艦隊これくしょん〜放縦者たちのカルメン〜   作:プレリュード

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※飯テロ注意

警告はしました。しましたからね!


第五章 影法師のエレジー編
Lunchtime


 

峻が右手で杖をつきながら病院の正面玄関に立つ。3日間のリハビリにより、もうほとんど障害なく歩けるようにはなっていた。つまり杖は何かのための保険であって、別に無理につく必要はない。

 

 

「ありがとうございました」

 

 

「いえ。ご退院、おめでとうございます」

 

 

杖を左手に持ち替えて担当医と握手を交わす。2週間ほどの入院生活だったが、いろいろ世話になったと思う。

 

 

「見送りはここまでで結構です。それでは」

 

 

病院の門まで着いてこようとするのを丁重にお断りし、肩掛け式のカバンだけという手軽な荷物で横須賀中央病院を後にする。大きな荷物は先に館山へ送ってもらったため、これだけの荷物で済んでいるのだ。

 

 

「ぶっちゃけ杖なんてなくてもいいんだよなあ……」

 

 

病院が好意で貸してくれたものなので、断るに断れなかったのだ。短いリハビリ期間ではあったが、もう機械化義足はほとんど身体に馴染んでいた。

 

 

上着の裾がはためく。冷たい風が吹き荒ぶ。もう秋とは言えないくらい寒くなり、冬に差し掛かっていた。

 

 

「さて、誰もいないな?」

 

 

だが寒いことなど関係ない。峻はこの瞬間を待ち焦がれていた。退院できるこの日をだ。館山に帰るはずならば行く必要の無い方向へと足を向ける。

 

 

「ちょっと待ちなさい」

 

 

そろりそろりと歩き始めたところで視線を感じ、急に声をかけられて峻は飛び上がった。背後を振り向くとそこには私服姿の叢雲が立っていた。

 

 

「なんだよお前か。驚かせやがって」

 

 

「館山に帰るならそっちに行く必要はないはずよね? どこに行こうとしてたのよ」

 

 

「いや、まあちょっとな」

 

 

思いの外、きつい口調で責められてしどろもどろになる。確かにこれからやろうとしていたことは褒められた行為ではないのかもしれない。だがそれでも欲には勝てないのだ。

 

 

「どこ行くつもりよ。言いなさい」

 

 

「……誰にも言うなよ」

 

 

「内容にもよるわ」

 

 

「ついてこい。そうすりゃわかる」

 

 

峻が賑やかな街へと足早に歩み始める。その後ろを叢雲が追いかけた。

 

 

「……誰かに見られてる?」

 

 

「そう? ああ、でもあんたはウェーク島攻略とかで有名だしそれじゃない?」

 

 

「……敵意はなさそうだしいいか」

 

 

それにすぐに気配は消えた。なにか目的があるなら接触を試みるなりするはずだが、一瞬だったということは単純に野次馬だったのかもしれない。

 

 

気を取り直して、峻が叢雲の服装をてっぺんから下までざっと確認する。

 

 

「ま、お前の服装もそんなに変じゃないし大丈夫か」

 

 

「あんた失礼ね」

 

 

「私服なんて見ないからな。基本的に制服ばっかりだろ?」

 

 

「まあそれもそうね」

 

 

入り組んだ道を何度も曲がり、大通りから少し入った路地に踏み込む。そして小さな建物の前で足を止めた。

 

 

「なにここ?」

 

 

「イタリアンレストラン。ここらではちょっと有名らしくてな。病人食が不味くて仕方なかったから退院したら真っ先に来てやろうと思ってたんだ。雰囲気もフォーマルな感じじゃなくてカジュアルらしいからこの格好で入っても大丈夫だろ」

 

 

「なるほど。ここで1人、こっそりとおいしいもの食べようとしてたのね?」

 

 

「まあな。だが悟られたからには仕方ねえ。奢ってやるから残りの奴らには黙っといてくれよ?」

 

