艦隊これくしょん〜放縦者たちのカルメン〜   作:プレリュード

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OpUS-10 『Fury point』

廃墟をただひたすらに走った。峻は喉元にせり上がってくるものを何度もこらえる。

 

「はっ、はっ、はっ……ぐっ」

 

口から血が溢れることをなんとか防ぐ。隣には叢雲が走っているのだ。余計な不安を与えてなるものか。

 

「くそ……」

 

想像以上に右脚のせいで体にかかる負荷が大きい。覚悟していたとはいえここまでのものとは思わなかった。

 

「あんた顔色が悪いけど……」

 

「大丈夫だ、問題ねえ」

 

叢雲が言葉を言い切る前に言い捨てる。そうやって強がることしかできない。虚勢だとわかっていても張るしかないのだ。

 

「でも……」

 

「いいから走れ! 早く離れるぞ!」

 

憲兵隊から強奪した車は完全に憲兵隊を撒いてから乗り捨てていた。そうでなければカーチェイスと洒落こんでいたかもしれないが、追いかけっこという意味ではどちらもあまり大差ない。

 

「くそったれ……今度はあっちかよ……」

 

悪態をつきながら走り続ける。体の内側から痛みが侵食してくるような感覚と戦いながら遠くへ。

 

確かに峻たちは憲兵隊の展開していた範囲から逃走することに成功はした。だがそれはイコールで終わったわけではない。

 

「わかってたさ。お前が動いてくることくらいは。そういう奴だもんな、お前は」

 

なんて言っても長い付き合いだ。どんな人間か完璧ではないが知っている。だから今まで不思議ですらあった。

 

追いかけてくる集団に向かって発砲。牽制として打ち出された銃弾が追っ手の足を遅らせる。

 

「どこまで逃げるつもりよ!」

 

「どうせどう逃げても無駄だ! さっきの憲兵隊なんかとは数が比にならねえんだぞ!」

 

「じゃあどうするのよ! もう倒すしかないじゃない!」

 

「そのための考える時間が欲しいんだよ! とにかく安全地帯が欲しい!」

 

それにしても撃ってくる気配がない。ということはやはりそういうことなのだろう。

 

「ったくどんだけ人員を投入してんだよ。人海戦術とか素でやるなよな」

 

そしてこちらが殺さないとわかっているかのような追跡の仕方。撃ってくることは予測していたのか、防弾チョッキは着込んでいるようだがそれだけしか防具の類をつけないというずいぶんな軽装っぷりだ。

 

「まあ、来るだろうとは思ってたけどよ……」

 

愚痴っても始まらない。そんなことはわかっている。いい加減、手を抜くのも限界かもしれないな、と頭の隅で思った。ぬるいやり方ではなく、もっと非情なやり方に。

そうでもしないと切り抜けられない。だから殺せ。そう自分にナニカが語りかける。

 

嫌な思考を振り払う。殺すことは簡単だ。だが1度でもやってしまえば歯止めは効かないだろう。

 

何度も角を曲がり、追手を撒いた。だが撒いても次よ次よと、とめどなく次の追手が現れては追いかけてくるため、息付く暇もない。

 

「いくらなんでもやりすぎだろ! なあ! マサキ!」

 

追っ手はすべて横須賀鎮守府海兵隊のエンブレムが付いている。つまり憲兵隊から逃れたと思っていたら今度は海兵隊を相手取ることになってしまった。

一難さってまた一難。連戦なんてもっとも避けたかった。

 

そんなことを言っても何も始まらない。わかっていながらぼやきたくなる。

 

「あんた、前!」

 

「げ、やば……」

 

土地に詳しくないことが災いした。完全に袋小路だ。建物内に飛び込みたいところだが、生憎と左右は建物の壁であって、入口らしいものはない。

 

前は行き止まり、後ろはわらわらと追ってくる大量の海兵隊。打ち倒せなくはないだろうが、スペースが広くないため確実にうまくいくとは言い切れない。

 

「ならこいつか」

 

峻はCz75をホルスターに戻すと、代わりにワイヤーガンを取り出す。

 

「叢雲、悪い」

 

「へっ? ちょっ、あんたなにを……」

 

叢雲を左手で抱え込むとワイヤーガンを撃って、ベランダの手すりに引っ掛ける。右脚のブースターとワイヤーを巻き取る勢いを利用して一気に壁を乗り越えた。

 

「うおぉぉぉぉぉぉ!」

 

「と、飛びすぎよ!」

 

予想していたよりも体感のスピードが速い。だがこれしきで醜態を演じる峻ではない。

 

飛び越えた瞬間に引っ掛けていたワイヤーを外して巻き取り、屈伸の容量で着地して衝撃を緩和。それでもかなりの衝撃が足からから全身に伝わったが、抱えていた叢雲を離して走り始めた。

 

