ハイスクールD×D 異世界帰りの赤龍帝   作:ヴァルナル

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14話 いつもの家族に

うちの両親が医務室に入ってきたのはディルムッドの意識が目覚めてから数分後のことだった。

 

「ディルさん、大丈夫なのか!?」

 

「もう動いていいの!? 痛いところはない!?」

 

ベッドの上で上体を起こしていたディルムッドを見るなり、血相を変えて駆け寄ってくる二人。

 

………ディルムッドが結界を張ったおかげで二人は無事だったとはいえ、二人は目の前で傷つけられていくところを見せられた訳だからな。

 

自分達を守るために目の前で傷ついていく。

その時の父さんと母さんの心情は察するに余りある。

 

俺も………昔、同じことを経験したからな。

ただ違うのは今回、ディルムッドは助かったということだが。

 

ディルムッドは詰め寄る父さんと母さんに言う。

 

「大丈夫。もうケガは治りました。それに………」

 

ディルムッドは皆を見渡す。

そして、ニッコリと微笑んで改めて二人に言った。

 

「皆のおかげで私はこうして生きています。皆が私に居場所をくれたから。だから、私は今、こうして話すことができています。心配かけてごめんなさい…………お父さん、お母さん」

 

「「…………っ!」」

 

とてつもない衝撃を受けたのか、目を見開いたまま固まる二人。

初めて「お父さん」「お母さん」と呼ばれたことに驚いたのだろう。

 

父さんと母さんは何度も互いの顔を見合わせて、目をパチクリさせていた。

 

そして―――――。

 

「うぉぉぉぉぉぉぉん! ディルさんが無事で良かったぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

「ええ………! 本当に…………! クズッ、あんなに大ケガして、連れ去られたから…………私、私…………ううっ!」

 

滝のような涙を流して、父さんと母さんはディルムッドを抱き締めた。

少しディルムッドが苦し気な表情を見せたが…………。

 

それだけ二人はこいつのことを心配していたということだ。

 

ディルムッド本人もやや強めの抱擁に苦い顔を浮かべるもどこか嬉しそうだった。

 

なんというか…………ディルムッドってこんなに可愛かったか!?

確かに美少女だった。

それでも初めて出会った時は誰も寄せ付けないオーラを纏っていて、家に来てからは…………。

 

これも美羽のおかげなんだろうな。

 

 

『おに…………おに…………お兄ちゃん…………』

 

 

脳内に先程の音声が再生された。

 

記憶の中のその声に俺は―――――。

 

「カハッ」

 

吐血した。

 

木場が慌てたように言う。

 

「イッセーくん!? どうしたんだい!?」

 

「い、いや…………さっき、ディルムッドが…………お兄ちゃんって…………お兄ちゃんって…………」

 

「さっきもそれで吐血してたよね!? まだデレてたの!?」

 

「バカ野郎! デレるわ! 血吐くくらいデレるわ! つーか、デレなかったら、お兄ちゃん失格だ!」

 

「そんなに!?」

 

だって、あのディルムッドがあんな可愛らしい表情で「お兄ちゃん」だぞ!?

顔を赤くして、モジモジしながらだぞ!?

 

普通にデレるわ!

感涙するわ!

 

これからは俺も『ディルちゃん』と呼ばせてもらう!

 

吐血する俺に美羽が親指を立てて言ってくる。

 

「ね? ディルさん、可愛いでしょ?」

 

「うん! ディルちゃんも美羽ちゃんも可愛い!」

 

俺は美羽とディルちゃんをギュッと抱き締めた!

 

ううっ………妹が増えた…………!

こんなにも可愛い妹が…………!

 

俺は…………俺はぁぁぁぁぁぁぁ!

