扇矢萩子の捜査録~艦これRPGリプレイ~ 作:長谷川光
青葉@:じゃあ次はこれアクティブで山下かな
GM:ほむ、どんとこい
三日月@:山下中将に面会をお願いします!さらに…佐藤記者をお連れすることは可能でしょうか?
GM:無理っす>連れていく
三日月@:だめかー
舞風@:塩撒かれるな!
三日月@:真崎さんはだめですかー?
GM:そもそも、面識ないでしょ?>真崎
三日月@:山下中将にもないです。
舞風@:圧倒的コネ不足
GM:っていうかさ。山下中将に会いに行くのはコネをつなぐためでしょ? そこにさらにコネが必要な人物をつれていけるか!w
青葉@:まあ我々だけで行くのが良いと思うよw
三日月@:ざんねん
★☆★
舞風@:山下中将自身がそれ(正体不明の艦娘のモジュールやら)を知ってる可能性はまずないと思うけど……ね
三日月@:遅い時間に、大阪の料亭でお食事します。席ですが…。私と山下中将がお隣。対面に青葉さん。舞風さん、比叡さん、瑞鶴さん、それに中尉は別の席に。
三日月@:「はい、どうぞー。」とくとくと日本酒をお注ぎします。
山下中将:「おっ、ありがたい」
三日月@:「山下さんって、すっごくお忙しいのに、来てくれて本当にありがとうございます。」
舞風@:みかちーと青葉さんを横目で応援しつつお料理をぱくぱくしてよう
青葉@:わくわく。わくわく。
三日月@:青葉さんとも歓談しながらまずはお食事を楽しむ感じです。
*尚、お料理は九州料理と鍋の模様。
山下中将:「で、以前も師団本部に来ていたようだが。」 (酒杯を置き
瑞鶴@:(一切口を付けずに様子を見よう
山下中将:「俺に何をさせる気なんだ、君たちは?」
三日月@:「はい。私たちは、白昼堂々京都大学から誘拐された、ある研究員の行方を追っています。」
山下中将:「ほう…」
三日月@:「このため、研究員を監禁している刃桜会の居場所を教えてほしいです。もしくは、刃桜会に渡りをつけて、交渉をさせてください。」
山下中将:「………」(雰囲気が一気にこわばる
三日月@:すっと身体を近づけ、足を崩し、手元の梅酒ソーダをくぴーと飲みます!
舞風@:(がんばれ、みかちー……!)
山下中将:「……」
三日月@:「私たちは舞鶴の艦娘です。舞鶴の艦娘は、艦娘と深海棲艦に関わることにしか興味はありません。正直なところ、今回の誘拐事件について、私たちはまだほとんど何もわかっていないんです…。」と目を伏せがちにして陸上機の件、クロギリ海域から上海、大阪に来た輸送船。さらに、デッドセルを名乗る「改造艦娘」が活動していることも説明します!!
GM:質問
三日月@:はーい
GM:陸上機って、どれを指す?
三日月@:まず、呉の鎮守府を空襲したのが呑龍と護衛機だった旨を説明します。続けて、滋賀の陸軍展開地に向けて、写真の迎撃機が低空飛行したことを説明します。
*盛大に鎌をかけにいくパターン
三日月@:「これらが、実際に目撃された事実のあらましですが…。」
山下中将:「なに!?」(呑龍が呉鎮守府を襲撃について
三日月@:「山下さんが受けていた説明と、恐らく異なる部分があるはずです。」
山下中将:「それは…本当なのかっ!!」
三日月@:「なんだったら、襲撃で怪我した艦娘に渡りをつけることもできます。夜間空襲なんて、ムチャをして…。それに…全機撃墜しましたから機体は呉にあります!こちらについては、十全な証拠を、【海軍が】持っています。」
山下中将:「ん?撃墜、だと?…ならそれは別件だ」
三日月@:クールに流します。
青葉@:「ふむふむ。」<別件
三日月@:「滋賀の件については、正直な所情報は持っていません。というか…これ、ちょっと複雑なんですけど。」と枝豆をもひります。
山下中将:「滋賀については単純だ、我が陸軍で新兵器の実験をおこなっている」
三日月@:「山下さんが思い浮かべたその件ですが、目撃者がいます。ただし、その目撃者の証言を私たちが聞いてしまうと、私たちは彼を捕縛しなければならなくなるでしょう。だから、詳しい話は聞かないことにしちゃいました。でも、もうしばらくすれば、新聞に写真つきで載っちゃうと思います。」
山下中将:「…それは、困るか…」(新聞に写真付き)
舞風@:(そわそわドキドキ……!)
