扇矢萩子の捜査録~艦これRPGリプレイ~ 作:長谷川光
しかし、現在に至るまで日本海での護衛任務を主に担っているだけの海軍の地方司令部に過ぎなかった。
19CH年八月 管内で特命捜査班、引いては海軍に因縁ある『冷泉優華研究員』の誘拐事件が発生。舞鎮に所属する青葉・舞風が巻き込まれたことで状況は俄に変動を見せ始める。その渦中には、呉鎮守府から磐手の指示で前線航空戦鬼との戦後処理を終えたのちも、増強戦力として滞在していた比叡・瑞鶴も否応なく巻き込まれることとなった
冷泉を追って
GM:点呼開始!
比叡@:準備完了!(1/4)
青葉@:準備完了!(2/4)
瑞鶴@:準備完了!(3/4)
舞風@:準備完了!(4/4)
全員準備完了しましたっ!
GM:では、やらせていただきます。扇矢萩子の山鹿想録、第二回『鹿の骸に萩の咲く』始めます、今日からよろしくお願いします!
PL一同:よろしくお願いします!
* * 第一マスターシーン * *
19CH年8月10日
辻参謀:「あぁ、東條…今は航空総監でしたね」
東條航空総監:「えぇ、今は陸軍航空総監ですが何か?」
辻参謀:「いえいえ…ま、東條さんにしておきましょうか。それよりも、今回はどのようなご用件で」
東條航空総監:「今回の件ですが、君が我が陸軍で試験を行おうとしていた新兵器についての件です」
辻参謀:「…ですよね」
東條航空総監:「あの件では我が陸軍は、海軍に対して大きな貸しを作ってしまいました」
辻参謀:「承知しているつもりです、しかし…勿論、その裏に何があったかご存知ですよね?」
東條航空総監:「勿論」
辻参謀:「ということは、あの事件は私の所為で起こったわけではないと、承知なさっていますよね?」
東條航空総監:「第四師団が無駄に騒いでいたので部下に命じて調べさせてみたところ、刃桜会らしき連中が動いていたと突き止めました。」
辻参謀:「やはりそうでしたか… ある程度、予測はついていましたが」
東條航空総監:「我々の邪魔をどうしてもしたいようですね、彼らは。困ったものですね」
辻参謀:「えぇ、そうですね…」
東條航空総監:「しかし本件で最も私の頭を悩ませているのは、大東亜重工が我々に対してよりも皇道派、特に刃桜の連中に投資をするようになったことです」
辻参謀:「ということは、私の例の地位もなくなりましたか」
東條航空総監:「君は大東亜重工の担当から外されました。このままでは昇任もありませんね」
辻参謀:「それは…ちょっと、お灸を据えなければならないようですね。あいつらには」
東條航空総監:「我々は大東亜重工と良好な関係を築かなければなりません、彼らの持っている高い技術力は我々の理想にこそ費やされるべきなのです」
辻参謀:「仰る通りです、しかし…私が大東亜重工に持っている、息のかかった連中は最近地位を落とされている…或いは何人かは消えているのが現状です。残念ながら」
東條航空総監:「…それから、第四師団の動静について調べていた時に、一つ気になることが出てきました。」
辻参謀:「ほう、それは?」
東條航空総監:「佐藤勝郎という新聞記者、御存じですよね?」
辻参謀:「御存じも何も、彼を新聞記者にしたのは私ですからね」
東條航空総監:「彼が刃桜会の駒として動いていた疑いがあります」
辻参謀:「…彼がですか?我々の盟友だったはずなのに?」
東條航空総監:「彼は捨て駒だったはずではありませんでしたか?」
辻参謀:「それは…少し違いますねぇ。元々彼は私の忠実な部下ですし、今もそうです。しかし…全ての者には使い道がある。彼は陸軍で重要な責務を果たす才能はなかった。だから出来ることをやってもらった。あの計画には、彼は必要だった。ただ、それだけです。」
東條航空総監:「私からは特別とやかく言うつもりはありません。しかし、外聞と云うものがあります。」
辻参謀:「外聞?彼にはしかるべき地位を与えたつもりですがね…新聞記者として」
