【完】転生者と時間遡行者~Everlasting Bonds~IN SAO   作:MYON妖夢

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ギーゼラいらいの魔女戦ですな。
うまくかける可能性がぶっちで低いですが頑張ります


五話 薔薇園の魔女戦

翌日の放課後。俺たちはショッピングモールに集合した。

「よー」

「遅いわよ」

「遅かったわね」

「遅いぞー」

「待ったよー」

 

一斉攻撃……俺に何か恨みでもあるのか?

『たぶんいろいろとあると思うわよ』

『どわぁ!いきなり心よむなよな!お前は神さんか!?』

『さぁね』

 

「…ま…まぁいこうかうん」

 

 

 

「魔女探しは基本的に足頼みだ。基本的にソウルジェムの光をもとにして探すんだ」

「ええ。魔力が近ければ強く光るし、魔力が近くに感じられなければ変わらない」

「まぁ、仁君の場合は神さまの特典…?だっけ。の索敵スキルっていうのを使ってて、それでソウルジェムより早く見つけてるらしいけどね」

 

うん、まぁそうだね

俺の場合はそうだね、ソウルジェムの索敵だるいもん。正直

ん、そろそろか

「みんな。そろそろだ」

「はっや!ソウルジェム変わってないじゃん!あてずっぽうじゃないの?」

 

そういわれてもなぁ

「あ!みんなのソウルジェムが!」

「…光ってるね」

「あてずっぽうに頼るほど新人じゃねえよ。昨日も言ったけどここにいるだれよりもベテランだぞ」

「へぇーじゃあ何年やってるの?」

「14年目」

「「「「ええ!?」」」」

「あれ。いってなかった?」

 

忘れてたかなぁ?

「ちょっだってそれ!年齢ジャン!」

「いやいったろ。転生と同時になったって」

「ああ。そういう意味で言ったのね」

「ややこしい」

 

なんなんだよぅ

 

 

 

「ここか」

「そうね。ここだわ」

「んじゃほむらは一般人二人のほうを頼む」

「一般人二人って……」

「マミと俺は特攻だ」

「ン…了解」

「わかったわ」

 

んじゃとつにゅーう

 

結界内

 

 

「うへ、やっぱグロイ」

「当たり前だろ。魔女の使い魔だし。魔女はもっとグロイぞー」

「うげぇ」

「この程度で根を上げてるようじゃなぁ」ザキュッ!サクッ!ズバッ!

「……ところでさぁ」

「ん?」スパーン! メキョッ! グザッ!

「なんでこっち見て会話しながら倒せるの?」

「索敵スキルでだれがどこにいるのか一目瞭然。ってな」ズバーン!ドゴッ!メギャッ!

「それ、もはや才能じゃ言い表せないと思うわよ?仁」

「そーか?ほむらは魔法で武器出したらいいんじゃね?」

「……出せないから近代武器なんじゃないの」

 

うーん、そうかなぁ。だったら…

「俺がほむらの魔法に介入できるのと同じようにほむらもできるんじゃね?意識集中して手に剣持ってるって強くイメージしてみてよ」ドドドドドドドドドドドドドドッ

「え…っと?イメージ?」

キィィィィィィイン

シュゥゥゥゥゥゥウン

「おっ出たじゃん。ほむら系に紫っぽくなってるな。俺の黒いのとは違って」シュパシュパーン

「……どういう理屈よ(ボソッ)

「神さまの理屈だ」

「わけがわからないわ」

 

まぁソウルジェムの容量的に俺は余裕ありまくりだから攻撃してるのも俺だけだしな。二人に行きそうな使い魔は突き刺したりとび蹴りしたりしてるし。

もうそろそろ奥か

「もうちょいで奥だと思うぜ。ほら扉」

「ほんとね」

「突っ込みましょっか」

 

見た目にあわずワイルドなこと言うねマミ。ふっきれてるな、ソウルジェムのほうは。

「ンジャドカーンと行きますか!《スラント!》」

ドガーン。ゴロゴロ

「ここの扉をバターみたいに切る奴初めて見たわよ?」

「はっはっは。そうかそうか。っとお出ましだぜ」

 

向こうでは薔薇園の魔女ことゲルトルートが待ち構えている。

「さぁ!ヘルタイムのスタートだ!」

 

まず俺が突っ込む。そして後ろからマミの援護射撃が飛んでくる。

「ティーロ!」

数発が当たるが魔女が飛び上がる。しかし予想済みだ

「《ソニックリーブ》!」

剣の軌道を上に向けて突進する。

ドッ!

