艦隊これくしょん〜放縦者たちのカルメン〜   作:プレリュード

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艦これアーケードやってきました!
一時間近く待たされましたが良かったです。艦娘たちが生き生きと動いていて楽しかったですね!
まぁ、データ保存してないんですけど。カードさえ手に入れば初回はいいんです。

作者のどうでもいい体験記はここまでにして本編行きましょう。


Fantasia

ウェークの基地内の液晶が戦闘を映し出す。

あいつらが負けるところを見せて心を折らせるって魂胆か。

 

「おーい、お前ら!そろそろやるぞ」

 

『了解!提督、指示をお願いね?』

 

「任せな」

 

陸奥の妖艶な声が早く指示を、と言外に告げている。そろそろ限界がきているらしい。もう少し本隊は混乱してるかと思ってたんだがさすがに主力クラスは違うな。立ち直りも早い。

 

「おい、泊地棲姫」

 

「何カシラァ?」

 

「よく見てな。これが帆波峻の、帆波隊のやり方だ」

 

最初で最期の戦闘指揮の授業だ。しっかり学んどけよ。

 

「交代での時間稼ぎは限界だ。全員の全力で叩き潰すぞ!」

 

峻の指示通りに控えとして戻っていた加賀たちが”さらしな”から飛び出し集まった。

 

「加賀、瑞鶴、艦載機を出せ!編成は任せる。陸奥と榛名は主砲を構えとけ。天津風、もっかいパラレルいけるか?」

 

『問題ないわ!自律駆動砲、射出!』

 

パシュッとさらしなから再び自律駆動砲が射出され海上を駆ける。

 

「夕張たちはなにかあったらその時の判断で動け!それじゃ行くぞ!」

 

降り注いだ砲弾を躱すために散開した。そしてその水柱の中から榛名と陸奥が前に飛び出した。

榛名も陸奥も2人ずついたが。

 

2人の榛名と2人の陸奥が攻撃してきた艦隊に向けて攻撃し始めた。

すると4人に向けて深海棲艦が砲撃を始めた。

 

手練れだな。認めたくない現象を前にして思考を停止させないでいるのは立派だ。

だが甘い。

 

放たれた砲弾は2人の榛名と2人の陸奥をすり抜け後方に着弾し、水柱を高々とあげた。

 

そして右舷に突如現れた鈴谷が砲撃をする。

慌てた様子で深海棲艦たちが回避行動をし始めたが、いつまでたっても砲弾は飛んでこない。

怪訝な様子であたりを見回していると一番後ろにいた重巡がいきなり吹き飛んだ。

 

『やっぱアタシは雷撃よね〜』

 

「いいぞ、北上!」

 

あの鈴谷も増えた榛名と陸奥も全てモルガナで投映したホログラムだ。榛名と陸奥には天津風の自律駆動砲が後ろについていて、そこから砲撃したのを戦艦の砲撃に見せかけたのだ。

どこから飛んでくるかわからない攻撃に戸惑えば足下が疎かになる。あとはその隙を北上の魚雷で撃ち抜くだけだ。

 

振り向いたル級が北上に照準をつけて撃つがまたも北上の頭をすり抜けた。

ホンモノの北上は魚雷を撃った直後に移動している。

 

「残念。それはホロだ。ちなみに次に降り注ぐ砲弾はホンモノかニセモノかどっちでしょうか?」

 

オープン回線で俺の言葉が理解できるかわからないがル級に語りかける。

 

振り返ったル級の左から砲弾が近づき装備や体を粉砕し吹き飛ばしていった。

 

「正解はホンモノだ。あの世で答え合わせと復習しとけよ」

 

映像が切り替わり新たな戦闘場面を映し出していく。

ちなみに液晶はさっきハッキングして俺の映したい映像を映すようにしてある。

いちいち切り替わるの待ってたら面倒だからな。

 

次は加賀だ。

空中を奇怪な形をした深海棲艦の艦載機が飛来し、それを迎え撃つように加賀と瑞鶴の艦載機が編隊を組む。

2つの艦載機群が激突するが、深海棲艦側に被害はほとんど出ずにこちら側だけがバラバラと落とされていく。

 

ように見えるだけだ。

 

「鈴谷、やれ!」

 

『ほいほーい!うりゃ!』

 

ドォンと鈴谷が撃った砲弾は航空隊の目の前で炸裂し、弾を大量に吐き出した。

鈴谷が撃ったのは三式弾だ。だがこれではこちらの艦載機も巻き込んでしまう。

だが三式弾の弾は当たっても深海棲艦側は炎上し落ちていくがこちら側は一切落ちる気配も見せずにすり抜ける。

 

「残念だが航空隊自体がホログラムだ。撃墜される映像を投映してたから気づかなかったろうけどな」

 

誘い込まれたんだよ、お前らは。そしてまだ終わらないぞ?

