扇矢萩子の捜査録~艦これRPGリプレイ~ 作:長谷川光
情報9:大東亜重工の研究所の一つ、木曜研究所はクロギリ海域の中央の元無人島にある。艦娘が派遣されてくることもあるような重要機関であるらしい。
情報14:艦隊派であり、海軍の重鎮である南木提督は大東亜重工に対して、鎮守府の近くの島を整備して引き渡すなど援助を行っている。
GM:兎に角、港湾部組の捜査からです!
響@:はーい!
清霜@:がんばー
飛龍@:よし、任せた!
響/飛龍@:えっ(同時に)
那珂@:おい旗艦…w
少尉@:わーお
飛龍@:(´・ω・`)
那珂@:ヒューヒュー
響@:と、とにかく私の頭の中にある案では海鸥や国民党軍の姿がないか気にしつつ輸送船団の物資の搬入出の様子を探る……できれば管理所か何かで目録に目が通せればと
国民軍の動きを受けて、揚子江上では警備に就いていたアメリカ・イギリス・日本の艦娘たちが急遽仮の連合軍を組んだときの為に、現場判断による非公式な艦隊運動の擦り合わせ演習を行われています。一時休止が旗艦役から発令されたのか、目の前で三々五々にバラケていきます。響ちゃんは演習に参加している艦娘の中に知っている顔、伏見を見つけます。
一方、クロギリ海域からきた輸送船団の方に目を向けますと帰りの積み荷の用意が始められ、一部の荷物は船内に運び込まれていくのが直ぐに分かります。その労働者たちを眺めていた少尉が「え”っ…」と声を漏らします。
艦娘たちの方に気を取られると少尉にうまいこと誤魔化されてしまいますが、一方少尉を問いつめて行動すればその間に艦娘達の休憩時間が終わってしまいそう。
飛龍@:よし! やっぱり響任せた!
清霜@:くぉらwww
野分@:労働者決起の時だあぁ!!!
響@:真紅の巨旗を掲げよ!
GM:それしちゃダメ!
飛龍@:つまり道は二つに一つか。
響@:揚子江遠州の艦娘達へのインタビューか、輸送船団の物資かの二者択一を迫られるなら輸送船団かなと思うが……
飛龍@:これ当事者に突撃したほうがいいよな
GM:艦娘達にも質問をしてもいいですよ 勿論
飛龍@:艦娘じゃ大した情報にならなそう
響@:どちらに行くかはとりあえず少尉が何に気づいたのか吐かせてから判断
那珂@:すごいメタな読みをすると、響がいないパターンもあった訳だから労働者の方が確実に情報はもってそう(小声
飛龍@:まぁ、そりゃそうだな
*少尉自身の身の振り方もPC次第だったと言えばそうなのですが(笑)
飛龍@:(というかそろそろ艦娘にインタビューはマンネリしてるからさっと物資行ったほうがよさそうな
GM:了解しました。
[Free Role Part 6: Sub-lieutenant Katsumi Kisaragi]
少尉@:「え”っ…いや…うん?あれっ…って。」
響@:「少尉、何かに気付いたのなら、とりあえず話してくれないか?」
少尉@:「…い、いえ。何でもないですよ… はい」
飛龍@:「ならいいけど」
GM:少尉は、結構目を泳がせますね
飛龍@:「……いや、アンタ何見たのさ」(少尉ルートに突撃するぞおおおおお
少尉@:「…その、如月中尉のことをお話ししたのは覚えているでしょうか。その中尉が、その…あそこに」 (と、船の方を)
飛龍@:あーそんな話してたような……?