「やるなら先に言いなさいよ」

 

「悪いって言ったろ?」

 

ぶっきらぼうに言い放つ。そもそも何のために逃げていると思っているのか。

 

「この中でいいだろ」

 

「ん」

 

叢雲が短く肯定。適当な建物の中へと滑り込んだ。

 

「ボロボロなのは変わらんか……ま、いい。とにかく打開策を見つけねえとこれは突破できねえぞ」

 

「また包囲網を一点突破するの?」

 

「いや、おそらくはできねえだろうな」

 

峻が頭を振った。追跡として投入されていた人員の数からだいたいの総人数を逆算しにかかる。

 

「たぶんマサキのやつは海兵隊にエリアで包囲させてるはずだ。それだけの数がいる。となると包囲網は2重、3重と敷いてるはずだ。それを突破するとなると時間がかかりすぎる」

 

一点突破は時間をかけることなく速攻でやるから有効なのだ。だらだらと長引かせてしまえば、状況は不利になっていくばかりだ。

 

「変装するのは?」

 

「前回はフルフェイスメットを装備してたからごまかせたんだ。今回はそんなもん着けてなかったし、なにより俺もお前も面割れしてるんだ。すぐにバレる」

 

急いで階段を登るとそこらにあった家具やらを運び、仮設バリケードを建てて籠城体制を整える。階段さえ塞げば2階に登る手段は上からの懸垂降下しかなくなる。そこまでの装備を持ってきているとは思えなかったし、それを持ってくる時間を稼げれば十分だ。

 

「今度は横須賀鎮守府海兵隊、つまりはマサキが相手ってことかよ」

 

忙しないことこの上ない。本格的に追い詰められてきた。

峻がイライラと腕を組みながら廊下を往復する。試算で出した推定の数をどうやったら突破できるか。殺さずに、そして捕まらずに。

 

前提条件が厳しすぎる。無理だ。

 

──なら殺せばいい

 

馬鹿言え。それができないから苦労してんだろうが。

 

──お前の枷となっている少女を見捨ててしまえばいい

 

それをやったら確実に叢雲は死ぬ。

 

──見殺しにすることくらいで何を躊躇っている

もうしないと誓った。

 

──ちがうな

 

なにがだよ。

──過去から目を背けるな

 

黙れよ。

 

──お前がみんなみんな殺した

 

だから黙れって…………

 

 

「ねえ、ちょっと!」

 

叢雲の声によって現実に引き戻される。眉間に寄っていたシワも戻して何でもない表情を取り繕う。

 

「なんだ?」

 

「少し話を聞いてほしいのよ」

 

「あ、ああ。構わねえけどなんだ?」

 

「えっと…………」

 

叢雲がゆっくりと口を開く。ためらいがちに、だがその頭を必死に回転させて浮かんだ考えを伝えようとする。

 

 

 

「…………っていうやり方なんだけど」

 

「…………」

 

「やっぱり駄目?」

 

「……少し待て」

 

今しがた叢雲の出した提案を峻が再検討する。リスキーすぎる。危険だ。そんな考えが渦を巻く。

だが止めたところで聞くだろうか。はっきり言って微妙だ。なにより現状でこれよりも優れた案が峻からは出てきていない。

 

「……現実、それよりいい方法が思いつかん」

 

「じゃあ!」

 

「お前の提案を取るしかないな」

 

よし、と叢雲が小さくガッツポーズ。それを見て苦笑しながら峻がコンパクトにまとめられた荷物を漁る。

憲兵に変装して逃げる時にあらかたのものは置いてきてしまった。だが多少のものならば服の中にいれたり、マガジンポーチにいれたりしてごまかせたのだ。

 

「ほれ」

 

「えっ」

 

ひゅっと投げられたものを叢雲がキャッチ。しげしげと何を投げられたのか叢雲が手のものを見つめる。

 

「コップ?」

 

「作戦前の1杯ってな。水と水、どっちがお好みで?」

 

「事実上の一択じゃない」

 

水でいいわよ、と投げやりに叢雲が言った。小さなボトルから透明な液体が叢雲の持つコップに注がれる。

 

「残念だが温かくはねえ。ま、そこは諦めてくれ」

 

「冷たい方が頭が冴えていいんじゃない?」

 

「かもな。ほれ、乾杯」

 

「ん、乾杯」

 

峻はボトルを、叢雲はコップを掲げてから口をつける。大した量もないため、あっという間に飲み終わってしまう。

 

「侘しいわね」

 

「仕方ないだろ。飲み物で持ち出せそうなもんがこんくらいしかなかったんだから」

 

「武器の類はぜんぶ運び出せたのにね」

 

「それこそ大したもんはないけどな。爆薬とかしかねえし」

 

「ないよりはマシじゃない」

 

「かもな」

 

