ハイスクールD×D 異世界帰りの赤龍帝   作:ヴァルナル

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番外編 アリスさんと一緒

ある日の早朝。

 

今の時刻は四時半とかなり早い。

 

なぜ、ここまで早く起きれたかというと、単純に昨日寝た時刻が早かったからだ。

確か………九時半ぐらいだったかな?

おかげでよく眠れた。

 

ベッドには美羽やリアス達もいるが、全員熟睡中。

まぁ、この時間はまだ寝てるもんね。

 

………一人足りないけど………どこ行ったんだ、あいつ?

 

いつもより早く目が覚めた俺は皆を起こさないように注意しながら、一度リビングへ。

 

寝癖の立った髪を手で押さえながら階段を下りていると、リビングの方から何やらガチャガチャと音が聞こえてくる。

 

怪訝に思いながらもリビングの扉を開けると――――。

 

「えっと………塩と醤油とあとは………」

 

エプロンを着けたアリスが一人、キッチンで本とにらめっこしているのを発見した。

 

すごい集中しているのか、俺が見ていることにも気づいていないようだ。

 

「おはよう、アリス。何してんだ?」

 

「あっ!? い、イッセー!? お、おはよ………。え、えーと………これは、あの、その………」

 

アリスは本を胸に抱えながら後ずさりしていく。

顔を赤くして、ごにょごにょと口ごもっているんだけど………どうしたんだろう?

 

すると、アリスの腕の隙間から本のタイトルが見えた。

 

「………『彼氏の胃袋を掴んじゃおう! 愛妻弁当レシピ百選』?」

 

「わー! タイトル読むな、バカァッ!」

 

「ゴファ!?」

 

フライパンが飛んできたんですけど!?

おでこに直撃したから超痛いっ!

俺、何か悪いことしましたか!?

 

俺がおでこを押さえて踞るとアリスが駆け寄ってくる。

 

「あっ………ご、ごめん! だ、大丈夫!?」

 

「全然大丈夫じゃない………。朝から何すんだよ………超痛ぇ………」

 

「ご、ごめん………咄嗟に………」

 

「咄嗟でフライパンを投げるなよ………。母さんとかだったら即アウトだぞ?」

 

「投げたのはあんただからよ」

 

「酷い!」

 

こいつ、実は俺のこと嫌い………ってことはないと思うけどさ。

 

多分、俺には見られたくなかった。

そんなところだろう。

 

で、アリスが持ってる本とこの状況からして、これは――――。

 

「お弁当作ってるのか?」

 

俺が問うとアリスはみるみる顔を赤くする。

 

そして、小さく頷いた。

 

「う、うん………。あんたのお弁当って、いつも美羽ちゃんとかリアスさんが作ってるじゃない? 私も作ってあげたいなって思って………」

 

しかし、とアリスは顔を伏せて続ける。

 

「私………料理下手だし………作れても他の子達みたいに上手く作れないし………。だから、朝早く起きて練習してたのよ」

 

そう言ってアリスは先ほどの本を見せてくれた。

 

出されたページにはごく一般的なお弁当の写真が乗っていて、そのレシピも書いてある。

よく見ると注意点には赤ペンで線が引かれていて、所々にメモ書きしてあった。

………これは過去に失敗した時の原因かな?

『火の加減に注意!』とか『塩と砂糖を間違えない!』とか書いてるし。

 

アリスは母さんから料理を教わっているみたいだけど、元々その方面に弱かったせいか、中々前に進めていないようだ。

それでも昔に比べれば大分良くなったとは思うんだけどね。

 

しかし………。

 

俺がじっと見ていると、アリスは少し拗ねた様子でぶつぶつと呟く。

 

「な、なによぅ………。ど、どうせ、私が作るより美羽ちゃん達の方が美味しいわよ………。で、でも………」

 

「バーカ、誰もそんなこと言ってないだろ? ………ありがとな。俺のために頑張ってくれてるんだろ? この本見りゃ、どれだけ努力しているのか分かるよ」

 