三日月@:「私が知りたいのは、さらわれた冷泉研究員の居場所、これだけです!陸軍の【新兵器】に、南洋諸島の例の鉱石が使われていることもわかっています。」
山下中将:「………そもそもだな」
三日月@:「それにその研究は、冷泉研究員がいれば大きくはずむことでしょう…!」
山下中将:「聞けっ!」
三日月@:「はい。」 くぴーとソーダを飲みます。
山下中将:「俺は何も知らん」
舞風@:そらそうやな……
山下中将:「知っているのはさっきから言ってるだろうが。我が陸軍が新規採用しようとしている【新兵器】を滋賀で実験中であるということ。それに、例の鉱石だかなんだかってのは知らん」
三日月@:「…ええっ!じゃあ、あの人たち、…上に報告しないでやってるの!?」
山下中将:「聞くが、お前らの使っている石油が満洲産だからって、それには何か意味があるのか?」
瑞鶴@:「……」
山下中将:「……何を、しっているのだ?」(不信感ゲージあげあげ
三日月@:「うーんと…。」ユカリさんにちょいちょい手を振ります
ユカリ:(頭下げながら入ってくる)
三日月@:「紹介します。さっき話した改造艦娘のユカリちゃんです。」
ユカリ:「えっ…?」>改造艦娘
三日月@:「ウーロン茶でいい?オレンジジュースにする?」
ユカリ:「…あ、いえ… 御水でいいです…」
三日月@:「おひや、お願いしまーす!」
山下中将:「改造艦娘、か…」(ユカリを見つめる
青葉@:「ここ、お茶美味しいですよ。」
舞風@:(ユカリちゃん、ふぁいと……!)隣席から熱い視線
三日月@:「えっとね。山下さん。あなたの指揮下のひとたちの一部に、おいたをしちゃってる人たちがいるみたいなんです。」
山下中将:「…具体的に、何をしている…と? 我が部下への侮辱ならば…その命、もらい受けるぞ」(ひっくーい声
三日月@:「…刃桜会みたいな連中と関わるのは、既においたなんです。私たちも、あなたの部下がどこまで関わっているかは知りません。もしかしたら、彼らもただ騙されているだけなのかも。【新兵器】について、あなたが報告を受けていないことがいっぱいあります。今話したとおり。「彼らは、刃桜会もしくはおそらく、彼らの上部にいるある企業に協力して隠れ家を提供しています。その隠れ家で行われている研究があなたの言った【新兵器】です。」
そこで一息つくと、三日月は言葉を継ぐ。
三日月@:「彼らの行動により、今目の前にいるユカリちゃんはとっても苦しんでいます…。冷泉研究員とすっごく仲が良くって、なのに冷泉研究員がさらわれてしまって……あなたの部下に、私たちは嫌疑をかけています。その嫌疑を払拭するために…。冷泉研究員が捕まっている場所、新兵器の開発施設に、私たちを入れて下さい!【新兵器】開発のために、日本の国民を誘拐して、こんな小さな子から引き離して!そんな犯罪行為は、国体にもとります!」
山下中将:「……先に言っておくが、我が陸軍に信念がないという言い方は許しがたい」
三日月@:「そんなこと言ってないもん!」
山下中将:「騙された、といっただろ」
三日月@:「そうよ、騙されてる!誘拐魔に、あなたが守りたい信念なんてないでしょう。わが国のことを誰よりも大切に思っているのが、あなたたち陸軍だと、信じています。」
山下中将:「誘拐の詳細も何もしらんものは知らん」
青葉@:「信念があるからこそ騙される……と言うか、乗せられるということもありますからね。」
三日月@:「なのに、その日本の人間をかどわかして、閉じ込めるなんて!」
舞風@:(あわわわわ……)
山下中将:「新兵器については、俺よりも辻の野郎の方が詳しい」
三日月@:「…『辻の野郎』…(通った!)はぁー、はぁー…。」
山下中将:「……ほぉ」(眉が動く
三日月@:「ごめんなさい、興奮しちゃって…。注文お願いしまーす。」
山下中将:「よし、話してやろう」
三日月@:「…恩に着ます…。」
山下中将:「今回の兵器の導入試験は滋賀で行われている。本兵器は、前線へ艦娘の艦載機モジュールのようなものを手軽におくりこめるとかいうコンセプトらしい。で、これの提供元は大東亜重工だ」
三日月@:静かにききながら、鍋をよそってます。
山下中将:「我が陸軍、いや、関東軍は対ソ戦備のために[山津波]という兵器の導入を決定したのだが」
三日月@:「はい。」と鍋を山下さん、ユカリちゃん、青葉さん、私の順に配ります。
山下中将:「その際に、合わせて辻の奴が抱き合わせ商法的に持ってきたと聞いている」
三日月@:(『辻の奴』。やった…。 これなら、山下さんは十分な理由と報道があれば、辻一派を切り捨てる!)