ぐぐっと峻が伸びをする。首を回して骨を鳴らすと冷たい床に座り込んだ。

 

「詳細を詰めるぞ」

 

「ええ、そうね……えっ?」

 

ぐらりと叢雲がよろめく。突然、意識が朦朧としてきた。思わず近くにあったチェストに手をつく。

 

「な、に……まさ、か……あんた…………」

 

叢雲が揺れる。抗うように瞼を上げようとするが抵抗も虚しくそれはゆっくりと落ちていく。

 

「私に、なに……を…………」

 

最後まで言い切ることはなく、足の力が抜けて叢雲がずるりと壁に背をつけて座り込む。すぐに小さな寝息。

 

「安心しろ、ただの睡眠薬だ。死にはしねえ」

 

逃走する最中に水や食料などと一緒に買ったものだ。目的は別のつもりで買ったが、思わぬところで役に立った。

 

「ま、俺に効くわけないか。見張りの交代で寝る時に、眠れないかもと思って買ったが、やっぱり効かなかったな」

 

峻は自嘲した。眠気は特に襲ってくる様子はない。わかっていた話だ。

ガサゴソと小さな荷物を探る。お目当てのものを探し出すのにはさしたる時間はかからなかった。

 

「悪いな、叢雲。お前はここまでだよ」

 

峻が取り出したものをいじり始めた。時間はない。だからすぐに終わらせる。これがこの状況を変える切り札になると信じて手を動かし続ける。

何度もやったことだ。やり方は手が覚えてる。目をつぶったままでもできる自信があった。この作業に関しては。

 

狙いのものは5分もかけずにできた。手に収まるサイズのリモコンの中をしっかりと思い通りに改造できたか確認してからパチンと填める。

 

そして最後に取り出したそれはしっかりと包まれた粘土のようなもの。それにも峻は手を加えていく。

 

「よし、完成」

 

叢雲が寝息を立てる中で宣言。峻の目前にはC-4爆弾が鎮座していた。

 

「さて、そろそろか」

 

下準備は完了した。打開策とも呼べないようなものだが用意はできた。あとは本番だ。

 

東雲の率いる海兵隊との戦いが始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東雲将生は前線に出たがる男だ。

 

東雲自身がそう自覚している。だが中将が現場に出てどうする。いたずらにその身を危険に晒して、早々にやられてしまえば現場の指揮は混乱し、戦線は崩壊してしまう。

だからいつもぐっと堪えて奥に控えているのだ。

 

だが今回はそれを適応しなくてもいい。

 

つまるところ、東雲は海兵隊の指揮を前に立って執っていた。

 

「目標を見失いました」

 

「落ちつけ。包囲網にはかかってねえ。なら近くにいるはずだ。入念に捜索しろ」

 

「はっ!」

 

海兵隊が敬礼をしてからくるりと回り、東雲の前から立ち去る。

 

「まだこの場にはいる……廃墟のどっかに身を潜めているはずだ」

 

くまなく探せば必ず見つかる。なにせ人ふたりだ。見逃せるような粗い包囲網は張っていない。前回は憲兵隊の装備を着けて突破したようだが、1度は通じても2度目はない。今回はフルフェイスメットを付けさせていないため、変装するのは不可能だ。

 

「打てる対策はすべてやった。ここらで捕まれよ、シュン」

 

もう終わりにしよう。そんな思いで東雲は指揮を執る。

展開状況と周辺の地形が詳細に描かれたホロウィンドウを見つめる。帆波峻を表すマーカーは地図上に光っていない。同様に叢雲のものも、だ。けれどすぐに判明するだろう。

包囲網に配備された海兵隊は接触したら即座に通信を飛ばすように指示してある。さらに定時連絡をかなり短いスパンで取るようにしたため、何かあればすぐにわかる。

様子見なんていらない。ただ全力を持って叩き潰すのみ。

 

少し欠点をあげるのならば、横須賀鎮守府を翔鶴に任せていることだろうか。長時間ではないといっても負担をかけてしまうことに変わりはない。

 

「だがな、あいつは俺の同期で俺の部下なんだ。部下の不始末は上が片付けるもんだろうが」

 

戦果は出していた。だから放置していた。別に基地自体が回っていなかったわけではないため、よしとすらしていた。

それでもこうなってしまったのならば仕方ない。せめて自分の手で終わらせる。

殺さずに自らの罪を償わせることによって。

 

東雲がオイルライターで口に咥えたタバコに火をつける。ゆらゆらと立ち上る煙をじっと見つめた。

 

「確かにシュン、お前は強い。下手な人数で挑んだら一瞬で返り討ちだ。量より質って言葉もある。けどな、圧倒的な量は質を上回るんだよ」

 

そして殺しをしていない峻に切り抜けることは難しい。意図してか、はたまた意図せずかはわからないが、叢雲が峻のストッパーとして機能している今だからこそ被害は出ずに終わらせられる。

