ISチートを超越する者   作:豆しばんど

18 / 23
更新が遅れて本当に申し訳ありません!
もう少し更新速度を上げたいな、とは思っているのですが
とりあえず、どうぞ!


過去編(笑)

シャルに出会ったのは俺がまだ一夏と会う前一年くらい前のことだった

 

ある晴れた春の昼頃、俺はフランスに来ていた。

理由は、まぁ何となくだった。

適当に静かな場所を探していたら、少し小高い丘に

たどり着いた。

俺はその丘に登って昼寝を開始した

 

 

神姫睡眠中

 

 

 

「……きて、おきて、」

どこからか声がする、声からして女の子だろう

とりあえず、声に従い起きる

「んーよく寝たなぁ、で、君は誰かな?」

「え?僕?僕はシャルロット リディアスって言うんだ!シャルロットでいいよ」

「よろしくシャルロット、俺は霧雨 神姫だ」

「なら神姫君だね、よろしくー」

「あぁ、ところでシャルロットはこんなところにいるの?」

「天気が良かったから、少し散歩でもしようかなって思って、ここら辺を歩いてたんだけど、

そしたら神姫君がいて……」

「気になって近づいてきたって訳か」

「そうだよ」

「知らない人に近づくなってお母さんに言われなかったのか?」

「そ、それはそうだけど……なんか神姫君は大丈夫かなぁーって思って」

この子将来大丈夫かなぁ

「ま、まぁ、実際なにもなかったからいいじゃん!」

「ま、そうだな」

「で、神姫君はこれからどうするの?」

「俺はまた寝る」

「え!?寝ちゃうの!?」

「当然さぁ」

「せっかく仲良くなったのにぃ」

「覚えておきなさい、人は眠気には勝てないのだよ」

「うぅ~、よし!僕も寝る!」

「そっか、なら寝ていけ、俺はもう寝るからおやすみぃ」

「僕も寝よっと、おやすみぃ」

 

 

 

少年少女昼寝中

 

 

 

 

 

 

……トォ…………ロットォ

 

 

 

 

 

なにか声がして俺は目を覚ました

起き上がろうとしたら腹の上にシャルロットの

上半身が乗っかっていて起き上がれない

俺はできるだけ優しくシャルロットを起こす

「シャルロットーおきろー」

「うぅ、ううん」

こいつ起きねぇな

少しほっぺたをつねることにした

 

むぎゅー

 

「っ、いひゃいいひゃい、ひんひふん、にゃにしてぇりゅのぉー」

「いや、シャルロットが起きなかったから」

「ほひるから、ほひるからはにゃしてぇー」

俺はつねっていた頬を離す

「まったく、ほっぺたが伸びちゃうじゃないか」

「ごめんごめん、それよりなんか聞こえるぞ」

「ほんとに?」

「ああ、少し静かにしてろ」

俺たちは耳を澄ませる

……ロットォ…………シャルロットォ

「……おい、なんかシャルロットの事呼んでるぞ」

「……なんかそうみたいだね」

声が近づいてくる

「お化けかもな」

「えぇ!ちょっとやめてよ神姫君!僕そういうの苦手なんだから!」

「もうすぐ、こっちに来るぞ」

「ちょ、ちょ、あばばばばば」

完全にびびってやがる

めっちゃ抱きついてくるんですけど

そして草木の中から人が出てきた

「シャルロットー!」

「きゃゃゃゃゃゃゃゃあ!」

「うるせぇ!」

ペシィッ

「あうっ」

デコピンで落ち着かせる

「大丈夫だ、ただの人だったから」

「え?ほんとに?嘘じゃないよね?ほんとだよね?」

「前を向いてごらん」

シャルロットは恐る恐る前を向く

その先には金色を髪をしていて

少し笑っている

「あ!お母さん!」

え?あれシャルロットのお母さんなの?

金髪のロングヘアーで顔は少し幼いような

身長は女性にしては高めだと思う

なにが言いたいかと言うと

スゲー美人な人だなぁ

シャルロットも将来こうなるのか、少し楽しみだな

「もう、シャルロット、こんなところにいたの」

「うん、お昼寝してたんだよぉー」

「お昼寝?今もう夜よ?」

「え?……ほんとだ」

空を見上げると綺麗な星空が見えた

「で、そこの子は?」

「あ、この子は神姫君!さっき友達になったんだよ!」

「霧雨神姫です、初めまして」

「あら、日本の方?」

「そうです、まぁ、今は旅をしていますが」

「どうして旅をしているのかは聞かないけど、

これからどうするの?」

「しばらくはフランスをふらふらしてますよ」

「だったら家に来ない?」

「いやいや、さすがにそれは迷惑でしょう」

「大丈夫よ、部屋は有り余ってるし、

なによりシャルロットがそんなになついちゃったしねぇー」

少しニヤついてこちらの方を見る

俺たちの格好は俺が座り込んでいてその上にシャルロットが乗りそしてシャルロットに抱きつかれている状態だった

あわてて俺たちは離れる

「……そ、そんなことより、本当にいいんですか?」

「ええ、大丈夫よ、シャルロットも良いわよねぇ?」

「うん!神姫君なら大歓迎だよ!」

「それなら、少しの間お世話になります」

「よろしくね神姫君、あと、言い忘れてたけど、

私の名前はアリシア リディアス覚えてね」

そう言ってアリシアさんは笑った

その笑顔は、まるで太陽だった

 

 

 




今度の投稿はまたいつになるかわかりませんorz
本当に申し訳ありません
それでも見捨てないなら
僕はとても嬉しいです
それでは

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。