 

次は艦爆と艦攻ばかりを編成した航空隊が深海棲艦の空母群に向かい飛行する。

 

空母ヲ級のエリートクラスがそれを無視し、なんとか鈴谷の三式弾の網を抜けさせようと再度艦載機の編成を始めた。

 

大方またホロだと思ってシカト決め込んだんだろうが残念賞。

 

「加賀、瑞鶴。やっちまえ」

 

『『了解!』』

 

空母群に艦爆が爆撃を仕掛ける。上空から投下、あるいは反跳爆撃により真横から、そしてぶつかるギリギリまで接近してから投下など。

さらにこれでは終わらないぞと言わんばかりに艦攻が魚雷をばら撒き、ヲ級たちが巨大な水柱に包まれる。

水柱が消えた時にはもはや艦載機など出せないぐらいにボロボロになった姿があった。

 

 

これで本隊は半分くらい削ったか。このペースで行けばなんとかはなりそうだな。

堂々とは言えないが”モルガナ”はあまりバッテリーの保ちがよくない。決めるなら短期決戦なのだ。だからできる限り削っておかないと後々が苦しくなるため、実は余裕ぶっているようで全くそんなことはなかったりする。

内心で胸を撫で下ろしている程度には焦っていた。自分で言うのはなんだが、だいぶギリギリの作戦を立てたと思う。

本音を言うならここで全滅させたかったがまぁ、そう甘くはいかないか。

 

「さて、泊地棲姫?残念ながら俺たちの勝ちみたいだな?」

 

「………クッ」

 

「じゃ、俺ら帰るから。お疲れちゃんでーっす!」

 

「……ナメルナ!」

 

ニヤニヤ笑って挑発していたら泊地棲姫が飛びかかってきた。

 

「失礼!」

 

「きゃっ!」

 

叢雲を左手で抱えて入り口までダッシュしながら右手で上着の内ポケットの中からリモコンを取り出した。

そのまま急いで部屋のドアを走り抜けると奥の物陰に飛び込みスイッチを押し込んだ。

 

「グァァァァ!」

 

壁にセットしてあった指向性の爆弾が入り口を塞ぐように爆破し瓦礫でドアが埋まった。

 

「ふぅ……」

 

「ちょっと!早く離しなさい!」

 

じたばたと腕の中で叢雲が暴れる。あ、押さえつけてたの忘れてた。

離してやるとパンパンと叢雲が服をはたき、埃を落とす。

左手に残った温もりが本当にこいつが生きてるんだという確信を与えてくれた。

 

「ってゆっくりしてるヒマはねぇんだった!叢雲、急いでこの基地を出るぞ!」

 

「ちょ、なによ!なんでそんな急がなきゃいけないのよ!」

 

「実はな、もしあそこに他の深海棲艦がいた場合の対策としてこの基地の各所にさっきみたいな爆弾が仕掛けてある。起動すれば基地が倒壊して生き埋めになるように計算してな。そして────」

 

「あんた、もしかして……」

 

「さっきボタン押しちった!」

 

「このアホーーーー!!」

 

てへぺろ!みたいなノリで言ったら殴られた。仕方ないじゃん。あのお姫様は艤装的なやつを着けてなかったからラッキーだったなー、とか思ってたら普通に飛びかかってくるんだしよ。

 

「あと何分で倒壊するのよ⁉︎」

 

「あと5分ないくらいかな」

 

「逃げるわよ、このアホ!」

 

「わかってるって!」

 

慌ただしくバタバタとその場を後にする。遠くの方で爆発音が聞こえるたびにガラガラとなにかが崩れるような不気味な音が響く。

そういえば旧とはいえアメリカの基地を爆破してるわけだけど非常事態だったってことで大丈夫だよな?

……なんか言われそうになったら深海棲艦のせいにしとこっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

助けに来てくれたのは感謝するわ。実際、来てくれたのを見て嬉しかったし、正直少しだけウルっときたのも認める。

 

でももう少しまともに助けられないわけ⁉︎

なんで崩れかけてる基地の中を走らなきゃいけないのよ!もう少しゆったりと話しながら帰りたかったんだけど?