 

「口止め料にランチコースってわけ? ふうん、まあいいわよ」

 

 

「そいつは助かりますよっと」

 

 

洒落っけのある木製のドアを押すと爽やかな鈴の音と共に開いた。薄暗い店内には邪魔にならない程度の音量で柔らかいクラシックが流れている。

 

 

「いらっしゃいませ。2名様でよろしいでしょうか?」

 

 

「はい」

 

 

「テーブルへとご案内させていただきます」

 

 

隅の方にあるテーブルへ案内されると椅子が引かれて先に叢雲が、そしてその後に峻が座る。ウェイターが一礼して去ったあとにメニューを開いた。

 

 

「これってどうすればいいの?」

 

 

「そこまで本格的な店ではないからな。ランチコースで前菜、パスタ、メイン、デザートの順で出てきて最後に紅茶かコーヒーってとこだ。どうする? お前は飲むか?」

 

 

「……やめとくわ。昼間っから飲むのはちょっとね」

 

 

「じゃあ俺もやめとくか」

 

 

もちろんここで言う飲むとは酒のことである。ボトルを空けてもよかったが、昼間から飲むのはどうなのだと言われればその通りでもあり、なおかつそこまで身体がアルコールを求めているわけでもないため峻もやめておくことにする。なにより病み上がりだ。

 

 

「ほれ、なに頼むか選べ」

 

 

「ん、そうするわ」

 

 

改めて峻もメニューとのにらめっこを始める。どうやらその日の仕入れによってある程度はメニューが変わるらしい。それぞれの項目に5品ほどの料理名が並んでいた。

 

 

「決まったわ」

 

 

「俺もだ」

 

 

店内にざっと目をやるとすぐに察したウェイターがテーブルに歩み寄る。思い思いの料理名を伝えるとウェイターがメニューを回収していった。

 

 

「なかなかこういう雰囲気のお店は来ないわね」

 

 

「そうぽんぽんとはな。財布の問題もあるし、そもそも基地司令が仕事をほったらかして基地から出てったらまずいだろ」

 

 

「普段の仕事ぶりを見てからいいなさいよ。あんたさぼってばっかじゃない」

 

 

「だからといって空けとくのはよくないだろ」

 

 

「何を今更」

 

 

「それを言うならお前も今、館山を空けてるんだからな?」

 

 

「私はあんたの迎えだからいいのよ」

 

 

「さいですか……」

 

 

グラスに注がれた水を口に含む。ちょうどいいくらいに冷えていて、軟らかくて口当たりがいい。飲み口がすっきりしてきるのは檸檬を入れているのだろうか。

視界の隅にウェイターが皿を持って近づいてくる。

 

 

「真鯛とマッシュルームすだちの香りのジュレカクテル仕立てと、スライスオニオンとスモークサーモンのカルパチオ風サラダでございます」

 

 

ウェイターが峻の前にカクテルグラスの中で層状になってよそわれた皿を、叢雲の前に生でスライスされた玉ねぎと綺麗なピンク色のスモークサーモンのサラダを置いた。その後に小皿を置き、トングでパンを乗せる。

カトラリーを取ってカクテルグラスによそわれた鯛の刺身とスライスされたマッシュルームとジュレを掬い、口へ。しっかりと締まった白身にきのこの香りが広がり、最後にすだちのジュレが口内に残る魚の油を押し流してさっぱりとさせる。

 

 

「辛っ……あ、でもおいしい」

 

 

玉ねぎが辛かったらしい。だが油の乗ったサーモンと一緒に食べればそれがいいアクセントになるのだ。辛みに驚きはしたようだが味は気に入ったらしい。フォークに葉野菜と共に刺すともう一口ぱくりと租借する。

 

 

「期待以上だ。この店は大当たりだな」

 

 

「確かにおいしいわね」

 

 