三日月@:「艦娘モジュールの重爆撃機ですか。それに…近接航空支援機を掩護する低空戦闘機…。」とつぶやきます
*ここで初めてGMは呑龍を通常の重爆撃機と考えていたにも関わらず、PLには艦娘モジュールとして捉えられていることを読み返して知ったのだった。しかし、セッション中それには気がつかないというヘマをやらかしている。
山下中将:「が」
青葉@:「ふむ、それだけでは終わらないと。」
山下中将:「本件はあくまでも導入試験途上。しかも、向こうも技術的不安定が云々といっている」
青葉@:「技術的不安定…ですか?」
山下中将:「さぁな、詳しくは知らん。向こうから来た技術者がぼそっと言っていたのが聞えただけだ」
三日月@:「向こうって、大東亜重工ですか…。」
山下中将:「だろうな」
三日月@:「ごめんなさい、どうも私の見立てがちょっと間違っていたみたいです。刃桜会じゃない。今回の件、大東亜重工は第一容疑者なんです。」
青葉@:「……ふむふむ、おそらく技術者の質が、不足していると。」
山下中将:「今回の件というと、京大の先生が誘拐された件か?」
三日月@:「はい。その件について、京大の先生が隠れ住んでいた家が襲撃され、家探しされていますが… その家の存在を知っているのは、刃桜会ではなく、大東亜重工です。」
山下中将:「………」
三日月@:「刃桜会はなんで話に上がってきたのかわからないですが…。誘拐なんてするような人たちじゃない、ですよね…。」
*あまりの手のひら替えしに、山下中将もビックリ。
三日月@:「あんまり、軍隊の人間が一企業のことを悪く言うものじゃないから、糾弾したくなかったけれど。彼らは日本の国益より、自分たちの利益を第一に考えている。満州の一件から、そう感じています…。」さくっと肉を切る!
山下中将:「お前は何も知らないな。満州は日露戦争以来の我が領土なのだよ。」
舞風@:よし順天! 怒っていいぞ!
*順天:元々ハルビン周辺で独立勢力を築いていた首領の娘で、舞風の中の人は第一部で別のキャラを使っていた。
山下中将:「…まぁ、いい」
三日月@:「そうです。大東亜重工の領土じゃないです。」うんうんとうなずきます。
山下中将:「少なくとも、一企業の思惑には動かされん。海軍とて同じだろうが」
青葉@:「三日月さんは企業が軍の一部を私物化しようとしてるのではないか、と問題にしているわけですね?」
三日月@:「そうです。クロギリ海域なんて、まさにそうです。…お恥ずかしい話ですけど。海軍の方は、一企業の思惑に、動かされちゃう人がいるんです…。」(ぺたーと謝ります。
山下中将:「…そうやって貴様は媚びを売るか。とにかく、我が第四師団はその件を知らぬ。それが聞きたかったのだろ?」
三日月@:「…聞きたかったんです。」
山下中将:「ならば、帰らせてもらおう」
三日月@:「ありがとうございました。あ、でも…。デザートの杏仁豆腐、持ち帰りにしますか?」
三日月@:と、お土産に杏仁豆腐を包んでもらって、完了です!
GM:では、シーンの効果を振り返ります
三日月@:はいー
GM:まず、以降山下に関連するイベントはすべてマイナス補正がかかります (陸軍やら、PCの知らない情報に関しても
舞風@:えらい人を敵に回してしまったな
GM:*もっとも、陸軍のすべてがマイナスになるわけではない
青葉@:山下の派閥に関することは、ってことかな?
三日月@:がーん
GM:まーなに。山下につながっている人全員に、元からマイナス感情を植え付けました
三日月@:真崎さんかー
GM:後で影響するかもしれないので先に言っておくと、石原には影響しません。
比叡@:目先の状況が解決できればそれでいいや…
舞風@:も、もともと海軍条約派と陸軍皇道派って水と油だからね! 仕方ないね!
GM:あっ 今回のセッションおんりーじゃないからね!
*永続効果だぞ☆
舞風@:そ、そのうち申し開きの角も立つと信じよう
三日月@:というか正直何に怒っているのかもわからないねん
青葉@:齟齬がでてるんじゃないかなぁ<誘拐犯
*正解である。
GM:成功効果というか、アイス補充を考えていましたが。 杏仁豆腐(アイス相当)でお願いシャス
三日月@:あんにん!
青葉@:お持ち帰り可能!