FAIRY TAIL 妖精の凍てつく雷神   作:タイトルホルダー

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ラインハルトの言ってたアイリーン様ってエルザの親かな?
まあ残りのスプリガン12かもしれないしな。もしそうだとしたら顔も姿も不明なのはあと一人になるな。
マカロフとあった6人と名前だけ知ってる3人とジェイコブ・レッシオが出ているから。


連れ戻し

ミラ「マスター! 大変です、二階の依頼書が一枚紛失しています!!」

 

マカロフ「ぶふううぅぅ!!」

 

 ミラジェーンの言葉に、マカロフは口にしていた飲み物を盛大に吹き出し、ギルド中が騒然となった。

 

ラクサス「ああ、それなら昨日どろぼう猫がちぎって行ったぞ。羽のはえた・・・な」

 

ミラ「ハッピー!?」

 

「つーことはナツとルーシィも一緒か!?」

 

アルザック「何考えてんだあいつ等!」

 

ビスカ「バカだとは思ってたけどここまでとはね・・・」

 

「S級クエストに勝手に行っちまったのか!?」

 

ラクサス「これは重大なルール違反だ。じじい!奴等は帰り次第破門・・・だよな。つーかあの程度の実力でS級に挑むたァ帰っちゃこねえだろうがな」

 

マカロフ「・・・・」

 

ラクサスの言葉に、ギルドはさらに騒がしくなる。その中で、ミラジェーンはラクサスに詰め寄った。

 

ミラ「ラクサス! 何で見てたのに止めなかったの!?」

 

ラクサス「俺はアニスがとっていったと思ったんだよ。まさかあれがハッピーでナツがS級行っちまったなんて思いもよらなかったなァ」

 

ミラ「・・・」

 

ラクサス「お?アンタのそんな顔久しぶりだなァ」

 

ラクサスの言葉に、ミラジェーンは怒りの表情を浮かべる。アニスは現在トールとS級クエストに行っているので必然的にハッピーが取っていったということになる。昨日トールたちが出発したときにラクサスはまだギルドにいた。今アニスがいないことなど知っていただろう。

つまりはハッピーだとわかってて見逃したということだ。だがラクサスは悪くない。元はと言えば勝手にS級に行ったナツたちが悪いのだから。

 

2階でのやり取りに、他の魔導士が肝を冷やす中……マカロフはマスターとして指示を出す。

 

マカロフ「マズイのう。消えた依頼書は?」

 

ミラ「呪われた島、ガルナです」

 

マカロフ「なんと!?」

 

マカオ・ワカバ「「ガルナ島!?」」

 

ラキ「そんな無茶な!?」

 

アルザック・ビスカ「あいつらやっぱりバカだ!!」

 

マカロフ「ラクサス、連れ戻して来い!!」

 

ガルナ島という言葉を聞き、周りの人はさらにざわつく。

 

ラクサス「冗談、俺はこれから仕事なんだよ。てめえのケツをふけねえ魔導士はこのギルドにはいねえ。だろ?」

 

マカロフ「今ここにいる中でオマエ以外に誰がナツを力ずくで連れ戻せる!?」

 

トールはアニスとS級に行っており、エルザはパオラと仕事に行っている。そうなるとラクサスしかいないがラクサスは断ってしまう。

 

その時、ガタン、と音を立てて立った者がいた。

 

グレイ「じーさん。それは聞き捨てならねーな」

 

それはグレイだった。グレイはそう言うと、ギルドを出て、駅に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、そのグレイはナツたちを連れ戻そうとしたがナツに気絶させられてしまい、島について結局はグレイもS級を無断で参加してしまうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時がたち、トールとアニスは仕事が終わったので帰りにハルジオンの市場で観光がてらに夕食の買い物をしていた。

 

トール「さて、今日の晩飯はどうすっかなー」

 

アニス「あたしは速く帰って寝たいよ~」

 

トール「ま、ちゃっちゃと用を済ませて帰って飯食って寝ようぜ」

 

するとトールの持っていた通信用ラクリマが鳴りだした。スイッチを入れるとミラの顔が出てきて後ろにはマカロフがいた。

 

ミラ『トール!仕事はおわった?』

 

トール「どうしたんだミラ?まあ仕事はもう終わって今ハルジオンで買い物してるんだけど」

 

アニス「何かあったの?」

 

トールたちはミラからナツ達が無断でS級の仕事に行った事を簡単に説明された。二人は呆れていた。

 

トール「 でも、一応グレイも行かせたんですよね?だったら・・・」

 

マカロフ『ああ。じゃが、まだ帰ってきてない。お主らはもう仕事は終わっているのじゃろ? エルザとパオラが少し前にギルドを出たからお前たちもガルナ島へ向かってもらいたいんじゃ』

 

トール「了解です。じゃあ、エルザたちが来たら合流しま「あ、トール!エルザとパオラだよ」・・ん?」

 

アニスの見ている先を見るとエルザとパオラがトールとアニスの方へ走ってきていた。

 

トール「ホントだ。とりあえず、エルザたちと合流します」

 

ミラ『お願いね』

 

そう言うと、トールは通信を切り、アニスと一緒にエルザとパオラの元へ行った。

 

エルザ「トール!悪いが一緒に来てもらうぞ!」

 

トール「ミラとマスターから話は聞いてる。エルザたちと合流しろってさ」

 

パオラ「じゃあ速く船を見つけましょ!さっさと終わらして速く帰りたいわ」

 

エルザ「サイコキネシスでいかないのか?」

 

アニス「ナツたちを連れて帰るんだから船じゃないと疲れるでしょ」

 

トール「それにほら。ちょうどいいところにちょうどいい船があるじゃん」

 

トールが指差した船は海のならず者たちの船、つまり海賊船だ。

 

パオラ「・・・海賊ならせめて見にくいところに置きなさいよ」

 

パオラは呆れているが準備は万端だった。そして全員で海賊たちを襲う。突然のことで海賊たちは戸惑ったのか、船の制圧は簡単だった。そして海賊船はガルナ島へ向けて出港した。

 

 

「あ、あんな島に何しに行くつもりでぇ」

 

エルザ「いいから舵をとれ」

 

「ひっ」

 

エルザの声に海賊はびびってしまう。

 

アニス「機嫌悪いね」

 

パオラ「そりゃギルドのルールを破ってるからね」

 

「かんべんしてくれよ・・。ガルナ島は呪いの島だ。噂じゃあ人が悪魔になっちまうって・・・」

 

エルザ「興味無いな」

 

トール「ああ・・・」

 

エルザ「掟を破った者どもを仕置きに行く、ただそれだけだ」

 

エルザたちはもうすぐガルナ島へ着こうとしていた。

 

 

 

 




今回ちょっと少ないかな。

ま、許しておくれ。
最近SAOのSSにはまっておるのだ。


原作もアニメも見てないのにな(笑)

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