俺は微笑みながらアリスの頭を撫でてやる。

 

正直に言って、俺のために頑張ってくれているのは滅茶苦茶嬉しい。

苦手なものを克服しようと不器用なりに努力しているアリスの姿はどこか微笑ましくもあり、可愛らしい。

 

アリスは顔を赤くしたまま俯いてしまい、何も言わないが………。

 

「それで? 今は何を作ろうとしてたんだ?」

 

「これ………卵焼き」

 

アリスが指差したのは卵焼きの載っているページ。

表示されているレシピの中で一番赤ペンが多く入っている料理だ。

 

「………卵割ろうとしたら殻が入っちゃうし………、焼こうとしたら、上手く巻けなくてぐちゃぐちゃになるのよ」

 

気落ちしながらアリスは言う。

 

あー………なるほどね。

卵焼きって料理初心者なら誰もがぶつかりそうな壁だよな。

小学生の時に家庭科の授業で作ったことはあるけど、俺も似たようなミスしてたっけ?

 

俺は料理本片手に立ち上がると言う。

 

「よーし、二人で作ってみっか」

 

「え?」

 

「俺が教えてやるよ。美羽達ほど料理が出来るわけじゃないけど、卵焼きなら出来るしな」

 

「あんたも料理できるんだ………。なんかショック………。女子力で負けたような気が………」

 

「出来るって言っても大した物は出来ないぞ? まぁ、なんだ………アリスはコツさえ掴めば何とかなるんじゃないか? とりあえず、やってみようぜ。俺でも出来たんだから、アリスも出来るって」

 

「う、うん………ありがと」

 

 

 

 

「いいか? 火は弱火で、卵は薄く流せよ? あと、流す前にしっかり油を敷くこと」

 

「う、うん」

 

俺の指示に従いながら、アリスは熱した卵焼き用のフライパンに油を敷いて、その上に溶いた卵を少しずつ流していく。

 

緊張しているのか、手が僅かに震えていて………見てて、なんか怖い。

卵割る時も力入れすぎてグシャってなってたしなぁ。

やっぱり肩に力が入りすぎているのかね?

 

俺はアリスの後ろから前に手を伸ばし、そっと手を添える。

 

アリスの体がビクッと震えた。

 

「な、なに?」

 

「いやー………見てて、危なっかしいというか………見てるこっちがヒヤヒヤしてな。ちょっと力入りすぎだぞ? もう少し力抜けって」

 

「そ、それは分かってるんだけど………。この体勢って………」

 

「嫌か? まぁ、少し我慢な? この方が教えやすいし」

 

「………嫌ってわけじゃなくて………。むしろ、この方が良いというか………。それに、今の私達って………」

 

「ん?」

 

俺が聞き返すとアリスは弱々しい声で呟いた。

 

「………なんか、新婚夫婦みたい………じゃない?」

 

「あー………」

 

まぁ、そう見えるのかな?

 

フライパンを握るアリスの後ろから俺が手を回していて、その手を支えているこの状況。

 

他人が見ればそう見えなくもないのかも。

しかも、かなりラブラブな感じで見られるかもね。

 

『何を今さら。この熟年夫婦め』

 

うん、ドライグさんは黙っててくんない?

ちょっと、良い感じだから。

良いムード出てるから。

 

イグニスお姉さん呼んじゃうぞ?

 

『俺が悪かった! 俺が悪かったからそれだけは止めてくれ!』

 

とにかく言えることは、こういうシチュエーションも悪くない………いや、ある意味、最高とも言える!

すごくドキドキする!