東條航空総監:「…とはいえ、起こってしまったことは仕方がありません。さて、彼の事についてなのですが」
辻参謀:「はい、何でしょう」
東條航空総監:「八月四日、彼が京都の左京から大阪市へ向けて車を動かしていたようです。そしてほぼ同時に、大阪では私の職責に抵触する行為が行われていました」
辻参謀:「…というのは?」
東條航空総監:「現在我が陸軍が鋭意作成中の次期重爆撃機、キ-49、既に愛称として呑龍と呼ばれているこれが滿洲へ飛び立ったと云うのです」
辻参謀:「それは飛行実験で、では勿論ないのですね?」
東條航空総監:「えぇ、明らかに第四師団の独断です。一部の者たちの間だけで決められ、私への断りも無しにに、です」
辻参謀:「それは航空総監様としては頂けませんな。それが、先の佐藤君と何か関係があるのですか?」
東條航空総監:「彼が刃桜会に関わる何かを、この呑龍へと運んだ疑いがあります」
辻参謀:「物資ですかね?」
東條航空総監:「私もそれが何であるのか、特定できていません」
辻参謀:「となると、佐藤君にお仕置きが必要ですね」
東條航空総監:「残念ながら、彼自身は死体として見つかっています」
辻参謀:「…残念です、良い奴だったんですけれどねぇ」
東條航空総監:「死人に口なしとはよく云ったもので、何かしらを知るはずだった彼の口から最早何事も聞くことが出来ません」
辻参謀:「そうですか…せめて何か手がかりでも残してくれればよかったのですが」
東條航空総監:「そこで君の番なのです」
辻参謀:「はいはい、何か? 勿論、大体は分かっていますが」
東條航空総監:「この呑龍でいったい何を運んでいたのか、それを調べて貰いたい。」
辻参謀:「それだけですか?」
東條航空総監:「可能ならば刃桜会の排除を」
辻参謀:「大東亜重工を取り戻せと?」
東條航空総監:「最低限彼らを刃桜会から切り離せさえすればいい、時間を掛けてでも我々の正しさを彼らに教えればよいのですから」
辻参謀:「成程…成程。ある程度の権限は頂けますよね? 多少手荒なことになってしまいますから」
東條航空総監:「勿論、私の手の及ぶ限りならば」
辻参謀:「承知しました、必ずやご期待に添えるようにします」
東條航空総監:「それでは頼みましたよ?」 がちゃり
* * * *
19CH年八月某日早暁 京都 化野
墓地に一組の男女が立っていた。髪を後ろで一つに纏めた若い女、そして深い皺が顔に刻み込まれた壮年の男。彼らは一つの墓標に花を手向けると、黙祷を捧げる。
ドクター:「娘からは詰めの段階に入ったと聞いている。」
オフィサー:「流石ね…相変わらず仕事が早くて助かるわ」
ドクター:「私の方も“彼女”への今月の投薬処置を終えている。」
オフィサー:「そう、予定通りにいけるわね」
ドクター:「……まだ、止められるが。止める気は無いのだろ」
オフィサー:「当然ね、その為に私はこっちの世界に来たのだから……ドクターは止める気で?」
ドクター:「本来ならば止めねばならない……が、私は私の役目を果たさねばならない。」
オフィサー:「それは私も同じこと……さぁ、始めましょう」
二人は墓標に背を向ける。そこには「那須鹿子之墓」と簡略に刻まれている以上、何の情報も付加されてはいなかった。
* * * *
GM:ではでは、舞鶴司令官の名で四人は呼び出されると、そこには司令官といかめしい顔をした海軍大佐が立っています。
舞風@:前回からどんくらい経ったんでしょう
GM:10日ですね なので19CH年8月17日です。
比叡@:さほど経っていないね
GM:ユカリちゃんも、皆さんの寮で過ごしています
舞風@:三日月ちゃんと二人で入り浸りだぁ……
青葉@:ほいほい。
舞風@:とにかく司令室か
GM:あっと。それから、舞風は知っているんですが
舞風@:はいはい
GM:ユカリちゃん、最近日に日に食が細くなっていってます
瑞鶴@:そりゃね
舞風@:ふぇぇ……元気出して……
比叡@:仕方ないよね…