 

おっと、いけない。そろそろね。

 

「少し止まって」

 

「ん?時間がないんだがどした?」

 

「ちょっとここで待ってて。そこの部屋に用事があるのよ」

 

「……手早くな」

 

ドアを素早く開けて中にスルリと滑り込む。そこはここにいる3週間弱の間に私に与えられていた部屋だった。べつに思い入れがあるわけじゃないけど、どうしても持っていきたいものがここにはある。

壁に立てかけてあった長い袋を取るとまた素早くドアから出た。

 

「なんだよそれ?」

 

「あとで見せてあげる。それより急ぐわよ!」

 

「そうだな。あと2分切った!」

 

だんだんと崩れる音が迫ってくる。どんだけこいつは爆弾を持ち込んだのよ。それともここにある備蓄の弾薬とかで新しく作ったのかしら。こいつならそれぐらいはやりかねない。

 

「見えたぞ!出口だ!」

 

ちらりと後ろを見ると巨大な柱に大きなヒビが入りズレていっている。

あと10秒あるかないか。

 

「うおおおおおお!」

「やああああああ!」

 

外に思いっきりジャンプして飛び出した。ほぼ同時ぐらいに入り口が崩れ、そして基地が倒壊していった。

額に滲む汗を手の甲で拭う。あと数秒でも遅かったらやばかったわね。

 

ぺたりと地面に腰を下ろしたまま、ぼんやりと崩れゆく基地をあいつと眺めた。

 

あっけないものね。外からの攻撃には頑丈に作られてたみたいだけど内側からの攻撃ではこんなにあっさりと壊れてしまう。

 

「で、その袋はなんだよ?」

 

「これよ」

 

袋の口を縛っていた紐を解き、きらりと光を反射して輝く抜身を出した。

対深海棲艦刀”断雨(たちさめ)”を。

 

「なんだ、持ってたのかよ」

 

「これだけね。それ以外の艤装は全部壊されちゃったから」

 

長年一緒に戦ってきた私の艤装は悲しいけどもう鉄くずに変わってしまっている。逃げ出す手段を奪うために泊地棲姫が壊させたらしい。

なんとかゴネてこの刀だけは手元に残せたけどそれ以外は今頃は海の底で朽ちてると思う。

 

「ま、お前さえ無事ならそこらへんはどうとでもしてやれるから安心しろ。ってもそう簡単には割り切れないか」

 

「……まぁ命があっただけでもラッキーと思わないといけないんだけどね」

 

「それに関しては少しやっとくことがあるな」

 

あいつがこっちをまっすぐ見てくる。そして右手の指を揃えて私の頭に振り下ろした。

 

「いだっ!」

 

「この、大バカ、やろう、が!」

 

一呼吸ごとに私の頭へチョップを繰り出す。

 

「痛いじゃない!」

 

「心配したんだぞこのバカ!マジで沈んだと思ってみんながどんだけ悲しんだと思ってやがる!もう二度とすんじゃねぇ!」

 

ビシバシビシーッとひたすら手刀が落とされる。いつ以来だろう。こいつが私に対してここまで怒鳴り散らして怒ったのは。

 

「…………ごめん」

 

「……ほんとはあと5時間は説教してやりたいトコだか時間がねえから今回はこれでやめといてやる」

 

フゥーフゥーと荒い息を吐きながらもようやくチョップをやめてくれた。

今回に関して言うなら確かに命令無視して勝手に出撃した私が悪い。

幸いにも拐われるだけで済んだけど本当に死んでいたかもしれない。

 

「……ほんとにごめんなさい」

 

「まったくだ!だがとりあえずははこの島を脱出するぞ」

 

「どうやって?」

 

「パワーボートに戦闘が始まってからこの島に来るようにプログラムしといた。今頃砂浜にでも乗り上げてるだろ」

 

ほら行くぞ、と差し出された手を握り立ち上がり、砂浜へ向かい歩く。

その間にもあいつは細かく戦況を見ながら指揮を執り続けていた。

 

もどかしい。

私にも艤装さえあれば。そうすれば出られるのに。

でもダメね。もしあったとしてもあんな調子なら足を引っ張るだけだし……

 

自分が単騎で出た時のことを思い出す。思い通りに動けれないのに出撃したところでなんの役に立つのか。

 

どのみち艤装がないから出られないんだけどね。見てるだけって本当にハラハラするわ。

 

パワーボートに乗り込むとそれは力強く海上を駆けはじめた。目指すはあの巡洋艦ね。たしか”さらしな”とか呼ばれてたっけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

潜水艦。

それはある少女曰く、静かに海中に隠れ潜み獲物を付け狙うスナイパーである。

そして戦場においてそういった支援が一番厄介なのだ。特に今のような入り乱れの乱戦模様を醸し出しているときは。

 

しかし。

 

「中佐!次はどこへ?」

 

『徹甲弾セット!エコー830に5秒後!』

 

「了解です!」

 

『陸奥!三式弾でゴルフ740、高度93に3秒後!』

 

「ええ!任せて!」

 

『加賀!艦攻の高度26!アルファ440に向かって放て!』

 

「その程度、鎧袖一触よ」

 

