夕方、倉庫が建ち並ぶ船場近くにて。モコはただただ目の前の現状をどうにか打破しようと頭を悩ませていた。どうしよう、どうしすれば良いんだろうと何か良い策を考えるが、思いつかない。風がモコの頬を撫でる。
だがこれをどうにかしないとモコはいけないのだ。何故なら目の前の現状は逃げもしないし、隠れもしない。故にこれをどうにかしないとモコは自宅に帰れないのだ。
――――― 決意を固めたモコはごくりと唾を飲み込むと、目の前の人物に対して、叫んだ。
「もう……頭を上げてくださいぃいいい!!大丈夫!モコ、大丈夫ですからぁ!」
「それはできない!嫁入り前の女性にぶつかった挙句!押し倒してしまったなんて!君のご家族に何て言えばいいんだ!」
「そ、それでも!――――― 土下座はやめてください!じ、地面コンクリですよ!?痛いですよ!?」
「君の心の傷に比べたらどうという事はないッッ!」
「ああああああっ!そんな頭ごんごんしないでください!血がでちゃうぅう!!」
「やはりここは俺が切腹をするしか…!」
「きゃあああああっ!デュエルディスクのプレートをお腹に向けないでぇえええ!!」
目の前でベテランのサラリーマン顔負けな綺麗な土下座を見せる遊矢似の彼に、モコは逆にこっちが申し訳なくなってきた。額をコンクリートの地面にゴンゴンとぶつけ、謝る遊矢似の彼。するとどこからか自分のデュエルディスクを起動させ、プレートの鋭い先端を自分の腹に刺そうとするが、慌ててモコが彼の腕に縋り付いてやめさせる。
何でこうなってしまったんだろうとモコは考え始める。
*** ***
――――― 遊矢似の彼、ユートはモコとぶつかる前、仲間である黒咲隼という人物を探して、舞網市中を駆け回っていた。
黒咲は妹をアカデミアに浚われた所為で苛立ちを隠せず、赤馬零王と関わりのあるLDSの人間を探して、倒している。当然、ユートからすれば関係のない人間を巻き込んでいる様にしか見えない。
何度も注意しても、黒咲の頭は『LDS絶対殺す』しか考えられない鳥頭。
今朝、気づいたら黒咲はおらず、慌てて探しに行ったのだが見つからず、ユートは心身共に疲れ切っていたが、探さないと何を仕出かすのか分からないのだ、あの猛禽類は。
そして路地裏を抜けたその向こうにモコがいるとは気づかずにぶつかり、今に至るのだ。
一方でぶつかられ、押し倒されたモコは何故彼が遊矢に似ているのかが不思議でしょうがなかった。勿論押し倒された事に関しては吃驚しているが、それは事故だとわかっているし、彼に悪気はないのは分かっている。
しかし何故、ここまで友達と似ているのか?