 

「カハッッッ!!」

 

吐血した。

ついでに鼻血も出た。

 

「またなのかい!? さっきよりも多くなってるよ!?」

 

「お、おう…………。やっべ………俺、死ぬかも」

 

「シスコンが原因で死ぬとか聞いたことないよ!」

 

おおぅ、木場のツッコミが今日も冴えてるな。

 

俺が美羽とディルちゃんの可愛さにデレてると、ニーナが俺に飛び付いてきた!

 

「私もお兄さんの妹みたいなものだもん! …………そう、だよね?」

 

「もちろん!」

 

あ、本格的に血が止まらなくなってきた。

医務室の真っ白な床が真っ赤な鼻血によって染められていく。

 

いつからか。

こんなにも妹萌えになってしまったのは。

萌え過ぎて燃えそうなんですけど…………。

 

「美羽までシスコンになっちまうとは…………。シスコンは感染でもするのかね?」

 

アザゼル先生が半目でそう呟いた。

 

 

 

 

ディルムッドを蝕んでいた瘴気が消え、容態が安定したため、俺達は一度家に戻ることにした。

 

オーフィスもディルムッドも傷は治っているため、あとはゆっくり休んで体力を回復させるだけだ。

今はそれぞれの部屋でぐっすり眠っている。

 

二人が命の危機を脱してくれたことで落ち着いた俺達は兵藤家リビングで一息つこうとしていたのだが…………。

 

「イッセー………皆…………本当に済まなかった!」

 

父さんと母さんが俺達の前で土下座してきたんだ。

床に深く頭を擦り付けて。

 

「父さん…………?」

 

俺が呼ぶと、父さんは床に頭をつけた状態で口を開いた。

 

「俺が………俺が軽率な行動を取ったばかりに皆に迷惑をかけてしまった。ディルさんとオーフィスちゃんがあんなことになったのは俺のせいだ。俺がもっと………おまえ達の状況を理解していれば…………!」

 

「お父さんだけじゃないわ。私も………私もお父さんに着いていった。私も皆に…………っ!」

 

母さんが嗚咽を漏らしながらそう続けた。

 

リアスが慌てて二人に言う。

 

「そんな………! お二人のせいではありませんわ。私達こそ、もっと注意を払っておくべきでした。非は私達にあります」

 

「父さん、母さん。頭を上げてくれ。………今回の件は俺達の見通しの甘さが招いた事態だ」

 

俺がそう言うと壁に背を預けていた先生が二人の前に座る。

 

そして―――――先生は深く頭を下げた。

 

「申し訳ない。この事態はあなた方でもイッセー達のせいでもない。全ては俺の甘さが招いた結果だ。奴らがそういう手を打ってくる可能性はあった。だからこそ、護衛をつけておいたんだが…………。考えが甘過ぎた」

 

リゼヴィムが父さんと母さんを狙うという可能性はあった。

あのクソ野郎のことだ、人質を取ったりは平気でするだろう。

だから、俺も町にいる時は二人に注意していたし、父さんが仕事で町の外へ行くときは密かに護衛をつけてもらっていた。

 

だが…………今回は展開があまりに急すぎる。

 

アザゼル先生も険しい顔つきで呟く。

 

「人質を取る。…………奴らのやりそうなことだ。イッセーの両親を拐うことが、こちらにとって大きな痛手になることは間違いないからな。だが…………奴にしては些か性急過ぎるな」

 

家の両親を狙うのは分かる。

相手の弱点を突くのは戦いの基本。

…………俺達にとって、父さん達は弱点になる。

 

だが、どうしてこのタイミングだったんだ………?