彼女たちは潜水艦を心配する様子は微塵もない。

なぜか。

答えは簡単。対潜のスペシャリストがここにはいる。

 

「あー、いますねー。矢矧さん、深度125で落としちゃってください。そうそう、そこです、そこ」

 

矢矧が爆雷を投下ししばらくするとドムッと水面が盛り上がり、重油らしき油となにかの破片が浮き上がってきた。

 

「んー、まだいますね。次は……こっちかなー?」

 

ひょいっと爆雷を投げるとまた海中で爆破し破片やらなんやらが浮かんでくる。

 

「よし、ヒット!まだまだいけますよっと」

 

夕張は耳にヘッドホンを当てて海中の音を聞いていた。

 

やっぱり外れた砲弾とかのせいでだいぶ音が乱れて見つけるのが面倒ですねー。

でもそのスクリュー音、隠せてないんだよねー。

深度78〜82くらいのところかな?

 

ポーンと放り投げられた爆雷が爆発し、水面に油を浮かせる。

 

順調かな?だいぶ邪魔な潜水艦を沈めたしそろそろ海中の方は大丈夫はず。仮に残ってたとしてもこれだけバカスカやられれば迂闊に動くことはできないし。ほかのみんなも無傷とはいかないけど大破までいってる娘はいない。

 

それでも”夕張”としての記憶が順調だという自分の意見を却下する。

 

あの時もそうだっただろう?

完全に戦力を潰したと思い込んで砲撃したがまだ残っていて、その砲台の反撃が当たったから自分は撤退したんじゃなかったのか?

大丈夫だと思いたくとも不安に駆られてしまい、無線を手に取った。

 

「提督!今どこですか?」

 

『いまは”さらしな”に戻った。どうした夕張?』

 

「砲台の戦力は本当に潰したんですよね?」

 

『少なくとも固定砲台は全部ぶっ壊した。それ以外はないはずだ』

 

「やった……はずですよね?」

 

『おい、夕張。それフラグ────』

 

峻の言葉が言い終わる前にウェーク島の倒壊した基地が爆発し吹き飛んだ。その瓦礫の中からのそりと姿を現した()()()が砲撃を始め、夕張に直撃した。夕張の体が海面を鞠のように弾み飛んでいく。

 

「きゃああああっ!」

 

『おい!夕張!大丈夫か!しっかりしろ!』

 

「っーーー!だ、大丈夫です。生きてはいますよ。ただ戦闘継続はちょっと厳しいかもです……」

 

機関はガタガタと異音を発し、ほぼ全ての砲塔は明後日の方向にひしゃげてしまい、魚雷発射管ももぎ取られてなくなってしまっている。

すこし動くたびにミシミシと体の中から嫌な音がするところをみると骨も数本やられていると思う。いたるところから出血もしているせいか少しぼんやりする。

 

『”さらしな”に戻れ!自力でいけそうか?』

 

「ごめんなさい、ちょっと厳しそうです……」

 

『いや、無理すんな。俺こそ事態を予測できてなくて悪かった。矢矧、夕張を曳航してやってくれ』

 

「了解よ。夕張、大丈夫?」

 

「たはは……お役に立てず申し訳ないよ………」

 

「なに言ってるのよ。夕張が潜水艦を抑えててくれたからこれまで楽だったのよ。十分やってくれたわ」

 

『そうだな。俺が不在の間によくやってくれたと思うぞ』

 

「「なら勝手に消えないでよ!」」

 

矢矧と一緒に文句を言った。だいたい提督はいつも何も言わずに勝手に動き回って……

この作戦もなんでいきなりウェーク島に提督はいたんですか!どうやって行ったのよ!

 

くるりとウェーク島の方向を向き、何にやられたのか確認しようとして戦慄した。

瓦礫の中から現れた()()()は軍用端末の映像でみた泊地棲姫の姿だったからだ。

 

「提督!泊地棲姫です!」

 

『何だって!あれは生き埋めにしたんだが……』

 

島でいったい何やってたんですか………

ってそれどころじゃない!

 

「提督、泊地棲姫の周りに深海棲艦が集まって行ってます!数は5。いずれもエリートクラス以上ですっ!」

 

『そのまま埋まっててくれよ……』

 

だからいったい島でなにをやらかしてきたんですか……




一難去ってまた一難。
まだまだ続きます、ウェーク攻略戦。
タイトルのFantasiaは幻想曲の意味です。ちなみに過去に出したタイトルのOvertureは序曲っていう意味です。あと作者の名前のプレリュードは前奏曲ですね。
ほんとにどうでもいい解説でした。

コラボとか……やってみたいなー。
ふと思ってから相手がいない事をおもいだす。だめじゃん。

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