扇矢萩子の捜査録~艦これRPGリプレイ~   作:長谷川光

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GM:ここまでのダイジェスト!
上海に何か事件起きそう っということで上海待機の清霜・響ペア。
一方、佐世保鎮守府にやってきた萩子は飛龍ちゃんを部屋から叩きだすことに成功という感じでした
那珂@:叩きだすというか焚きつけるというか…w
GM:ふふふ、では残りのお二人 那珂ちゃんとのわっちの導入からスタートです!



プロローグ 鎮守府フェイズ後篇 ~上海へ~

*************

GM:一方の水雷戦隊の旗艦を担う軽巡洋艦那珂、そして彼女の指揮下に佐世保第一航空戦隊から移籍してきた野分。二人は佐世保鎮守府の長官、塩沢中将に呼び出された。

それは三人組の軍関係者が鎮守府にたどり着くほんの数分前のことだった。

那珂@:「うーん、私たち二人に急な呼び出し…なんだろうね」

野分@:「そうですね…でも那珂さんと私のことですから、きっと大丈夫と思います!」

那珂@:「うん、私たち二人ならなんとかなるよね!根拠のない自信はアイドルの特権! あ、もしかしてもうすぐ偉い人達が来るって言ってたから出迎え役とかかな!那珂ちゃんと野分ちゃん可愛いし!」

野分@:「そう、ですか…でも接待役なんで艦隊的にどうなんでしょう…」

那珂@:「ま、まぁ那珂ちゃんの予想だから実際は違うかもだし…とにかく行ってみよ!」…と、呼び出しに応じます

野分@:那珂の後に付いてきた野分、これからの経験にして那珂の笑顔と裏腹に不安な予感が増えてきた

 

引きこもりの飛龍:(本気で飛龍の負担がマッハとなるな……w)

 

野分@:「そうですね…行ってまいりましょ!」

GM:では出すね、鎮守府の二階に長官公室へどうぞ

那珂@:では早速そこにのわっちと向かいます。そしてドアを(本人的にはアイドルっぽく)ノック

塩沢長官:「入りなさい」

那珂@:「失礼します、那珂ちゃんと野分ちゃん、ただいま参りました」

野分@:「野分、ただいま参りました!」

塩沢長官:「……ふむ、二人を呼んだのは他でもない。」

 

那珂@:養命酒のCMに抜擢されるも、もっと若者向けのドリンクとかが良かったと思う那珂ちゃんが幻視

上海の清霜:www

上海の響:諸君には上海で養命酒のPRをしてもらう……

上海の少尉:長官の実家が大儲かりしそう(笑

上海の清霜:そんな事しとる場合かーっ!とか言われそう

那珂@:飲んどる場合かー! [養命酒(中速修復材)]

上海の清霜:(養命酒を)飲んどる場合かー!

 

塩沢長官:「軽巡那珂君、駆逐艦野分君。二人は明日の演習には参加せずに別任務に就いて欲しいのだよ」

野分@:ここまで演習のための練習を発揮する舞台がなくして心なしかちょっとしょんぼりした野分

那珂@:「別の任務ですか…。もしかして、もうすぐ到着されるお偉方と何か関係あったり…?」若干ワクワクしながら身を乗り出します

 

GM:どうせなら出そっと (養命酒)

上海の清霜:出すのかw

引きこもりの飛龍:出すんかいw

GM:イエス!

上海の響:アダ名へのリアクションを部下に求めていくスタイル

 

塩沢長官:「うん、でも建前は空母飛龍の護衛としてだけどね」そこで琥珀色の液体が入ったガラスのコップをくいっと飲む

 

野分:(ここは…那珂さんがつっこむ番ですね、出番を取っちゃいけない)

那珂:正直キャラ的に那珂ちゃんってボケだからちょっと辛い

 

那珂@:「飛龍ちゃ、さんと…」

野分@:「空母の護衛でありますか」突然重任が任されて目がキラキラしていた

塩沢長官:「あくまで建前だ。上海に向けて、大臣やら山本やらが作った調査班を送り込むことになった。二人にはこの班に随行、上海で起こるあらゆる事態に備えて欲しい。」

野分@:「しかも上海に行くのですか!」

那珂@:「那珂ちゃん上海デビュー編ですね!」

塩沢長官:「あぁ、そうだ。今回の演習自体、彼らへの支援で計画されたのだが… このことは口外するなよ、一応軍機なんだからな」

那珂@:「はーい、那珂ちゃんお口チャックしまーす」

野分@:「はい!」

那珂@:「それはそうと長官、まだお昼なのにお酒飲んじゃって…」

塩沢長官:「むっ… 酒では、無いと自分は思うんだが…」(実は養命酒)

野分@:「明らかにお酒と思うですけど…」(養命酒だから)

 

上海の清霜:唐突に飲酒をぶっこむスタイル

野分:さすが那珂さん、そこがしびれるあこがれるぅ!!