 

アリスの髪から漂ってくる香りも、伝わってくる鼓動も体温も。

これだけ密着していると、アリスの全てが感じられてだな………。

 

アリスが呟く。

 

「ねぇ、イッセー………」

 

「なに?」

 

「イッセーの手、温かい」

 

「アリスの手も温かいよ」

 

アリスは溶いた卵が入った容器を置くと、俺の腕の中でくるりと半回転。

俺と向き合う形になる。

 

超至近距離にある互いの顔。

息遣いまで聞こえてくるこの距離。

 

アリスのプルンとした唇。

潤んだ瞳が俺を見つめてくる。

 

こんなに近いと―――――。

 

「………そういえば、おはようのキスしてなかったよね?」

 

「して………ないな」

 

「今から………する?」

 

「今から………しよっか?」

 

二人の顔が少しずつ、ゆっくり近づいていく。

 

そして――――――。

 

 

シュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ

 

 

「「へ?」」

 

突如、聞こえてきた何かが焼ける音。

同時に焦げた臭いもしてきて―――――。

 

ふと見るとフライパンの中にあったはずの黄色い卵はどこにもなく、真っ黒なダークマターが誕生していた。

 

「「ああああああああああああっ!?」」

 

キッチンに響く俺とアリスの悲鳴!

 

完全に忘れてたぁぁぁぁぁぁ!?

俺達、卵焼き作ってること完全に忘れてたよ!

 

なにこの暗黒物質!?

卵どこいった!?

黄色の部分が見当たらねぇ!

 

アリスが泣く!

 

「もう! イッセーのバカァ! あんたがこんなことするから!」

 

「俺のせいかよ!?」

 

「そうよ! あんたのせいよ! って、キャァァァァッ! ダークマターが燃えてるぅぅぅぅぅ!」

 

「おまえ、弱火にしてなかったな!?」

 

「してたわよ! でも、あんたが後ろから抱きついてくるから、手が滑ったのよ!」

 

「それ関係なくね!? ちょ、フランベみたいになってるから! 火! 火消せ! このままだと火事になるから! 急いで!」

 

「分かってるわよ! あと、フランベって何!?」

 

「だぁぁぁぁ! それは後で教えてやるから、とりあえず火消せぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

朝から大騒ぎの俺達だった。

 

 

 

 

午前の授業が終わり、昼休み。

 

「………なんとか形にはなったな」

 

「………なんとか形になったわね」

 

互いに弁当箱の蓋を開けて呟く俺とアリス。

 

そこにはあの料理本に載ってたお弁当と同じものが………とまではいかないけど、それらしいものが詰められていた。

 

卵焼き………ダークマターを片付けた後、俺とアリスは再チャレンジ。

二度目はなんとか成功させることができた。

まぁ、形は少し不格好ではあるが、料理が苦手なアリスが作ったにしては上出来だろう。

 

卵焼きが出来てからは割りと順調に進み、たこさんウインナーからアスパラベーコンといった料理も制作。

おにぎりも二人で握った。

 

今回のお弁当は二人で作ったこともあり、盛り付けはお揃いだ。

 

俺達の弁当を見て、松田が言う。

 

「二人ともお揃いかよ………」

 

「今日は朝から二人で作ったからな」

 

「新婚夫婦か!? 一度盛大に爆発しろ!」

 

「地獄に落ちろ! この裏切り者!」

 

「アハハハ………」

 

松田と元浜の叫びに苦笑するアリス。

 

周囲の男共からの視線が鋭いな………。

殺気が籠ってる………。

 

ちなみにだが、リアス達にファンがいるようにアリスにもファンがいたりする。

しかも、男だけでなく、女子のファンがいるほどだ。

どうにも、アリスの凛としたところが良いらしくリアスや朱乃と同じく『お姉さま』と呼ばれていたりする。

 

まぁ、それは置いておこう。

 

「いただきます」

 

手を合わせた後、本日の成果を確認する。

もちろん朝に味見はしたが、改めてだ。

 

まずは最も苦労した卵焼きからだ。

 

箸で掴み、そのまま口へ運ぶ。

 

「ど、どう?」

 

アリスが恐る恐る聞いてくる。

 

