【完】転生者と時間遡行者~Everlasting Bonds~IN SAO 作:MYON妖夢
タイトルが思い浮かばないのが難点
※ちょっとおかしくなっていて途中で切れています。治り次第修正いたします
修正いたしました。ご迷惑おかけしました。
「よー恭介。体の調子はどうだー」
俺は恭介の見舞いに来た。さやかがいるのは分かっているけどな。
「ン……仁か……君も僕をいじめに来たのかい?」
!?さやかの姿がもう見えないと思ったらもうそれかよ。世話の焼ける野郎だぜ。
「いじめってどういうことだよ」
「そのままの意味さ。この腕はもう一切動かない。そう先生に言われたのさ。これを見てよ」
そういいながらCDを砕いたであろう血まみれの左腕を見せてくる。やっぱほんとにみるとグロイんだなぁ。
「僕の腕はもう感覚すらないんだよ。もう一生バイオリンなんか弾けない。それなのに君たちはバイオリンのCDばかりもってきて、僕に聞かせる。それがいじめ以外のなんだい?」
「さやかにも言ったのか」
「うん、そうだね、いったよ」
チッ。
「バ・・・ッカやろうがぁ!」バチィン!
叫びながら俺は腕を振りかぶり思いっきり恭介の頬を張った。
「さやかがどんだけお前のことを心配してたかわかるか!けがをするほうじゃなくてもつらいんだぞ!お前はそんなことも…人に気持ちもわからないくずやろうじゃなかったはずだろ……!」
「ッ!仁にはわかんないよ!こんなことになったことなんてないんだろう!」
はぁ…しょうがねえ。魔法少女関係のやつ以外には言いたくなかったんだけどなぁ。
「恭介。残念ながら俺はお前よりもひどいことになったことがある」
「……え?」
「俺は一度死んだ」
それから俺は一度目の死から転生について一部始終話した。魔法少女とかの話も言っちまったぜ。ほむらに説明する言い訳考えとこ。
「そんな……仁が転生者…?それに…さやかが自分の命で僕の腕を?」
「ああ。だから俺は一度死んでるってことだ。死んでないなら希望を持て。医者に言われたからってなんだ?それだけで夢をあきらめるのか?お前はそんなにバイオリンへの愛着もなくただひいてただけだったのか?さやかに永遠に苦痛を味わわせる気か?」
「……そうだね。僕もあきらめないよ。言い難いことだったんだろうけど…ありがとう」
「ああ。俺はあんま気にしてないけどなぁ。今ここに生きてる。それだけで十分だ」
そういって俺はニカッと笑い屋上へ向かった
病院屋上
「さやか」
「なんだ仁か……何か用?」
おーおー怖い怖い。めちゃくちゃ冷たい目してやがるぜ。
「恭介の腕を直してって願うつもりだろ。だからそこにいるインキュベーターを呼んだ」
言いつつ俺は右手に剣を瞬時にだしキュゥべぇに向かって投げる。
「ギュプッ!」
はい、一匹死亡。
「ツッ!何するのよ!契約させなさいよ!こうでもしないと恭介の腕は…」
「知ってるか?この世界の科学力を」
「え?」
「今では治らない怪我でも、将来的な化学ならどうだ。治るかもしれないだろ?もし今契約して直しても、あとで治すことのできるようになったんじゃただ魔女になるためだけに魔法少女になったことになっちまうぜ。希望と絶望は差し引き0どころかマイナスになっちまう。お前は魔女になりたくて契約するのか?」
「そんなわけ…!」
「ただ魔女になりたくないならひたすら待て。この世界の化学が進歩して恭介の腕が治るようになるまでとにかく待て。前も言っただろう?恭介のためなのか。自分のためなのか考えろって」