GM:さてと、司令官室に着くと、司令官さんは「彼は大河内春樹、特命捜査班の班長をしている奴だ」と紹介します
舞風@:「舞風です! えっと……特命捜査班ってことは、扇矢少佐の上官さん?」
青葉@:「どもー、青葉です!」
大河内大佐:「大河内という、宜しく。確かに私は彼女の上官ではあるが、戦友という表現の方が正しいかも知れないが …挨拶はこの程度で良いだろう、諸君四名には今回も我々に協力してほしい」
青葉@:「と、言いますと?」
大河内大佐:「冷泉研究員、彼が滿洲国で研究させられているという情報を、萩子君が素っ破抜いてきた。ただ、どこの研究所なのか、またどの都市なのかは現在調査中とのことだ」
舞風@:「満洲……」
大河内大佐:「これより、滿洲に向かい彼女の援護をするのが君たちの仕事だ」
舞風@:「りょーかいしましたっ! その間、ユカリちゃんはお留守番?」
大河内大佐:「勿論、余計なリスクは」
ユカリ:「待ってください!! 私も、私も連れて行ってください!! 絶対に、役に立って見せますから!!」(部屋に悲壮な表情で殴り込んでくる)
青葉@:「だ、そうです。青葉的にはつれていきたいって思いますね。」
大河内大佐:「……他に意見は」
瑞鶴@:「足手まとい。来ない方がいいと思う」
ユカリ:「…うぅ…」(震えている)
舞風@:「うっ。あ、あたしはユカリちゃんも一緒の方が心強いかなーって……」
大河内大佐:「君はどうだ」(比叡の方を見て)
比叡@:「足手まといでもいいよ?もちろん役に立ったらいいなとは思うんですよ?でも例え足手まといになっても、比叡は構わないわ。」
瑞鶴@:「……まぁ、結局他人事だし、勝手にしたら」
大河内大佐:「……なら、連れて行く人数を増やそう」
比叡@:「ありがとうね!大河内さん!」
大河内大佐:「礼に及ばん」
ユカリ:「わ、私…一生懸命、頑張りますから」(若干涙目
舞鶴司令:「ごほん、それから…君たちに一人、滿洲をよく知る士官を付ける。中尉、入ってこい」
山部中尉@:「はっ… 失礼します。山部中尉、皆さんに同道します」(敬礼)
舞風@:「あっ、中尉さん」
青葉@:「中尉どの、おひさしぶリです!」
山部中尉@:「はっ… 10日ぶりですが…また、よろしくお願いします」
舞鶴司令:「こいつ、珍しく自薦したんだ。きっと役に立つだろう」
山部中尉@:「うっ とかく、今回は冷泉研究員の救出との事、小官の力…役立ててください」
舞風@:「ユカリちゃんも中尉も一緒ならきっと大丈夫! ……だよね?」
大河内大佐:「十分に期待はできるだろう」
舞風@:(ユカリちゃんも、これで少し前向きになれたらいいな……)
大河内大佐:「(萩子君がどう動こうと、私はそれを生かさねばならない……それが、彼女との契約だからだ)」
ユカリ:「マサハルさん…… マサハル、さん……」
*****
舞鶴を出発した艦娘+ユカリ+大佐と中尉の七人は大連港に何事が起こることなく到着する。最早、特命捜査班と切っては切れない関係と成りつつある、満鉄系ホテル、旗艦店『大連ヤマトホテル』 今回もこのホテルのソコソコのランクの部屋が拠点となる。
*七人=大河内大佐の従卒を含めていない人数。
舞風@:「公務ってすごい……!」(きらきら)
眞斗:「どうぞ~ ご自由にお寛ぎ下さいませぇ~」(ほぇほぇっと笑っている)
青葉@:「おおー、これは凄いですね!ですね!」
眞斗:「おっとっと、申し遅れました。私は当ホテルのチーフクラーク、扇矢眞斗と申します。どうぞよろしくお願いしますね~ 当ホテルは著名な方々からもご愛顧頂いております。精一杯のおもてなしを皆様にはご用意しております。至らないところは私どもにお気軽に仰って下さいませぇ。それでは、わたくしは此にて失礼しますね」(ニッコリと微笑みながら立ち去る)
舞風@:ぺこっと頭を下げて見送りつつ…… 「綺麗な人だったねー……」
青葉@:「いかにも出来る女の人!って感じですね!」
GM:choice[怯えている,消えている] 山部中尉は…?