遊矢に兄妹がいないのは彼の口から聞いているのでわかっているのだが、彼は遊矢と双子と言っても過言ではない程似ている。正直双子ですとか兄弟ですとか言われたら納得してしまうレベルだ。
その彼はモコを優しく起こした後、見事なジャンピング土下座を彼女の前で披露した。
何度も謝ってくる彼にモコは慌てて正座をし、やめてと何度も言うのだが、彼は止める所か切腹さえ始めようとした。今では彼の腕に縋り付いて止めている。
数十分の攻防の末、2人はお見合いの如く向かい合ってコンクリの上で正座をしていた。
「えっと…その、私日辻モコと申します…。お、お名前は…」
「ユ、ユートだ…。その、押し倒してしまって大変申し訳ない…」
「あ、気にしないでください…!事故みたいなものですから…!」
目を合わせない様に下を向きながら、顔を真っ赤にする両者。本当にお見合いをしているかのようだが、こんなコンクリの上でのお見合いなど2人は勘弁したい。
「ユート君…でよろしいでしょうか?そ、そのお話を聞く限り、お友達を探してたんですか?」
「そうなんだ。長身で黒いコート、サングラスとスカーフをした不審者の様な男だ」
「そのお方、本当にお友達ですか?」
意外とボロクソ言われている彼はどこかで「ぴちゅんっ!」とくしゃみをしたとか。
「それで探している最中で私にぶつかっちゃったんですね」
「本当にすまない…。やはり切腹を…!」
「あああああああ!しなくて良いですから!」
モコを押し倒した罪を自分の腹切りで償おうと再びデュエルディスクのプレートを展開するユートをモコは慌てて止めに入る。すると、
ぐぅぅうう~
何とも気の抜けた音が、ユートのお腹から聞こえてきた。
「………」
「………」
2人を静寂が包む。恐る恐るモコがユートの顔を見ると、彼はかぁあああと頬を紅潮させ、デュエルデイスクをしまうとバッ!と両腕で包み込むように腹を抱えた。
「……ユート君、今のは」
「ち、違うッ!い、今のはアレだ!猫の唸り声…!」
「ユート君、お腹空いているんですか?」
「だ、だから猫の唸り声!」
「お腹に猫、飼ってるんですか?」
「だ、だから…!…にゃあああああ…!」
ユートは腹を抱えたまましゃがみこみ、猫の様な悲鳴を上げる。ぷるぷると羞恥心で震える体はまるで生まれたての仔猫のようだ。何だが急に可愛く見えてくる。
モコはクスリと笑うと、エコバックをガサガサと漁って、何かを取り出すと、それをユートに向けた。
「ユート君、これよろしければどうぞ」
「え?…これは」
「スーパーの物なんですけど、お弁当です」
ユートの目の前に差し出されたのはユートも見た事があるお弁当、しかも2つ。困惑するユートにモコは微笑む。
「あ、もう1つはそのお友達分です!ユート君、嫌いな物ありますか?」
「い、いや、ないが…。けど良いのか?2つあるという事は君と誰かの分だろう?その人が困るのでは…?」
「大丈夫です!モコはご飯ありますし、シスターの分は作りますから」
戸惑うユートの両手に2つのお弁当を持たせると、モコは正座を崩して立ち上がった。
「それじゃあ私は行きますね!」
「で、でも…!」
「あ、じゃあ切腹しない代わりにそれ食べて下さいね!そしたら許してあげます!」
えへへと笑うモコはエコバックを持つと、ユートに背を向け、走り出す。
「それではユート君!また縁があったらお会いしましょうねー!」
「あ、モコ!」
さよならーと手を振るモコはそのまま走り去って行ってしまった。ユートの伸ばした手は行き場を失い、宙に留まっていたが、徐々に下ろして、ユートはお弁当を見た。
「…久しぶりにまともな食事が食べれるのか…」
その後、ユートは倉庫の方へ向かい、弁当を付いていた割り箸でモグモグと食べ、久々のまともな肉の味に感動しつつ、帰ってきた黒咲に腹パンをし、弁当を渡すと彼は腹を擦りながら弁当を口にする。すると彼も久々過ぎるまともな食事に感動し、ガツガツと食べていた。
なお、こっそりとユートのハンバーグに手を伸ばした黒咲の手はユートのチョップで相当なダメージを負ったとかなんとか。
*** ***
その日、モコは休日を家で過ごす事を決め、シスターから貰った肩だしニットワンピと黒ニーソでソファに座りながら、新聞を見ていた。
「えっと…今日のニュースは…」
コンコンッ
ニュースページを捲ろうとすると、窓の方から硝子を叩く音が聞こえ、モコはそちらの方を向く。
