【完】転生者と時間遡行者~Everlasting Bonds~IN SAO 作:MYON妖夢
最初の魔女戦から数日たって、ほむらもマミと打ち解けていた。それはいいことなんだが…。
代わりにさやかとかとの仲を深める行為が少なくなってしまっているのがなぁ。まぁ魔法少女になるってことはないと思うけど、しっかり気をつけておかないとなぁ。
そして今は下校中。おれの両サイドにはほむらとマミ。周りの視線が痛いんだが…。俺のマミさんをよくもとか。美人転校生暁美ほむらをたぶらかしたとかなんか聞こえるし。
ちなみにまどかたちとは別行動で下校ついでにパトロール中である。今はショッピングモールにて魔女探し中。あれ、なんかフラグたってねえか。
ピルルルルルルルルル
電話?まどかか
「もしもーし。どうしたー。珍しいなおれの電話にかけるなんて
「それどころじゃないよ!グリーフシードが病院に!」
あー、なるほど。このフラグだったか。
俺の携帯は今スピーカーモードなので二人にも聞こえる。
「まずいわね…よりによって病院ですって…!」
「急ぎましょう。早くしないと二人の命が」
「そうだな。いくぞ!」
俺たちは今現在出せる最速で走った。
病院
「ついた!もしもし!まどか!どこだ!」
「結界に取り込まれちゃった」
さやかの声だ。まぁわかってたが。
「ここならテレパシーも圏内だ!いったん切るぞ!早くいかないと…!」
『まだ魔女は羽化してないみたいだからゆっくりでいいからあまり魔力を刺激を与えるようなことは…』
『だまれ』
『はぁ…またかい?まぁここは退散するとしよう』
キュゥべぇとのテレパシーが解け、俺はソウルジェムをかざし結界を開く。
「さて。一仕事しますか!」
結界内
ほんとにお菓子の背景ばっかだな。お菓子以外は病院みたいな感じか。使い魔は結界にはまだいない。奥に行けばいくほど多くなってくるのだろう。
ここはできたばかりだからそんなに広くないはずだ。だから早くつける可能性は高い。
『グリーフシードの様子は?』
『まだ大丈夫そう。けど光が明滅してるよ』
『頻度は?』
『ゆっくり』
まだ大丈夫だな。さっさと行ってさっさとぶっとばして第一の目標【巴マミの死亡を防ぐ】をクリアしないとな。
サクッ。ゴロゴロ
いつも通り扉を切って入る。まだ魔女は出て…ないがすぐ出てきそうだな。
「二人とも。すぐ来るぞ。こいつは最初は使い魔の召喚しかしないが倒してから第二形態が出てくる。油断するなよ」
「それは私にも言ってるのかしら?」
「いや、マミだ。俺が知ってるルートだとこの魔女にぱくんちょだしな。油断してな」
「……わかったわ」
話してる間に・・・来た!グリーフシードがはじけ中からぬいぐるみのような魔女が出てくる。お菓子の魔女ことシャルロッテ。このままだと単にかわいい見た目のやつなんだけどなぁ。
ま、容赦はしないが。
「さぁ、ヘルタイムのスタートだ!」
まずは俺が切り込み、右手の剣を肩上に引き絞る。そして白い光が剣にともされて十分だと思った時に打ち出す。
一見ヴォーパルストライクだが飛距離が段違いだ。ヴォ―パルストライクが三メートル程度だとするとこれは二十メートルをゆうに超えるだろう。
これが俺が最近気づいた神さんがいつの間にか勝手につけていた特典。[心意](インカーネイト)だ。これはぶっちゃっけアクセルワールドの感じでうつ。
俺のが入ったと同時にマミが撃ちまくる。そして俺の左側からほむらが《レイジスパイク》でつっこみ使い魔を五匹同時に突きさし、消滅させていく。それと同時に俺が左手に心意で光のやりを出現させる。
そしてそれをほむらに近づいていた使い魔に投げると、貫通してついでに魔女にまであたる。近くの使い魔が消滅したのを確認したほむらが時間を止め、魔女に切りこむ。
「《バーチカル》!」
以外と叫んで打っていった。魔女の体は縦半分になり。そして口から通称[恵方巻き]がでろーんとでてくる。
うえぇっ。アニメで見るよりも断然きもい。まぁ今はそんなこと言ってられないので吐き気を飲み下し叫ぶ
「ここからが本番だ!気を引き締めていくぞ!」
「ええ!」
「わかっているわ」
各々の返事が返ってきて、それぞれのやり方で攻撃を開始する。があいては一瞬体を引いて口を大きく開く。噛みつき攻撃だ。
「はぁぁああああ!奪命撃!」
シュキィィィィィインという気分爽快な音とともに俺の剣の刀身が光となり魔女の口の中を切り裂く。すると――
当然魔女は悶絶――してるのかはよくわからないが――するように苦しみ、動きを止めた。
「いまだ!」
ほむらが《スターバースト・ストリーム》。マミがティロ・フィナーレで一斉攻撃。しかし倒せない。まぁアニメではほむらが連続口内爆破したからだろうしな。だから俺が切り込む。