もっと早くから動いていれば、向こうにとって色々と楽に行動できたはずだ。

 

色々と疑問は浮かんでくる。

 

ただ一つ、ハッキリしているのは―――――。

 

「あいつは…………リゼヴィムの野郎は絶対に許さねぇ」

 

父さんと母さんを襲い、ディルムッドを傷つけ、更にはそれを利用してオーフィスをも傷つけた。

 

あいつは…………あいつらだけは…………。

 

「―――――潰す。今度こそ確実にな」

 

逃がしはしない。

天界の時のように「また今度」という展開にはさせない。

徹底的に潰してやるよ。

この世に一片の欠片も残さないくらい、徹底的にな。

 

俺が強く拳を握りしめていると、リビングに入ってくる者がいた。

 

入室してきたのはヴァーリのところにいたはずの黒歌とルフェイ。

 

「ありゃりゃ? 取り込み中かにゃ?」

 

「こんにちは、皆さま」

 

軽い挨拶をしてくる二人にアザゼル先生が問う。

 

「黒歌、ルフェイ、どこに行っていた? ヴァーリと一緒だと聞いていたが?」

 

黒歌がツカツカと部屋に入ってきながら言う。

 

「まぁね。さっきまでは一緒だったわ。それより、有力な情報を掴んだから私達だけ一時的に抜けてきたの」

 

黒歌が皆を見渡すように言う。

 

「―――――アグレアス。奴らのアジトの場所はほぼ特定できたわ」

 

『―――――ッ!』

 

この情報に皆が驚愕した!

 

クリフォトが本拠地にしている浮遊都市アグレアス。

その場所を特定したというのか!

 

先生がその情報を耳にしてにんまりと笑った。

 

「グッドタイミングだ、黒歌。話せ、たまにはこっちから仕掛けないと割に合わんからな」

 

 

 

 

アグレアス攻略戦の作戦会議をアザゼル先生とソーナ達戦略家を中心にして行った後。

俺はモーリスのおっさんに呼び出されていた。

 

場所は兵藤家地下のトレーニングルーム。

 

「なんだよ、話って」

 

俺は先に待っていたおっさんに問いかける。

 

こちらに背を向けていたおっさんは振り替えると一本の木刀をこちらに投げてきた。

 

飛んできた木刀を俺はキャッチする。

これはゼノヴィアが鍛練用に使っている修業用の木刀だ。

 

「木刀…………? なんでこんなものを?」

 

見るとおっさんも一本の木刀を手にしていた。

 

おっさんが言う。

 

「構えろ」

 

「は?」

 

「いいから構えろ。一本勝負だ」

 

そう言うやいなや、おっさんは木刀を両手で握り、正眼に構える。

 

…………おっさんから放たれるプレッシャーが半端じゃない。

見た目はとても静かだ。

木場が纏うオーラよりも静か。

明鏡止水を体現していると言ってもいい。

 

だけど…………この圧迫感…………!

例えるならそう…………巨大な山を相手にしているような感覚だ。

 

これだけのプレッシャーを放っておいて、周囲に影響を出さないのは、それだけ自身の力を完全に掌握できているということ。

 

こうして向かい合う度におっさんの凄まじさを認識してしまう。

 

でも、なんで一本勝負なんだ?

これからアグレアスへ、クリフォトの本拠地に乗り込もうって時に。

 

疑問を抱きながらも、俺は言われたまま木刀を構えた。

 

それを確認したおっさんが言ってくる。

 

「いいか、全力でこい。こいつは俺からのテストだ。こいつに不合格した時は今回の作戦、おまえは置いていく。おまえを痛め付けてでもな」

 

「なっ!? なんでだよ!? この作戦は俺達が総出でかかるものだぞ!?」

 

「だからだよ。こんな簡単なテストに不合格にするようじゃ、おまえは足手まといだ。参加したけりゃ、俺にぶつけてきな。今のおまえがどれほどのものか、見てやるよ。…………ドライグ、おまえは手を出すなよ? こいつは俺とイッセーの勝負だ」

 

おっさんの言葉に反応して、俺の左手の甲に宝玉が現れる。

宝玉からドライグの声が聞こえてくる。

 

『いいだろう。相棒、この試験は自力でクリアすることだ』

 

おいおい………ドライグのやつ、相当な無茶を言いやがった。

 

神器無しでおっさんに勝てってことかよ…………。

鎧使っても怪しいのに。

 

だが…………。

 

「俺は行くぜ。何が何でもあいつは…………リゼヴィムのクソ野郎を許すわけにはいかない…………!」

 

俺の体から赤いオーラが噴き出す。

赤い輝きは全身を包み、木刀を覆った。

 

睨み合う俺とおっさん。

間合いを計り、相手の動きを見る。

少しの隙でも逃さない。

 

隙が出来た瞬間――――――斬る!