そこにはにっこりと笑って、手を振る素良の姿があった。
「素良君!」
モコは新聞を机の上に置くと、窓の方へと向かい鍵を開けた。
「やっほー!モコ、元気してるー?」
「こんにちは、どうしてモコの家がわかったんです?」
「遊矢に聞いたんだ!これ一緒に食べない?」
素良が差し出してきたのは、ケーキ屋のホールケーキが丸々1つ入る程大きな箱。それにモコは目を輝かせる。
「そ、それは…!舞網市でも有名なケーキ屋さんのマーク…!?」
「そっ!この前雑誌に載ってたんだよね!【パティスリー・シャドール】のホールケーキ!…どう?食べたい?」
「今すぐお紅茶をご用意します!!!お靴を脱いでお待ちください素良先生!!」
「おじゃましまーす」
ダッ!とモコはリビングを走ると、戸棚から『ブラックローズ・ドラゴンティー(2500円)』と書かれた茶葉の袋を開けると、ポッドを取り出し、せっせと紅茶を作りあげていく。テキパキとした動きは普段のモコからは考えられない程、スタイリッシュかつ繊細であり、皿とフォークを素良の前に置き、紅茶を注いだティーカップを差し出す。
「素良先生ッ!準備ができました!」
「ナイフちょーだい」
「こちらですっ!!」
サッ!とナイフを取り出し、素良に差し出すモコはもう既に素良、というか甘味の下僕。鼻歌を歌いながら、ケーキを切っていく素良はケーキを8等分に切ると、1つを皿の上に乗せモコに差し出した。
「はい、どーぞ!」
「ふわぁあ…!こ、これが人々を虜にする【パティスリー・シャドール】のケーキ…!いただきます!」
「召し上がれ~」
銀のフォークでクリームと共にスポンジと挟まれた苺を纏めて掬い、刺し、それを口の中へと運ぶ。ふんわりとした生クリームとふわっふわのスポンジが見事にマッチし、その後にやってくる苺の酸味と甘みが口いっぱいに広がる。モコの頬は紅潮し、ふにゃりと顔が蕩ける。
「おいひぃ…!美味しいです!クリームが素晴らしいですぅ…!」
「おっ!そこに目をつけるとは見る目があるぅ!ここのクリームは他の店のケーキと比べるとダントツに美味しいからね!」
「口の中でふんわりと溶けて、上品な甘さがたまりません!」
「わかってるじゃん!いいねぇ!モコとは気が合いそう!」
ふにゃふにゃに蕩けた笑みを見せるモコに笑う素良。微笑ましい空気に包まれたリビングで、素良の目に1つ何かが入ってきた。
「…モコ、花好きなの?」
「え?」
「だってほら、あそことか、こことか」
素良が指差す所にはそれぞれ花が飾られていた。棚の上に置かれた小さな花瓶に入った可愛らしい花が何個もあり、2人がいるテーブルの上にも花が花瓶に飾られている。ちょっとしたインテリアかな?と普通の人は思うが、素良は何か違和感を感じていた。
「あぁ、このお花さん達ですか。実はここ最近送られてるんですよ」
「送られてる?誰に?」
「可愛い猫ちゃんです!」
「は?猫ぉ?なにそれ」
「そろそろ来る時間帯なんですけど…」
モコがそう言った次の瞬間、「にゃぉ~ん」と猫の声が先程素良が入ってきた窓の方から聞こえてきた。
「あ、噂をすればです!」
「…マジで来た」
偶然かと思ったが、タイミングが良すぎる猫の声に素良はまた違和感を感じた。一方でモコは嬉しそうに窓の方へ向かうと、窓を開け、フローリングに膝を付けて、来客を迎えた。
「いらっしゃい、むっくちゃん!今日も持ってきてくれたんですか?」
「むにゃ~」
嬉しそうな声に釣られて、素良も窓の方へ向かい、モコの隣に立つと、来客を見てみた。
「…本当に猫が運んでるし」
素良の言う通り、その猫は前足元に花を置いて、にゃーにゃー鳴いていた。黒い毛玉と言える程、猫の毛は長く、目は三白眼。モコは可愛いと言ったが、素良からすればぶちゃいくなにゃんこである。
「うわ、ぶちゃいく…」
「そうですかぁ?可愛いじゃないですか!ね、むっくちゃん!」
「にゃ~ん」
ねー!と同意を求められて、黒猫・むっくはそうだよーと言わんばかりにに鳴いた。むっくの前足元に置かれた花と共に添えられたメモを見つけると、モコはそれを拾い上げ、中身を見る。
「あ、今日もお手紙付ですね~」
「…今日も?」
「毎日決まった時間に来るんですよぉ、お花とお手紙」
え?何それと疑問に思う素良だが、それを気にせず楽しみにしているモコは中々怖いもの知らずである。
「えっと何々…
