規格外れの英雄に育てられた、常識外れの魔法剣士 作:kt60
七英雄のひとりに勝ちつつ、ダンジョンの探索は終わった。
ゲートを使って地上に戻る。
「ふにゃー、にゃん、にゃん、みゃーん」
猫耳少女でもある、アリア教官がくつろいでいた。
地面にころがり太陽の日を浴び、ごろごろと転がっている。
「えーっと……」
「はにゃっ?!」
教官は、ガバッと跳ね起きて叫んだ。
「どうしてこんな早いのだ?! トラブルでもあったのか?!」
「普通に探索が終わっただけですが」
五階までおりた証拠となる鉱石を見せた。
「この時間で五階までっ?!」
「そんな早かったですか?」
「歴代一位を取ったチームが、三倍の早さで動いていれば、あるいは――というスピードなのだ……」
「さすがはご主人さまですにゃあ……♥」
「まっ、まぁ、すごいのは確かだよな」
ミリリがほっこり頬を染め、ミーユはテレテレしながらオレを褒めた。
「パーティの八割がおかしくないと難しいタイムなのだが……」
「それでもやっぱり、レインのおかげ。」
「ミリリがお役に立てるようになったのは、ご主人さまのおかげですにゃあ……♥」
「お前らって、本当にレイン好きだよな」
ミーユは、そっぽを向いてつぶやいた。
しかしきっちり、オレと腕を組んでいる。
べったりとくっついているマリナに対して『引っかけている』という感じだが、離れようとしていないことは確かだ。
かわいい。
「とにかく探索が終わったなら、今日の授業はこれで終わりだ! 部屋でゆっくり休むといいぞ!」
「わりとあっさりなんですね」
「部屋に戻ったらそのままベッドに倒れこむのが六割、自力で部屋に戻ることすらできず、奴隷か監査官に背負われていくのが四割というぐらいハードな試験なのだ! 本当は!」
「疲労という名のダメージは、あとからくることも多いのだ! だから平気と思っても、じっくりと休むのだ!」
「………。」
オレのマリナが、休むという単語に反応した。
腕にくっついたまま言ってくる。
「レイン。」
「ん?」
「わたし………汗、かいた。」
「そうだな」
「ほこりも………かかった。」
「そうだね」
「………。」
マリナは、ほっぺたをほんのりと赤くして言った。
「おふろ………入りたい………。」
「……よし!」
入ることが決定した。
◆
そう広くない脱衣所に、六人分の衣擦れの音が響いた。
肌色、肌色、そして肌色の桃源郷だ。
握り放題、揉み放題の桃がいっぱいである。
「はっ……裸自体は幾度となく見せ合っているが、脱ぐ過程まで見られながら……となると、また違う恥ずかしさがあるな……」
「うん………。」
仕事を終えたリリーナが言うと、マリナも小さくうなずいた。
「でもオレとしては、そういうみんなも新鮮でいいよ?」
と言いながら、マリナを後ろから抱いた。
「きゃっ………!」
愛らしい声をあげたマリナのマ乳を、ぐにゅぐにゅむにゅっっと揉みしだく。
「レイン………せっかち………♥」
「そうは思ったけど、ちょっとガマンできなくなってね」
胸同様に豊満なヒップに股間を押しつけ、本番も開始した。
「っ……」
「…………」
ミーユやリンが、露骨にそわそわし始めた。
「はにゃにゃにゃにゃにゃ……」
「みみみみっ、見たらいけない系だぜなっ!」
ミリリが慌て、カレンがミリリの両目をふさいだ。
しかしカレン本人は、視線ロックオンで凝視している。
マリナにたっぷり汗をかかせて、風呂場へと入る。
「ごっ……ご主人さま!」
「なんだ? ミリリ」
「ミリリはミリリは、ご主人さまのお体を、お洗いしたいです……にゃあ」
「そうか」
「はいです、にゃ……!」
「それなら頼むよ」
オレは椅子に座った。
「そういうことなら、わたしが教える。」
マリナがオレの背後に座った。
布でセッケンを泡立てて、オレの背中を軽くこする。
こしっ、こしっ、こしっ。
ここまでは普通だ。
が――。
「ここからが、とくべつ………♥」
ふにゅっ♥♥
マリナの巨峰が背中で潰れた。
ずりゅっ、ずりゅっ、ずりゅっ。
マリナはそのまま、潰れた巨峰を上下にこすらす。
「どうして、お手を使わないのですにゃ……?」
「レインは、おっぱい大好きだから………♥」
「そうなのですにゃ……?」
「人が生まれることに意味があるなら、それはおっぱいのためとしか言いようがないと思ってる」
「そこまでなのですにゃっ?!」
「そこまでなのだっ!」
オレはキッパリと言い切った。
顔だちも体格も幼い部類のミリリだが、胸はけっこう育ってる。
マリナほどではないにしろ……。
でかい。
「そういうことなら、わかったですにゃ……」
ミリリは頬を染めながら、オレの胸板をこしこしとこすった。
泡まみれにして、真正面から――。
ふにゅっ♥♥
「はにゃあぁ…………」
とても恥ずかしいらしい。
真正面からくっついているミリリは、真っ赤になって震えてる。
「オマエって、本当にどうしようもないやつだよな……」
「まぁしかし、英雄色を好むと言うしな……」
ミーユとリリーナが、両腕にくっついた。
オレは肘を曲げた格好で両腕を伸ばし、ふたりが洗いやすいようにする。
「ミーユさまがご奉仕なされるのでしたら、わたくしがやらないわけには……」
「ぜなあぁ……」
リンが右足、カレンが左足にくっついてきた。
「リンはともかく、カレンもやってくれるのか」
「みんながやっているのにアタシだけ……ってのも、さびしいぜなぁ……」
ということらしかった。
流されやすいタイプである。
かくしてオレは、十二個のおっぱいにご奉仕された。
ミリリともすることにした。
ミーユにヘソのあたりを撫でてもらって、避妊魔法をかけてもらう。
避妊魔法がかかっているので、やりまくってだしまくった。
「はにゃっ、はにゃっ、はにゃあぁ……♥」
ミリリは恍惚に忘我して、オレが放つ快楽を傍受していた。
最後は六人全員を床に寝かせて、順々にかわいがった。
これで本番をしていないのは、カレンひとりだけになった。
もう好きなタイミングでやれそうなのだが、逆にタイミングが掴めない。