【完】転生者と時間遡行者~Everlasting Bonds~IN SAO   作:MYON妖夢

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ついに原作です
いろいろと飛ばしてる気がしないでもないですがまぁいいでしょう
ヒロインはほむらのつもりですからそれ以外は原作前のことはスルーしても差し支えないでしょう
さぁ!始まります!


三話 原作スタート!

「よう!さやか!仁美!ってあれ、まどかは?」

「まだみたいね」

「ですわね…あれまどかさんでは?」

ん・・・・・・あほんとだ

「おはよー」

「おはようございます」

「まどかおそいーお、かわいいリボン」

「う…そうかな?派手すぎない?」

「大丈夫大丈夫。似合ってると俺は思うが」

原作通りだなおい

 

「でね、ラブレターじゃなく直に告白できるような人じゃないとダメだって」

「さすがだな洵子さん。相変わらずお厳しい」

「そんな風に…割り切れたらいいのですけど」

「いいなぁ…私も一通くらいもらってみたいなぁ…ラブレター」

「ほうまどかも仁美みたいなモテモテな美少女に変身したいと?そこでまずはリボンからイメチェンですかなー?」

「ちっちがうよぉ!これはママが…」

いろいろと騒がしいやつらだなぁ、相変わらず。

まあほむらが転校してくる日にちょうどリボンかえるってのもすごいタイミングだが

とりあえずほむらのところに行ったことを思い出す

 

昨日

 

俺はほむらの横にある椅子に腰かけて待っている。

何を?ほむらがループしてくるのをだ。

「はっ!」

お目覚めか

「また…守れなかった……」

「よう、暁美ほむらさんよ」

とりあえずは声をかけてみる

「ツッ!誰?」

「あえて言うならお前たち魔法少女と魔女、インキュベーターについてすべてを知るもの……とでもいっとくか?」

「ッ……なんですって」

「転生者・・・ってしってるか」

 

俺は転生してここに至るまでの話をすべてした。その間ほむらは黙って聞いていた

 

「そんな……それじゃあ私がまどかを救おうとしてる今が全部アニメの出来事だっていうの!?ふざけないで!」

「『鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私じゃなくて、守ってあげられる私になりたい』…か」

「…え」

「『キュゥべぇに騙される前の駄目な私を助けてあげてほしい』」

「・・・ッ」

「『ソウルジェムが魔女を生むならみんな死ぬしかないじゃない』」

「なんで・・・」

「『あたしってホントバカ』」

「……」

「『ソウルジェムが濁り切ると魔女になる』」

「……」

「信じてくれるかい」

「……ええ。本当みたいね。でもあなたの目的は何」

そう来ると思ってた。ふつう疑うしな。

「俺はお前を助けてやりたい。無限のこの一か月から。…な」

「あなたに何ができるっていうの!魔法少女のことを知ってるって言ってもただの人間でしょ!」

「ざーんねん。俺はただの人間じゃないんだ」

「え……?」

俺は変身と同時に剣を出す。

「そんな……男が魔法少女……?」

「違う違う違う!魔法少年だ!少年!」

女になってたまるか。

「そんなものが……」

「QBとは契約していない。転生の時に自動的になったもんだ。ま、俺のソウルジェムが濁り切ったら魔”女”になるかは知らねえけど」

「……今の状況は?」

ほう、興味を持ったか。

「巴マミとは有効な関係を持っている。佐倉杏子は……救えなかった。絶交したままだ」

「そう……マミがいるだけでも十分ね」

ってことはつまり

「信じてくれるのか?」

「……今は少しでも戦力がほしい。それだけよ」

だろうな

「俺の目的はワルプルギスの夜を倒し、まどかも、お前もみんな救うことだ。それとお前の時間停止とループの時は俺も影響受けると思う」

「はぁ!?なにそれ!」

「ためしに止めてみ?」

ほむらが変身して楯を回す。

周りの景色が完全に止まり、俺とほむら以外は動かなくなる。

「ほらな?」

「……本当ね」

ほむらが時間を動かす。

「ま、こういうことだ。それと一つ問おう。お前が救いたいのはまどかだけか。それとも全員か」

「……私はまどかさえ救えればいい。ほかのみんなは足台に過ぎない」

「本当に言ってるのか」

「……ええ」

はぁ…・・ちがうだろ

「違うね」

「えっ」

「お前はホントはみんな救いたい。けど絶対にマミが死ぬかさやかが魔女化する。だからあきらめているだけだ。まどかだけ残っても……まどかが苦しむだけだ。まどかを救うというお前の目的とは違うだろ」

「……ッ!無理なのよ!救いたいわよ!だけどどうしても巴さんも!美樹さんも死んでしまう!時間を巻き戻せば巻き戻すほど話もかみ合わなくなる!どんどん距離が離れて嫌われるだけ!私だけじゃ……!」

「もうお前だけじゃない」

「!?」

「俺がいる。一つだけ覚えておいてくれ」

「な…何」

「まどかだけを救おうとしてもまどかは絶対に救えない。だったら全員が生きてる真実の…トゥルーエンドを目指そうじゃないか?俺も協力する。極力マミにも言っておく。さっきも言ったが俺の目的はお前の救済だ。何度やり直しても絶対に救う。お前がまどかを救いたいみたいにな」