「恭介のために…」
「いや。お前は恭介のことが好きなんだろう」
「ッ!そうだよ!好きだよ!だからこそ直してやりたかったんじゃない!」
「そして友達以上の中になりたかったんだろう?直した恩人として」
「違う!絶対に違う!」
「ならなんでお前は涙を流す」
「ッ!?」
「無理やり自分の気持ちを抑えつけてもだめだぞ?苦しくなるだけだ。言ってこい。そして自分の気持ちにけりをつけてこいよ」
「…うん。わかったありがとう。これで踏ん切りがついたよ」
「おう!頑張れよ!」
これでさやかの契約は回避できたかな。まったく。骨の折れる幼馴染×2だぜ。ま、幸せになりやがれ。
仁sideout
さやかside
「恭介……」
あたしは恭介の病室に戻ってきた。なぜ?もちろん仁の言う通り自分の気持ちに決着をつけるために決まってる。
「さやか……」
「あーえっとー」
「さっきはごめん!」
「え…えぇ!?」
「腕が治んないなんて決めつけて八つ当たりしちゃって……さやかだって苦しんでいたんだっていうのに……」
「あたしだって……恭介のホントの気持ちに気づかないでCD毎回持ってきたりしてたんだし……」
「「ほんとにごめん!」」
見事にはもったなぁ。
「えーっと。うん!僕も僕の気持ちに整理がついたよ。言おう!」
えっ!?なっなにを?
「僕。上条恭介は、君、美樹さやかのことが好きだったみたいだ」
「みたいだって。他人事じゃないんだから」
「あはは…ごめんごめん。でも仁のおかげで分かったよ。僕はさやかのことが好きだったんだって」
え?仁のやつ恭介のほうにも来てたの?まったく
「うん。じゃああたしも返事を返さないとね」
「どんな答えでも僕は大丈夫。遠慮なくいってくれ」
そんなこといっても。選択肢はただ一つ!
「あたしもきょ・・・恭介のことが好きでした!付き合ってくだしゃい!」
あ。思いっきり噛んじゃった。
「えーーー!」
何何何何!?
「いや…僕以外の人が好きなんじゃないかなーと思ったよ」
「そんなわけないじゃない……恭介の返事は?」
「もちろん。付き合ってくれ。さやか」
その時あたしは自分の頬を流れている暖かい液体に気が付いた。それはあたしだけじゃない。恭介も泣いていた。
さやかsideout
仁side
やぁぁっとつながりやがったかあいつら
現在俺は隠蔽スキルフル開放でさやかたちの部屋に忍んでいる。ほらそこ!趣味悪いとか言わない!重要なことなんだからな!
さてと…おれは退散しますかな……。ゴッッツン !?
「あ」
「あ」
「あ」
椅子に足ぶつけたあああああああああああ!?なんという最悪なタイミングでせうか!?
落ち着け…落ち着け俺。まだ隠蔽は解けていない。まだ大丈夫だ、まだ。ガツン! また!?
今度は机…だと。今度こそ隠蔽が解け二人の前に俺の姿が現れる。
「「………ぎゃあああああああああああああああああ!!!」」
「うおわぁぁああああああああああああ!!」
お互い仰天である。まぁ俺の場合は単にびっくりしたんだが。二人のはモリ具合と叫び声のうるささに。
「い…いつからそこに?」
「屋上からずっと尾行してた」
「悪趣味なやつ」
「こっちにとっては重要だったんだよ。ったくよ。くっつくのが遅すぎなんだよ。転生の感じで俺はずっとお前らくっつくの待ってたんだぞおい」
「そっか。仁は転生した特典で隠れてたんだね」
「そういうこと」
「そんなのあったんだ?」
「うん、あった」
「っていうか恭介に話したんだ?」
「うん、話した」
バギィ!ドゴォ!