 

那珂@:「まぁ、長官ならご自制されてると信じてますけどねー。どうせ酔うなら那珂ちゃんの煌きに酔う方が健全ですよ!(ドヤァ」

野分@:「えっ」

那珂@:「えっ」

野分@:「な、那珂さん、ここはつっこみどころなんですか!?」

中尉B:「失礼します、軍務局長井上少将と同局の大河内大佐をご案内しました!」

那珂@:カオスすぎんよー

野分@:謎です

塩沢長官:「…(目配せ)」

那珂@:「……!で、では那珂ちゃんはこの辺で失礼しますね。また来週ー!」

軍務局長:「失礼する…ほぉ、那珂君か。久しいな。」

那珂@:「あっ…はい、そのぉ、ご無沙汰しております…」

大佐:「失礼します」

上海の響:ペースを乱されてタジタジになる那珂ちゃんかわいい……

軍務局長:「…こっちに着任してからというもの、戦闘訓練よりも踊りにかまけていた…なんてことはないよな?」

那珂@:「そそそそんな訳ないじゃないですか!バリバリやってますよバリバリ!神通姉さんもたじたじな勢いで…」

野分@:「えっと、こほん、軍務局長どの、那珂さんと私はこれから任務ですので…」

軍務局長:「あぁ、なるほど。長官、彼女たちがですかね」

塩沢長官:「今、説明をしていたところだ。」

那珂@:「ふぇ?あ、もしかして局長も…」

軍務局長:「あぁ、今回の件は自分が責任者だな」

那珂@:「な、なんと…」(これ失敗できないパティーンのお仕事だよ!那珂ちゃんピンチかも)

野分@:「(だいじょうぶですよ!たぶん、だいじょうぶ!)」

軍務局長:「いつもは大河内君が精緻に進めてくれるから、自分が噛む必要がなかったという意味だぞ」(那珂の何かを裏で考えている様子に一言)

野分@:「ということは、今回はもしかしていつもの状況と違うからでしょうか…」

女性:「失礼します…(ごにょごにょごよ)」

上海の響:飛龍さん説得完了の耳打ちか

大佐:「(よし)…長官 予定通りに事は進めさせていただきます。呉々もよろしくお願いします」

 

那珂@:これ、萩ちゃんが説得する前から飛龍達を出すって話は決まってた感じなんですね。飛龍が断ってたらいきなり頓挫やな…

GM:その時はシナリオ変えてますよ (笑

上海の清霜:HAHAHA

 

塩沢長官:「そうか…そうか。那珂君、野分君 くれぐれもしくじらないようにな」(と云いながら那珂ちゃんに握手を求めます

那珂@:「アッハイ」(カチコチになりつつもアイドルのサガで笑顔で握手に応じてしまう

塩沢長官:(握りこんだ紙をそっと渡して、何事もなかったよう野分にも手を

 

那珂:メモ…?養命酒2本買って来い…?

上海の響:規定量1日20mlの養命酒を2本もだと……

 

野分@:「はい、からなず任務を完遂させます!」

那珂@:(………?) 怪訝な顔を一瞬しつつもメモを手袋の中に隠します

塩沢長官:「諸君の働きに期待する。私と井上君は少し話があるから下がっていなさい」

那珂@:「はーい!那珂ちゃん現場行ってきまーす」

野分@:「はい」

那珂@:部屋を出た後、人気のない所で野分とメモを確認します

GM:ではですね 塩沢『海軍省の寝業師、扇矢萩子にだけは気を許すな。それが長官としての助言だ。』 と書いてあります

那珂@:「扇矢萩子ってあのピルイーター大佐に耳打ちしてた女の人だよね」

野分@:「扇矢萩子さん…さっきの女性なんですね」

那珂@:「寝業師ってなんだろ、寝相悪いのかな…」

野分@:「それは寝違いだと思います。とにかく…扇矢さんのことは、もう少し用心したほうがいいですね?」

 

上海の響:寝業師やはぎん……ゴクリ……!

