扇矢萩子の捜査録~艦これRPGリプレイ~ 作:長谷川光
響@:きよしーかのわっち。もっかい企画ホールを選んだりしないかぎりは補給できるしどちらが先でも大丈夫っちゃ大丈夫だね
龍鳳@:ですね
清霜@:ふむ…のわっちにお願いしたい
野分@:あいよ
龍鳳@:よろしくー
野分@:露店か運営かどっちにしようか
GM:運営は無理して回らなくていいよ! (いや、任務的な意味ですよ はい
野分@:じゃあ官業にしますか。官業のロールはなんでしょう
GM:官業はですね……『大東亜重工・プレゼンショー』 デース
野分@:すごく黒幕臭い!
GM:ついでに、先イベントも振っていただけませんか?
野分@:はい、えっと、ロールはなんでしょう
GM: SVE です
野分@:おk sev そこに沈黙の師団を待ち受けるのは…!
ダイス判定 :上海ランダムイベント表(2[2]) → スリ
野分@:治安悪すぎぃ!
少尉@:ダブったから1番へ ですね スピーチです
清霜@:ほうほう
響@:スピーチ……ヒゲの伍長が演説ぶつんじゃねえだろうな……
少尉@:いや、皆さんにとっては一番ましな人物です
響@:出雲か? 出雲なのか? やったぁ出雲だ! 出雲ちゃーん! こっち向いて?! キャー!
出雲:2d6+9 「黙れ」
ダイス判定 : (2D6+9) → 9[3,6]+9 → 18
清霜@:無情なCQC
響@:脳挫傷かな……
[Phase5 大東亜重工プレゼンショー]
GM:官業店街に入ってきた皆さん、あちらこちらに各国のブースが立ち並び、お国自慢の主戦場です。イギリスとフランスが向かい合うようにブースが立っていたりして、ちょいちょい面白いですよ~
響@:英仏はブレねぇなぁ…
*因みに37年のパリ万博ではドイツ館とソ連館が正対しており、それはそれは面白い雰囲気だったとか。
GM:表立ってドイツ館はないんですが、なぜかプロイセンとして出展していたりします。
さてさて、皆さんのところに一人の女性が近づいてきます。女性は龍鳳以外全員顔を知っている人ですよ。
野分@:誰でしょう
響@:英仏には平和に睨み合っていてもらおう……さて、我らがハギーの登場と見た
清霜@:かもね
龍鳳@:私だけ知らないなんて…
*これだけは仕方がない。
扇矢少佐:「少尉、仕事の進み具合はどうかしら? それから、皆も元気にしていたかしら?」
野分@:「はい、おかげさまで元気にしています!扇矢さん。」敬礼し
響@:「おや、また上海で会えるとは……。龍鳳、彼女が時たま話に上がる扇矢少佐その人だ」
扇矢少佐:「どんな話がされているのか是非聞いてみたいものね、響? …って、悪いわね。私は海軍少佐、扇矢萩子。よろしくね、龍鳳」
龍鳳@:「はっ扇矢少佐、お会いできて光栄であります!私、上海沈黙師団旗艦の龍鳳であります!」いつも以上に緊張しつつ敬礼
扇矢少佐:「あそこの提督から、やけに遠回りで話は聞かされたわ。それだけ優秀な子なんでしょうね」
(龍鳳の提督→軍務局長→萩子 の順であったという)
龍鳳@:「いえ、響さんを始め師団の皆さんや少尉に支えられてるからであります!」(はぅぅ…こんなキャラじゃないのに…)人形の様にまる
扇矢少佐:「そう、うちの山部がしっかり役に立っているのは驚きね」
少尉@:「しょ、少佐…あまりにもあんまりなお言葉ではないかと小官は愚考するわけで、はい」