響@:陸戦隊に放たれてて音信不通になってた人か
飛龍@:「……行こう」
GM:労働者の方に目線を向けると、一人の労働者がすっと皆さんの方に近づいてくる。
如月中尉?:「ここは目立ちすぎる。場所を変えろ」
GM:ということです
那珂@:(那珂ちゃんと清霜いなくてよかった)
飛龍@:じゃあ適当にどっかいくか
響@:何か話してくれる様子なら大人しく場所を変えるぞ
GM:では、変えた場所に再び男は現れます。
如月中尉:「海軍中尉、如月克美。今は上海陸戦隊付きだ。」
GM:と云った後に、以下の情報をまず提供してくれます。
情報2:定期的にやってくるこの船団が輸送してきている積み荷は銅鉱石とゴムが主要品目。海域に輸入しているのは軍需物資がメイン。
しかし、気になる荷物を発見したという情報提供者が殺されたために自分が潜入捜査を行っていた。結果として船底に黒色の石が目測で1t程入れられていたのを見つける。これは船備付書類には記述の無かった荷物。用途は不明… ただし
那珂@:黒い石か…
響@:黒色……なんだろうな
那珂@:※ただしものすごく臭い
*ど、どうなんでしょうか
飛龍@:鉱石……とかありそうやな
情報8:七曜研究所が借りているスペイン船籍のヌニョ・ロドリゲス号が上海:から揚子江の中州、崇明(チャンミン)島の上端付近に停泊している。この船に発動艇で小分けにして往復移送を行っている
情報15:夜の揚子江を眺めていたら大きな黒い固まりが水しぶきとともに飛び出してきたとの情報もあるが、こちらは把握できていない。
GM:以上に成ります
清霜@:ふむぅ
飛龍@:よし終わりだな!
響@:「行方不明」じゃなくて「殺された」ってのは気になる。明らかに他殺と分かる状況で死体が上がったのかな
清霜@:うーむ…
如月中尉:「提供者の死体が見つかった。上海なら死体が見つかった程度は最早日常の一部だから目立った行為でもない。」
飛龍@:「フーン」とにかく聞き出せるのはこれぐらいかね?
響@:国籍にもよるが労働者の死体じゃあな……
如月中尉:「死体の身元は大陸の食い扶持浪人、国籍は恐らく日本だったのだろうな」
響@:スペイン船籍の船とのやりとりは租界工部局や我ら遣支艦隊にも通達してある内容なのかしら
如月中尉:「全てを公式記録が把握できているわけもない、そういうものだ。現にあれもそうだ」
GM:と、たった今入港してきた油槽船に顎をしゃくります
響@:「あ、持ちだされる軍需品は大東亜重工のものだろうけど、念のため確認しておきたい」
如月中尉:「なんだろうか」
響@:「や、その大東亜重工の軍需品を持ち出しているかどうかだ」今のとこ推測でしかないから
那珂@:要するに、 →上海 なのが黒い石で 上海→ なのが軍需物資かな
如月中尉:「大東亜重工の製品は勿論、他財閥からのものも正規の手続きを経てクロギリ海域に輸送している。そもそも、大東亜重工の製品の一部は既に艦娘の装備にも使われている。今更小骨を指摘しても無意味だろう」
響@:中尉の口ぶりだと、不自然に大東亜重工名目の軍需品が多いわけではないのが分かるな。なら疑惑の中心は黒い鉱石と謎の潜水艦らしきもの? の目撃情報かな。たぶん、中尉から聞けるのはここまで
飛龍@:じゃあここまでにしとくか
響@:あとひとつ
飛龍@:まだあったんかΣ(・□・;)
響@:「すまんな……中尉が音信不通だったのは単にきわめて危険が伴う(と思われる)偵察をしていたからなのか、陸戦隊のほうはどうなったのか」
如月中尉:「…陸戦隊付きというのは単に上海に滞在する理由。そもそも少尉と同じ班に居る訳でもない。陸戦隊の情報はむしろ大河内大佐の方が把握しているはずだ」
響@:そこで大河内大佐の名前がちゃんと出るなら如月中尉は信用しよう。響からはここまで。飛龍さんもOK?
飛龍@:特にないし、OK
如月中尉:「大河内大佐に伝えてくれ『矢は3本でも折れる』と」
響@:「確かに伝えよう。情報提供ありがとう、如月中尉……気をつけて」
GM:如月中尉はそういって再び労働者の波に消えていく
響@:労働者の波に消えてしまう前に伝えられたかアレだが。国民党軍の海鴎の情報と、もし見かけたら何となく気にはかけてみてくれと言っておく。そんな余裕ないだろうと思うけど、一応ね
GM:了解です
響@:では合流して大河内大佐に支持を仰ぎましょう!