「ちょっとそれも気になるな。すみません」

 

 

「はい。なんでしょうか?」

 

 

控えめな声でウェイターを呼ぶ。

 

 

「シェアしたいのですが……」

 

 

「どうぞ。お気になさらずお皿を交換して召し上がってください」

 

 

「ありがとうございます。ってことだ、ちっと皿貸してくれ」

 

 

「そのかわりにあんたも一口寄越しなさいよ」

 

 

「ああ、いいぜ。ほら」

 

 

カクテルグラスと平皿を交換する。サーモンと玉ねぎを共にフォークで突き刺して同時に食べる。玉ねぎ特有のピリッとした辛み。そして程よく酸味の効いたドレッシングが非常にマッチしている。

 

 

「こっちもいけるな」

 

 

「鯛とすだちって合うのね」

 

 

一口ずつ食べると皿を交換し直す。最初の前菜(オードブル)でこのクオリティ。これから先も楽しみになってきたと思いながら鯛を掬い食べる。

 

 

「ちなみに次はパスタだったかしら?」

 

 

「フルコースじゃないからな。それにランチコースって言ったろ。そんなに豪勢なのじゃねえよ」

 

 

そんなに立派なコースで来られては腹が膨れすぎる。あくまでこれ昼食(ランチ)であって夕食(ディナー)ではないのだ。

 

 

「口止め料にはなったか?」

 

 

「まあ黙っといてあげるわ」

 

 

「お気に召したようでよかったよ」

 

 

パンをちぎって小皿に垂らしたオリーブオイルを付ける。これだけでも結構いける。口に放り込めば芳醇なオリーブオイルの香りと小麦粉のしっかりとした味が広がった。

静かに皿が引き上げられていく。次の品がくるまでの時間もこういう食事の楽しみだと峻は個人的に考えていた。

 

 

「そういえば怪我はもういいの?」

 

 

「んあ? ああ。ほとんど完治だ。入院を続ける意味はもうないだろ、そこまで治ってりゃ」

 

 

ぷらぷらと手首を振って問題ないアピールをする。疑わしげな目を向けられるがどこ吹く風で受け流した。

 

 

「朝摘みバジルのジェノベーゼイカスミを練りこんだリングイーネです」

 

 

音を立てることなく真ん中辺りが少し膨らんだ黒い麺と鮮やかな緑のパスタが峻の前に置かれる。

 

 

「ズワイガニのトマトクリームパスタタッリアレッテです」

 

 

今度は平麺ととろりとしたクリームソースにカニの身がほぐしてあるパスタが叢雲の前に置かれた。

フォークを手に取り、くるりと麺を巻き付ける。

 

 

バジルの爽やかな香りが鼻を通った。麺にはイカスミを練りこんだことによって生まれるコクがある。パスタソースには砕いた胡桃が混ざっていて、その食感が飽きさせることなく次へ次へとフォークを進ませる。

 

 

「パスタもいけるな」

 

 

「こっちもカニの旨みがソースに出てておいしいわ」

 

 

「どれ」

 

 

タッリアレッテと呼ばれる平麺をトマトクリームにたっぷりと絡めて頬張る。丁寧に作り込まれたトマトクリーム、そしてそれを邪魔しないようにしながらもしっかりと存在を主張してくるカニの身と平麺のモチモチ感がマッチしていた。

 

 

「そういえば最近どうだ?」

 

 

「どうって?」

 

 

「基地だよ。お前にほぼ全権あずけて入院してたからな」

 

 

「あー……まあ別段これってこともないわよ。いつも通りね」

 

 

「ならいいか」

 

 

毎度のごとく賑やかなのだろう。想像していたよりも長く空けることになってしまった基地に思いを馳せながら、ちぎったパンでジェノベーゼソースを拭って口に放り込む。

 

 

「あんたも入院生活はどうだったのよ?」

 

 

