寝ることですか?友達と話すことですか?幼女を眺めることですか?幼女を愛でることですか?
自分はあれですね、絵を描くこととゲームですね。ま、まぁ、絵は下手なんですけどね...やっぱり独学じゃあ限界があるのかな... ?
修正:タイトル書いてなかった...
神は言った──ポーションを作れと。
神は言った──ポーションを作るなんて簡単だと。
しかし、現状はどうだろうか?材料や作り方が浮かんだまではいい。だが、そのあといざ作ろうと意気込んだときに気づいてしまった。否、気づく他なかった。
神様や...いくらあんたがチートだからってそれを俺に押し付けるのは如何なものかと思う。
俺はある準備のために勢いよくこの薄い空気を取り込む。
「材料なくして、どうやって作るんだよぉぉぉおおお!!!!」
咆哮だ。以前神が使っていた咆哮攻撃を、なんとこの俺が使う羽目になるとは思いもしなかった。
俺は若干涙目になりながら天を睨む。これはお前のせいだぞと。
果たしてその効果があったのか、天を睨む俺の視界に一枚の手紙が落ちてくるのが見えた。おそらくらさっきの手紙と同じであろう。
俺は慌てず落とさないように慎重に手紙を取る。
そこにはこう書かれていた。
『いやぁ~、材料のことなんて頭になかったよ~ごめんね☆
でも許してね?許さないといっても僕が許すけど。そちらに材料を送るから待っててね~!』
どうやらこの神は俺を怒らせたいようだ。
手紙にかかれた内容を要約するとこうだ。しょうがないから君に、この崇高な神様で
「だまれぇぇぇぇええええ!!!!!」
更に咆哮。きっとこの声は世界をわたり地球にまで届いてる。うん、そんくらい腹に力を込めて叫んだ。
というか、なんにも考えずに叫んだけど、これって結構ヤバくない?ほら、この世界ってモンスターいるよね?材料的にはいるよね?だからこの声で誘き寄せられたりでもしたら... 間違いなく死ねる。
それにドラゴンなんか来てみろ、驚く間も無く食われるに決まっている。だって人間だもの。力がないから仕方がない。
っは!これも神の謀略か!?っく!不覚... 浅はかなりぃぃぃ!
いやいや、兎に角材料を... って、無いじゃん!?あれあれ?神様、もしかして出せないの?遅れないの?ははっ!残念、お前にも出来ないことがあったよ!嘲け笑ってやるから感謝しろよ?
はーっはっはっは~!
あ、これ出せなかったら俺死ぬじゃん... 。あぁ!?神様マジすんません調子乗りましただから、だから、早く俺のために... いや神様の暇潰しのために材料を送ってくださいまし~~!!?
「っは!」
そんなアホなことをやっている俺に、神は慈悲をくれたのだろう材料が俺の目の前に落ちていた。それもご丁寧にハンカチの上に置かれて。
あぁ、これほど神に感謝する日が来ようとは... 俺の人生、捨てたもんじゃないな。
天に向かって祈りを捧げる俺に、またもや手紙が降ってきた。
『んー、なんか悶えてたけど大丈夫?いやものすんごく可愛かったけど... あっ、あんな姿男に見せたらメッだからね!?男は皆狼なんだから!!
まぁ、そんなことは置いといて、早くポーション作りなよ?せっかく材料あげたんだから無駄にしないでね?いくら神とはいえめんどくs... 大変なんだから。』
やはりあの神はペンを持つと性格が変わるようで、今回はお茶目な女の子みたいだ。
え~っと... 俺、男なんだけど... なに言ってるの神様。
閑話休題
とりまポーションを作ることにする。材料は先程言った通り、
作り方は~... の前にぃ、あれやっときましょぉい!
◇橋川夢美の、3分で出来るかわからない3分ポーション作成~♪◇
「さぁさぁついにやって参りました第一回ポーション作成~はいっ!いやいや、ついに始まりましたねこの企画。これをやるのが実は夢だったんですよ~。え?そんなことはどうでもいいからはよ作れ?はいはいわかりましたよ~」
いきなりで驚いただろうか?俺は謀3分クッ○ングのようなタイトルのポーション作成を開始した。
「まず用意するものは、先程言った通りで神鳥しんちょうの翼に風の精霊の涙と俺のの血と涙!さーてどう言ったものが出来るのでしょうか!?」
俺は出きるだけ視聴者... 神様かな?に分かりやすく説明をするべく、まずは材料から入っていく。その際、材料を一つ一つ見せていくのがポイントだ。
「どうやってつくるのか?それはですね... まず、鍋を用意します!お?ここに丁度いい鍋が... うん、このくらいの大きさがあれば十分ご自宅でも簡単に調合できます。では、鍋に水を7割近く埋まるまで入れましょう!」
そう言いながら俺は直径3メートルの鍋を取り出して、おいてあったペットボトルに入った水をドバドバと入れ始める。因みに天然水だそうだ。
そして丁度7割入ったところで傾けるのをやめ、水が入るのを止めた。
「じゃあ次は火にかけるところですけど、これは沸騰してはいけません。沸騰する寸前の温度を出きるだけ保ってください。」
1分ほど待つと、鍋の中の水にちらほらと小さな泡が見え始めた。沸騰する寸前だ。因みにこの時点で一旦火は止めておく。あとで火をつけたり消したりしながらこの温度を出きるだけ一定に保つのだ。
「はい、沸きましたね。ではそこにこの大きな羽を思いきって入れちゃってください。そしたら30秒待ちます。そしたら直ぐに煮えて溶けますのでそこに精霊の涙を3滴入れてください」
鍋に羽を入れると何故かわからないが溶け出し、直ぐに金色の液体へと変化した。更にそこに精霊の涙を3滴ほど入れると、金色で只でさえキラキラとしているのに更に光度をまし、見ているだけで眩しいと感じるまでに変化した。
この時点でもう凄いポーションだとわかるが、ここに更に付け足していく。
「続いてですが、俺の血と涙を取るために、針を用意します。」
俺は針を取り出して、指に照準を定める。正直怖い...いや、痛いのがだよ?まぁ、そんなことはお構いなしにチクっとぶっ刺す...ぶっ刺そうとしたんだけど手が滑ってブスッて具合に刺さってしまった。
俺はあまりにもの痛さに叫ぶと、涙をホロリ... と鍋に落とす。それともほぼ同時に血が腕を伝い鍋へと垂れる。その量と言えば実に数十滴。完全に作り方を外れてしまった。
「あぁ!?どどど、どうしよう!?」
結局あれでポーションが完成とされ目の前には鍋のなかに入った禍々しいほどの赤色をしたコップ一杯分のポーションがあった。
誤字、脱字等があればよろしくお願いします。