俺は何度か咀嚼して味わった後、ゴクンと飲み込み――――。

 

「すごく美味いよ」

 

「そう………。よかった………」

 

「朝早くから頑張ったもんな」

 

「ううん。イッセーのおかげよ。私一人じゃ出来なかったわ」

 

互いに微笑み合う俺達。

 

努力家なアリス。

苦手な料理を俺のために克服しようとしてくれている。

 

………もうね、可愛いわ。

 

たまにグーパンチやら今朝みたいにフライパンが飛んでくることもあるけど、やっぱり可愛いわ。

 

アリスはモジモジしながらボソリと言った。

 

「私、もっと頑張る………。イッセーがもっと美味しいって言ってくれるように頑張るわ」

 

うーん、なんて可愛いことを言ってくれるのか!

これからも努力を続けていけば、アリスの腕も上達するだろうし、その時の料理が今から楽しみだぜ!

 

 

 

 

[アリス side]

 

 

ゆさり ゆさり。

 

ゆっくりと等間隔のリズムで体が揺れている。

揺り籠の中で揺られているような感覚。

 

………あ、れ?

私、寝てた?

 

確か………お弁当を食べた後………午後の授業が始まって………。

先生の番書をノートに写していたけど、朝早すぎる時間に起きてたから、眠くなって………そのまま………。

 

体に心地良い温もりが伝わってくる。

この温もりが心地よくて………安心できて。

体をずっと預けたくなる、そんな感覚。

 

しかし、ここはどこなんだろう?

 

閉じていた瞼をゆっくりと開けていく。

 

 

すると―――――

 

 

「………い、イッセー?」

 

「ん? ああ、起きたか。おはよう、アリス」

 

微笑み返してくるイッセーの横顔。

 

ここでようやく気づいた。

今、自分がどこにいるのか。

 

私がいたのはイッセーの背の上。

いつの間にか眠りこけていた私はイッセーの背中に抱きつくような形で背負われていた。

 

………。

 

………。

 

………。

 

………はっ!?

 

「わ、わわわわわ私、え、ええええ!? ここどこ!?」

 

「うぉっ!? いきなり、耳元でデカイ声出すなよ!? 今は俺達の事務所に向かってる、その道中だよ。おまえ、午後の授業丸々寝てただろ? 声をかけても揺すっても起きないかったからな。最終手段でおんぶだ」

 

「んなっ!?」

 

辺りを見渡せば、夕方の駒王町。

行き交う町の人達とすれ違う。

中にはお店で買い食いしている学生の姿もあって、今が放課後だということがわかる。

 

ま、まさか、午後の授業丸々熟睡してたっていうの!?

何してんのよ、私!?

 

………ないわ。

これは流石にないわ。

 

あぁっ………恥ずかしい………。

 

自分でも分かるくらい顔が熱くなってる………。

頭が沸騰しそう………。

 

イッセーが苦笑する。

 

「おまえ、ちゃんと寝たか? 完全な睡眠不足だろ、これ。しっかり睡眠取らないと、まーた体壊すぞ?」

 

「うぅっ………」

 

ぐうの音も出ない。

 

昨日は朝早く起きれるように目覚まし合わせたけど、上手くお弁当が作れるかどうかで緊張して眠れなくて………。

まぁ、結局はイッセーと二人で作ることになったんだけど。

 

「ありがとな」

 

「へ?」

 

突然、イッセーがお礼を言ってきた。

 

私、何かお礼を言われるようなことしたかしら?

