ハイスクールD×D 異世界帰りの赤龍帝   作:ヴァルナル

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イグニス「世界の存亡を賭けた、おっぱいとの対話の始まり!」


ドライグ『ぬぁぁぁぁぁぁ!? 乳の意識がぁぁぁぁぁぁぁッ!?』



67話 乳の彼方に

強いピンク色の光が俺達を覆っていく。

上下左右、あらゆる包囲を光が囲み、外の景色が見えなくなる。

更にはずっと聞こえていたはずの激しい戦いの音も聞こえなくなっており、アザゼル先生やモーリスのおっさんの気を感じられなくなった。

イグニスが発動した術式は外部との関わりを完全に遮断したらしい。

 

結界の内側で生じていた輝きが止み、視界が完全に戻る。

そして、俺を待ち受けていたのは―――――

 

「………なんで、ベッドがあるんだよ」

 

俺の前に現れたのは大きなベッドが一つ。

うちのベッドみたいに天蓋はついていないが、その代わりと言ってか、かなり大きい………というより大きすぎる。

二十人くらい寝れるんじゃないだろうか?

 

あの駄女神、無駄に張り切りすぎじゃない?

 

「あ、お兄ちゃんも来たね」

 

駄女神の準備の良さに呆れていると、声をかけられた。

声をかけてきたのは美羽だ。

美羽はベッドの上に座っていて――――――既に全裸だった!

 

「美羽!? 脱ぐの早くない!?」

 

「だって、そういうことをするのかなって………」

 

「間違ってない! 間違ってないよ! でもね、ロケットスタート過ぎない!?」

 

「そうは言っても、ボク以外の皆も脱いでるよ?」

 

「え………あっ」

 

改めて見ると、他の女性陣もベッドに上がっていて、美羽と同じく全員が脱いでいた!

 

美羽、アリス、リアス、朱乃、アーシア、ゼノヴィア、イリナ、小猫ちゃん、レイヴェル、レイナ、ロセ、ティア姉、リーシャ、そしてサラ。

全員が一糸纏わぬ生まれた姿で俺を待っていた!

 

なんだ、これは………ここは楽園か?

俺は楽園に迷い混んでしまったのか?

 

動く度に揺れる大きなおっぱい。

可愛らしい小さなおっぱい。

成長中の瑞々しさすら感じるおっぱい。

完成された女神のように美しいおっぱい。

様々な特徴を持つおっぱい達がベッドの上にある!

 

あぁっ、俺のお嫁さん達のおっぱい………。

この中のほとんどは体験済みだが、それはもう素晴らしいものだった。

リーシャのは風呂で何度か見たことがあるが、流石のお姉さんおっぱい。

整ったプロポーションにお姉さんオーラが加わり、美しさを引き立ててくる!

 

サラはやはり恥ずかしいらしく、手で胸を隠し、美羽の後ろに隠れていた。

 

「ねぇね………やっぱり恥ずかしい………」

 

「大丈夫だよ、サラちゃん。ほら、ボクも一緒だから………ね?」

 

優しくサラを抱き締めてあげる美羽。

ここは妹がお姉さんとして成長したことを喜ぶべきなのだろうが………別のことに目がいってしまう。

美羽が抱き締めたことで、重なりあう二人の胸。

むにゅうと押し合う二人のおっぱいがとってもエッチで………!

 

俺が皆のおっぱいに見とれていると、アリスが顔を赤くしながら言ってきた。

 

「も、もう! そんなところで見てないで、早く上がってきなさいよ! こっちは恥ずかしいんだからね!?」

 

「お、おう」

 

アリスに促されるまま、俺はベッドへ。

ベッドの上に乗ると、座ったところが深く沈んだ。

 

………イグニスのやつ、このベッドを作るのにかなりの力をつぎ込んだんじゃないだろうか?

そう思わせるくらいに、このベッドはフカフカだった。

 

そんなことを思いながら俺は美羽達の前に座る。

すると、アーシア、ゼノヴィア、イリナの教会トリオが俺に身を寄せてきた。

 

ゼノヴィアが言う。

 

「さぁ、イッセー。存分に子作りをしようじゃないか」

 

「いや、今回のは一応子作りじゃないから! そういうのじゃないから! 確かにそんな雰囲気だけども!」

 

これ、一応は俺をパワーアップさせるための儀式だからね?

子作りっぽい雰囲気だけども、目的は違うからね?

いや、俺だって今が戦闘中じゃなければ子作りしたいけどね!

 

ていうか、顔に押し当てられてるゼノヴィアのおっぱい!

くぅぅ、相変わらずの柔らかさだ!

