ISチートを超越する者   作:豆しばんど

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またまた、遅くなってしまいました、
思えばもうすぐ一年ですね
投稿を開始してから。
あの頃のペースを取り戻したいものです。
それでは、どうぞ!


第21話

屋上に行くと千冬姉さんがいた

 

そしてその床にはお酒やおつまみなどが…

 

神姫「こんな時間に外でお酒飲むなんて…

感心しませんねぇ織斑先生。」

 

千冬「ふんっ今は勤務時間外だ、見逃せ。

しかし…こんな時間に部屋を抜け出し出歩くなど感心せんなぁ、神姫」

 

神姫「いやいや、少し千冬姉さんに話があったからね」

 

千冬「ほう、まぁいい、こっちへ来い神姫

今日の私は気分がいいんだ」

 

神姫「へぇ、いい男でも見つかったのか?」

 

見つかろうものなら一夏がぶっ飛ばしそうだな

 

千冬「バカを言うんじゃない馬鹿者」

 

バカって二回も言いやがった

 

神姫「はははっだろうな」

 

千冬「それはどういう意味だ?神姫」

 

これ詰んでね?

 

神姫「べべべ別に深い意味はないよ?それより本題に入ろうよ千冬姉さん」

 

千冬「どうせデュノア絡みだろう?」

 

あらら

 

神姫「やっぱりわかってたか」

 

俺でも気づけたんだ、当然学園側が把握していないわけがない、仮に学園側が騙されていても千冬姉さんが見逃さない。

それなのに何もしてこないということは

何か手を出さない理由があるのか

それとも今なにかするための準備中なのか

そのどちらかだろう。

俺的には前者がいいけどな

 

千冬「当然だ、あんな物少し調べればわかることだ」

 

神姫「ならなんで無視してるんだ?」

 

千冬「まぁ、強いて言えばまだ行動を起こしていないからだな」

 

なるほど、ということは少しでもシャルが動いていたら

即座に捕まっていたという訳か

ひぃー怖い怖い

 

神姫「そうか、話がそれたね、ちょっと戻そうか。

ええっと俺、ちょっとの間学校を休ませてもらう」

 

千冬「……そんなことが許されるとでも思ってるいるのか?」

 

神姫「許されないとは思ってるけどね、許されなくても

俺は行く」

 

千冬「……なぜそこまでするんだ?」

 

神姫「シャルとは古くからの友人でさ、そいつの一大事なんだ、助けてやりたいだろ?」

 

千冬「ほう、デュノアと知り合いだったのか?」

 

神姫「あぁ、だから俺は行かなければならない

友人のために力を尽くす、素敵だとは思わないか?」

 

千冬姉さんは少し考えるような顔をする

 

千冬「2日だ、2日でケリをつけて来い、

もし遅れたら私が直々に指導してやるからな」

 

神姫「怖いこと言ってくれるなぁまったく。

まぁ、ありがとう。感謝する」

 

 

2日どころか、1日で終わらせてやるよ

 

 

早朝、まだ朝日が昇る前、 

彼、神姫は動き出す……ことはなく惰眠をむさぼっていた

その横でいつもより早く起きた少女、シャルロット

は呆れた目で神姫を見ている

 

シャル「なんか不安になってきた」

 

彼女の心配を他所に神姫は未だ深い眠りについている

 

彼が起きるのはもう数時間先のことであった

 

 

 

 

 

 

数時間後

 

 

 

 

 

 

神姫「ウワーッ!寝坊した!」

 

案の上というか、やっぱりというか、予想通りというか、彼は寝坊していた

 

神姫「本当は、朝の7時くらいに起きようとしたのに」

 

現在午前11時である

 

神姫「まぁ、いっか。さっさと準備して行くか」

 

神姫はその後10分で準備をし、早速フランスへと向かう

 

神姫「よし、転移っ」

 

視界が一瞬光に包まれ、目を開けた時にはすでに違う景色が広がっていた

 

神姫「フランスも久々だなぁ、っと感傷に浸ってる場合じゃなかったな、デュノア社にでも向かうか」

 

だが、神姫はあることに気づく

 

神姫「デュノア社って、、、どこだ?」

 

神姫はフランスに来て1分で迷子になった

 

神姫「むむむ、これはまずいぞぉ、どうやってデュノア社に行こうか」

 

考えられる策は

 

・ISで飛んでいく

 

・街の人に聞いてみる

 

・なんとなく進む

 

・googleマップで検索する

 

の4つくらいだな

この中で実用的な案は2つめか4つめだろう

その中で俺はあえて4を選ぶ!

