ハイスクールD×D ライダーの力を持つ者 改   作:自宅警備員候補生

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転生するようですよ!? 最終

「さて、全ての特典を与えたからそろそろハイスクールD×Dの世界に送ろうかしら。」

 

二枚のライダーカード(?)を貰ってから俺が悩んでいると神がそう口にする。

 

「ちょっと待ってよ神様!俺まだクレセントへの変身の仕方を教えてもらってないし、何より質問したいことが山ほどあるんだよ。」

 

変身の仕方すら知らないからあっちに行ってからが不安だし、ライダーカードをどのようにつかってライダー達に変身及び召喚するかのも知らないのに、特典すべて与えたからハイスクールD×Dの世界に行けなんて完全に積みゲーだろ。

 

「あれ?変身の仕方を教えてなかったかしら?それにライダーカードの使い方も?」

 

「そうだよ!一切方法を教えてもらってないぜ。それなのにもう転生させるなんて無理無理あっちに行ってすぐ死んじまうよ。ハイスクールD×Dの世界は死亡フラグが立ちまくりの世界なんだから、できる限りの事を、知れるだけの情報を欲しいんだ。」

 

「そう、わかったわ。なら今から変身方法とカードの使い方をあなたに教えるわ。時間も余り無いことだし手短に説明するわ。」

 

おぉ、ありがたぜ。

 

「まず変身方法は簡単に言えば、クウガ、龍騎、ファイズ、ブレイドの変身方法の合体よ。」

 

「変身方法の合体だって?よくわからないんだが、それは一体どんな変身方法なんだ?」

 

「初めに貴方の体の中に入っているライダーベルトをクウガの様に出して装着する。次にさっき渡したカードデッキを出して好きなポーズをとる。そのポーズの後にカードデッキを頭上に掲げてファイズの様にベルトに装填させて横に倒す。最後に両手をクロスさせながら前に出し、そこからブレイドの様にベルト左右についているレバーを引いたらそれで変身完了よ。わかったかしら?」

 

「えっと、まずはベルトを出す。」

 

クウガの様に両手を腰あたりに持ってきてベルトを発現させた。

 

「お!出来た出来た。ヤベェちょっと感動してきた。」

 

ただベルトを発現させただけなのにこの感動だから本当に変身できた時は感動のあまりに死んでしまいそうだぜ。

 

「それでさっき貰ったこのカードデッキを持ちながら好きなポーズをとるんだよな。好きなポーズと言われても何をどうしたら良いか全くわからないんだが。何かカッコいいポーズないかなぁ~?」

 

俺がどのポーズにするか悩んでいると神が意見をだしてくれた。

 

「これもまたいろいろな仮面ライダーの変身ポーズを参考にしたり合体させれば良いんじゃない?」

 

「合体、参考かぁ。」

 

参考にするなら同じようにカードデッキを使って変身していた仮面ライダー龍騎の世界のライダーか、単純に俺の好きな仮面ライダーにするかだな。

 

それから一時間位かけてポーズをどうするか決めた。

 

「俺の変身ポーズはこれだ!!!!」

 

手に持っていたカードデッキを裏返しに持ち直し、自分の体の前にもってゆく。

 

このポーズの基本の部分は俺の好きな仮面ライダーであるディケイドだ。ディケイドと初めの部分は同じにしているがこの後を変えている。

 

自分の前にある状態からクウガの様に素早くベルトの右側に移動させる。

 

そしてファイズの様にカードデッキを頭上に掲げ、ベルトに装填させ横に倒す。

 

【STANDING BY】

 

ファイズの世界の仮面ライダーの様にベルトから機械音が出ると共に、ブレイドのターンアップ前の音楽に似た音も流れ始める。

 

「それらの音が流れたら変身可能の合図よ。あとはベルト左右にあるレバーを引くだけでいいわ。」

 

「わかったぜ。」

 

両手をクロスさせながら前に出し素早く左右のレバーを引く。

 

【HENSIN】  

 

カブトの世界のライダーと同じ機械音が流れ、俺をメテオに似た感じの黄金に近い黄色の球体が包み込む。

 

数秒し球体が消滅すると俺の体は電王のプラットフォームに近い外見に変わっていた。

 

「どうやらうまく変身できたみたいね。今の貴方のその姿が仮面ライダークレセントの初期形態よ。まだ完全に貴方になじんでないのと今の貴方では負担に耐え切れないと判断されてブランクモードのようね。でも貴方自身がトレーニングなどして鍛えていけばライダーモード、つまり通常形態に変身出来るようになるから頑張ってトレーニングしたらいいわ。あ、それと今の形態じゃライダーカードを使うことはできないから気をつけなさい。」

 

「わかったぜ、早く通常形態になれるようにきたえてやるぜ。で、カードの使い方はどうしたらいいんだ?」

 

たぶんだけど左手首についているバイザー(だったよな?)を使うんだろうけど念のために確認をする。

 

「もう気づいてるでしょうけど貴方の左手首についているバイザー、クレセンバイザーに読み込ませて使うわ。クレセンバイザーはソード、ガン、アックスの三タイプに変形することが可能だけど、まだカードをもってないからできないわ。カードは貴方が強くなれば勝手に出てくるから安心していいわ。」

 

「おう!これで俺の質問は終わりだからハイスクールD×Dの世界に送っても大丈夫だからな。」

 

「ええ、なら今から貴方をハイスクールD×Dの世界に転送するからそこに展開した魔法陣にのってもらうわ。」

 

後ろを見てみるといつの間にか魔法陣が展開されていた。

 

「これに乗ればいいんだな、わかったぜ。」

 

そういいながら魔法陣にのる。

 

すると魔法陣が光り始めてあと、俺の意識は途絶えた。

 

「さて、貴方がどんな風にハイスクールD×Dの世界を生き抜くか私たちはここから見学ししましょう。」

 

神が何か言っているかはわからなかった。

 


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