響@:「いやいや、少尉には助かってるよ。通訳もできるし、射的も上手だしね。」
野分@:「少尉だって格好いい時くらいありますよ、普段はちょっと頼りないけどたまには格好良いです!」
扇矢少佐:「…へぇ、そこまで言われるほどだなんて知らなかったわね。」
響@:「扇矢少佐は、また別命を受けてこの競進会へ?」
扇矢少佐:「そうね、今は出雲さんと共同戦線ってところかしら」
龍鳳@:(こうして話していると普通の人に見えるけど…)ちらっ
*****
野分@:「苛烈な女性と、龍鳳さんがおっしゃった!」ずざずざと後退
龍鳳@:やめてー5体満足で本国に帰りたいの
扇矢少佐:「そう、なら適度に満足にあれば…いいでしょ?」
清霜@:www
*****
野分@:「できればこれからも仲間で居てくださいです…」
扇矢少佐:「ふふっ…私もそう願っているわ。」(愛嬌のある笑顔、むしろ怖い
野分@:「あはは…」
清霜@:「zzz…」
扇矢少佐:「話は全然変わるんだけれど…貴女たち、『潜入捜査』なんて面白いと思わないかしら?」
響@:「おや、早速面白そうなカードが。詳しく聞こうか」
龍鳳@:(清霜ちゃん、起きてください)ゆさゆさ
清霜@:「むにゃむにゃ…にゅ?」
扇矢少佐:「やっぱり響ちゃんはノリがいいわね」(少し嬉しそう
野分@:「うぅ…なんで、この話題を振っておられるでしょう…」全力拒否したいのに興味にくすぐられてそわそわした野分
龍鳳@:「少佐の前ですよ」ひそひそ
清霜@:「大丈夫だよー、扇矢さん優しいからー」
龍鳳@:「そうなの…?」ひそひそ
扇矢少佐:「清霜はやる時はやってくれるって、理解しているからいいのよ。期待はずれの働きなんて、してくれる訳ないものね?」(笑顔
清霜@:「あっはー、だいじょうぶだよー」
*ほのぼのとした怖い雰囲気であった。
龍鳳@:「とりあえず、話だけ聞かせてもらいます…」
扇矢少佐:「もう、ノリが悪いんだから…まぁ、仕方ないっか。釘をさされていちゃ、ね?」 (ウィンク
龍鳳@:びくっ
扇矢少佐:「ふふ、さーて説明するわ。潜入任務って何をするか、ね」
響@:何が出てくるやら
野分@:萩子「これを君達にやろう」っダンボール
響@:これは各国のエリート工作員が好んで使うという、由緒正しき迷彩装備……!
扇矢少佐:「改めて私の今の仕事を説明するけれど、大東亜重工自体には七つの研究所があるの。」
――私はその中の一つ、木曜研究所の不正資金を追っているわ。一方で火曜研究所っていうのもあるんだけど、そっちはドイツから盛んに技術を取り入れていることで業界ではわりと有名な研究機関なのよ。
私が追ってきた木曜研究所、ドイツと密接な関係を持つ火曜研究所。面白いことに今日、
そんな訳で、特命捜査班としての活動を休止させられていた時間の間に、知り合いに掛け合って今日のプレゼンの企業用の聴講券を収得した…けれど、一緒にどうかしらってことよ。
響@:「戦争おっ始めたい連中が、ことさらに肩を組んで何かやろうとしているって状況か……」
清霜@:「うわぁ…」
龍鳳@:「なにやら大変なことになっているようです」
野分@:「それならたぶん問題ありませんけど…プレゼンを聞くだけじゃないでしょう」
扇矢少佐:「さて、どうかしら?」
野分@:「あはは…しかし、大東亜重工のこれからの動きを掌握するにはそのプレゼンに入り込まないといけないですね…はい、よろこんで潜入調査やらせていただきます!」