飛龍@:おうよ
GM:では、休憩していた艦娘たちの方も演習に戻っています…が、飛鳥は帰還した模様
少尉@:「分かりました…本部に回しますね」
GM:あっ! 飛龍さん2d6をふってください!!
飛龍@:ん システム:(2D6) → 10[4,6] → 10
響@:いい出目だ!
飛龍@:(艦隊戦だめかもしれない
那珂@:良い出目出してもネガティブなのか(困惑
GM:わーお、では一番いい状態の情報が得られます。飛龍にははっきりと、遠くに立っていた日本人とドイツ人の軍人二人組が自分のことをじっと見ていたとわかります。そして、二人は親しげに挨拶をしたあと、それぞれ車でたち去っていくのが見える。
清霜@:ほうほう
那珂@:ホモか
響@:まーた陸軍か、ペッペッ
清霜@:ひでぇw
飛龍@:んー?
響@:飛龍は面識ないかもだけど、外見的特徴からして例の陸の大河内大佐だったりしたらオモロイな
GM:陸の大河内大佐ではないですね
響@:見覚えのない顔なら考えるだけ無駄だから大河内大佐かハギーに報告だな
GM:では、最後のシーンに入りましょうか。響さん、お願いします
響@:発見、補給はいいかな?
GM:そうですね、それから油槽船が到着したので油10追加ですね
清霜@:ようやくだぜ
響@:あ、外出だし補給はできないか
GM:いや、もう存分に飲み食いしていいですよ
響@:おう、ではカードをめくる前に必要な人はサブで宣言していただいて……カードオープン!
システム:外出:上海料理
響@:etgt
システム : 外出イベント表(10) → 暴れ○○だ!:提督が選んだ(キーワード)に対応した指定個性で判定。思いつかない場合は《生き物/趣味4》で判定。(建造弐p136)
飛龍@:ぶっwww
清霜@:暴れ上海料理…!?www
GM:暴れ上海料理とはなにか?
那珂@:踊り食い的な?
響@:ハラのなかで暴れるとな?
那珂@:イ級の活け造りとか…
GM:では… 響ちゃん。大河内大佐に報告した後にふらっと上海料理食べにいったとかでしょうか?
響@:報告して、かつ指示を仰ぐのが重要だから1人で杭に出たりはしないだろうか
清霜@:まあ、こんな状況ですし、飯食ってストレス解消しないとやってられませんよ
響@:よし、司令部に戻ったらまだ大河内大佐が戻ってきてなかったことにしてもらって
GM:了解しました。
響@:で、時間調整も兼ねて皆で腹ごなし、と
[シーンプレイヤー響:上海での夕飯]
清霜@:「うぉなかすいたー!!」
響@:全力で《食べ物》による判定を狙っていく
那珂@:飛龍は渋い顔してそうだ
飛龍@:呆れてるな、おそらく
清霜@:それでも癒しになれば清霜は嬉しいかな、って
響@:「さっと食べてさっと戻ろう」
GM:では… 食事に行った先の店の奥に萩ちゃんが居ます。誰か女性と食べてます。
響@:あら、真面目そうな雰囲気? それともキマシ的な?
GM:判定お願いしてもいいですか?食べ物、で判定をお願いします。
響@:では満を持して、清霜ちゃんチョイスのキーワードに深い感謝を捧げつつ……
*食べ物をすでに響は個性として拾得していたのだった。
那珂@:かぶり判定で目標6かな
響@:2d-1>=5 食べ物、直上、かぶり判定1、どうだ!
システム: (2D6-1>=5) → 8[2,6]-1 → 7 → 成功
GM:では、おっと…直上成功!
響@:ハラショー
那珂@:OK!
清霜@:Хорошо
那珂@:すぱしーば
響@:報酬は火力で、と先に宣言しておきますね
GM:了解です。では… 響さん、声かけるorかけない?