「《バーチカル》!」

刺さった剣を下に振りぬく。すると魔女が振り落されて地上に落ちる。

しかし魔女も黙っている気はないらしく机だか椅子だかわからないものをぶん投げてくる

「甘い!《ホリゾンタル》!」

剣を横に振りぬき切り裂く。

「マミ!使い魔を!」

俺が切っている間に召喚された使い魔をマミが狙い撃つ。そしてうち残した使い魔は俺が片っ端から切っていく。

「セィヤヤァァァアアアアア!」

そして魔女に切りかか――ろうとしたが、アニメでマミがされたように足を拘束される。そしてそれはマミも同じこと。そのまま遠心力を利用し俺たちは投げられる。俺と同時に椅子が降ってくる。

――がそれは俺には当たらない。なぜならほむらが時間停止したからだ

「……(ボソッ)ザ・ワールド」

恥ずかしがっているくせに技名を言う。変わったなぁ。

「ナイスほむら!」

俺は叫ぶと同時に前にある椅子をかわしざまに一瞬で切る。それと同時に時間が動き出す。

俺は左手の剣を投擲する。スキルは持ってないが威力はそれなりにあるだろう。

それが当たると同時に《ソニックリーブ》を空中発動。――最近叫ばずとも使えるようになった。――

そして《ソニックリーブ》のスキルが終わると同時に残った右手の剣を投擲し、マミの拘束を解く。

「ありがとう!」

「おう!」

そのまま俺は剣を出さずに体術スキルで応戦する。

《閃打(ジャブ)》を連続発動。両手でジャブを打ちまくる。最後に《豪打(右ストレート)》を打ち込みその衝撃で離れる。俺がいた位置に使い魔の鋏が閉じられる。その使い魔に近づき《双打(ワン・ツー)》を浴びせ消滅させる。

その間マミは俺に殺到した使い魔を排除していた。ありがたい

「サンキュー!」

「ええ!」

一言ずつの会話を交換し俺は突っ込む。同時に両手に剣を召喚――ちなみに剣も俺のイメージ通りなため。右手に[エリュシデータ]。左手に[ダークリパルサー]を出した――し、再び大量に現れた使い魔を攻撃する。

「《ヴォ―パルストライク》!」

両方の剣で《ヴォ―パルストライク》を連続発動し打ちまくる――やっぱこれチートだろ。ディレイもない上にスキルクーリングタイムもないなんてさ――そして最後に《ホリゾンタル》を両サイドに円を描くように発動しすべての使い魔を消滅させる。

「ああ!もううざったいな!使い魔どもぉ!」

ほんとにうっとうしくなってきて叫ぶ。とほぼ同時に時間停止が発動される。うーんやっぱこれ便利なのかよくわかんねえや。視界の端でほむらが正確に使い魔を打ち抜いていた――が、やはりうっとうしいようで最終的にロケットランチャーをぶっ放していた。

時間が動き出すと同時にほぼすべての使い魔が消滅。ほむらも剣で切り込んできた。

「ちょっ!おまっ!二人は!?」

「マミが結界張ったから大丈夫よ」

ならよし。

「んじゃいっちょ暴れるか!」

ほむらは無意識なんだろうがすでにソードスキルの光が剣にともっている。たぶん記憶に入ったんだろう。その場その場で発動するべきスキルを瞬時に発動している。

 

……剣の才能あるんじゃねえの?

 

まぁそれは置いといて俺も負けてらんないね!

「ハァァアアアアアアアア!」

もううんざりするほどに出てきた使い魔をマミにティロってもらいたいのは正直やまやまだがソウルジェムの魔力の消費が結構あるしな。ここは地道にソウルジェムの容量が大きいおれがやるしかないんだよな。というわけで

「《スターバースト・ストリーム》!」

もう二刀流スキルもつかっていく。さっきまでとは比べ物にならないスピードで吹っ飛んでいく使い魔。

「《ダブルサーキュラー》!」

二刀流突進技のダブルサーキュラーで一気に行く。そして魔女の近くにようやく戻ってこれた。

「てめぇこら!いい加減にしやがれェェェェェ!」

椅子が大量に降ってくるというね。アニメのより全然強くなってねえかこいつ。まぁいい

結局ヴォ―パルストライク連続の構図につながるわけだ。全部吹っ飛ばしてから改めて魔女に向き合うと――すでに飛んで行っていた。

「人をおちょくるのが好きなようだなぁ。ぶっつぶす!!!」

今までにない大声に全員がこちらを振り向く。いいから自分の仕事してくれや!