少尉@:「一応、安心して頂きたいのですが… 少佐が大事にしない、といったら大事にはなにませんので。はい。」(噛む)
龍鳳@:「少尉、噛んでますよ?」不安そうな表情
少尉@:「…ははは」(乾いた笑い
龍鳳@:「扇矢少佐、私は工作任務とかやったことないのですが、大丈夫でしょうか?」
扇矢少佐:「えっ?そこら辺は気にしなくていいのよ?もしやってるならもう事後だし」
龍鳳@:「変装もしたことないですし、盗聴器や爆弾も仕掛けたこともありません…!」
*ダンボールにはいったことも…。
扇矢少佐:「やってないなら、何も起こらないけれど…って、ちょっと龍鳳。貴女はスパイ小説の読みすぎよ」
龍鳳@:「すみません、潜入調査というとそういうイメージが//」
清霜@:「スパイとは一体…うごごごご…」
扇矢少佐:「優秀なスパイは、私みたいなのが注目を浴びているうちに任務を済ませてしまうものよ」
龍鳳@:「ああ、そういうものなのですね…」
野分@:(注目される自覚があるんだ)
響@:「別に工作というほどのものでもないさ。私たちはプレゼンを聞いて、内容に問題があったら他国に先んじてツッコミを入れる……」
扇矢少佐:「気楽に構えなさいよ、響ちゃんの云っている通りにしかどうせ動かないだろうし」
響@:文化の祭典に軍需企業が出張ってきている事実、日本の枢軸よりの言動を注視してる諸外国からしたら心象悪いだろうし……自浄作用として機能しうる(少なくとも周りからはそう見える)私たちの存在をそれとなく対外的にアピールできたら大金星
龍鳳@:「そういうことでしたら、不肖この上海沈黙師団旗艦、その潜入調査、謹んでお受けいたします^^」ここだけ旗艦
扇矢少佐:「じゃっ、巽大尉、如月中尉!」
GM:萩子が呼ぶと、近くで待機していた男が近づいてきます
扇矢少佐:「さすがに、女だけで動くと即刻貴女たちが艦娘だってばれるから適当に三組に分かれて入場してちょうだい」
巽大尉:「初めまして。特命捜査班の司法を担当している、巽昌樹といいます。きれいな方々をエスコートできると聞いて来たのですが…皆さんお美しいですね」
清霜@:「褒めても何も出ないよー、出るとしたら砲弾くらいだよ!」
響@:響は喜んでみせるべきか微妙な顔をしていたり
龍鳳@:「清霜ちゃんったら(笑)」
巽大尉:「はっはっは、これは手厳しいですね。流石、音に聞こえた小戦艦さんですね?」
野分@:「清霜がすっかり有名人になったね」
清霜@:「え、あ、うん、えへへへへ」
龍鳳@:「戦艦になる日も近いね^^」
巽大尉:「機動に優れ、さらに砲戦も得意な美少女 って聞いたら、印象に残らないわけがありませんよ」
響@:冷静に戦力評価しても清霜はガチビルドだからな……
GM:因みに、如月中尉は少し離れたところで黙っています。
少尉@:「中尉、能代さんからは?」
如月中尉:「落ち着いたと聞いた…気にする必要はもうないとのことだ」
野分@:「巽大尉本当にお話し上手です!…こちらは如月中尉ですね」
如月中尉:「…初めまして、特務士官の如月だ。」
龍鳳@:「旗艦の龍鳳です、よろしくお願いします」
響@:「どうも……」と如月中尉には会釈を返そう
如月中尉:「…」 (会釈返し
清霜@:(ぺこり
GM:この後、企業用聴講券を萩子は皆さんに配り 適当に分かれて映画館っぽい会場に入ります
清霜@:ほいほいー