【拝啓モコさん、毎日花ばかりですみません。お元気でしょうか?今日は天気が良く、絶好のデュエル日和ですね。デッキ作りの方は順調ですか?何か困った事があれば相談に乗りますので、気軽に書いてください。毎日貴方との文通が私の何よりの楽しみです。またお返事ください リベリオンより】
…ですか!いやぁ、相変わらず字が綺麗ですね!リベリオンさん!」
「ちょっと待って!なに暢気に手紙読んじゃってるの!?」
MATTE!と叫ぶ素良にほへ?と首を傾げるモコ。何がおかしいんです?と語るその顔に一切の迷いはない。何故だ、その顔を見ていると自分の方が間違っている様な錯覚に陥るのだが、そこはモコの為に振り払う。
そして素良は言った。
「なんで猫通して文通してるの!?そもそもリベリオンさんって誰!?顔知っている人!?」
「いえ、全然知らないですけど?」
「えぇええ!?駄目じゃん!顔知らない人と文通したら駄目だよ!?」
「えー、リベリオンさん良い人ですよー?お花くれますし」
「お菓子じゃなくてお花に釣られちゃうの!?ていうか、いつから文通してるの!?」
「数日前からですっ!リベリオンさん、字がとても上手で読みやすいんですよ!」
「字が上手い下手の問題じゃないって!モコ、それやばい奴だって!」
「そんな事ありませんよー、リベリオンさんとの文通楽しいですよぉ」
「誰か警戒心って言葉をモコに教えて!!」
危ないと言う素良に対し、モコはぽやぽやと「大丈夫ですよー」と言う。あまりにも無防備な彼女に対して、駄目だこれと素良は頭を抱え、問題を起こしてる張本人は暢気に「お返事お返事~」とメモとペンを用意して既に書き始めている。
「(今なら柚子の気持ちがわかる!モコは無防備すぎる!何この子、本当によくここまで生きてこれたよね!ボク吃驚なんだけど!!や、やばいってこれ!顔を知らない人と文通よく出来るよね!馬鹿じゃないの!?ていうか馬鹿ってレベルじゃないよ!)」
以前、柚子からモコの話を聞いた時、柚子はモコの事を「目を離したら危ない」と言っていたが、その時の素良は「へぇ~」としか思っていなかった。-だが今ならそれがわかる!!目を離したら危ない!何を仕出かすかわからない!!
「(ボ、ボクが何とかしなきゃ…!アイツ等を見つける前に…!)」
――――― ボクがモコの純潔守らなきゃ!!
そうと決まればまず、今自分の下で融合の修業をしている柚子に協力を仰ぎ、どうにかしてモコを守らないといけない!素良の目に決意の炎が宿る。
だが、そんな事をした所で無駄だとわかるのは結構あとの事である。
「あ、むっくちゃん、これお返事ですぅ」
「にゃーん!」
*** ***
薄暗い廃工場の中でユートは腕を組み、座りながらその時を待っていた。
「……」
「うぐっ…!お、おい…ユート…!」
「…なんだ隼、うるさいぞ」
「な、何故俺を椅子にするんだ…!?」
「動くな、気が散る。あと理由は自分で考えろ鳥頭」
四つん這いになりながら、ユートを背にのせ、椅子にさせられている黒咲の疑問など知らない。ぷるぷると震える両手とゼーハーゼーハー聞こえる途切れ途切れの荒い息などユートは知らない。ガン無視である。
これはユートが考えたお仕置きだった。
最近の黒咲はLDS探しに出かけては、ユートの気持ちなど考えず、結局彼がヘロヘロになるまで探させるのだ。しかも黒咲がそれを知らないのだから、余計性質が悪い。よってストレスがMAXの1億ポイントになったユートによってお仕置きを受けているのだが、受けている本人はまだ自分の罪を理解していないらしい。
最近キリキリと痛むようになった胃を癒してくれる唯一の物は、彼女とのアレだった。
「にゃ~んっ」
「ッ来たか!」
廃工場に小さく響く猫の鳴き声にユートの表情が明るくなる。シュタッ!と忍者の様に現れた黒猫は、ぽてぽてとユートの元へ向かい、彼の膝に乗った。因みに体重が増えて苦しそうな声を上げる黒咲がいたとかなんとか。
「むっく!今日も持ってきてくれたのか!ありがとう」
「にゃぉ~ん」
むっくの口に咥えられたメモを受け取ると、ユートはむっくの体を撫でる。それにむっくは喜び、ゴロゴロと喉を鳴らす。ユートは片手でむっくを撫でつつ、もう片方の手でメモを開けて、中身を見た。
【拝啓 リベリオンさんへ
お花とお手紙毎日ありがとうございます!リベリオンさんはお元気ですか?お身体は大丈夫ですか?