うぎあ!?顔笑顔のままとび膝蹴り……だと(バギィ!のとこ)しかもその衝撃で俺は椅子に吹っ飛ぶ。そして激突(ドゴォ!のとこ)。
「なんでいうのよ!」
「しょうがねえだろ!流れだ!」
「……はあ。もういいわ」
こうしてさやかの契約は完全に消えたな。よかったよかった。
「と。いうわけだ」
「なぜ上条君に話したかもわかったわ。けど……」
「けど?」
「……バカ(ボソッ)」
「なに?聞き取れんけど」
「バカって言ったのよこのばか」
「くっバカバカ言うな!しょうがないだろ!」
「まったく。無関係者が関係者になったじゃない」
「過ぎたことだろーもういいじゃんかー」
「……ええ。そうね。続きは魔女を倒してからよ」
そう。俺たちの前には結界がある。(それと空気になっていたがマミもいる)ハコの魔女の結界。周りに仁美たちがいることからまどかはもう連れて行かれているだろう。
「まどかが中にいる可能性が100%だ。いそぐぞ!」
「ええ」
「うん」
俺たちは毎回恒例の超ダッシュで走る。ついでにすれ違う使い魔も一刀両断。さすがにめんどいんだがな。とか言ってる間にあっさり最深部。早いなおい。結界できて間もないからか?
「いくぞ」
サクッ。ゴロゴロ。
そしてこっちも毎回恒例扉切り。その奥にはハコの魔女ことH,Nエリーがいる。そしてその前にはまどか。原作だとマミのを見せられていたが今はなんだよ。
まぁわからないのは置いといて・・・ッと!
「さぁ、ヘルタイムのスタートだ!《レイジスパイク》!」
魔女も使い魔もまどかに夢中で気づいてないため突進技で使い魔を殺し、魔女に突きさす――つもりだったが、案外固い魔女。表面に傷つけただけか。ならば。
「奪命撃!」
左手で奪命撃を打つ。魔女の画面が消え、使い魔が大量に召喚されすべておれにくる――っておい!なんでや!なんで俺にばっか集まるんや!
「あなたが危険だと感じたんじゃないのかしら?」
「のんきだなおい!まどかさっさと保護しろ!そのあと使い魔がおれに集中してる間に魔女に攻撃だ!」
「了解」
「解ったわ」
そして俺は群がっている使い魔どうにかしないとな。こういう時はあれだな。新技だ。
「喰らえ!二刀流新技!《タイフーン》!」
俺は両手の剣を逆手に持ち替え、その場で高速回転する。
これがかみさんが俺の知らぬ間につけた能力その2。オリジナルソードスキルである。このOSSは自分がソードスキルとして使えると判断した技を自動で感知し、ソードスキルと認定するという素敵使用。片手直剣。二刀流。体術以外も設定できるが剣は片手直剣しか出せない――魔力出で隠して両手剣にはできる――が、この剣だけで細剣やらランスやらの技が使えるようになっているというチート能力。神さんよ…俺をチートそのものにしたいのか?(ちなみに俺が設定したOSSはほむらも使えるようになることが実証済み)まぁいいやとりあえず倒すか。
俺の《タイフーン》によってほとんどの使い魔が消えたが。さらに召喚されまた囲まれる。ンジャ次はこっちを使おうかな?ちょうど仲間と俺との距離も結構あいてるし。
「《閃光撃》!」
体術系OSS閃光撃。超広範囲攻撃。俺の腕に光が集まり、手のひらを勢いよく開くと周りに腕に凝縮されていた魔力が爆発し、範囲内のおれ以外のものを焼き払うという今のところのOSSの最高威力技である。(ちなみに範囲は約半径10メートル。もうちょい特訓すればのびるはず)
まぁそういうことで使い魔がすべて蒸発したので俺も魔女の相手をする。
「《ソニックリーブ》!か~ら~の~《ダブルサーキュラー》!」
できる限りダメージを与えて使い魔が出てくる前に決めておきたい。ほんとはとっておきのOSSがあるにはあるんだが……魔力の消費が馬鹿でかいんだよなぁ……。
「ぼけてる場合!?」
「ぼけてねーよ!」
「トッカ!トッカ!トッカ!トッカ!トッカ!」
うわぁ……マミがひたすらリボンでぶっ叩いてる・・・・・・あんなキャラだったっけ。まぁいいか。
「《バーチカル・スクエア》!」
連撃数の多い技をできるだけ打つ。二刀流スキルも使っていく。
「《スターバースト・ストリーム》!」
「ティロ!フィナーレ!」
「《ホリゾンタル・スクエア》!」
一斉攻撃をする。(ちなみに最後のはほむらだ。すでに技名を叫ぶことに躊躇がなくなってしまっている。いわゆるキャラ崩壊である)
「まだまだぁ!《ジ・イクリプス》!」
この魔女が自分で攻撃することはほぼない。なぜなら攻撃方法がトラウマを見せることだからだ。某ケロ〇軍〇のド〇ロ兵〇が対峙したらおそらく絶望的なことになっているだろう。そして使い魔を召喚する暇も与えない。ここで一気に決める!