龍鳳@:はい、入ろう
響@:特に制約がなければ響は如月中尉と一緒に入ったことにしよう
GM:会場の中は、結構いろんな種類の人間がいます。軍人・エンジニア・政治家といった、まぁいるわなって人種から普通にその愛人やらマフィアっぽいお兄さんだったり
響@:よっぽどのことをしないかぎり目立つことはなさそうだな
GM:ではでは、プレゼンがはじまりますよ。
響@:これで大東亜重工がプレゼンするのが「蒸気で動くロボットでーす♪」だったら平和なんだがな……
清霜@:蒸気王(ガタッ
野分@:なんだ光武か
総合プレゼンター:『本日は大東亜重工のプレゼンテーションにご参加下さり誠にありがとうございます。』
総合プレゼンター:『わが社は人類の未来に新たなる要素(New Dimension)を加えることを企業理念としております。』
総合プレゼンター:『この理念を、大きく前進させるであろう二つの研究成果を本日はご紹介いたしましょう。まずは、我が社の最大火力を誇る火曜研究所の発表です!』
火曜プレゼンター:『我が研究所は本日、いかなる兵科にも配備可能な、従来の兵器を圧倒する一つの新兵器を発表します。こちらの映像をご覧ください』
スクリーンには航空撮影したのだと思われる映像が流れ、画面下側には巫女っぽい服装の艦娘が登場します。
主砲の大きさから戦艦だとすぐさま分かるのですが、明らかに武装配置が不自然です。
火曜プレゼンター:『彼女は日本帝国が誇る高速戦艦娘の一人、榛名です。』
彼女の前に現れるのは南方棲戦鬼を中核とした深海棲艦水上打撃艦隊
火曜プレゼンター:『我が研究所は、いかに一人の兵士が多数の敵を倒せるかという事に的を絞りました。その結果、行き着いた答えがこちらです。』
砲撃を開始する敵艦隊に向けて榛名は真っ向から突撃。
相対距離を十分に縮めると何かを手に構え、深海棲艦にぶちかましていく…
深海棲艦の駆逐艦、軽巡洋艦が次々と炎上。重巡洋艦クラスでも大破せざるを得ない状況に追い込まれ… 深海棲艦の艦隊はその戦闘能力をあっという間に榛名単艦によって喪失させられたのだった…
火曜プレゼンター:『我が研究所はアイデアの素を提供してくださりましたラーベ博士に敬意を表すために、博士の研究中の間に着けていらっしゃいましたコード『ティガー』に合わせてこの新兵器の愛称を“虎の拳”と決定しました。この新たなる兵器が、深海棲艦の居ない平和な世界を取り戻してくれものだと我々は信じております。』
野分@:つまりネコの肉球を装備する榛名
GM:か… 可愛い!!!
響@:榛名「にゃぁーん♪」ドゴーン!!!
木曜プレゼンター:『続きまして、我が木曜研究所からです。今日の発表は深海棲艦が占領していた地域から発見された遺物より精製した物質をご紹介します。』
GM:そういいながら二丁の拳銃を取り出して見せます。
木曜プレゼンター:『こちらの拳銃には従来までの素材で作られた弾丸が、もう一方のこちらには新素材で作りました弾丸がそれぞれ一発込められています。』
木曜プレゼンター:choice[ki,hi,ryu,no] → NO
響@:のわっち……!
木曜プレゼンター:『そちらのお嬢さん、壇上にあがっていただけませんか?』 >野分ちゃんを指名!
龍鳳@:「野分ちゃん、ご指名のようですよ」ひそひそ
野分@:「えっ、わ、私ですか?」萩子さんにヘルプの合図を!