ダイス判定: (CHOICE[怯えている,消えている]) → 怯えている
山部中尉@:「そ、そうですね…」(乾いた笑み)
青葉@:まそ
*詳しくは第一部第三回を参照のこと。
瑞鶴@:「……はっはーん。何かあるみたいねー?」
山部中尉@:「な、何がでしょう…か?」
瑞鶴@:「いーえ、なんでもないわ」
舞風@:「…………?」
山部中尉@:「……あの女性、扇矢少佐のお姉さんなんですよ」
青葉@:「ふむふむ。」
山部中尉@:「…色々と、怖いんですよ……えぇ、色々と」
比叡@:「へぇぇえ、そうなんだ。」
舞風@:「綺麗な花には棘があるってやつだねっ」
大河内大佐:「今日はここで休息としよう、何かあれば自分と中尉のいるF8室に来い」
山部中尉@:「はっ では…失礼しました」
瑞鶴@:「はいはーいっと」
青葉@:「了解です!」
舞風@:「明日からよろしくね!」
山部中尉@:「はい、こちらこそ…お願いします」
GM:と、男性陣二人が消えます。
舞風@:ガールズトークの時間だッ
GM:今回は、女性陣には一つの大部屋を使わせてもらっていますよ
青葉@:ガールズトークだっ
瑞鶴@:お、おう
舞風@:つってもユカリちゃんと冷泉博士のことが気掛かりで能天気な空気にはならないだろうなぁ
ユカリ:「……あ、あはは」
GM:と、最初っから無理していたのが目に見えていたユカリなんですが
青葉@:ふむ。
ユカリ:「あ、ぐ…あ……う」
舞風@:「わわっ、だ、大丈夫……?」
青葉@:「大丈夫ですか?」
ユカリ:「……薬、く…すり…」(手がぱたぱた
青葉@:ゆかりん薬持ってる?
GM:いま、手元にはないっすね。
舞風@:に、荷物の中にあるんデスヨネ?
GM:手荷物は小さなポーチっぽいものだけあります。そのサイドポケットにはピルケース、そこに薬が半錠だけあります。
青葉@:じゃあそれのませまーす
舞風@:なんかタイムリミット的なアトモスフィアを感じる
青葉@:連れて行かなかったらやばかったアトモスフィアも感じる
ユカリ:「あ…う……あり、がとう」
舞風@:「……この薬って、やっぱり冷泉博士の特製のやつだよね」
ユカリ:「う…うん……マサハルさんじゃないと、作れない。…ずっと、飲むのを、我慢してて……今のが、最後……」
舞風@:「えっと……」
ユカリ:「…もう、薬……ない」
青葉@:「それで、何日ぐらい我慢してました?」
瑞鶴@:「……それはまぁ、まずいわね」(無表情で
ユカリ:「…三日、ぐらい」
瑞鶴@:「切れたら死ぬ?」
ユカリ:「……」(コクリ)
青葉@:「1回に1錠ですか?半錠ですか?」
ユカリ:「…半分、それで、一日と半分持つ…」
比叡@:「うーん…せめて予備の分があればね…」
ユカリ:「……ごめんなさい」
舞風@:「ユカリちゃんが謝ることじゃないけど……急がなくっちゃ」
瑞鶴@:「……(リミットは最悪でも2日程度か)」
青葉@:今って昼です?夜です?
GM:…17日って宣言してますんで夜です
青葉@:夜更けですかね?
GM:ホテルに入って部屋に案内されて、ってことなので。 大体21:00ぐらいかなぁ…
青葉@:「よし、今日は寝ましょう!」
ユカリ:「えっ……」
舞風@:「今からでも何かできないかな……?」
青葉@:「いいですか、もう21時を回っています。聞き込みをするにしても遅いです。」
青葉@:「交通機関もほとんど動いてません。それに私達の体力という問題もあります。」
瑞鶴@:「下手に回るよりかは、さっさと寝てさっさとするべき、って感じかしら?」
比叡@:「そうね、もう疲れたし、ユカリちゃんもちゃんと休めないと大事なところで何があったら皆困るよ?」
舞風@:「……むー」
GM:因みに朝一の電車は5時代に出発するよ!あと、参考までに、各都市間の時間消費については共有メモを参照!
青葉@:一番いたいのは聞き込みがほとんど出来ない点かなぁ
GM:夜だしねェ… うむ
舞風@:歓楽街に飛び込むのであれば今が一番アツい時間帯だろうけど、アテがなさすぎるね
青葉@:そこなんだよねぇ
GM:PCの結論としては、今日はジタバタせずに待機?