「《メテオ》!」
このメテオもソードスキル入りしていて――ヴォ―パルストライクを30連続相手の頭上で放つというひどい仕様でだが――威力は申し分なく、手数も多く愛用している。そしてその手数こそが使い魔を生ませずに一気に決める秘訣である。
「ほむら!マミ!使い魔を生ませる前に一気に決めに行くぞ!」
「ええ!」
「もちろん!」
俺は左の手にある剣に心意による光をともし、魔女に投擲する。それと同時に再び左手に剣をだし距離を詰める。そして右の剣を腰だめに、左の剣を肩に担ぐようにして構える。
OSS 二連撃《クロス・ロザリオ》
まず、右の剣を大きく横に薙ぎ払う。そして左の剣を振り下ろすというとてもシンプルな技だ。立て続けに――細剣スキル五連撃《ニュートロン》を右手で発動。同時に左の剣を魔力で巨大化し、腕を魔力で筋力アップする。そのまま原作では語られただけのユージーン将軍命名。両手剣八連撃《ヴォルカニックブレイザー》を発動。《ニュートロン》は細剣スキルだけあって技が終わるのも早いので右手の剣で《バーチカル・スクエア》を発動する。
ふと周りを見ると――。
「《ジ・イクリプス》!」
「ボンバルダメント!」
決める気満々の自身最高の技を放っていた。俺は《バーチカルスクエア》が早く終わったため《ヴォルカニックブレイザー》を続け、最後の一撃が入ったと同時に魔女が消滅した。
「おーいまどかー大丈夫か―」
俺はグリーフシードを回収してまどかのもとに行く。
「ァ…あ…」
結構きついことになってるな。
「おい!まどか!大丈夫だ。もう魔女は消えた!大丈夫だ…」
「あ…あう…仁・・・君」
「大丈夫だ」
「うん…ありがとう」
これでよし。
「ンジャ帰るか!今日は全員おくってこうぜ!」
俺はまどかの家への道を歩きながら確信する。俺がいるこの周回なら・・・・・・ほむらを救ってやれると。どこまでもいけると!
終わりました。あー疲れた
仁「たしかに長かったな。主にさやかのほうが」
うん、そうだねー
仁「まぁましになってきたんじゃないの?駄作者にしては」
おお……君はリュウキ君より優しいねー
リュウキ「呼んだか?駄作者」
うわぁあああああ!きたああああああああああああ!だれかたすけてー!」
リュウキ「よう。仁」
仁「オーリュウキ―」
リュウキ「この駄作者を・・・・・・・・・・・・・」
仁「ほうほう・・・・・・・・・・・・か」
おい、ちょっとまて。何の話だ何の?
仁、リュウキ「この話」
え…ちょっと?剣抜いてどうしたの?ねえこっち来ないでよ…こわいよ?
仁、リュウキ「「俺たちのためにもっとうまく書きやがれ駄作者ああああああああああ!」」
ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
仁「感想、指摘、☆評価待ってるぜ!」
リュウキ「剣士と仲間たちとSAOもよろしくな!」
仁、リュウキ、作者「「「つぎもよろしくね!」」」