「これといって何もねえな。てか正直ヒマ。ほんとにやることねえのな」

 

 

「へえ……」

 

 

「あと病人食はまずい。話によると昔より質は向上したらしいがそれでも無理」

 

 

「そ、そう……」

 

 

言い方に怨念こもっていて叢雲が椅子に座りながら半歩下がる。だがべちゃっとした米やら、くったくたで食感という概念が消え失せた野菜やらを食べていればそうなるというものだ。

 

 

「お待たせいたしました。牛フィレ肉のソテーマデラソースです」

 

 

こんがりと焼かれた牛肉とかけられたソースががきらきらと照明を照り返す。立ち上る匂いで自然と頬が緩む。

 

 

「こちら、合鴨と7種ハーブの包み焼き有機野菜のグリルを添えてです」

 

 

そして叢雲の前には薄いピンクを残した肉と綺麗な焦げ目が付けられた野菜が添えられた皿が置かれる。

 

 

峻が牛肉にナイフを入れる。表面はこんがりと焼けていても、その内部は見事なまでのピンクだ。抵抗なくするりと一口サイズに切れ、フォークに刺す。とろみのある明るい茶色のソースをつけてから口に運んだ。甘めに味付けられたソースは中身まで火を入れ切らない焼き具合(レア)で調整されたフィレ肉との相性は抜群にいい。肉の旨みを引き立てつつ、ソースの味も主張してくる。付け合せがマッシュポテトというのもなかなか憎いチョイスだ。口当たりが滑らかなマッシュポテトは敢えて味をほとんどつけないであるため、ソースをつけていただくのも乙なものである。

 

 

「ん」

 

 

「はい」

 

 

叢雲の皿と交換。本来であれば合鴨には独特のにおいがあるが、それをハーブが消し去っている。薄いピンク色で火入れを止めてある鴨肉は柔らかく、それでおいてしっかりとした肉感があるため食べごたえがある。

肉を味わったら野菜へ。グリルされ、焦げ目のあるアスパラにナイフを入れる。香ばしさとアスパラのしつこくない青臭さがクロスして口の中で弾けた。アスパラの魅力はやはりこの青臭さだ。これがなくてはいけない。

 

 

「見事としか言いようがねえ」

 

 

「館山で作れないの?」

 

 

「無茶を言うなよ。基本的に家庭用コンロでは火力が足りないんだ。ここまで綺麗な火入れにすることは難しい」

 

 

そしてやはり焼くための技術もいる。峻に出来るのはせいぜいが家庭料理の延長線。本格的なものはできないのだった。

 

 

「いろいろあるのね」

 

 

「そういうこと。大型のオーブンでもありゃ話は変わるかもしれんけどな」

 

 

さすがに館山に大型オーブンを設置することは躊躇われる。既に今の時点でいろいろ好き放題やらかしているのにこれ以上、私物化するのはどうかと思わなくもない。果てしなく今更感がするといえばするが。

 

 

「合鴨って食べる機会なんてほとんどないけどいけるのね」

 

 

「うまいもんだぞ? どちらかといえばジビエに近いんだけどな」

 

 

「でも匂いは気にならないわよ」

 

 

「合鴨ってのは匂いがきつくないからわりと受け入れられる食材なんだ」

 

 

「ってことは他のは臭いのかしら?」

 

 

「そりゃ調理次第だ。獣臭さってのは旨みにも変換できるらしい」

 

 

俺はできねえが、と峻が付け加える。プロのお仕事はそう易々と真似できるようなものではないのである。このフィレ肉のソテー然り、いままでに出てきた品目然りである。

マッシュポテトを掬い上げる。もったりとした舌触りは至高の一品だ。裏漉しもちゃんとしてあるようだ。正直、そこまで手間をかけるのはかなり苦労するので峻はやったことがない。このひと手間を加えるだけでここまで変わるものかと思うと驚きだった。

 

 