 

「オォォォォォォォォォォォ!」

 

獣のような咆哮と共に俺は床を蹴って駆け出す!

ただ真っ直ぐに、おっさん目掛けて突き進む!

 

おっさんは微動だにしない。

構えたまま、俺が間合いに入ってくるのを待っている。

 

俺は全力で木刀を振り下ろした!

この一撃に全力を籠め、己の全てをおっさんにぶつける!

 

俺が振るった木刀がおっさんを捉える―――――はずだった。

 

カランッという音と共がトレーニングルームにこだまする。

見ると―――――木刀の刀身の部分が根本から綺麗に切断されていた。

 

首に冷たいものが当てられる。

触れていたのはおっさんが握る木刀。

 

「俺の勝ちだな」

 

おっさんはそう言うと木刀を下ろす。

 

俺は木刀の切断面を見ながら思った。

いつ…………斬ったんだよ…………?

 

相変わらずおっさんの剣筋は見えない。

昔よりも、遥かに速く鋭くなっている。

 

呆然とする俺におっさんが言う。

 

「イッセー、おまえ…………呑まれてないか?」

 

「…………?」

 

「親父さんとお袋さん、それにあの二人が襲撃を受けた。怒る気持ちは分かる。怒らない方がおかしい。だがな、その怒りの炎に呑み込まれてないか?」

 

―――――っ!

 

俺はおっさんの言葉に目を見開いた。

同時に理解した。

おっさんが一本勝負を仕掛けてきた理由を。

 

おっさんがニンマリ笑う。

 

「ま、今の剣見てりゃ、俺の考えは杞憂だったみたいだけどな。おまえはたまに危なっかしい時がある。さっきのおまえの顔はちょいとばかし不安だったんだが………。予想以上に真っ直ぐで安心した」

 

「………真っ直ぐいったら、真っ二つに斬られてたけどね」

 

「そりゃな。剣で俺に勝とうなんざ四十六億年早ぇ」

 

「なにそれ!? 全く追い付ける気がしないんですけど!?」

 

「ふはははは! 俺ぁ、まだまだ先に行くからよ。必死で追い付いてこいや」

 

なにこの人!?

なにこのチートおじさん!?

 

俺、よくこんなチートおじさんを眷属に出来たな!

 

おっさんは俺の頭を掴んでわしゃわしゃ撫でてくる。

 

「端から勝ち負けを見るつもりはねぇさ。どうせ俺が勝つし」

 

「だよね! 俺もそう思ってたよ!」

 

「俺が見てたのはおまえの剣そのもの。ちょっとでもブレてたら失格だったが、ちゃんと真っ直ぐだったぞ。剣は己の魂、感情を映す。おまえが怒りに流されてたらブレてただろう」

 

「それじゃあ…………」

 

「合格…………と言いたいところだが、その前にもう一つ」

 

おっさんは無理矢理俺の首を回してくる!

 

今、ゴキッていった!

ゴキッって変な音したよ!?

