【完】転生者と時間遡行者~Everlasting Bonds~IN SAO 作:MYON妖夢
SAO編 プロローグ
俺は二度目の死によってまた再び何もない・・・・・・いや。今回は俺の嫁であるほむらもいる。真っ白い空間に座っていた。
「またここか」
「また?」
「転生されたときに来た」
「そういうことね」
短い会話をこなしてから俺は叫ぶ
「おーい!神さん!いるんだろう!」
しばらくの沈黙の後。神さんが出てきた。実に100年ぶりである。
「久しぶりじゃな。転生者仁よ。それと初めまして。時間遡行者暁美ほむら」
「え…ええ初めまして」
「まぁ、早速本題に入ろう。ぶっちゃけ、わしの興味本位なんじゃが・・・・・・」
「はよいえ」
俺はせかす。いろいろと待つのは嫌いだ。
「それじゃあ単刀直入で言おう。わしの興味本位で転生してほしい」
「はいはい、了解」
「早いのぉ……」
「暇だし。ほむらもつれてってくれよ」
「解っておる。それで転生するところは…」
「ソードアートオンライン」
ここしかないね。ここの世界に救済したいのはたくさんいる。
「解った。今回の能力と時期、それに条件を聞こう」
「能力は、俺はユニークスキル二刀流。ほむらにもユニークスキルひとつ。時期は生まれたとき。条件はおれとほむらはお隣さん。紺野ユウキとは幼馴染、ユウキとシノンと俺とほむらの学校を一緒にして、ユウキと俺たちを同じ学級にすること」
「無茶ぶりじゃのう!ユウキとシノンを同じ学校に仕立て上げるじゃと!?」
「そ。俺はご都合主義」
「わかったが・・・・・・二刀流はキリトのほうはどうする」
「ユニークスキルじゃなくして。俺とキリトだけがゲットできるようにするってのは?」
「可能。それでいいな」
「……話が見えないのだけれど」
「すまん。あとでいいか?」
「……ええ」
「それじゃあ、あと三十分後に転生するぞい。準備しといてくれい」
「そういうことね」
俺はすべてをほむらに説明し、納得してもらった。たぶんここまでで25分くらい。
「デスゲーム。入ったら死ぬ可能性が高いけどいいのか?」
「今まで毎日がデスゲームだったじゃないの」
「それもそうか」
「もうそろそろじゃぞいー」
「了解。んじゃいくぜ。ほむら」
「ええ!」
俺とほむらは手をつないで次の世界へと旅立った。
今回は短かったですけど。まぁプロローグってことで勘弁してください。次から頑張りますんで。
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新タイトル決まりましたので締め切ります