ハイスクールD×D ライダーの力を持つ者 改   作:自宅警備員候補生

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特訓&勤務 その2

教員室にいた他の先生たちへの挨拶回りを終えて今は入学式が行われている。順調に式は進んでいる。今行っている新入生代表の誓いの言葉が終われば次は赴任式に移りそこで俺は全校生徒に挨拶をする予定になっている。こういった風に全校生徒の前等といった人前で話した経験が皆無なので平然を装っているが内心めっちゃ緊張している。

 

「えー、これで入学式は閉じますがこれより赴任式を行いますのでもうしばらくそのままでお待ちください。」

 

教頭の言葉に一部の生徒たちが騒ぎ始める。

 

「きゃあああああ!!!かっこいいせんせいくるかな?」「きっとイケメンよ!!」「美人でおっぱいのデカい女教師よ来てくれええええええええええ!!!!!!」

 

(たぶんだけど、最後のは兵藤か、松田、元浜の内の誰かだろうな。それとごめんね、俺はイケメンじゃないし他の赴任してきた教員の方々も言うほどイケメンじゃないんだよ。)

 

「それでは今日よりこの学園で働いていただく教員の方々に登場してもらいます。」

 

教頭の合図と学園長の先導で壇上に上がる。教員の方々が壇上に上がり終わるとそれまで騒がしかったのがウソのように静かになった。

やはり女子生徒の期待に応えられるほどのイケメンはいなかったようだ。

 

「えー、簡単にですが自己紹介をしてもらいます。」

 

自己紹介か...笑いを取りに行くか真面目に言うかどうしよう。高校時代は笑いを取りにいったら数人しか笑ってくれなくて数日間クラスで浮いていた苦い経験があるからな、真面目にいくか。

 

あーだこーだ何を話すか決めているとあっという間に俺の番に回ってきた。

 

「えー、俺の名前は三日月大河と言う。今日からこの学園の用務員として赴任してきた。この学園が初めての勤務先のためいろいろ迷惑をかけると思うがこれからよろしく頼む。」

 

そう言い頭を下げると、

 

「よろしくーーー!」「ねぇねぇ結構かっこよくない?」「この学園が初めてってことは年齢もわかいのかな?」「「「イケメンは帰れ!!!!!!!!!!」」」

 

等いろいろな反応が返ってきた。ってか俺ってイケメンに入るのか?そして兵藤、松田、元浜の三人の声ははっきりと聞こえてきた。

あの三人は何がしたいんだ。俺はフツメンなのに。

 

それ以降特に問題はなく赴任式も終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「よしっと、荷物整理はこれで良いだろう。」

 

赴任式が終わってから用務員室に案内され自分の机と、修理や製作に使用する工具の整理と手入れをしていた。これから俺が使うものだから何度も何度も念入りに手入れした。その整理と手入れが終わり休憩をしようとコーヒーをいれ椅子に腰掛けようとしたら用務員室の扉が叩かれる。

 

「なんだ?カギは空いてるから勝手に入ってきてくれ。」

 

「し、失礼しましゅ!」

 

扉を開けると同時に盛大に噛んだ女子生徒。

 

「おいおい、大丈夫か?」

 

「は、はひ!」

 

またしても噛む女子生徒。このままでは埒があかないので用件を聞く。

 

「まぁいい、それで何の用でここに来たんだ。それとお前の学年と名前を教えろ。」

 

「えっと、私は二年の佐々木です。教室の蛍光灯の交換と立て付けが悪くなって開閉がしずらくなった扉の修理をお願いしに来ました。」

 

蛍光灯の交換と扉の修理か、新年度開始早々この二つって前の用務員は前年度終了後にちゃんと整備していたのか?あ、そういえば結構な年を取ったから俺が来たんだったな。たぶんだが力仕事や高いところでの仕事が出来なかったんだろうな。

 

「わかった、少し時間をくれ。替えの蛍光灯と修理に使う工具を準備する。」

 

あまり時間をかけずに替えの蛍光灯と工具を準備し女子生徒に案内してもらう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・」「ジーーーーーーーーーーーーーーー」「きゃぁぁぁぁぁ」

 

蛍光灯を交換しおわり扉の修理をしていると俺の周りに沢山の生徒が集まってきたため作業に集中できないでいた。修理自体は簡単にできるようなことだったがいかせん周りの生徒がいるせいで視線が気になり普段より時間がかかっている。

 

「よしと、これで終わりだ。」

 

何とか最後のねじを締め終わり修理を終わる。早くこの空間から抜け出した俺は作業が終わるなり工具を工具箱に収納し教室を出ようとするが周りにいた生徒たちが帰らしてくれなかった。

 

「三日月さん!三日月さんの年齢を教えてください!」

 

「年齢か、二十二だ。」

 

「ええ!!ってことは私たちとあまり年齢は離れていないわ!!」

 

離れてはいないがそれがどうってことではないだろ。っとなぜかハイテンションに物事を言っている女子生徒に内心突っ込む。そしてどうにかしてでもこの空間から抜け出したい俺はそれとらしい理由をつけて抜け出すことにした。

 

「質問ならあとで聞くからよ、そこをどいてくれ。まだまだやらなきゃいけない仕事が残っているんだ。」

 

「あ、ご、ごめんなさい。」

 

女子生徒たちが道を開けてくれたのを確認してから教室からでる。フォローも忘れずに。

 

少し重い足取りで用務員室へ戻る。




変なところで終わり申し訳ありません

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