扇矢少佐:「……」 (知らぬ顔
*ヒドい
野分@:「…はい、今行きます」諦観で壇上に移動
清霜@:「がんばって!」
龍鳳@:(ファイトです)ぎゅっと手を合わせ
響@:「…………」そわそわ
木曜プレゼンター:『壇上に来ていただき、ありがとうございます。まずはこの的に、何の仕掛けがないことをご確認ください。』
野分@:「はい」的を叩いてたり触ったり確認する
GM:鉛板にゴム板が張られた的で、まったく仕掛けとかありません
木曜プレゼンター:『折角ですので、撃っていかれませんか?』
GM:といって、従来の素材で作られた銃弾が入っているという拳銃を見せられます
野分@:「いいんですか?では言葉に甘えて撃たせてもらいますよ」
木曜プレゼンター:『はい、どうぞ。的に狙いよくお願いしますね』
野分@:拳銃の構造を速やかに確認して、覚えます。そして銃を的に向けて、トリガーを引く。
響@:そういや面子の中でのわっちだけは拳銃の扱いについて基本的な心得があったな。choice神、恐るべし
清霜@:ですね
響@:ちょうどシーンプレイヤーだしな……choice神も粋な計らいをしよる
野分@:Choice神「もっとわしを褒めてもいいじゃよ」
響@:これが響だったら「人殺しの道具に触るのは怖いから別の人に頼んで」とか言って場を凍りつかせた模様
GM:放たれた従来版の弾丸はゴム板で衝撃を吸収されて突き刺さるだけです。
木曜プレゼンター:『ありがとうございます、ではこちらもどうぞ』
GM:と、新素材で作られたらしい銃弾の拳銃を渡されます
野分@:「はい、では…」的に向けて撃つ
GM:弾丸は的に当たった次の瞬間、超高熱を放って的を破壊します。
響@:手を伸ばせる範囲に破片が転がってきたりしたら拾っとく
野分@:「うわ…こほん、まぁ、なんということでしょう」
木曜プレゼンター:『ご協力、ありがとうございます。新製品のこちらを粗品ながらお渡しさせて頂きますね』
響@:もらえた! ヒュー、太っ腹! さっすが大東亜重工さんだ!
龍鳳@:「すごい破壊力」
響@:おっとぉ、響は難しい顔をして黙ってます
野分@:「えっ…あ、あら、ではいただきますわ」
木曜プレゼンター:『ご協力してくださったお嬢さんに、盛大な拍手をお願いします!」
龍鳳@:パチパチ
会場:パチパチパチ
響@:ぱちぱちぱちー
清霜@:ぱちぱちあぱっちぱちぱち
木曜プレゼンター:『この遺物は内部に高純度な熱エネルギーを擁していると考えられ、このように一定以上の衝撃を加えるとそれが発散されます。』
木曜プレゼンター:『このエネルギーを用いて、我が研究所は傘下である南海金属のアルミ生産量をそれまでの三倍にまで引き上げることに成功しました。』
木曜プレゼンター:『我が研究所はこの技術を平和的に利用、生産支援をする準備があります。ご一考いただけると幸いに思います。以上です』
GM:その後軽いトークが入って、このプレゼン会は何事もなく終わりました。
扇矢少佐:「さて、終わったけれど 四人は今日のプレゼンをどう思ったかしら?」
清霜@:「ええと…すごいね!」
龍鳳@:「説得力はありました…銃の心得がある野分ちゃんを選んだのは引っかかりますが…」
響@:「他国からの懸念の声が怖いところだ……」
龍鳳@:「うん、ほんとだね…」
野分@:「技術の向上はいいけど、上海みたいに列強勢力お互い競い合い所に発表していいものなんでしょうか」
扇矢少佐:「ここでの宣伝効果はかなり高いと思うのよ…その分、あの二つの目玉発表が行われたんでしょうけれど…一番気になるのは木曜研究所がほざいた『平和利用』よ…ったく、何が平和よ」
清霜@:「平和って何だろうね」
響@:「…………」
野分@:「本当に、どうしたものか」