瑞鶴@:PLとしてはまぁ、休んだ方がいいかなと(今回はPLの感情優先、というか瑞鶴がどっちでもいいスタンスだから)
比叡@:ですな
舞風@:うむ、舞風は落ち着きない感じだけどPLとしては朝一番に大河内大佐の号令で行動開始でよいかと
GM:了解。では、導入はここまでです。初期感情を獲得してください。任務が発生しているのを改めて宣言
メイン任務『冷泉研究員の救出』
サブ任務『ユカリを冷泉に診させろ』
(*前回と同じく旗艦は青葉、チーム名は最強舞鶴艦隊に決まる。尚、チーム名が何であろうと正直、シナリオは鐚一文と変わらないのが現実)
青葉@:ゆかりんを寝かしつけた後かな。
GM:取りあえず、青葉さんがパッシブで「萩子、お前面貸せや!」で宜しいでしょうか?
青葉@:Ok
舞風@:我々を「冷泉は満洲にいる!」と言って呼びつけたのは彼女ですからね! お話聞いとかなきゃ
GM:ゆかりんが薬の副作用でうとうとしている頃に、萩子が到着した感じにしましょう。
青葉@:という事で大人しくねてない人は登場よろしく! 寝ようと誘導した奴が寝てないとか言う()
GM:HAHAHA
瑞鶴@:ね、寝てないし……
比叡@:大丈夫大丈夫
青葉@:あ、物資調達だけ判定して良いですか?
GM:OKOK
青葉@:2d6>=6
ダイス判定: (2D6>=6) → 8[3,5] → 8 → 成功
青葉@:えーと。ボーキかな。1d6
ダイス判定: (1D6) → 2
青葉@:ITT
ダイス判定: アイテム表(4) → 高速修復剤(P241)
青葉@:バケツゥ!
舞風@:ちっ
比叡@:まぁいいや
*高速修復材を青葉は良く回収してくるが… どこかに伝手でもあるのだろうか
GM:さてと…
舞風@:萩子さんだ!
青葉@:さんだ!
*察しが良く、ノリの良いPLでGMは嬉しい限りです
GM:まずは、ユカリンが薬の副作用で眠り始めたころ、萩子がやってきます…っとその前に、ユカリンの件は男性陣に伝えてる?
青葉@:私は伝えようとする。
比叡@:止めない
舞風@:青葉さんが行くなら任せる
瑞鶴@:ご自由に
GM:はいな。
青葉@:伝えるらしいよ
19CH年8/17 22:05
GM:大佐が四人を会議室的な所(元々は小宴会場)に集めます
舞風@&青葉@:わちゃわちゃ
大河内大佐:「…ユカリの死亡…それは冷泉研究員の救出後に強烈なインパクトを持ちそうな話だな」
青葉@:「ですね。なのでタイムリミットかなって。」
舞風@:「…………」そわそわうずうず
大河内大佐:「ふむ… とはいえ、急いては事を仕損じるだろう案件だ…果たして」
青葉@:「つまり、高度な柔軟性を維持して臨機応変に行くしかないですね!」
扇矢少佐:「失礼するわ。扇矢少佐、只今戻りました」(ドアを二三度ノックしてから入ってくる)
大河内大佐:「少佐、随分早かったな。明日になる予定だったのでは?」
扇矢少佐:「途中報告と、顔合わせを兼ねてきたのですが… 以前と同じ面々だったのね」
青葉@:「丁度良かったです!」かくかくしかじか>はぎー
扇矢少佐:「……そう、それは急がなければならないわね」
舞風@:「ユカリちゃんにもしものことがあったら、きっと冷泉博士も……」
青葉@:「ちょっとどうなるかわかりませんからね!」<もしもがあったら
比叡@:「考えないようにしよう、成功すれば大丈夫だよ、うん」
山部中尉@:「……」(複雑な表情)
大河内大佐:「ごほん、少佐。途中報告について聞かせてくれ」
扇矢少佐:「了解しました。地図を見て下さい。まず…木曜研究所は満州に四か所の研究施設を持っているのだけれど」
青葉@:「ふむふむ」
扇矢少佐:「大連・旅順地区にまたがった旅大造船研究所、新京の大東亜重工本社、吉林の航空技術研究所、哈爾浜の陸海総合技術研究所の四か所よ」
青葉@:「うーん、何処もあり得そうですねぇ。」
扇矢少佐:「その内、関東軍の“仲間”からの情報だと、少なくともここ旅大研究所には居ないらしいの」
舞風@:「仲間?」
青葉@:「なるほどなるほど。根拠は?」<少なくとも~
比叡@:「仲間は仲間だよ、いい?」
扇矢少佐:「内部の人間からの情報らしいしわよ?」(ニッコリ)
青葉@:「なるほど。信用しましょう。すると残り三カ所。」
舞風@:「呑龍が冷泉博士を運んだんだとしたら、そこから追うのがいいのかな」
扇矢少佐:「他の場所については、私よりも“彼”から聞いてもらった方が早いでしょうね。関東軍参謀、辻中佐の口から…ね?」