迷惑なら現在進行形でかけていると思うのだけど………。

 

「いや、おまえのことだからさ。今日のお弁当作りが上手くいくかどうかで緊張して眠れなかったんだろ?」

 

うっ………鋭い。

 

「あまり無理はしてほしくないけど、素直に嬉しいよ。アリスが作ってくれたお弁当、本当に美味しかった」

 

「本当? 本当に美味しかった?」

 

「嘘ついてどうするよ。今朝の味見の時も昼にも言っただろ? 美味しかったよ。また作ってくれるか?」

 

そっか………美味しかったんだ。

 

料理下手な私。

美羽ちゃん達に比べると格段に下手な私にそう言ってくれる。

それだけで、今日頑張った甲斐があって………。

 

私はイッセーの背中に体を預けて、後ろからぎゅっと抱きついた。

 

「うん………また、作ってあげる」

 

「おう。楽しみにしてるよ」

 

 

[アリス side out]

 

 

 

 

「それじゃあ、悪魔くん! また、語り合おうじゃないか!」

 

「もちろんすよ! また依頼がある時は呼んでください! それじゃ、また今度!」

 

届いた依頼をクリアした俺は転移魔法陣で事務所に戻る。

 

今日、俺に届いた依頼は三件。

一件目は迷子になった猫の捜索。

二件目は仕事で疲れた体のマッサージ。

三件目はアニメ・ゲームについて語り合うというもの。

 

上級悪魔になっても依頼内容は相変わらずこんな感じだ。

ほとんどが悪魔になった時からの常連さん。

 

しかも、男ばっかり………泣ける!

 

二件目のマッサージはある意味、辛かった!

だって、ムキムキのおっさんの体をマッサージするんだぜ!?

どうせマッサージするなら女の子が良かったよ!

 

木場なんて相変わらず女性客が多いし!

クソッ、やはりイケメンが良いのか!?

イケメンが良いのか、コンチクショウ!

 

たまには女性客もきてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!

 

とまぁ、こんな嘆きを胸の奥に仕舞いつつも依頼は全部クリアしたさ。

なんだかんだで、お客さんとの会話も楽しいしね。

 

魔法陣の輝きが俺を包み込み、依頼人の家から事務所へ。

 

転移の光が止み、事務所に戻った俺。

 

そこで俺を待っていたのは―――――。

 

「お帰りなさい、あなた♪ ごはんにする? お風呂にする? それとも――――わ・た・し♪」

 

裸エプロン姿のアリスだったぁぁぁぁぁ!?

おたま片手に良くありそうな言葉を言ってる!

 

ヤベッ………鼻血が………!

鼻血が止まらないぃぃぃぃ!

 

「ちょ、ええええええ!? あ、アリスぅぅぅぅぅ!? そんなの、どこで覚えてきたぁぁぁぁ!?」

 

テンションがおかしいことになってる俺!

だって、帰ってきたと思えばとんだサプライズなんだもん!

 

エロい!

エロいよ、アリスさん!

 

フリフリのエプロンといい、少し恥ずかしがっているところといい、百点満点………いや、千点あげたい!

 

アリスはモジモジしながら言う。

 

「え、と………どうしたら、あんたが喜ぶかなって考えてたら、イグニスさんが教えてくれて………。今の台詞も付け加えたら良いって」

 

イグニスぅぅぅぅぅ!

また、あんたかよぉぉぉぉぉ!

 

素晴らしいチョイスじゃないっすか!

流石っす!

流石っすよ、イグニス姉さん!

 

今回ばかりはお礼を言わずにはいられない!

ありがとうございます!

 

仕事終わりにこれは最高のおもてなしだ!

 

疲れなんか余裕で吹っ飛ぶぜ!

 

俺が興奮しているとアリスは人差し指を合わせながら、小さい声で言ってきた。

 

「ど、どうする? 一応、お風呂の用意とお夜食の用意は出来てるけど………?」

 

お風呂とごはん………それも魅力的だ。

 

 

しかし、この場合の選択は――――――。

 

 

「お風呂でアリスをごはんにする!」

 

「もう………欲張りなんだから」

 

この後、美味しくいただきました。

 




今回はアリスとひたすらイチャイチャするお話でした(笑)

ー追記ー

美羽のイラスト(制服姿)を活動報告にあげました。
あまり絵心がないので、あれですが………気が向いたら見てみてください。

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