引き締まった腰といい、戦士だからこそのこのプロポーション!

 

「あらあら、私はこの場で子作りしても構いませんよ?」

 

そんなことを言いながら迫ってくるのは朱乃!

大きなおっぱいを揺らしながら接近してくるぅ!

この場の女性の中では最も大きなおっぱいを持つ朱乃………くそぅ、揺れるおっぱいから目が離せん!

朱乃が生乳をこれでもかと押し当ててくるものだから………元気になってしまう!

 

とまぁ、皆のおっぱいに見とれるのは一時止めるとしよう。

エッチな空間だが、これは真面目な儀式でもある。

ここで流されては覚悟を決めてくれた女性陣に申し訳ないというもの。

 

『あら? 流されちゃっても良いのよ?』

 

ふいにイグニスの声が聞こえた。

その声は俺達の頭上から聞こえてきたのだが、イグニスの姿はどこにもない。

 

『今回は私は裏方。皆のサポートに回るとするわ。本当なら、アリスちゃんの体をペロペロしたいところなんだけど………』

 

「なんで私限定!?」

 

『うふふ、冗談よ。女の子全員をペロペロしたいに決まってるじゃない♪』

 

「被害拡大してるじゃない!」

 

うん、やはりエロ女神か。

裏方に回ってもエロ思考なのは、流石というか、相変わらずといいますか。

 

俺はイグニスに訊く。

 

「乳の宴って結局は何をすればいいんだ?」

 

『え? この場で皆のおっぱいを吸うだけよ?』

 

「本当にそれだけなの!?」

 

『正確にはキスをきて、押し倒して、大事なところも触ってあげて、おっぱいを揉みながら全身をペロペロしてあげて、エッチな気分を高めた状態で吸うの』

 

「おぃぃぃぃぃぃ! 詳細説明しすぎだろ!?」

 

『なんなら、合体してもいいわよ☆ 戦場の中心で愛を叫んじゃう? 子作りしちゃう? それもアリアリね!』

 

「おおっ! イグニスもこう言っている。さぁ、やるぞ、イッセー!」

 

「おい、駄女神! そんなこと言ったらややこしいことになるだろうが!」

 

ただでさえ、ゼノヴィアは『子作り』って単語に敏感なんだぞ!

ここでそんな単語出したら反応するに決まってるじゃん!

 

すると、サラちゃんが―――――

 

「こ、子作りまで………するの?」

 

涙目でプルプル体を振るわせながら訊いてきた!

そりゃ、ただでさえエッチなことが苦手なのに、いきなり子作りとか言われたらそうなるよね!

 

「しない! 今回はしない! こんなノリでしちゃダメだからね!」

 

『今回はってことは、次回は子作りしちゃうのね。初な女子中学生を押し倒して、戸惑う彼女の反応を楽しみながら………うふふ』

 

「もう黙って! お願いだから黙って!」

 

「あぅぅ………」

 

サラちゃん、半分パニックになってるから!

 

しかし、イグニスの説明を聞いて改めて思う。

あいつ………正気か?

今の説明がマジなら、ほとんど子作りになってしまうぞ。

 

すると、イリナがイグニスに訊ねた。

 

「えっと、それだと私、堕天しちゃうんですけど」

 

『そのあたりは抜かりないわ。この結界の内側は例の子作り部屋の術式も含まれてるから』

 

そういうところは準備良すぎるだろ。

イリナと子作り出来てしまうじゃないか。

 

リーシャが言ってくる。

 

「何にしても、ゆっくりする時間はありませんね。外ではまだ戦っているのですから」

 

『それはそうね。あ、でも、この結界の中は外と時間の流れが異なるから、少しくらい遅くなっても大丈夫よ!』

 

なるほどなるほど。

結界の外と内で時間もある程度遮断されているのか。

だから、ここで一休みしていける………って、馬鹿!

完全に子作りさせる気じゃねーか!

いや、落ち着け、俺。

女性陣は十四名。

これだけの数となると、それなりに時間がかかる。

それを考えてのことだろう………そういうことにしておこう。

 

『イッセー、そろそろ始まるわ』

 

イグニスが静かにそう告げてきた。

その直後、リアス達に変化が訪れる。

 

 

パァァァァァァ………

 

 

こ、これは………皆のおっぱいが光っている!

初めはリアスとアリスの二人のおっぱいが紅い光を発し、その後、二人に続くように美羽達のおっぱいも輝き始めたのだ!

しかも、時が経つほどに皆のおっぱいは強く美しい輝きを増していく!

これは………共鳴しているのか!

スイッチ姫二人のおっぱいに共鳴しているんだ!