響@:「……とにかく、貰った粗品は一旦こちらで預かるよ。必要があれば出雲の判断でトクサに回すだろう」
野分@:「じゃあ響ちゃんに渡すね」粗品を響に渡す
響@:「え、あ、ああ……」どぎまぎしながら受け取ろう
龍鳳@:「響ちゃん、無くさないようにお願いね」
響@:「了解した。……そうだな。急ぎ、例の何たらゲス号の積み荷と突き合わせてみないと」
*[究極のゲス]号ではない。
野分@:「まだ色々言い切れないだけど…この技術の目玉は銃弾じゃなくて、本当は他の軍事運用の可能かどうかでしょう」
扇矢少佐:「頭が痛いわ…本当に、科学者は『使い手が悪い』って寝言を云うけれど、じゃあ作ったあんた達はどうなのよ ってね」
野分@:「『使い手が悪い』か…(じゃあ、艦娘はどうなんだろう)」
*「そう、意思のない力は悪用させられるから、意思のある力である私達を全ての武力を手にするしか無いのです!」
扇矢少佐:「どちらにしろ、面白いものが見れたのは間違いなかったでしょ。」
龍鳳@:「少佐、収穫はあったのは良かったですね^^」
扇矢少佐:「えぇ、本当に。無駄足にはならないってのは分かっていたのだけれど、とんだ粗品が貰えたものよ」
巽大尉:「ま、今日の収穫はキレイどころとの交流ですかね」
清霜@:「……すやぁ」
扇矢少佐:「じゃ、私達はそろそろ撤収するわ。また、会いましょう」
龍鳳@:「清霜ちゃんも今日はお疲れみたい」肩を貸してあげる
響@:「ありがとう、扇矢少佐。如月中尉も。……では、またいずれ」
龍鳳@:「はい、またどこかで」
野分@:「今回は本当にありがとうございました」
如月中尉:「……次の任務で」 (すっと人ごみに消える
GM:特命捜査班の三人はそれぞればらばらに上海の街へと消えていきましたとさ
龍鳳@:「さて、私達も一度本部に戻ろうか?」
響@:「……うん。予想外に大きな収穫もあったことだし」
野分@:「ですね」
龍鳳@:というわけで引き揚げます
GM:了解です、では運営本部に戻った皆さん。その四階に警備軍の本部があるのですが…
大東亜重工からたまたま手にした戦利品を手に部屋に入ると、警備軍の参謀格がせかせか忙しくしているところです。忙しくしている人間に出雲も当然といえば当然のごとく巻き込まれています
GM:現在時刻15:48 出雲が講演会をやることが決まっている時間は16:20
野分@:時間的にまだ余裕が有るね
*移動時間を差し引いて20分ほど。
龍鳳@:「只今戻りました」
出雲:「あぁ…帰ってきたのか。大事は無いか?」
野分@:「問題といえる状況はありませんでしたけど…」プレゼンのことを旗艦とともに報告します
響@:あと闇射的屋の盗品の件についても伝令やったっきりだから、顔合わせた以上はどうなったか確認しときたいね
出雲:「……予想の範囲内か、ならよかろう」
野分@:「いいんですか」
出雲:「元から問題が起こることしか想定していないからな。むしろ、問題が起こらなかったときの方が異常だとは、ここにいる全員の考えだ」 (と部屋の将官たちを示す
野分@:「ですよね…これから私達はどうしましょうか」
龍鳳@:「何かお手伝いすることがあれば、なんでもお申し付けください」
響@:「…あと、そうだ。現場の判断で扇矢少佐に少し借りを作った。野分の報告にあった粗品が、これだ」件の新製品を手渡そう
出雲:「…貴様らからの報告書は、仕事の合間に読ませてもらった。特に闇射的屋の一軒は大捕り物になったぞ。それで…これが噂の新素材か?…ったく、ここにきて我が帝国の問題まで…」
響@:「例の何とか号の黒い鉱石との関連性までは調べてない。偶然指名されたモニターにひょいと渡すくらいだから、既に『貴重な試作品』ではないことは確かだろう」
出雲:「ヌニョ・ロドリゲス号については、既に私と扇矢で個人的に調べている。もはや科学者の魔窟状態だったがな」