GM:うん、そっち系の意味の蔑称もこみこみ

上海の響:那珂ちゃん純情乙女で笑う

上海の清霜:ふむ、寝業師は裏工作が得意な人、という意味もあるそうで

GM:表はそっちですね。

 

GM:では、そのメモを見ている二人の下に先ほど長官公室にいた大佐と女性が近づいてきます。

那珂@:足音に反応してメモを握りつぶして隠します

大河内大佐:「…私は大河内春樹。特命捜査班の班長を任されている。今回はよろしく頼む」

那珂@:「よろしくお願いします☆」と笑顔で応じます

野分@:「野分です、今回はよろしくお願いします」

扇矢萩子:「私は扇矢萩子、少佐の位階をもらっているわ。二人の協力、頼みにしてるわよ」

那珂@:「よろしくお願いします☆」

野分@:「よろしくお願いします!」

 

GM:

この後、飛龍を含めた面々で会議をした後、直ぐに旧型巡洋艦「吉野号」で少佐と大佐は東シナ海を一直線に上海に向けて移動。

飛龍ちゃん、那珂ちゃん、野分ちゃんはこの船の護衛をこなしながら、道中何事もなく上海:港に到着します。

一方の佐世保・上海のそれぞれの艦隊ですが、佐世保を出港する翔鶴が旗艦の艦隊は朝鮮半島の鎮海を、上海を出港した龍驤と能代を中核にした艦隊は青島(チンタオ)を経由して関東州旅順港で合流。そこから舵を一転させて南下、東シナ海の離島を拠点とする地上型棲姫に対する攻撃を想定した軍事演習を行う予定です。

 

そして、上海に駐在していた響、清霜は少尉の案内で上海からの五人に合流するのでした。

清霜@:「わーい」

響@:「利欲と策謀の渦巻く魔都上海へようこそ。歓迎する」

野分@:「ここが、上海…!」

清霜@:「えっと、なんかすごい上海へよーこそー!」

那珂@:「対照的な子達だねぇ。ユニット組ませたら面白いかも!」

飛龍@:「……」

 

那珂@:ピルイーター、やはぎん、この5人の計7人PTか

少尉@:小官もいます!

那珂@:あ、いたの?(酷

少尉@:いました(泣)

響@:上海じゃ出雲と少尉も同行だね

GM:出雲さんは上海基地に留まりますよ~

 

飛龍@:さて、旗艦はどうしようかなぁ!

清霜@:んー、旗艦の栄誉は今回はいらないけど旗艦はやりたい。経験点で追いつく為にも欲しいかな。

那珂@:那珂ちゃん、やりたがりそうだけど旗艦にならないほうがポジション的に美味しいので他の人がやってくれた方が動きやすいかも

響@:キャリアを考えると旗艦は飛龍さんが順当だけど……メタ的に言うなら経験点は前借り組に融通してあげたかったり

那珂@:「那珂ちゃんはアイドル的にはセンターだけど、戦闘だとバックアップ向きだからね!」

響@:響ですが旗艦は他に譲ります……他薦なら唯一の大型艦ということで飛龍さんに一票

那珂@:那珂ちゃんは誰かが言い出さなかったら自分がやろうと思ってます

少尉@:うずうず

清霜@:うずうず(固有)

飛龍@:あえて手を挙げてやろうかなとは思ってる。誰かがいるならそっちでもええけど

清霜@:んーまあ、飛龍さんがやりたいならお譲りするの。経験点取って強くなってほしい+自信持って!的な意味合いも込めて

飛龍@:さて、野分っちはどうするのかなぁ!(他人に振る)

野分@:那珂さんがやるなら那珂さんと思うが、そうじゃないだと飛龍さんがいいと思う

 

響@:旗艦については、飛龍さんのキャラ付けが突き放す系だから、旗艦にすると強制的に周りと関わり持てていいはず

清霜@:ただし胃に穴が開く可能性

那珂@:那珂ちゃんは仕事はちゃんとするから…多分

飛龍@:なってもならなくても現在進行形で(変な意味で)負担かかってます

響@:那珂ちゃん旗艦でもみんなを強引に巻き込んでいけるから上手く回りそうだね

飛龍@:せやね

清霜@:まあその辺は旗艦になった人が頑張ればOKではないかと

那珂@:旗艦だと存分にぼけられないので…(小声

清霜@:(旗艦でも平然とボケに走る私

響@:形としては、長官や出雲の一声で任ぜられた形になるのかな

那珂@:やはぎんが直々に説得しにいったのもあるしねぇ

扇矢萩子:「ふふふ…」 (含み笑い)

飛龍@:……自分で言い出してなんだが、いいのけ?(旗艦

 

飛龍以外のPC一同:ええんやで

飛龍@:しょうがないなぁ……じゃあやります!

