魔法少女まどか☆マギカ -異端の物語ー   作:4WD skyline

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著者「とってもとってもお久しぶり&明けましておめでとうございます!」
豹矢「おーい、著者ー!新年祝いに餅買ってきてやったぞー!」
著者「お、マジかサンキュー!」
あとがきに続く……


Countdown (3)

「い、いないってどういう事だよ美玲姉⁉︎」

と、俺は電話越しに言う。

『そ、それが、優菜ちゃんがトイレに行くって言った後にしばらくしても帰ってこないからおかしいなぁ、って思ってトイレに行ったら返事がなくて……。それで無理矢理こじ開けたらいなかったの‼︎』

「どうすんだよ、優菜の奴、携帯持ってないのに……‼︎」

『ど、どうし……』

と、突然、美玲姉の声が切れる。

「どうした、美玲姉⁉︎」

と、俺は美玲姉に言う。

『もしかしたら分かるかも、優菜ちゃんの居場所』

「⁉︎……どう言う事⁉︎」

『私のSPECが最近少し強化したの知ってるでしょ、昔は物や人から思念を読み取るぐらいだったけど、今は読み取った人物が、今どこにいるのかも分かるって事。もしかしたらそのSPECを使えばワンチャン分かるかもしれないって事!』

「な、なら今すぐに!」

『……確実に分かるとか分からないけど、やってみる‼︎』

「ダメモト上等!頼むぜ美玲姉‼︎」

と、俺は美玲姉に望みを託す。

 

数分後……。

『わかった!優菜ちゃんの居場所と誘拐した犯人!』

と、美玲姉の歓声が上がった。

「マジか⁉︎ば、場所と名前は⁉︎」

『場所は見滝原中の屋上!名前は………』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーあ、あれ?

と私は目を覚ます。

そこは学校の屋上だった。

ふと周りを見渡す、と……

「あ、あなたは……!」

と、私は声を上げた。

すると、私の目の前にいた人物否、少女は

「ごきげんよう、円環の理。いえ、今は円優菜さんだったかしら?」

と答えた。

「何のつもりよ、自称『悪魔』さん」

と私は少女に問う。

すると少女はこう答えた。

「簡単よ、あの子を救うためにあなたには消えてもらう。ただそれだけよ」

「何よそれ、本名さえ教えてもらってない人間にいきなり死ねだなんてまっぴらごめんだわ」

「ああ、そういえば本名を言ってなかったわね。いいわ、それくらいなら教えてあげるわよ。私の名前は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「曉美、ほむら?」

と、俺は電話越しに言う。

『うん、曉美ほむらちゃん。豹矢と同じ見滝原中学校に通ってる子。その子が誘拐した犯人‼︎』

「で、でも何でその子が誘拐なんか……!」

『分からない。けど、それとは別でもしかしたらの可能性があるの』

「……もしかしたらの可能性?」

『その子が『魔法少女』かもしれないっていう可能性』

「魔法、少女……⁉︎」

その言葉を聞き俺は絶句する。

魔法少女が魔法少女を誘拐する。

しかもよりにもよって円環の理の一部であった優菜を。

「ん?でも、何で優菜を狙って攫ったんだ?」

と、俺はふと疑問を言った。

『わからないけど、でも……』

「でも?」

『執着心って言うのかな?そんなのがイメージで見えたんだよね……』

「執着心?何の?」

『愛?』

「愛……?」

『そう、愛がある人特有の執着心が見える』

「で なら、その愛は一体誰への……?」

『……⁉︎ちょ、嘘でしょ⁉︎』

と、通話中に突然美玲姉が驚く。

「どうしたんだよ、美玲姉⁉︎」

 

 

 

 

 

 

 

「曉美ほむら……ね。分かったわ。ほむら、なら一つ聞かせて?何で私の命を狙うのかの理由を」

と、私は聞く。

「簡単なことよあの子が再びあなたという存在にならないように、あなたに取り込まれないように。その為よ」

と、ほむらは答えた。

けど、私の中では一つ疑問が残っていた。

「あの子……?一体誰なの、その子は?」

と、私はほむらに聞いた。

するとほむらは呆れたように

「あなたなら薄々気づいているんじゃないかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ほむらちゃんが、愛していた相手がわかったわ。ほむらちゃんが愛している相手それは……』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私が助けようとした子の名前は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『「まどか」』

 

 

 

 

 

 

 




著者「おー焼けた焼けた。んじゃいただきまーす」
ーパク!
著者「……‼︎こ、これは、か、辛ェェェェェ⁉︎て、か、体痺れてきたんだけど⁉︎」
ーガチャ!
著者「……へ?」
豹矢「ハッピーニューイヤー、投稿遅れたこと詫びながら吹っ飛べェェェェェ‼︎」
著者「アアアアアアアアアアア!」
ードゴォォォォォンッ
優奈「ビューティフォー……」

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