清霜@:「あははー…」
出雲:「…それ以上に、私にとって問題なのは暫定『戦艦榛名』が大々的に公開されたところなのだがな…」
野分@:「あっ…」
龍鳳@:「問題が山積みですね…」
出雲:「これ以上、重点的な護衛が必要な艦娘を増やさないでくれ…」
清霜@:「でも、しょーがないでしょー」
響@:「……私たちとしては、遥か南洋で起きてる事件に、我らが遣支艦隊旗艦が頭を貸さなきゃならない状況のほうが問題だ」
出雲:「今の私は遣支艦隊の旗艦であっても、旗艦として行動できないのだよ。そういう風にイギリスに仕向けられているのだから。ったく、ロイヤルネイビーも今は昔か…」
野分@:「イギリスですか」
出雲:「私の存在は、安く日英友好をアピールする存在だからな。日本の艦娘を司令に祭り上げるなど、正気かと疑ったが…」
GM:と、出雲の愚痴に付き合っていると 時間がどんどんヤバいことに
野分@:「あの…出雲さん、時間的にそろそろ」
飛鳥:「お、お姉さま!そろそろ会場に移動してくださいナ!!」
龍鳳@:「飛鳥さん、こんにちは」
出雲:「あぁ…済まないが、この書類を飛鳥の指示に従ってまとめといてくれ…行かねばならん」
龍鳳@:「わかりました!」
飛鳥:「そうネ、お姉さまはとっとと行くネ!」
龍鳳@:ここの仕事は私達が食い止める
*キリっ
GM:さて、飛鳥の指示に従っててきぱきとまとめられるでしょうか?
響@:かかってこーい
GM:通常判定で参ります、GM指定の個性は 丁寧orまじめ です。
清霜@:ほむ
野分@:あいよ
GM:合計8個書類の束があります。皆さんで協力して片づけてください!
少尉@:因みに、少尉は周りの参謀たちの通訳を求められているので皆さんの近くにいながら違う仕事をしているという。
野分@:まじめ直上急降下!
龍鳳@:面倒見で代用判定かな
GM:一人の一回の挑戦=5分 全員が一発でクリアーすると10分で完成します
清霜@:ほうほう
野分@:2d6>=5 「秘書艦じゃないけど…頑張ります!」
ダイス判定 : (2D6>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功
GM:現座時刻16:00!
響@:あ、各自で判定するのか……丁寧はいじわるの隣で目標値6だ
龍鳳@:2d6>=6 飛鳥ちゃんの面倒を見れるのか
ダイス判定 : (2D6>=6) → 9[4,5] → 9 → 成功
響@:2d6>=6 丁寧 いじわるで代用 響に机上での書類整理が出来るとは思えないが……
ダイス判定 : (2D6>=6) → 2[1,1] → 2 → ファンブル(判定失敗。アクシデント表を自分のPCに適用)
清霜@:あっ
野分@:あっ
少尉@:あっ
龍鳳@:あっ
響@:act ばっちこーい!
ダイス判定 : アクシデント表(1) → よかったぁ。何もなし。
少尉@:セーフ
清霜@:よかったぁ
清霜はここで一度判定に失敗するも、再判定で成功する。
清霜@:よしっ
GM:では、残り5束!
響@:ここで1人だけ失敗するのはRP上美味しいのではないかとすら
龍鳳@:「響ちゃん書類、散らかしちゃだめですよ?」一緒に片づけてあげよう
響@:「むむむ、こっちがホチキス留め、こっちが糊付け……」
野分@:「響、落ち着いて」
響@:「うむ……足を引っ張ってすまない。こういうのはどうにも」
響@:「……時間はかかってしまったが、こんなところか」
野分@:「次はうまくいきますよ」
飛鳥:「んー、やっぱり初めてでテンパるとこうなるヨネ。ドンマイドンマイ」
龍鳳@:「大丈夫です、だんだんと慣れていけば^^」
野分@:では続きましょうか
GM:はい、残り五束です
響@:あぁ、8束ってそういうことか……続けて同じ個性を使ってもいいのね?
