しかし忘れてはいないだろうか

 

 

 

ボコッ!

 

 

「ん?」

 

 

 

 

 

 

「ウガぁぁーーー!」

 

 

 

まだ脳筋が居るという事を

 

 

 

 

「「キャーー!…ん?」」

 

 

 

「ウガ?」

 

 

 

 

 

 

「あんたぁ〜、よくもクマちゃんのお母さんにザケンナーを乗り移らせたわねぇ…」

 

 

あ、やばい奴だこれ(いつもの)

 

 

 

 

「絶対に許さないッ!」

 

 

 

 

 

 

 

「ブラックサンダー!」「ホワイトサンダー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え?」

 

 

 

さすが脳筋、状況が全くわかってない。

 

 

「プリキュアの、美しき魂が」

 

「邪悪な心を打ち砕く!」

 

 

 

「「プリキュア・マーブル・スクリューッ!」」

 

 

 

 

 

 

 

「ぷ、ぷり?フンっ!」

 

 

 

 

とりあえず受け止めるとかさすが脳筋、さすが脳筋(白目)

 

 

 

「んんんんッウガァーッ!」

 

 

 

 

 

 

あ、飛ばされた……あ、岩の下敷(したじ)きになった

 

 

 

「これならもう出てこられないよね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死んだな(適当)

 

 

 

 

「はい、お疲れっした」

 

帰ろ

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

「キリヤァーーーーーッ!待ちやがれぇーーーーッ!」

 

 

 

ことあとメチャクチャ姐さんに叱られた。

 

 

クソキリヤも叱られてた、ざまぁ。

 

 




この章ではあまりプリキュアと敵対はしません


タカヤ君は脳筋とは手を組みたくたいみたいです
まぁ立てた作戦を理解出来ないからね

木吉さん「シカタナイネ♂」

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