最近舌を咬んでしまってしたが少し削れてしまって痛かったけど治ったから安心してたらまた舌の裏に出来物が出来て超痛い思いをしているマリオンです!
はぁ、これ、喋るのも痛いし食べるのも痛いし飲むのも痛いで大変苦しいです。
早く治らないかなぁ...
俺、夢美は今、人生最大の絶望に襲われています。それは不幸というかなんというか、神のご意志によっての結果というか、酷い有り様なのですよ。
なぜか、それは今から説明しよう。いや、先程説明はしたがあまり詳しいことは言ってなかったのでそれを説明する。
ここ、ちょっとした孤島くらいの大きさの浮島は、高度約10,000メートルを飛行しておりまして、スピードはというとそれほど早くもなく、恐らく人が歩くくらいのペースで進んでいるのではないでしょうか。しかしそれでも怖い。
俺は別に高所恐怖症でもなんでもないが、これはトラウマものになりそうで今からでも高所恐怖症になってしまいそうだ。
想像して欲しい。前は崖、覗き込めば地面が見えるどころか白い雲が見え、その隙間からちらほらと大地が顔を覗かせている。勿論周りには壁がなく、ちょっとした風が吹くと落ちてしまいそうになる。そしてここは高度約10,000メートルだ。勿論のこと風が強く空気が薄いし、なにより寒い。
まともな思考を働かせられる状況ではなく、今にも落ちてしまうことを想像してしまう恐怖に陥り、どうしようかどうしようかと焦っている。
どうだろうか?これでも正気を保っていられるだろうか?出来ると言うなら見せて欲しい、それとこの現状を打破する方法を見つけて欲しい。誰のためでなく、俺のために。
いや他人とかどうでもいいから早く見つけて俺を助けろやコラ。そうじゃないと俺、うっかりと足を滑らして空中へと放り出されてしまいそうだ。
「はぁ、全くどうしたもんかねぇ... 神のお告げとかねぇのかよ!」
そんなことを言ったからだろうか、俺はどうやらみごとフラグとやらを回収できたらしい。
ヒラヒラと俺の頭の上へと降ってくる手紙に、俺は直ぐ様気づき、苦笑いを浮かべ... 否、満面の笑みを浮かべてその手紙をむしりとった。
キタコレ!ヒャッハーーーッッ!!と。
手紙を開いて内容を確認する... の前に手紙の差出人を確認するべく裏表紙を見る。
そこには、君を転生させた神よりと何とも丁寧に分かりやすく差出人の名前が書かれていた。
... まぁ、とにかく内容を確認しようと思う。
「ん~、どれどれぇ... 」
『 やっほー!さっきぶりだね夢美ちゃん!!
いやー、なんかごめんね?どうやら送る場所を間違えたらしいんだけど、大丈夫?抜け出せそう?無理だよねははっ。
まぁ、そんなことは置いといて、これをいい機会として利用することにしたよ!まず、能力の使用方法について説明するよ!
君の能力を発動させるには、心のなかでは効果を思い浮かべて薬よ浮かべ!と叫ぶと発動して頭の中に材料と作り方が流れ込んでくるよ!
いやー簡単簡単。
と、いうことで早速つくってみよう!思い浮かべるのは常に最強のじぶnゲフンゲフン、うーんテレポートできる薬とかでいいんじゃない?』
...... いやぁ、なんなのかねこの神様は。軽いっていうか、調子がいいっていうか、てかなんか前と性格やらが違くない?もしかしてペンを握ると性格が変わる的なあれですか?
てか説明大雑把~... なに薬よ浮かべって、そんなの叫んだらダサいし恥ずかしいで、発狂しながら全裸で白旗上げながら町中お掃除してしまうよ。え?なにそれキモい?ほっといてくれ、俺の趣味だ!
まぁ冗談は置いといて、効果を思い浮かべる... ね。最後の神様の案は快く却下させてもらうとして、やはりあれだろうか?ここは空、安全に降りると言えば... 鳥になるだろうか。いやしかし待て、それだったら戻れなければ詰みじゃないか?鳥の体でもポーションなど作れるのだろうか?いや無理だろうな、常識的に考えて。
んー、おっ!じゃああれでいいだろうか!?うん、いいね!はい決まりー、他の案は受け付けません~!
ということで早速思い浮かべてみよう。いや、叫ばないよ?
思い浮かべると、直ぐ様材料、作り方が頭に直接入ってきた。
あ、叫ばなくても大丈夫だこれ。
ふむふむ、なるほどなるほど... 材料は
いや物騒な材料だなオイ!?思わず足を滑らせて空中四回転半捻りをしながら空中へと投げ出されるところだったぞ!
いやそんなことはどうでもいい... いやどうでもよくない!!
.........材料はどうするのだろうか?
誤字、脱字等があればよろしくお願いします。