 

おっさんに文句を言おうとする俺だったが、目に映ったものを見て、それを止めた。

 

いつのまにかトレーニングルームに父さんと母さんが入ってきていたんだ。

 

二人はこちらに歩み寄ってくると、口を開いた。

 

「イッセー………大丈夫なのか? 今から………あんな化け物みたいなのと戦いに行くんだろう? ………俺は分かってなかった。おまえがどんな奴らと戦っているのか…………分かってなかった」

 

「私達が止めればイッセーは後悔する。そう思って見守っていたけど…………。やっぱり、そんなの無理よ! 私の………私達の息子が、娘が、あんな恐ろしいものと命がけで戦うなんて…………!」

 

今回の件で父さんと母さんは初めてニーズヘッグという自分達に害をなす異形と出会った。

実際に恐ろしい経験をして、改めて俺達が何を相手にしてきたのかを認識したのだろう。

 

二人の目は俺に「行かないでくれ」と言っているようだった。

 

恐ろしい化け物と戦いに行く。

もしかしたら、俺達の誰かが命を落とすかもしれない。

 

父さんと母さんはそう考えている。

 

そして、その考えは間違ってはいない。

敵は強大だ。

その上、卑怯な手も使ってくる下衆な輩だ。

 

誰かが傷つかないなんてことはあり得ないだろう。

 

モーリスのおっさんが俺の肩に手を置く。

 

「言ってやれよ、親父さんとお袋さんに。おまえが、おまえの口からハッキリとな。俺は上に行ってるからよ」

 

それだけ言い残しておっさんはトレーニングルームから出ていった。

 

この場に取り残されたのは俺と俺の両親の三人だけ。

 

俺は不安そうな表情の二人を見て、息を吐いた。

 

「父さん、母さん。俺さ………美羽から聞いたんだ。母さんがどんな想いで俺を生んでくれたのか。父さんがどれだけ俺の誕生を待ち望んでいたのか。今まで俺は何も分かってなんていなかった」

 

俺は今まで親の気持ちってのをあまり考えてなかった。

いや、心配させたくないという気持ちはあったけど、それだけじゃ足りなかったんだ。

 

父さんも母さんも事あるごとに俺の事を心配してくれていた。

俺が大きな傷を負った時は泣いていた。

ずっと俺の事を想ってくれていたんだ。

 

「俺は訳のわからないまま異世界に飛ばされて、強くなって戦って。こっちに帰ってきてからも仲間を守るために戦ってさ。………今じゃ守りたいものが増えすぎて、やっぱり無茶なことしてしまうんだよね。………って、ゴメン。なんか余計に不安にさせること言っちまった」

 

俺は自嘲気味に笑う。

 

本当、何言ってるんだろうな。

ただ一言………ただ一言だけ言ってやれば良いんじゃないか。

 

俺は二人の手を取り、目を見ながら真っ直ぐに言った。

 

「―――――必ず帰ってくる。俺も皆も絶対に帰ってくるよ、この家に」

 

そうさ、必ず帰ってくる。

また家族全員で食卓を囲めるように。

また日常を過ごせるように。

また家族で笑いあえるように。

 

何があっても必ず。

 

もし無茶だと、無理だと言うのなら―――――世界の法則ねじ曲げても、次元をねじ曲げてでも守って見せる。

今のこの幸せを。

 

俺はフッと笑う。

 

「というか、俺と美羽達の晴れ姿見せるまで死ねるかよ。孫も期待してなって。あちこちの親から孫を期待されてるからな。家族でサッカーリーグ開けるぐらいにしてやるさ!」

 

うん、最後はかなりやけくそだけど。

 

美羽にアリスにリアスに…………えーと…………。

あれ………俺、大丈夫かな?

精力的にもつのだろうか?

 

………皆、その時になると結構エッチだから…………。

 

俺の宣言に父さんと母さんも吹き出すように笑う。

 

「ったく、俺達を安心させるために孫を持ってくるとは…………」

 

「反則よ! でも、約束してくれるのよね? 孫、見せてくれるのよね? 孫がひとーり、孫がふたーり、孫がさんにーん…………」

 

「おぃぃぃぃぃぃ! なにカウントしてんの!? やめて! なんか怖いからやめてぇぇぇぇぇぇ!」

 

出撃を前に俺達はいつもの家族に戻ったのだった。

 

 




次回、アグレアス突入!

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