《バーチカルスクエア》《ホリゾンタルスクエア》《スラントスクエア》で合計12連撃した後に《ヴォ―パルストライク》で突きさす。そして俺は大ジャンプ。
なぜか?後ろからほむらのロケットランチャーとマミの弾丸が来てたから。索敵スキルで《ヴォ―パルストライク》撃ったあたりで後ろから飛んできてたのは分かっていたので、次の攻撃の前準備のついでに飛んだ。というわけだ。
魔女もいきなり飛んできた攻撃に対処できず、とりあえず口を閉じたが攻撃は全部あたった。しかしまだ攻撃は続く。
俺が飛んだ理由はこれにあった
「《メテオ!》」
自分で編み出した新技だ――まぁSAOではディレイとクーリングタイムがあって使えないが――。けどこれは威力はすごい。
まぁこんな言葉並べてはみたけど単に《ヴォ―パルストライク》をひたすら両手で相手の頭上から打ちまくるだけなんだけどね。薔薇園の魔女の時に《ヴォ―パルストライク》連射したときの感じを空中でするだけだしな。
ドッドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
魔女が体勢を立て直すまでひたすらうつうつうつ。立て直したようなので空中で《ソニックリーブ》を発動して離脱する。
次は少ない足場を利用した首での薙ぎ払いが来た。これはどうやって対処しようかな。と考えていると時間が止まる。正直せめて魔法使う前に知恵ひねれよ!と叫びたくなる。まぁ助かったのは事実なので言わないが。
「サンキュ」
「ええ」
「どうするよ」
「マミを抱えてジャンプ」
「だれが」
「あなたに決まってるでしょう」
「ですよねー」
まぁ予想してた通りだからマミに近づき、触れる。と同時にマミの時間も動き出す。
「えっ?なにこれ!?なんでとまって?」
「ほむらの魔法。時間停止だ」
「これが……」
「早くしてもらえる?そんなに止めておけないわよ」
「おお!そうだった。ンジャ飛ぶぞ」
マミを抱えてピョーンよりはギューン!という感じでジャンプする。隣でほむらもとぶ。
そして時間が動き出す。同時に魔女の首がおれたちのいたところを薙ぎ払う。そして俺は落下の速度を利用した体術スキルの《下抄》を発動する。単純に言うと空中で一回転してかかとお年をするだけなんだが。
思惑は成功し誰よりも早く下に降りると同時に魔女の頭が下のほうに叩き落される。そして上から降ってきたほむらが《ライトニングフォール》を発動…っておい!確かに落下に使えるけどそれ範囲攻撃だぞ!
ほむらの攻撃は魔女に突き刺さる。と同時に俺にも衝撃+電撃のしびれが来る。やっぱねー。
そして最後に落ちてきたマミが「トッカ・スピラーレ!」と叫びながら魔女をリボンで突きさす。俺のしびれはすぐ消えたが文句は言う
「おいほむら!範囲攻撃を仲間いるところで使うか!?」
「いいじゃない、ダメージにはなってるし、あなたもすぐ治ったし」
何を言っても無駄なようだ。もういいわ。
「ああ~!もう!とどめさすぞ!」
「了解」
「ええ」
俺が奪命撃。ほむらがジ・イクリプス。マミがティロ・フィナーレ。これだけの威力を持った攻撃が三つもそろえばそりゃ倒せるわ。
そして当然のごとく魔女は倒した。グリーフシードはみんなで使いまわす。
「あのさぁほむら。できれば周りも見ようよ?なぁ」
「あなたなら大丈夫と思ったんじゃない」
「信頼されてるのかバカにされてるのかわからんわ!」
「これでも信頼してるのよ?一応」
くっそ……こいつにゃかてねえ
「案外手間取ったわね」
「ほむらが格が違うって言ったのがわかったぜ」
「転生前?」
「そ」
「私それ過去でしか言ってないからね」
「今回は俺がいたから言わなかったってか」
「そうね」
うん。信頼はされてるんだな。うん
「ま、とにかく帰ろうぜ。各自かいさーん」
と言って帰ろうとしたんだが…後ろから頭をつかまれる。機械のようにギギギギとゆっくり首を回すと。ほむらとマミがつかんでいる。
「今度はあなたが送っていきなさい?」
「前私たちが送っていったんだからね」
「へーへー」
やっぱかてねぇわ。女には。
俺はまどかたちを人目につかないところで《レイジスパイク》で加速してさっさと送っていった。次はどんなことがあるのかねぇ。
終わりました。
最近できるだけ長くするために魔女を強くしてる気がする。
仁「ふざけんな!俺たちの苦労を(ry」
はいはい。うるさいね
仁「チッまだ生きてたか。昨日再起不能にしたはずなのに」
ちょっまっそういいながらエリュシデータとダークリパルサー抜かないでよ!そんなのできられたら死んじゃうよ!
仁「死ねええええええええええええええええええええ!ジ・イクリプス!」
ぎゃあああああああああああああああああああああああああ
仁「感想、指摘、☆評価待ってるぜ!」