響@:遠目に何となく気にしつつご飯食べるけど、こちらから声はかけない。あっちいけ、とか他人のフリよ的きな目配せがあったら素直にそれに従う感じで
GM:では…萩子はわりと楽そうにしゃべっていたが、響の顔を見て少し顔色が悪くなります。
扇矢萩子:「…そういう訳だから、呉々も頼んだわよ。」
**:「暗い顔してちゃダメ。お姉ちゃん、怒っちゃいますよ?」
扇矢萩子:「……はい、では」
GM:と、いう会話が漏れてきた後に、萩子自身は裏口から消えていきます
響@:お姉ちゃんとな……
那珂@:阿賀野ねぇか
響@:そもそも君たち、まるで扇矢少佐が当然に軽巡矢矧だと思っているようだが……私も勿論そう思っている
那珂@:b
*(サムズアップ)
清霜@:でしょうねーw
那珂@:まぁとりあえず、やはぎんを見かけて美味しくごはんをたべましたまる、と
響@:相手の女性に声はかけません。目があったら会釈はするけどね。何事もなければ上海料理を胃袋に流し込んで司令部に戻りまする
GM:わかりました…では、相手の女性もいつの間にか消えていたということでこのシーンは終わります。
GM:さて、任務リプの判定タイムでしょうか?
響@:任務リプレイの前に響のシーンの自由行動ということで出雲や大河内大佐の指示を仰ぎたい
清霜@:ほむ
GM:分かりました… では 一人だけ選んでください。
響@:現状でかなりの情報量があるし、ボスである彼らの持ってる知識とほっつき合わせたらもう答えが出る部分がいくつもあるかも
GM:出雲or大河内大佐
響@:究極の選択なわけだが……如月中尉から伝言預かっちゃったので、大河内大佐で……
GM:了解しました、では大河内大佐が任務期間中に本部で間借りしている部屋に報告に行くということで
響@:情報の共有を済ませて、皆で向かう、かな
GM:そうですね、港湾組 浜風組に分かれていた二組が再合流…報告に上がってくるというところでしょうか。
響@:では港湾組と浜風組の情報共有はカクカクシカジカで済ませました、と多分、旗艦の飛龍が説明をしてくれたはずだ。
[Free Role Part7: Moving]
大河内大佐:「私が不在の間に多くの情報を手に入れてくれたようだ。協力に感謝する」
響@:「……ああ、そうだ。最後に如月中尉から、大河内大佐宛てに伝言を預かっている」
大河内大佐:「何か」
那珂@:那珂ちゃんは神妙な顔で新曲の歌詞を考えています
響@:「『矢は3本でも折れる』……そう伝えてくれと言っていた」
清霜@:「ぼへー」
大河内大佐:「そう…か。伝言、確かに受け取った」
響@:で、改めて指示を乞うかな
大河内大佐:「事態は悪化する一方だ…それは何も大陸の空気だけではない。我が班そのものの立場もだ。しかし、どうあれ諸君の情報蒐集のおかげで、自分の首の皮はつながった。先に礼を述べる。 助かった」
響@:「ふむ……?」
清霜@:「ほぇ…?」
飛龍@:「……」
大河内大佐:「我々の仕事は終わっていないが、次官の指示によって諸君にはこれより別任務に就いてもらう。現時刻を以て遣支艦隊に移籍、その直参となれ。」
那珂@:な、なんだってー
清霜@:「?????」
飛龍@:つまりどういうことだってばよ
響@:これまでは、「カタチの上では遣支艦隊所属(出雲の部下)だけど実務は大佐率いる特命班」だったのが一旦、特命班を離れて正式に出雲の艦隊の一員として行動することになる
飛龍@:へー
野分@:ボスが出雲になる
*英語だとボスにはそれほど悪い意味合いはない。
那珂@:特命としての仕事は一区切りで、このあたりで艦娘の本来の仕事しろって感じかな
大河内大佐:「抗州湾、および上海港、並びに上海市街の防衛が主な任務だ。なお、本件への関与は他言無用。」
野分@:「そうなんですか…」