皆の胸から発せられる輝きはこの空間内を満たしていく―――――。

 

美羽が呟いた。

 

「これ………この温もりは………。お兄ちゃんの、皆のがボクの中に入ってくる」

 

美羽は自身の体の変化に驚きつつも、感じた温もりに安心感を覚えているような表情をしていた。

それは他のメンバーも同様のようで、

 

「ああ。きっと、これが(にゅー)タイプとやらの力なのだろう。私にもその才覚があったなんてね」

 

「これも主の導きだわ!」

 

ゼノヴィアは感慨深げに頷いてるし、イリナは………。

イリナよ、それは違うな。

ハッキリと断言できる。

これは駄女神の導きだよ。

 

空間にイグニスの声が響く。

その声音はとても優しいもので、

 

「これまでは感じられなかったものが、今のあなた達には分かるはずよ。ここではおっぱいさえ輝いて見える」

 

そうですね、確かに輝いてますね!

もう眩しいくらいに輝いてますよね!

 

「どんなおっぱいの中にも希望は生まれる。あなた達のおっぱいは戸口に立っている。いつか、そこをくぐれる時が来ると思うわ。その乳の彼方に、道は続いているのだから―――――」

 

イグニス………俺は、俺は………!

おまえの言っていることが一言一句理解できない!

他人の言っていることが理解できなくて泣きそうになったのは初めてだ!

 

美羽達がおっぱいを輝かせながら、俺を囲む。

 

「お兄ちゃん………良いよ」

 

頬を赤くしながら、俺を受け入れるように両手を広げる美羽。

俺はそれにつられて両手を伸ばし―――――美羽のおっぱいを揉んだ。

その瞬間、美羽の体が強く跳ねた。

 

「ふぁぁんっ! なんで………いつもより、敏感になって………?」

 

甘い吐息を漏らしながら、自身の体の変化に戸惑う美羽。

 

確かにいつも以上に反応が良いような気がする。

イグニスが展開したこの結界のせいだろうか?

 

そんなことを考えていると、アリスが俺に倒れかかってきた。

受け止めた俺はアリスの顔を覗き込むと、アリスの息が少し熱くなってて、

 

「なんか、胸の感覚が変に………。あんたに触られている時と同じ感覚がする」

 

「え?」

 

見れば、触れていないはずのアーシアやゼノヴィア達も腰をくねらせていてだな………。

 

おいおい、まさかと思うがこの結界の中だと皆のおっぱいは感覚も共有することになるのか?

感覚がいつもより敏感になった状態で、感覚の共有ってヤバくないだろうか?

もう、全員がハァハァ言ってるし………。

 

………よし、もう余計なことは考えないようにしよう。

今は目の前のおっぱいに集中するんだ!

 

俺は右手を美羽の胸から―――――サラのおっぱいへと移動させる。

そして、十五歳というわり割には発育の良すぎるおっぱいを揉んだ!

 

「んんっ………にぃ………はぅぅ」

 

ゴッフゥゥゥゥゥァッッ!

涙目だけど、甘えるような声を出すサラが可愛くて………!

 

というか、手が、指が止まらん!

美羽とサラ、義妹二人のおっぱいが最高過ぎて、やめられないとまらない!

 

おい、俺の右手!

サラはこういうの苦手なんだから、もっと加減を………って、無意識に先端をクリクリしてるぅぅぅぅぅ!

なんということだ、右手が俺の指示を無視して、まるで意思を持ったかのように、勝手にサラのおっぱいを揉みしだいてしまう!

色んなところを触ってしまっている!

 

ちくしょう、こうなったら左手!

右手を止められるのはおまえしかいない!

ちょっと、右手に止めるように説得を………。

 

「あんっ! お兄ちゃん、そこ、ダメ………ひゃう………」

 

ダメだ!

左手も俺の制御がきかない!

右手に気を取られた隙に美羽のあんなところや、こんなところを触りまくってるもの!

 

ふいに右手から伝わる感触が別のものに変わる。

ものすごく柔らかいが、サラのものとは違う。

これは―――――。

 

「んっ………。イッセーはいつの間にか、強引になりましたね。昔はあんなに押しに弱かったのに」

 

ああっ!

右手がリーシャのおっぱいに!

俺の右手よ、積極的過ぎるぜ!

 

「私の胸はどうですか?」

 

「最高です! 昔から憧れてたおっぱいを揉めて涙すら出てきます!」

 

まさか、こんな形でリーシャのおっぱいを揉む日が来るなんて………!

ふわふわしてて揉み心地が半端じゃないです!