足元の拘束する使い魔はうっとうしいから踏んでいく。

「《レイジスパイク》!《ソニックリーブ》!」

左手にレイジスパイク。右手にソニックリーブで突進する。それを連続発動。もはや呆れ技である。

本当にめんどくさい。やっと追いついた、次は降ってくる椅子などどこ吹く風と言わんばかりの特攻に入る

「《ジ・イクリプス》!」

今のおれの最高技27連撃。太陽コロナのように全方向から切り刻むだけでは倒しきれないと思ったのですでにジャンプ済み。

最期の一撃が体の中央に入る。と同時に最後のあがきか椅子が大量に降ってき、使い魔が後ろに大量召喚される。

「ちぃ!ホリゾン……」

途中で止まる。なぜならすでにほむらがロケットランチャーで消し飛ばしていたからだ。

「あらら」

ようやく終わったこのメンバーでの魔女戦――と思ったが腕時計を見れば10分しかたってない。そんなに時間はたってなかったようだ。

 

「おーう。ようやく終わったな。おいほむらおかしいだろ俺が見たのはあんな強くなかったぞ」

「今回のは召喚に適していただけのようね。ただそれだけ」

「いやシャレにならねぇってそれ。珍しくおれのソウルジェムが8分の1くらい濁ったぞ」

「……これだけやってそれだけなの?あまり動いてない私と同じくらいじゃない」

「はっはは。転生の関係で因果がでかくなったんだろうな」

「……それこそシャレになってないと思うわ」

「おわったわねー」

「ああ、だるかった」

「使い魔の量があり得なかったものね」

とりあえずグリーフシードげっとっと。

 

 

「お疲れ様でしたー」

「おっつー」

てめぇら何もしてねぇからって……。

まぁいい

「これがグリーフシード。魔女の卵って言ったほうがいいのかしら?元ソウルジェムって言ったほうがいいのかしら?」

マミがこっちに聞いてくる

「いや、あえて穢れを吸い取るってだけ言っとけばいいじゃないですか」

俺が答えるとほむらが言う

「そうね。これを取り合って殺しあう魔法少女もいるのよ」

そして俺が残酷な方向に持っていく

「そーそー。来るたびに俺が10分の9殺しにして追い返してたけどな。ここに来るやつは」

「……ほぼ死んでるじゃない」

ほむらに突っ込まれる。まぁそうなんだが

「はっはは、ソウルジェムをあえて攻撃せずに四肢もいで直してもいでを繰り返しただけだ」

「「「「こわっ!」」」」

ィ・・・今起こったことをありのまま話すぜ!俺が残酷なことを言ったら全員一致した動きでひかれたぜ!

「何それ怖い…仁君いつの間にそんな残酷な追い返し方してたの」

「んーなんか俺のほうばっか来るんだよなぁ。それでここはいい狩場だからよこせだのなんだのいうからイラットシチャッテナァ」

最後は片言になる

「仁君!?最後の片言部分が一番怖いよ!?」

「…友達なくなるよ?」

さやかに言われる

「ここにいる四人+仁美+恭介+中沢がいれば問題なし!ってな」

われながらボッチ発言にちかいものしたなおい

「なにさそれ」

「わるい?」

「いやいいとおもうけど」

まぁ俺だし

「ま、この程度の穢れならこのグリーフシードで十分じゃね?」

話を強引に戻す

「あなたの場合は穢れが多いけどそう見えないだけよ。その量私たちだったらたぶん半分以上けがれてるわよ」

「そうか?まぁいいじゃん」

シュウゥゥゥン

ソウルジェムが真っ白に!ジ○イならできるのさ!

「なぜにそこで有名洗剤○ョイがでる?」

「お前もか!?心よむな!」

心よむ人多くて怖いわもう。

「もう疲れた。解散しようぜ。また明日学校でー。あ、ほむらとマミ。二人送ってやってねー」

「えっっちょっ!。まったく……」

「そういう人なのよ。いきましょ?」

 

これで俺たちのこのメンバー初めての魔女戦は幕を閉じた




ぼくにしてはなげーなー
仁「たしかにな」
うん、腕が死ぬかと思った。ボク書きだめの方法とか知らないし。
仁「ふーん。まぁ“俺の”ためにどんどん書いてくれたまえ」
すごい上から目線!うぜぇ!
仁「うっさい」どぎゃぁ!」
ぐげぇ!床に埋め込むのはやめてくれないか」
仁「黙れ汚物」
ぐごぉ!ぐげ!がぁぁ!
MYON妖夢「チーン」
仁「再起不能。ということで感想、指摘、☆評価お待ちしてるぜ!次もよろしく!」

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