大河内大佐:「飛龍・那珂・野分の三人。佐世保の塩沢長官からも本件への理解を得いている」
飛龍@:「……あっそ」
那珂@:「海外移籍…本格的に中国語で歌う練習しないと…」
野分@:「バックダンサーでよかった」
響@:「Понятно。……出雲の旗下に加わる、か」
清霜@:「なる…ほどー?」
大河内大佐:「私と少佐は一時呉に帰投する。少尉の身元は再び出雲の預かりに成る。早い話が、諸君が捜査をしていた時と変わるのは我々の存在だけだ。」
響@:「クロギリ鎮守府の疑惑は、大河内大佐たちが引き続きそちらで追いかけるのか?」
大河内大佐:「……そうなることを、祈っている。」
飛龍@:「……そう」
大河内大佐:「飛龍、一言君に付け加えておこう。ドイツに気を付けろ。分かったな」
那珂@:ビスマルクめ…
響@:これだからプリンツオイゲンは……
*どちらもドイツ海軍がモチーフのレア艦。
飛龍@:「……了解したわ」
清霜@:「大変だねー」
響@:「無事を祈るよ。扇矢少佐にも、どうかよろしく」
大河内大佐:「あぁ… 少佐に伝えておこう」
響@:「! ……そうだ、大河内大佐。最後にひとつ」
大河内大佐:「…何か?」
響@:「扇矢少佐に、これを」えー野帳から海鸥の例の複写メモを切り離して大河内大佐に渡す。
響@:「また上海に来たら、今度は一緒にご飯を食べようと、ついでに伝えておいてくれ」 メモ、出雲と情報共有していていらない可能性あるがな……
清霜@:まあ保険
大河内大佐:「……伝言とともに預かっておく」(胸のポケットにしまう)
響@:あのメモには、「A1、LC1、D3」という表示に赤マルが付いているわけで、きっと見るたびに私たちのことを思い出してくれるだろう
清霜@:うわぁw
那珂@:お守り代わりになるといいのぅ
飛龍@:響本当に細かいところみてるなぁ
飛龍@:「……」
大河内大佐:「…我々は明朝上海を発つ。」
那珂@:「ずいぶん急ですね」
大河内大佐:「あぁ…局長から目玉をくらった」
響@:「軍務局長……」
那珂@:「局長ェ…」
大河内大佐:「陸軍の石頭を粉砕する強力な言論力が必要だ!と叫ばれては仕方もあるまい。しかも、この手の工作は少佐の得意とするところ」
野分@:「その…仕方、ないですね…」
大河内大佐:「諸君、国を守るための戦場はここで違える。諸君の戦場はここ上海。我々の戦場は大本営陸海軍部だ」
飛龍@:「……アンタだったらできる。ここは任せておいてよ」
響@:「……私たちはここで、戦禍の火蓋を少しでも引き繋ぐ」
清霜@:「私達の戦場は、多分ここだからね」
那珂@:「那珂ちゃんたちも、上海に大分慣れてきたしねー」
野分@:「『今』は、これでいいのか…」出雲との会話を噛み締め
大河内大佐:「…ありがたい。陛下の為に戦えとは自分は云わない。ただ、諸君の『守りたいもの』の為に戦え。」
野分@:「…絶対、大丈夫ですから」
響@:「私の守るべきもの、か……」
大河内大佐:「私は、自分の理念を貫くために軍政の世界で戦う。」
清霜@:「んー…なら、私は心の46cm砲のあるままに」
那珂@:「那珂ちゃんはファンの皆のために戦うよー!」
飛龍@:「…さぁ、ね。私はそういうの興味ない……ただ。」
飛龍@:「……もし何かのため……だったら、こいつらを護りたい。見てるだけじゃなく、旗艦としても頼れるぐらいに」(小さく力強い声で)
大河内大佐:「…以上が自分からの、諸君に対する最初で最後の訓示だ。」
清霜@:「ありがとうございます!」
那珂@:「…心に刻みました(敬礼」
野分@:「…頑張ります」
響@:「Да。遣支艦隊所属、駆逐艦響、謹んで訓を受け取った」
飛龍@:「了解……」
GM:五人の特命捜査班への調査協力は誠に中途半端な所で頓挫してしまった。上海での事件はまだ起きたばかり。五族鳴動するこの大陸に強力に打ち付ける嵐は、これから吹きすさぶのである。