比叡@:「辻?どんな人…いやいいよ、どこで会えばいいだろう」
舞風@:「つ、辻さんって確か……」
瑞鶴@:「んー、どこかで聞いたことあるよーな?」(もちろんとぼけてる
青葉@:「ほうほう!」
扇矢少佐:「ここに来るまでの戦果は旅順には居ないということだけ…っと、あぁ…それから。勝手で申し訳ないのだけれど、貴女たちには派手に暴れて欲しいのよ」
瑞鶴@:「……それはまぁ、どうして?」
扇矢少佐:「確定情報ではないのだけれど、新京か吉林に冷泉研究員は居そうなのよ。だけれど、その二つが尋常ないほど警備が固くてね」
青葉@:「ああ、私達が派手に嗅ぎ回れば……ってことですね。」
舞風@:「舞風たちが囮になればいいんだね!」
扇矢少佐:「冷泉の身柄はなるべく無傷で返してほしい訳じゃない?だから貴女たちには違う場所で騒ぎを起こしてってこと。」
比叡@:「いいよ、面白そう」
青葉@:「となると、哈爾浜ですか?」
扇矢少佐:「貴女たちが奉天に向かう頃には辻参謀のもとに確定情報が集まっているんじゃないかしらね?」
瑞鶴@:「まぁ、やるだけやるしかなくない? リミットも近いんでしょ?派手に暴れるのはそんなに好きじゃないけど、ぱっぱと終わらせられる手もあるなら選んでも構わないけどねー?」
青葉@:「居場所がわかった場合、救出はそちらに任せても?」<こっちは囮>扇矢
扇矢少佐:「そうね、手はずは整えてあるわ」
青葉@:「では朝一で奉天に向かって辻参謀から情報を貰って、という感じですかね?」
比叡@:「…じゃあユカリちゃんを扇矢さんに任せてもいいじゃない?冷泉さんの救出はそちらに任せるなら」
山部中尉@:「待ってください……少佐、質問宜しいでしょうか」
扇矢少佐:「何かしら」
山部中尉@:「…我々は、そのような手はずを聞いていなかったのですが」
舞風@:「……むむ?」
扇矢少佐:「高度な柔軟性を維持して臨機応変に行動した結果、じゃダメかしら」
山部中尉@:「………出過ぎたマネをしました…申し訳ありません」(頭を下げる)
青葉@:「で、実際のところはどうなんです?」
大河内大佐:「少佐にはある程度委任していたのは事実だ。彼女が詳細を知らせていなかったのが、何等の不利益になると判断していた場合、我々は咎めることは出来ない」
青葉@:「どう不利益になるか、と言うのはありますね。単純に情報の漏洩を嫌ったというのもありそうですけど。」
扇矢少佐:「そもそも、陸海が合同で調査することを、米内さんはまだしも上層部が許すと思うかしらね?」
瑞鶴@:「まぁ使いたいなら勝手に使ってどーぞ。こっちからは『深くは』干渉しないけどね?(一体何を考えてるのやら。……面倒くさいな)」
比叡@:「私は気にしないにしておくわ、今の所大事なのはそれじゃないからね…でも、気にする人が居るってことは覚えてくださいね?」
青葉@:「表立つと派閥とか海と陸の諍いとかその辺で面倒くさい事になると。」
扇矢少佐:「派閥がどうのと云っている時間も無いしね」
青葉@:「そうですね。特に今回は助かりました。」
大河内大佐:「…少佐、報告は以上か?」
扇矢少佐:「そうですね、今の所はこれ以上ありません」
青葉@:「では、改めて朝一で奉天へ、そこから情報があればそちらへ連絡、でいいですか?」
大河内大佐:「問題ない。」>青葉
舞風@:「情報収集と陽動……。誰を相手に暴れることになるのかなぁ」
比叡@:「だれがいいと思う?私は遊んでもらえたらどっちでもいいわ」
瑞鶴@:「お好きなように。やれ、って言われたらやっておくわよ」
比叡@:「じゃあ瑞鶴が選ぼうよ」
瑞鶴@:「そーいうのはパス。旗艦がこういうの決めるんでしょ」>比叡
青葉@:「では、そう言う方向みたいです!」>はぎー
扇矢少佐:「大佐、宜しいですよね?」>大佐
大河内大佐:「…奉天へ移動し、辻中佐と合流して情報の整理を。その後の動きは少佐に任せるが…中尉は、青葉たちと共に動け」
山部中尉@:「はっ」
大河内大佐:「自分は自分で動く、以上だ」
舞風@:(中尉さんはあたしたちと一緒、かぁ……) 橋姫とダイス神が舞風に山部中尉を気にかけろと囁くのでなるべく気にかけておこう
青葉@:「朝一の電車は……」しらべしらべ
扇矢少佐:「五時台にあったはずよ」
青葉@:「それなら早めに寝た方が良いですね。今日は解散でしょうか。」
大河内大佐:「あぁ、それで良いだろう」
青葉@:「判りました!」判定さんは!?