「結構お腹が膨れてきたわね」

 

 

「次がデザートだ。ちょうどいいぐらいだろ?」

 

 

「そうね。腹八分が一番いいわ」

 

 

「だわな。何事もほどほどがいい」

 

 

残ったマデラソースを少しパンに付ける。そして最後の欠片を口に放り込んだ。牛肉のコクとワインのソースはもちろんパンとも合うのである。

叢雲も残っていたパンをちぎっては口に運ぶ。もう始めにサーブされたときに比べるとかなり小さくなっていたため、数回それを繰り返せばもうパンはなくなってしまった。

つまりデザートの体勢は整ったのである。

 

 

「こだわりティラミスのセミフレッドです」

 

 

カカオパウダーが振りかけられたティラミスが峻の前に置かれる。

 

 

「特製ミルクジェラートマヌカハニーのキャラメリゼソースです」

 

 

半球体のジェラートに焦げ茶色のソースがかけられたものが叢雲の前に置かれた。

 

 

「食後のお飲み物はどうされますか?」

 

 

「俺は紅茶で」

 

 

「私も紅茶で」

 

 

「かしこまりました」

 

 

ウェイターが下がっていってからスプーンを手に取る。半分凍ったままのティラミスにさっくりとスプーンをいれて冷たいそれを口へ。濃厚なクリームとほろ苦いカカオパウダーの香りが織り成す二重奏(デュエット)に舌鼓を打つ。半分凍っているため、ちょっと贅沢なアイスのようだ。

 

 

叢雲もソースのかかったミルクジェラートを掬い口へと運んだ。キャラメリゼされた蜂蜜が香ばしさとまろやかさを加えて優しいミルクの風味を引き立たせる。しつこくない甘さは口に残らずにするりと喉へと落ちていく。そのために次へ次へとスプーンが進む。

身体がジェラートで冷えてきたと思ったら温かい紅茶を飲んでやればすぐに芯から温まり、また次へとスプーンを伸ばす。

 

 

「これは作れないの?」

 

 

「ジェラートか……がんばればこっちはなんとか……いや、でもこのクオリティは難しいな。やっぱりいい素材を使ってるのもあるが腕がな…………」

 

 

「ふうん。そんなもんなのね」

 

 

「そんなもんなんだよ」

 

 

峻が紅茶を啜りながら同意する。ティラミスが甘いため、砂糖などをいれないストレートだ。

 

 

「この後はどうするの? 真っ直ぐに帰るつもり?」

 

 

「あー、いや。冬物のコートでも買おうかと。ついでに他のところもぶらぶらしてゆっくり帰るつもりだった」

 

 

バツが悪そうに頬をかく。ギリギリまで自由を満喫するつもりだったため、気まずい。

 

 

「そうなるとこれだけじゃ口止め料が足りないわね?」

 

 

「俺を脅すか。ま、別についてくるのは構わねえよ」

 

 

ひとりくらい道連れがいるのも悪くないだろう。そう思いながら白磁のカップをソーサーに置く。

 

 

「ならボチボチ行くか」

 

 

「わかったわ」

 

 

ウェイターに会計を頼んで財布を取り出す。適当な枚数だけ札を抜き取って渡し、お釣りを受け取って店を出た。

 

 

「で、どこへ行くつもり?」

 

 

「そうだな。ひとまず商店街にでも足を伸ばしてみるか。腹ごなしに歩くぞ」

 

 

「わかったわ」

 

 

形だけ杖をついて歩き始める。1歩ぶん後ろを叢雲がついて歩く。

 

 

穏やかな昼下がりにぴゅうっと冷たい一陣の風が吹いた。





新章突入して1発目から飯テロです。書いててすっごい楽しかったですね。久々の日常回(?)ですがまったりしたのもありかな、と。

次回──Uncover──
覆われた暗幕を剥ぎ取れば

感想、評価などお待ちしてます。それでは!

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