 

リーシャのおっぱいに感涙していると、今度は左手から伝わる感触が変わる。

見れば、左手が次に狙いを定めたのは朱乃のおっぱいだった!

 

「あぁんっ。旦那さま………もっと好きにしてください………」

 

そんなことを言って、俺の左手を掴み、より深く胸に押し当ててくる朱乃!

左手がおっぱいに沈んでいく!

これはもう左手は帰ってこれないんじゃないのか!?

そこに住み着いてしまうんじゃないのか!?

 

「イッセー………私だって………小さくなってしまったけど………あるもん」

 

朱乃に対抗してなのか、リアスが胸を押し付けてきた!

チクビームの撃ちすぎで小さくなったが、これはこれで可愛いぞ!

というか、リアス!

凛とした表情が消え去ってるよ!

語尾が『もん』だったよ!?

 

あぁ………父さん、母さん。

俺、戦場のど真ん中で皆のおっぱいを揉んでます。

スベスベしてて、それでいて、もちっとしたおっぱいの感触をこれでもかと堪能してます。

あ、今、右手がイリナにいきました。

天使のおっぱいは相変わらず、もちもちしてて、手に吸い付いてきます。

感じてる幼馴染みがエロ可愛いです。

うん、左手がアーシアちゃんに移りました。

成長が感じられて、将来が楽しみなおっぱいです。

ゼノヴィアも入ってきて、左手がアーシアとゼノヴィアのおっぱいにサンドされちゃいました。

今度は小猫ちゃんとレイヴェルの後輩コンビに両手が移動してですね………後輩二人を膝に乗せて後ろ手を回してガッツリいきました。

後輩二人を膝に乗せていると、レイナが顔におっぱいを押し当ててきたのでスリスリしてみます。

ティア姉は正面から堂々と揉ませて頂きました。

恥ずかしがっている龍王なお姉さんはたいへん美味です。

アリスはというと、

 

「キスしてくれなきゃ、やだ」

 

と、おねだりしてきたのでキスしてから揉み揉みしちゃいました。

 

父さん、母さん。

俺、頑張る。

この戦いが終わったら、子作りに向けて頑張るよ。

孫もたくさん―――――。

 

………どうやら、俺は『乳の宴』とやらでどうかしてしまったらしいです。

さっきから『おっぱい』と『子作り』という単語が頭の中をずーっと駆け巡ってます。

 

それから暫くの間、俺は全員のおっぱいを揉み続け―――――ついにその時が訪れた。

 

ベッドに横たわる美羽達。

もう少し触れるだけで、達してしまうような状態だ。

俺は美羽に覆い被さるような格好となる。

 

「美羽………」

 

「うん………」

 

美羽が俺の頬に手を伸ばす。

俺は徐々に顔を美羽の胸へと近づけて―――――吸った。

 

響く甘い声。

散る汗。

跳ねる体。

 

美羽から始まり、俺は全員のおっぱいを吸った。

心から堪能した。

 

全員のおっぱいを吸った直後、胸の中が強く脈打った。

流れ込んでくる皆の想いとおっぱい。

彼女達の全てが俺の中に溶け込んでいくような感覚。

こいつは―――――。

 

俺がそれを理解した時、頭の中に何かが浮かび上がってきた。

 

 

 

O p p a i

 

P a i

 

P a i

 

A r i g a t o u

 

I p p a i

 

 

 

………なにコレ!?

なんか、意味の分からない文字が流れてきたんですけど!?

 

イグニスがテンション高めに言ってくる。

 

『ついにきたわね! これが乳の宴により起動するOSよ! 皆の乳力(にゅー・パワー)を受け取ったことで、無事に起動したようね!』

 

OS!?

そんなのあったの!?

なんで、そんなロボットみたいなのがあるの!?

 

『起動シーンとかでスクリーンに出てくるじゃない』

 

確かに出てきますね!

でもね、俺が聞きたいのはそういうことじゃねーんだよ!

 

って、頭の上からピンク色の光が降ってきた!?

なんだ!?

 

『さぁ、行きましょうか、イッセー! R-18の彼方へ! 乳の彼方へ!』

 

なんで、そんなにテンション高いんだよ!?

 

って、あぁぁぁぁぁぁぁ!

意味の分からないまま光に呑み込まれていくぅぅぅぅぅ!

つーか、美羽達はどうなるんだ!?

全員、素っ裸だぞ!?

汗もかいてるし、滅茶苦茶エロい姿でベッドに横たわってるよ!?

 

『大丈夫! あとはスタッフが美味しくいただくわ! スタッフ、私一人だけど』

 

「俺のお嫁さん達になにするつもりだぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 




マリーダさんに怒られる………

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