 

何も引っかかるものがないわけじゃない。横須賀を通さずに本部が峻を召喚しようとしたこと。これは明らかに不自然だ。もちろん、手続きを踏まずともできることではある。だが普通は一言くらい断りをいれるか、もしくは本部まで引っ張ってくるのをやらせるものだ。それが断りもなしにいきなり本部召喚だ。違和感を感じるなという方が無理だ。

 

「ま、あいつを捕まえたら聞くさ。だが憲兵隊からの横槍が厄介だな。くそ、なんとかしなくちゃなあ……」

 

やかましく憲兵隊が身柄をよこせと言ってくる状況は安易に想像された。東雲としては引き渡すつもりが一切ないのではっきり言って邪魔以外のなにものでもない。

 

「ここはおいおい考えるとして……」

「ち、中将どの!」

 

東雲の元に海兵隊の連絡役が駆け込んでくる。急いでタバコの火を消すと携帯灰皿に落とした。

 

「どうした?」

 

「目標を発見したのですが……」

 

「何かあったのか?」

 

「はい。目標が中将どのと話したい、と」

 

「へえ……お呼びなら行くか」

 

「御足労をおかけします……ですが、何をするかわからない状況でして」

 

よほどのことが起きたのか、困惑したように連絡役が顔をしかめる。

 

「現場の判断では難しい案件でして……」

 

「いい。俺が出てって話がつけられるなら上等だ」

 

「お気を付けてください。本当に何をするかわからないのです」

 

東雲の眉が本当に僅かながら動く。状況がいまいち読めない。何が起きている? 確保できていない。だが場所はわかっている。そしてこの口ぶりからするに、手を出すこともできていないようだ。

 

「状況の説明を」

 

「はっ! 現在…………」

 

連絡役がどうなっているか説明を始める。だがはじめの一言目だけで東雲はなにも頭に入ってこなくなった。

 

「…………中将どの?」

 

「いや、報告ご苦労。なら急ぐか」

 

嘘だ。そう断言したい。そんな状況はあってはならないのだと。

 

ポケットに手を突っ込む。冷たいオイルライターを強く握りしめた。

 

悪い冗談であってくれ。連絡役が逃がしてしまったことを誤魔化すためにこんな嘘をつきましたと言ってくれた方がいくばくかマシだ。

 

大して離れた場所ではなかったのか。少し小走りに移動するだけで目的地には着いた。ボロボロの建物を海兵隊がぐるりと取り囲んでいる。その海兵隊は東雲が来た瞬間、一斉に敬礼をした。

 

返礼もそこそこに建物に入ると、奥の階段を上がる。

 

「よお。遅かったな、マサキ」

 

真っ先に視界へ飛び込んできたのは足を組んで座る峻。

 

そして寝息を立てている叢雲の首に嵌められたC-4爆弾と峻の左手に握られたリモコンスイッチ。

 

何が起きているかは明白だった。

 

あの左手に握られたスイッチを押せば叢雲の首に嵌められた爆弾は爆発するのだろう。それを盾にしているため、海兵隊は攻めあぐねているのだ。

 

つまりは人質。危害を加えようものなら叢雲を殺すぞという脅し。

 

「そこまで…………」

 

オイルライターを握っていた手が震える。血管が浮き出ている拳をさらに強く握る。

 

報告を信じたくなかった。それだけは、それだけはやって欲しくなかった。

 

やむを得ない理由で逃げているのだと。叢雲を連れて行ったのは仕方なかったことなのだと思っていた。いや、思いたかった。叢雲を捨て石にするようなことはしないだろうと思っていたかった。

 

「ふざけるなよ……」

 

お前は変わったヤツだった。好き勝手に振舞って、だがそれができるだけの実力を持っている男だった。そしてなにより、甘いとわかっていながら仲間を見捨てるようなことをする人間じゃあなかった。

 

だから俺はお前に憧れたし、支えてやりたいとも思った。俺の理想みたいなことを体現していたお前が眩しかった。

 

その他ならぬお前が、帆波峻という人間がなぜそんなことをする? 叢雲は仲間じゃなかったのか?

 

お前は仲間と言った人間を躊躇いなく自分のために人質にしてしまえるのか。

 

ふざけやがってふざけやがってふざけやがって!

 

「そこまで堕ちたか帆波ぃぃぃぃぃぃ!」

 

東雲の怒りがこもった叫びが廃墟にこだました。




こんにちは、プレリュードです!
次は横須賀ですね。戦闘が連続して続きますが仕方ないよね。
どったんばったん大忙しな方も多いと思われる春ですが、この世界では冬なんですよ。季節感ねぇーと思われるかもしれませんがご容赦を。ここまで話数がこの章で伸びるとは思わなかったんです。

感想、評価などお待ちしてます。それでは!

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