でもこんなくらいのペースで更新出来たらいいなと思います、それではどうぞ！
俺達は、再開を喜びあっていた。
「ところでシャル」
「何？」
俺は少し真面目な顔になる
「なんでここに来たんだ？しかも男性操縦者だなんて嘘までついて」
「あぁ、うん、それは、」
「言いたくないのなら言わなくていいぞ。」
「いや、言うよ。言わないと物語が進まないからね」
「コラ、やめろ」
メタい、メタいぞシャルロット！
シャルは何故IS学園に来たのかを話しはじめた
大まかな理由はこうだ
まず、アリシアさんは事故で亡くなってしまった
…惜しい人を亡くしてしまったな。
アリシアさんが、亡くなったあと、
シャルのお父さんと名乗る人が家に来た、
なんとシャルのお父さんはデュノア社の社長
なんだという。
だが、シャルは正妻の子ではなく
アリシアさんの娘、つまり愛人の子ということになる
当然社長の奥さんは怒るよね
それでもなんとか反対を押し切り
シャルをデュノア家で引き取ったみたいだ。
だが、シャルはデュノア家では歓迎されなかった
そんな時、デュノア社は経営危機に陥った
どうにかしようと、考えた挙句、シャルをIS学園にスパイとしてそして宣伝目的で男性操縦者として
転入させたらしい
まぁ、デュノア社としてはうまく行けば貴重な男性操縦者のデータも取れ、デュノア家としては
邪魔なシャルを排除できると考えたのだろう。
だいたいそんな感じのことをシャルは話した
「大体話すことは話したよ」
「そっか、大変だったんだな、シャル」
「まぁね、それより、神姫はなんで名字が変わってるの？」
「あぁ、そういえばまだ話してなかったな。」
俺もシャルにこれまでの経緯を話した、
当然だがシャルも俺が転生者ということを知らない。
別に話してもいいんだけど、タイミングってものがあるじゃん？
とりあえず一通り話した後俺は聞きたいことがあったのでシャルに聞いてみた
「なぁ、シャル、」
「ん？なにかな？」
「シャルはこれからどうしたい？」
「どうしたいって？」
「このままシャルはシャルルとしてここに居るのか、
それとも全てを話してしまうか」
「……この学園にきて、久しぶりに友達なんてできて、
みんな優しくしてくれて、神姫にも会えて、
これ以上皆に嘘なんてつけないよ」
シャルの、目から涙が零れ落ちる
そういえばAAAの新曲の”涙のない世界”っていい歌だよね
ごめんなさい、空気読みます
「まぁ。どちらにしても学園の校則があるから
学園にいる3年間は大丈夫だけどな」
「…え？」
「何条かは忘れたけど、学園に在籍する生徒は、
如何なる国家、企業の干渉を受けないって
書いてあったぞ」
「っ！それじゃあ、僕はまだ学園に居られるの？」
「あぁ、だが、3年間だ、シャルに残された猶予は」
「そうだね、卒業したらまたデュノア社に縛り付けられちゃうもんね」
「……シャル、シャルはどうしたい？自由に生きたいか？」
「…、生きたいよ！僕だって皆と笑って生きていたいよ！」
「フッ、いい返事だ、もしデュノア社に何も未練がないなら俺に方法がある」
「本当に？」
「本当だ、ただし、この方法がうまく行ったら、
シャルにデュノア社という家はなくなる、それでもいいか？」
「……うん、それでもいいよ。家なんてなんとでもなるよ、だからお願い、僕を…助けて」
「かしこまりました、お嬢様」
午前零時
生徒の皆が寝静まった頃、俺はとある場所に向かっていた。
「うーん、どこだったかなぁー、何階だったかなぁー」
右に左に上に下に行ったり来たりしているうちに
何故か屋上のドアの前まで来てしまった。
「とりあえず、屋上でも行って頭をスッキリさせよう」
そう思い、屋上の扉を開けた
ギィィ
鉄の扉が軋む音を聞きながら屋上に出る
「あ、」
「ん？」
屋上には先客がいたようだ、それも俺が今捜し求めていた人物、織斑千冬が
最近元から低い文才がもっと低くなってきてるなーと
感じています。これから何話かは、リハビリになると思います、
ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
それでは！次のお話で！