ハイスクールD×D ライダーの力を持つ者 改 作:自宅警備員候補生
神との二時間近くの通話を終えてから俺はこれから住むことになるらしい家の間取りや、部屋数などを調べたり今の俺にできうることを行っている。今は主となるリビングやキッチン寝室などを調べ終えたところだ。
「さてと、あと残ってるのはトレーニングルームだけだな。ちょっとワクワクしているぜ。」
地下へと降りる階段に向かう。カードデッキも忘れることなく持っていく。調べるのが早く終わることができればそのままの流れで戦闘員や雑魚キャラと戦ってみるつもりだ。
「えっと、ここだなトレーニングルームは。」
階段を下りて右側にトレーニングルームがあり、左側には表札に何も書かれていない扉があった。
「神様はこのとびらのことおしえてくれなかったぞ。」
一体何のための部屋なのかと不審に思い扉の取っ手に手をかけ引いたり押したり横にスライドさせたりするが扉は一向に開かなかった。
「おかしいな。なんであかないんだ。」
ん?ちょっと待てよ、この扉の色は黒色だな。それとトレーニングルームの傍にあるからこれが他の仮面ライダーの世界へ渡るための扉ってことか!
「やべぇ、すっかり忘れてたぜ。確かクレセントに変身してからじゃないといけないんだったな。」
俺も神様にあまり言えないな、俺なんてついさっき言われたことを忘れてるんだから。
「さて気を入れ替えてトレーニングをするか!」
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「なるほどなるほど。こういう原理で怪人やライダーを召喚して模擬戦が出来るわけか。」
トレーニングルームに入ってまず俺がしたことはどういう原理で成り立っているのかの確認をした。俺は新しい機械などを買ったときは必ずと言いていいほど説明書を完全に読み込む。その正確なためかトレーニングルームについての説明書みたいなものを読み込み理解した。
「しかし読み込むのにだいぶ時間かかったな。三時間近くかかったぜ。ところどころにわけわかんない単語とか出てきて調べることに時間を要したな。」
そこでまた驚いたことがあった。神様がくれたスマホがありとあらゆる事柄が書かれていた。人間界の歴史のみならず、悪魔、堕天使、天使の三竦みの組織の歴史。アースガルズやヴァルハラなどありとあらゆる組織についてまとめられていた。またはぐれ悪魔の手配者リストが連絡場所とともに載せられており随時更新されるようだ。
「戦闘経験を積んだ後にはぐれ悪魔と戦うのも一つかな。だけど黒歌みたいに特殊な事情ではぐれ悪魔になってしまった奴らもいるだろしきをつけないとな。ま、先の事を考えるのは止めにしてまずは目先のトレーニングをしっかりとこなすとしよう。」
やはり初めに戦うとしたら戦闘経験もないことを含め戦闘員がいいかな?
そう考えた俺はコントロール室に入り、戦う相手と強さ、数を設定した。
〖対戦相手をショッカー戦闘員、戦闘力を一に設定、数を一に設定しました。二分後に転送を始めます。〗
俺が設定を入力するとアナウンスが入る。
ちなみに戦闘力一は常人より強く武道などのトップクラスの人より弱い位と説明書のようなものに書かれていた。またその他は次のように書かれていた。
戦闘力一・・・常人以上武道トップクラス未満
戦闘力二・・・武道トップクラス数人がかりで倒せる
戦闘力三・・・平均的な怪人クラス
戦闘力四・・・幹部クラスの怪人
戦闘力五・・・首領やトップの怪人と、一部の幹部クラスの怪人(実質大幹部)
今の俺の戦闘力は一を少し下回る位と診断された。
診断では今のままでは下級の堕天使や悪魔に負けると出ていた。これから堕天使や悪魔と戦うことになるからこの診断をしっかりと受け止めてトレーニングすることにした。
だがあくまでもこの診断は俺個人の戦闘力であってクレセントに変身した場合は戦闘力二を少し上回るらしい。
「この世界は本当の意味で≪戦わなくては生き残れない≫だからな。」
出来るだけ鍛えて死なないようにしないとな。
そう心に決めトレーニングにむかう。
原作開始まであと・・・一年