モコもリベリオンさんとの文通が楽しいです!今まで文通をした事がないので、新鮮です!
デッキはまだまだ未完成ですが、もし出来たらリベリオンさんにもデュエルを見てもらいたいなと思ってます!
それでは短い文章ではありますが、お身体にお気をつけて。またお花とお手紙お待ちしています。モコより】
「…ふふ、相変わらず元気そうで良かった」
所々丸っこい可愛らしい文字にユートは胃の痛みがスゥッと消えていくのを感じた。
先日、モコにお弁当をもらい、そのお礼として申し訳程度に花を摘んだのだが、恥ずかしくて渡せず悩んでいた所を、黒猫・むっくに配達してもらうという考えにたどり着いたのだ。
昔から猫には好かれる体質であったユートに、むっくはすぐに懐き、実は『舞網市の百戦錬磨の黒豹(ブラックパンサー)』の通り名を持つボス猫・むっくはモコの家に向かい、彼女にメモと花を届けたのだ。名前を変えたのはちょっとした気まぐれで、おかげでモコはリベリオンさん=ユートとは気づいていない。
――――― ただ感謝のつもりで書いた手紙は数時間後、返事を貰えるとは思っていなかったが
以来、リベリオンさんもといユートはモコと文通を続けている。今までもらった手紙はきちんと保管している。それが段々と楽しくなってきて、今ではすっかりこれだけがユートの癒しだ。
黒咲を探してヘロヘロになった時は彼女からもらった手紙を読むと、元気が湧いてきて、それのおかげでユートは黒咲を毎回捕獲できるようになった。
「(ありがとう、モコ。君のおかげで俺はまだ胃の痛みと戦える…)」
フッと笑うユート、ユートの撫でテクに溺れていくむっく、椅子にさせられている黒咲。
――――― あぁ、今日も舞網市は平和である。
モ「うふふ!リベリオンさんとの文通楽しいです!」
遊「モコ、楽しそうだね!でも予告はちゃんとしないと!」
モ「あ、そうでした!さぁ~て次回はモコが元々いた施設、もといマイホームである【陽だまり園】へ榊君と一緒にちょっとした帰省です!」
遊「本当に俺も一緒で良いのかな…?」
モ「旅は道連れ世は情けですよ!それにお友達を紹介した方がマザーが喜びます!」
遊「そ、そうかな?だったら俺のエンタメで園の皆を笑顔に!」
モ「あ、陽だまり園にはソリッド・ビジョン・システムないのでアクションデュエル出来ませんよ?」
遊「そ、そんなぁ!」
モ「その代わり、皆と一緒にいっぱい遊んで、皆と笑顔になりましょう!」
遊「…そっかそう言うことならこの俺、エンタメの使者・榊遊矢にお任せあれ!」
モ「一緒に楽しみましょう!ではまよつじ第6話 『迷える子羊とエンタメとマイホーム』でお会いしましょう!」
遊「合言葉は~?」
モ・遊「もっこるんるーん!」