「……なんで・・・・・・」

「ん」

「なんで私なんかのためにそんなに……」

んーそういわれてもな。

「俺はアニメのほうのお前が好きだった。今のお前も変わりない」

「なっ!」

顔が真っ赤になっている。そうそれはまるでゆでだこのように。

「だから俺はお前を救う。絶対にな。俺を転生してくれた神様に誓うぜ。ついでに俺の名前は欄間仁だ」

「……ありがとう」

「やぁぁっと素直になったな!任せとけ!それと俺は昔のお前も好みだぜ」

「ちょっ!」

まだ真っ赤だ

そうと決まればすることは多いな。

「さやかの契約は阻止するかしないか。どっちだ」

「できれば阻止したいわね」

だよなぁ

「俺に考えがあるんだが」

「なに?」

「マミたちにお茶会に誘われるだろ?最初の魔女結界で」

「ええ」

「あの時のお茶会で魔法少女の実態全部言う」

「…えええええええ!!」

だろうなぁ。豆腐メンタルのマミがいるし。

「……間違いなくマミが魔女化しそうなんだけど」

「問題はそこなんだよなぁ。どうすっかな」

「それは学校で話したほうがよくないかしら。面会時間終わるわよ」

「ン……うげ!時間ねぇじゃん!ンジャ学校でテレパシーで!んじゃな!」

「ええ・・それじゃあ」

ダダダダバタン!ダダダダダダダダダダダダ 「チョッ!キミ!ビョウインハハシラナイデ!」「スミマセンアセッテマシタ」

「……フフ。仁・・・か」

 

時間は戻り通学路

 

「まどかはあたしの嫁になるのだぁ~!」

「やめれレズさやか」

「むっ!何よ仁!レズとは何よレズとは!」

「いや明らかにレズ発言だぜ今の。ま、時間ねぇぞ」

と言いながら俺は全力ダッシュ!明らかに変身してない状態で出せる全速力で三人を置いてく。

  チョットージンーオイテクナー!

後ろがうるさいが無視する

 

学校 教室

 

「ひどいよ…仁君…おいてくなんて……」

「そうだよ!仁!」

「悪い悪い。遅刻したことないもんだから意地になっちまったな」

「……自慢?」

「No」

「んーバカにしてるでしょ」

「してないしてない。ほらホームルーム始まるぜ」

「わわわ!ほんとださやかちゃんはやく座らないと!」

あわててるねぇまどか。って言っても俺は一番前の席(中沢の隣)でそのすぐ後ろの辺りにいる机あるだろうが。

おっと和子さんはいってきた。俺も前を向く

「さぁホームルームを始めます」

 

「今日は皆さんに大事なお話があります!心して聞くように。目玉焼きとは固焼きですか?半熟ですか?はい!中沢君!」

予想通り来たな。ドンマイ中沢。

「うぇえぇっと!ド・・・どっちでもいいんじゃないかと」

「そのとおり!どっちでもよろしい!たかが卵の焼き加減で女の魅力が変わるなんて。大間違いです!」

ボギッ。うわぁおマジで指揮棒へし折ったよこの人。

後ろで「駄目だったか……」「駄目だったんだね……」と聞こえる。まどかさやかもし和子さんに聞こえてたら終わってたぞ。

「はい。あとそれから今日は皆さんに転校生を紹介します。」

後ろで「そっちが後かよ……」と聞こえる。さやか。先の話のほうが先生にとっては大事だったってことだ。

「じゃあ、暁美さ~んいらっしゃーい」

   「ウワァスッゲェビジン」 「カワイイ」……

俺は昨日見ていたが改めてみるとやっぱ美人だよなぁ。

「暁美ほむらです。よろしくお願いします」

その後ほむらは俺に数秒視線を向けてから原作通りまどかに視線を集中する。

そしてホームルームは終了した――と同時にほむらは囲まれる。まぁ転校生ってそういうもんなんだろうな。

俺はまどか、仁美、さやかと傍観する。

「不思議な雰囲気の人ですよね。暁美さん」

「ねえまどか、仁。あのこ知り合い?なんかさっき思いきりガン飛ばされてなかった?」

「いやぁ…えっとぉ・・・」

「俺は一応知り合いだぜ」

「「「ええ!?」」」

「なんだよ?」

「紹介してくれてもよかったじゃん」

「しょうがないだろ、あったの昨日なんだし」

「それならしょうがないですわね」

と話していると向こうで

「ごめんなさい・・・・・・なんだか緊張しすぎたみたい。ちょっと……気分が。保健室に行かせてもらえるかしら」

といい、こっちに歩いてくる。

「ふぇ…」 「ン…」

「鹿目まどかさん…あなたがこのクラスの保険係よね」

「ふぇ!?あの…その…」

「つれてってもらえる?保健室」

俺はほむらにテレパシーを送る

『絶対それ具合悪いやつの頼み方じゃないぞー』

『癖なのよ。毎ループの』

『まぁいいか。いってら』

 

ほむらがまどかを連れて出て行ったあとは暇つぶしに本でも読む。俺は前世でも本が好きだった。

そして戻ってきた。少ししたらチャイム。予鈴だ

 

授業中

俺はほむらと打ち合わせをする。

『キュゥべぇは任せる。撃たずに時間停止で捕まえておいてくれ。最低盾の中にしまってもいいぞ。まどかたちは俺が正体知られてもなんとかするから』

『任せたわよ。けど魔女化のことは言うの?たぶんマミだと知ったら同胞殺しをしてると思って魔女相手に動けなくなるかもしれない』

『そこは…たぶん大丈夫だ。俺が一緒にいたことで少しずつメンタルも強くなってる。今のマミなら・・・』

『……そう。信じるしかないわね』

打ち合わせ完了。放課後になると間違いなくまどかたちはCDショップで買い物に行く。俺はマミと狩りの約束をしている。抜かりはない

 

放課後。

「もしもし、マミさん。今校門にいるので校門集合でいいですか」

「ええ、わかったわ」

 

しばらくしてマミが来た

「さぁいきましょうか」

俺たちは魔女狩りに向かった。キュゥべぇはほむらに任せた。さてここからだ




いつもより長くて疲れた……
これからは長くできるように頑張りますね
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