龍鳳@:2d6>=6 響ちゃんの面倒見つつサポートする
ダイス判定 : (2D6>=6) → 4[2,2] → 4 → 失敗
GM:OKです
龍鳳@:きゃー
響@:2d6>=6 では再び丁寧をいじわるから代用
ダイス判定 : (2D6>=6) → 4[2,2] → 4 → 失敗
響@:ポンコツめ……響は余裕あるので振り直し
響@:響@の行動力を-6(1d6->6)した
野分@:2d6>=5 真面目
ダイス判定 : (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功
響@:2d6>=6 ごっそり削れた
ダイス判定 : (2D6>=6) → 6[1,5] → 6 → 成功
少尉@:がりぃ…
清霜@:いじわるで丁寧を代用
清霜@:2d6>=6
ダイス判定 : (2D6>=6) → 10[4,6] → 10 → 成功
清霜@:ふふふ
野分@:「龍鳳さん…こっちの資料が合わないだけど」
龍鳳@:「すみません、自分のことが疎かになって…」汗
飛鳥:「キヨシーうまいネ! なんでこんなにできるノヨ?」
清霜@:「ノリだよ!ノリノリだと調子も良くなるって事?」
飛鳥:「成程ねー、キヨシーは天才肌だからそうなるですかカネー」
響@:「ちっ、身体を動かしている方が性に合ってるのに……」あと2束かな
龍鳳@:「こ、ここから挽回です!」
GM:残り二束、だれがトライしますか?
野分@:では行くとしよう
野分@:2d6>=5 マジメに仕事を淡々する野分
ダイス判定 : (2D6>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗
野分@:ばかな…!
GM:おぉっと、減りませんでした。
響@:残り資源を考えると声援のがいいかな
野分@:ではお願いしますかね
響@:「む、野分。ごめん、1枚こっちに混じってたみたい」+1
野分@:「ありがとう、これでこっちは完了しました!」
GM:ラストの一束だれが処理する?
龍鳳@:じゃあ、〆は清霜さん!
清霜@:んじゃ丁寧をいじわるで以下略 2d6>=6→ 6 → 成功
清霜@:ふふん
龍鳳@:おー
野分@:安定したな
清霜@:「どやぁ!」
飛鳥:「完璧、ネ。」
響@:「頼りになるなぁ……」
GM:現在時刻 16:15!
清霜@:「ふー、つかれたよー」
飛鳥:「そうね…15分で済んだのはお手柄ヨ」
龍鳳@:「清霜ちゃん、ノーミスでしたね^^」肩もみもみ
清霜@:「あははー、ありがとー」
飛鳥:「って、みんな急ぐネ!お姉さまの晴れ舞台に遅れるヨ!」
清霜@:「そうだね、急ごう!」
龍鳳@:では、移動ー
GM:企画ホール 現在時刻16:25
響@:「……もう喋り始めてる。まぁいいか。どうせ最初はお偉方への定形の挨拶だし」
GM:はは… まーそうなんですが
響@:出雲が壇上に上がった時の観客のリアクションが見られなかったのは極めて残念である※響のせいです
清霜@:まあ、ファンブルはしゃーない
*まさにその通りである。ファンブルは仕方がないのだ。
GM:後ろの方のドアから入ると、壇上には出雲が一人の軍人として立っていることが分かります。所謂、勲章じゃらじゃら状態
出雲:『…共通敵を満足に打ち破るには国家間の信頼が絶対に必要不可欠なのです。』
出雲:『我が遣支艦隊はこれからも各国海軍との合同演習などを通じて親交を温めるなど、多くの友人を得る為の努力を惜しみません。』
GM:と、全て流ちょうな英語で出雲はしゃべり続けるんですが…
**:「Shut up!You're just Emperor's killing machine!!」
GM:という、とんでもなくタドタドシイ英語がどこからか叫ばれます
響@:「…………むっ」
野分@:声の方向に顔を向ける
清霜@:「むむ…!」
龍鳳@:「!」