GM:…せやなぁ、 取りあえず、対象については萩子ー中尉の応答に対する判定をお願いします <無個性判定9/技能補正:折衝>
一度青葉は判定に失敗するも、再判定で成功する。
青葉@:上手く取りなしたって感じですかね?
舞風@:とりなしたというか、中尉の胸の内に気がついたか否かかな?
GM:そうですねぇ… まず萩子について、青葉は「こいつ何かまだ隠してるな。」という確信を得ます
青葉@:しってる。
GM:次に中尉について「前回以上に少佐に突っかかっていて、どうも“海軍の命令”の有無について問いただす傾向」にありますねぇ
青葉@:ふーむ?
舞風@:2d 判定には関係なくてもダイスを振ってRPに反映するのは自由!
ダイス判定: (2D6) → 8[3,5] → 8
舞風@:惜しかった
青葉@:独自の行動をしてるのが気になってるのかな? ……めっちゃしてんじゃねぇか!w<青葉の前回のあれこれ、当然誰にも話してません
GM:HAHAHA
青葉@:はぎーもどうせ山部中尉にはなしてないわけで……うん!
GM:つか、山部中尉は舞鶴の人間だしねェ…
舞風@:青葉さんも中尉の態度に何か言及したりはしない……よね
青葉@:他の命令系統で動かされるのが気に入らないのかな?まあちょっとインタビューするか。
舞風@:お、するのか! よしいいぞ!
GM:あっそうそう、判定の成功報酬は翌朝、眞斗チーフから青葉に渡される御結び(アイス相当)ね
青葉@:やったぜ! 解散後に中尉に話しかけて良いかな。
GM:どうぞ~
青葉@:「中尉どの、ちょっとよろしいですか!」捕まえた。ぐいぐい。
山部中尉@:「…あ、青葉さん。小官に、何でしょう?」
青葉@:「んー。ちょっと聞きたい事がありまして。」
山部中尉@:「小官に答えられることでしたら、何でも」
青葉@:「なんでもって言いましたね。二言は無いですよ。」
山部中尉@:「……答えられことでしたら、ですが…如何せん、小官は無知ですから…」
青葉@:「最近、扇矢少佐にわりとつっかかってません? っと、あー。そう言うことです?」<無知ですから
山部中尉@:「ぐっ……」
青葉@:「こう、蚊帳の外感があると言うか。そう言う。」
山部中尉@:「……」
青葉@:「だとしたらあそこで引き下がっちゃダメですよ!」
山部中尉@:「…小官は、あくまでも舞鶴鎮守府の人間です。少佐や、大佐とこうして動くことの方が特殊な状態だと理解しています」
青葉@:「特殊でもなんでも押さないとダメですよ!青葉だって舞鶴の人間ですし!」
山部中尉@:「…少佐の事が…その、心配なのです」
青葉@:「わりと独自行動取ってるみたいですからね。たぶん隠し事もありますし。」しれっと。<心配
山部中尉@:「…それは知っています。小官は…果たして、どうすべきなのでしょう」
青葉@:「うーん、そうですね! まず、その心配は中尉として、付き合いのある少佐に対する物ですか?」
山部中尉@:「勿論ですよっ!」(若干赤い)
青葉@:「それとも、山部元親さんが、扇矢萩子さんへのものですか?」
山部中尉@:「……少佐の事を、尊敬しています。それは公人としても…個人としても」
青葉@:「なら個人として伝えてみれば良いんじゃないでしょうか。なんか結果がリアルに想像できますがそれでも伝えないよりはましです!たぶん。」
山部中尉@:「……小官も、結果が見えすぎて恐ろしいのですが」