(どこがあえてなんだよ)

 

 

_______________________________

 

 

 

 

 

 

googleで検索してからの彼の行動は早かった

実に早かった

目的地がわかったのは良かったが、移動手段が徒歩しかない彼にはデュノア社までの距離約20㎞は長かった

軽く絶望していた

地獄の20㎞を乗り越え彼はついにデュノア社えとたどり着いた。

 

 

 

_______________________________

 

 

 

 

やぁ、みなさん、どうも神姫です。

デュノア社までの道のりをすっ飛ばしてごめんね?

あの作者サボりやがったからさ

あいつこの話書き上げるのに4ヶ月くらいかかってるからね。

めんどくさいとか思って飛ばしたんだろ

そろそろ作者の批評もそこまでにしておこう。

ところで今俺はデュノア社の目の前にいるんだぜ。

思ってたよりでかいな、これって普通に入り口から入っていいのかな?

とりあえず入ってみるか

 

俺はデュノア社の中へと入っていった。

 

 

瞬間

 

 

 

世界が変わった(中二感)

 

 

 

いや、比喩ではない

確かに彼の目の前にはごく普通の社内が広がっている。

だが人がいない、それも一人も‥だ

そして何より音がない。

完全に社内と外の世界が乖離されているということに彼は感づいていた

 

神姫「これは‥‥どういうことだ?」

 

発言の直後、彼は一つの気配を感じ取る

 

神姫「誰だ?出てこい、お前がこの世界を作ったことはわかっている」

 

 

その言葉に反応するかのように人影がゆっくりと近づいてくる

そしてその影は一瞬で神姫との距離を詰め

刀のような物で切りかかってきた

 

神姫「っ!!」

 

 

キィィンッ

 

 

神姫は間一髪隠し持っていたナイフを逆手に持って

防いだ

 

 

 

神姫「おいおい、いきなり攻撃とは美しくないなぁ」

 

??「それはすまなかったな、余りにも隙だらけだったものでな」

 

神姫「まぁいい、ところであんた誰?目的は察したけどね」

 

??「我の名は雲仙。お前がこの間会ったメイズやアランの仲間と認識してもらって構わない」

 

何その風紀委員みたいな名前

 

神姫「ならあんたも神なんだな」

 

雲仙「いかにも、と言っても神の役職自体は何百年も前にやめておるがな」

 

神姫「へぇ、で、どうするよ、俺をここに誘ったんだ

殺ることは一つだろ?」

 

雲仙「当然。貴様の命を貰い受ける」

 

雲仙はそう言うとまた距離を詰めて来た

 

こいつ見た目ジジイのくせに早すぎるだろっ!

 

ちなみに見た目は白髪で長髪を後ろで縛っている齢70程のおじいちゃんである

 

雲仙は刀を横薙ぎに振るう

しかし神姫はナイフで太刀筋を途中で止める

お返しにと神姫は目の前の雲仙に向かって蹴りを放つ

 

ドガッ

 

雲仙「ぐうっ、な、中々やるな‥っ!」

 

神姫は追い打ちを掛けるように

ナイフを投擲する

 

雲仙「こんなものっ。」

 

雲仙は刀を振るい軽々とナイフを弾く

 

神姫「流石にこれくらいじゃくたばらねぇか」

 

雲仙「当然だ、我がこのくらいでくたばるわけがなかろう」

 

神姫「まだ、やるの?」

 

雲仙「愚問だな、まだ戦いは始まったばかりだぞ?

ゆっくり楽しもうじゃないか」

 

神姫「生憎こっちは時間決められててな、早く帰らないと鬼軍曹からキツーイ罰則が待ってるんだよな。

だからさっさと終わらせるからな

グロス!」

 

 

雲仙「安心しろ貴様は帰ることはできない我によって消される運命なのだよ、来ぉぉいっ!修羅っ」

 

神姫と雲仙は互いにISを纏う

神姫はいつものグロス

対する雲仙は

全身甲冑を思わせるような赤いISを纏っていた

 

雲仙「さぁ、始めようか、神と人との第一戦を!」

 

 

神姫「望むところダゼェ、雲仙ンンッ!」

 

 

今、人と神がぶつかり合う

 




どうでしたか?
なかなかスランプ気味で書いた話です
批評でも何でもどんとこいです
感想待ってます
それでは、次のお話で!

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