那珂@:どうぞどうぞ

飛龍@:やったね飛龍! さらに負担がかかるよ!(無情

扇矢萩子:「よろしく頼むわね、旗艦さん」

那珂@:「センターは譲らないけど、旗艦はお任せしちゃうよ!」

清霜@:「よろしくねー!」

響@:「よろしく。頼りにしてるよ」

野分@:「しっかり飛龍さんをサポート、護衛します!」

飛龍@:「……わかったわ。できるだけ……やってみせる」(実は改二になってるけど、旗艦経験はこれが初めてだったりする

那珂@:「できる分だけでいいんだよー。でないと那珂ちゃんの出番減っちゃうじゃん!」

清霜@:「大丈夫大丈夫、心に46cm砲を装備すれば何事も大丈夫だって。あ、空母だから…震電とか?」

出雲:「…烈風の改造機が強いと聞くがな」

清霜@:「良いの!ロマンだから!って、あっそうだ!この艦隊の名前って決まってる?」

*震電は未完成に終わった旧海軍の戦闘機

那珂@:「ユニット名は大事だよ!お客様のハートをわしづかみにしなくちゃ!」

野分@:「敵を鷲掴みにして…撃破するのです!」

出雲:「…あっても記録には残らないだろうがな。」

清霜@:「記録より記憶に残りたいかな」

那珂@:「おっ清霜ちゃんそのフレーズいいね!新曲の歌詞にいいかも…メモメモ」

出雲:「夢は見るな、成果が全てだ。少なくとも、私はそれを信じる」

清霜@:「夢はね、見るものじゃないんだよ、叶えるものなんだよ?」

 

那珂@:「那珂ちゃんは人に夢を見せるのが夢なんだよー」

清霜@:「出雲さんもね、見た夢があるなら、それを叶える為に突き進むべきじゃないかなーって、私は思うよ」

野分@:「清霜は…かっこいいですね、私も見習うよ」

出雲:「夢か、沈まぬ艦でありたいとは思うのだがな」(苦笑)

清霜@:「不沈艦!」

響@:「ふっ、安々と沈ませはしないさ」

出雲:「金剛め… あの魔改造は反則だろうよ。 なぁ…」

清霜@:「大丈夫大丈夫!出雲さんも心に46cm砲を持っていれば、絶対に沈まないから!」

出雲:「戦場を支配するのは運だ、私が今ここにいるのも運ゆえ」

清霜@:「運も実力のうち、だよー」

出雲:「必勝を期するはいいことだ、しかしな。勝つことを当然としないことだ」

清霜@:「負けを素直に認める事も大事、って事かな…」

響@:「無理して立ち続けるよりも、上手に転んだほうが傷が少なかったりするものさ」

清霜@:「うーん…大変だけれど、きっと大丈夫だよ」

那珂@:(皆難しい話してるなぁ…サインの練習でもしてよ)

清霜@:「心の46cm砲があれば、強い心があれば、負けのその先にある未来に行けるって!」

飛龍@:(いろんな意味で不安なお前らが言うなw)

 

清霜:HAHAHA

野分@:(今のうちに舞風や皆にどんなおみやげにするか考えよう)

清霜@:「…あ!それでね。艦隊の名前だけどさ、風雲上海組とかどう?どう?」

響@:「風雲……なるほど。いいんじゃないか」

那珂@:「ふーうんしゃんはいぐみ、かぁ…うん、いいかも!」

出雲:「私からは何もいう気はない。そもそも諸君の任務に私は力をかしても公にはかかわっていないことになっている」

那珂@:「海上で戦ってる私たちを表してる良い名前なんじゃないかなっ」

出雲:「お前たちの好きにすればいい」

清霜@:「えへへー」

 

GM:えっと、艦隊名決定しましたので鎮守府フェイズはここで切らせてもらいます

那珂@:はーい

 

 


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