青葉@:「ほら、案外少佐も押しに弱い…と良いなぁ。とかあるかも知れないじゃ無いですか!」
山部中尉@:「…というか、以前中途半端に声を掛けるなと張り倒された覚えが…」
青葉@:「中途半端じゃ無ければ良いんですよ。」
山部中尉@:「う……」
青葉@:「ちょっと言われて引き下がるようじゃそりゃあ張り倒されます!」
山部中尉@:「で、ですが……少佐が…うむぅ…」
青葉@:「少佐も何も無いですよ!」ぶんぶん。
山部中尉@:「………」
瑞鶴@:「あーこらそこ、いつまでもダベってないで、さっさと部屋で大人しくしてなさい」(見かねて登場
青葉@:「はーい。」
山部中尉@:「……済みません、失礼します」(頭を下げて撤退)
瑞鶴@:「……軍人のくせに、変な感情を抱くのは意味ないわよ(ボソリ」
山部中尉@:「…小官にとって、少佐は少佐です」
瑞鶴@:「まーそれにしても、ずいぶんと面倒そうなことになりそうねぇ。い・ろ・い・ろ・と」中尉には顔向けずに言おう
青葉@:「浪漫は良い物ですよ!」
瑞鶴@:「へぇ。そういうの悪くはないと思うけど」撤退しつつ
山部中尉@:「……何を、信じろと」(ぼそりと呟き、そのまま部屋に消える)
瑞鶴@:「(何かを信じ続けた時点で、そいつはもう終わる……終わりたいなら勝手に信じ続けてろ)」(割と地獄耳なので聞こえた中尉に対して
中尉と少佐の擦れ違い。それは果たして、何を引き起こすのだろうか……
中尉が少佐の事が「心配なんです」と発言した前後のGMとPL
GM:いいやがったああああ!
舞風@:本人の前以外では言える
GM:あはは(目逸らし)
青葉@:なんだろうな。隠し事もありますし(そのうちの一つの噛んでる)
なんだろうな。心配なら心配ですって言いましょう!って言おうとしたんだけど、はぎーのリアクションがリアルに想像できて、山部中尉が引き下がるところまで想定できたので うん、どうしよう()今脊髄から出た言葉。「押し倒すとか?」
青葉@:言わなかった理由:実行したら逆に腕関節決められるところまで想像できた
GM:案外そういうのには弱そうだけど、中尉が殺される!
青葉@:押し切れれば良いんだけど、押し倒してまっ赤になった辺りで思わず手を離して反撃くらいそう
GM:…状況がありありと
青葉@:だめだ、何か想定すると山部中尉が色んな意味で弱い。というかはぎーがつよすぎるw
GM:だ、大丈夫。 中尉の方が女子力(ノーマル)は高いから!
比叡@:こりゃあ誰かが押せないとヘタれるわ もしくははぎさんから・・・いやないか
青葉@:ないな。はぎーの山部中尉への感情って最大限すっごく好意的に見積もって「弟分」とかそのレベルな気がする
GM:公式見解 萩子ー>眞斗 5 萩子 ー>中尉 1.5
比叡@:悲しすぎる…
GM:張り倒された結果。CQC技能で13点ダメージをくらった中尉である
青葉@:足柄ならもうちょっと色々言えるんだけどなぁ。男気のあるところは見せてるし。
GM:第五話ねぇ……
青葉@:…………あのときはぎー捕まってたからみてねぇ!?
瑞鶴@:あっ……
GM:まぁ、中尉に助けて貰ってはいるんだけどね
青葉@:反対を押し切って助けに来た、までは判らないだろうし、足柄は多分聞かれなきゃ言わないし
GM:髪をばっさりきられたり(たぶん引きちぎられたりしている)殴る蹴るの暴行をうけたりしてただろうから 余り、理性的な記憶は期待しない方が吉
青葉@:一番の見せ場を覚えて貰ってない……