ハイスクールD×D 異世界帰りの赤龍帝   作:ヴァルナル

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番外編 焼き鳥復活計画!! 後編

「修行開始から三日。兄はいかがでしょう?」

 

 

俺とレイヴェルは山の岩場に用意されていた椅子に座り、休憩をとっていた。

 

魔法瓶から注がれたお茶を受けとり、飲む。

 

うん、美味い。

ちょうど喉が乾いてたから助かったよ。

 

「まぁ、今のところ順調なんじゃないかな」

 

俺は向こうの方を見ながらそう答えた。

 

 

俺の視線の先では――――――

 

 

 

「休んでいる暇はないぞ、ライザー・フェニックス!」

 

「この程度で根をあげてどうする! まだまだいくぞ!」

 

 

 

ドゴォォオオオオオオン

 

 

 

「ギャァァアアアアアア!!!」

 

 

二人の龍王に追いかけられて、必死に逃げるライザーの姿があった。

 

いやー、巨大なドラゴンに追いかけられるのって、迫力あるよね!

しかも、魔王に匹敵するドラゴンが二体。

 

ライザーが着ていた服は既にボロボロで下半身が辛うじて残っている程度。

 

・・・・・・こうして見てると夏休みの時の自分に見えてくる。

俺の服も初日でああなったっけ?

 

『違いは相棒の場合、あの二人に真正面から殴りかかっていたことくらいか。まぁ、普通はあのフェニックスの小僧の反応の方が正しいがな』

 

おいおい・・・・・。

その言い方だと俺は異常ってことかよ?

 

『さてな』

 

あ、はぐらかしやがった。

 

 

今、俺はこうして休憩してるけど、普段は俺も二人に混ざってライザーを追いかけ回してる。

天龍と龍王による集中特訓って感じだ。

修行時間は基本、飯の時間を除いては朝から夜までずっとだ。

 

修行が終わるとライザーは糸が切れたように倒れこみ、そのまま爆睡する。

そんな日々が続いている。

 

「文句は言いつつもやることはやってるし、攻撃もそれっぽくはなってきてる。このままいけば何とかなるんじゃないかな」

 

「そうですか・・・・・」

 

おっさんのブレスで吹き飛ばされるライザーを心配そうに見るレイヴェル。

 

「やっぱりライザーが心配?」

 

「はい・・・・。イッセー様だけでなく、まさか、タンニーン様と龍王ティアマットまで加わるとは思っていなかったので・・・・・・」

 

あー、なるほどね。

 

端から見てるとやり過ぎと思うのは当然か。

なんせ、龍王二人まで加わってるんだからな。

 

上級悪魔が相手をするには荷が重すぎる。

 

 

俺はレイヴェルを安心させるように落ち着いた口調で言う。

 

「何も心配はいらないさ。俺達も考えなしにやってるわけじゃない。ある程度の手加減はしてるさ」

 

その証拠にライザーは今も生きてるからな。

 

もし俺達が本気でライザーを追いかけ回したら、初日でライザーは死んでる。

今の俺はまた神器が使えなくなっているけど、それは確実だろう。

ドライグやおっさん、ティアも同意見だったりする。

 

だから、俺達はライザーの現在の実力やその時の状況を見て調整をしている。

 

まぁ、ライザーは不死身だからそれなりに厳しくはしてるけどね。

 

 

「とにかく、レイヴェルが思っているようなことにはならないから安心してくれ」

 

「イッセー様がそう言うのであれば、私はそれを信じるしかありませんわ。兄のためにありがとうございます」

 

「いいって。レイヴェルの頼みだしな。ライザーのことは任せとけ」

 

「はい。・・・・・あ、そうでした。ケーキを作ってきましたの」

 

と、レイヴェルは持ってきていたバスケットをテーブルに置いて中身を見せてくる。

中には美味そうなパンケーキが入っていた。

しかも、食べやすいように小さいサイズに分けてある。

 

「レイヴェルがこれを作ったのか? 俺のために?」

 

「兄がお世話になってますし・・・・・。以前、その・・・・約束しましたから・・・・・・」

 

そういえば、パーティーの時にそんなことも言ってたっけな。

本当に作ってくれたんだ。

 

「その・・・・よろしかったら、食べてくれても構わなくてよ?」

 

「うん、じゃあいただくよ」

 

渡されたフォークを受け取って、パンケーキを一つ口に運ぶ。

口に入れた瞬間、口当たりの良い食間と程よい甘みが広がっていく。

 

「い、いかがでしょうか・・・・・?」

 

レイヴェルが恐る恐る聞いてきたので俺は率直な感想を述べた。

 

「美味しいよ。レイヴェルってケーキ作るの上手なんだな」

 

「と、当然ですわ! 私のパンケーキが食べられるなんてイッセー様は幸せ者ですわよ! 感謝しながら味わってくださいな!」

 

「あははは・・・・・」

 

うーむ、たまに反応に困るところがあるよね・・・・・・。

 

良い娘には違いないんだけどさ。

高飛車でお嬢様気質が目立つんだけど、芯の部分は純粋で優しい心の持ち主なんだよな。

 

ま、パンケーキは本当に美味しいから味わって食べるよ。

 

 

あ、そうそう。

一度、レイヴェルに聞いてみたいことがあるんだった。

 

「レイヴェルってさ、人間界の学校で言うと何年生になるんだ?」

 

「私ですか? そうですね、日本のハイスクールで言うところの一年生ですわ」

 

「マジか、後輩じゃん」

 

へぇ、高一なのか。

 

ということは小猫ちゃんとギャスパーと同じ学年ってことになるんだな。

 

 

・・・・・・それにしては発育が良い。

二年のアーシアよりも成長しているように見える。

 

いや、アーシアはまだまだこれから伸びる可能性がある!

俺と出会った時と比べると明らかに成長してるもんな!

これからが楽しみだぜ!

 

 

 

 

アリスには・・・・・・・このことは黙っておこう。

 

多分、泣く。

 

 

 

 

「今度、駒王学園の制服を着てみたいですわ」

 

「おー、着てみなよ。絶対に似合うって」

 

「もちろんですわ! 必ずや着こなしてみます!」

 

レイヴェルが胸を張って言う。

 

 

いかん、つい胸に目がいってしまった。

 

さっきの話の後だし、しょうがないよね!

多目にみてくれ!

 

「・・・・こ、今度、またお宅にお伺いしてもよろしいでしょうか?」

 

「いいぜ。いつでも来てくれよ。歓迎するからさ」

 

「あ、ありがとうございますわ! それでは、またうかがいますわ!」

 

おおっ。

なんか、スゲー喜んでるな。

 

それにしても笑顔が可愛い。

いつもの癖でついつい頭を撫でそうになる。

 

「そういえば、今夜リアス様たちがこの山に来るそうですわ」

 

「部長達が?」

 

「なんでも、この近くに良い温泉があるそうなのです」

 

「温泉!?」

 

 

マジか!

そんな話は聞いてなかったぞ!?

 

今夜・・・・・・。

今から覗きのポイントを探すには・・・・・・。

 

ダメだ!

修行があるから時間が取れない!

 

こうなったら、その場の判断で動くしかないのか!

 

 

 

 

ドォォォオオオオオオオオン!!!!

 

 

 

 

「ひぇええええええええ!!」

 

 

巨大な地響きとライザーの悲鳴。

 

その方向を見れば、先程まであったはずの山が消えていた・・・・・・。

 

「あ、あの、イッセー様・・・・・・。本当に大丈夫なんですよね・・・・・・?」

 

レイヴェルが顔をひきつらせながら訊いてくる。

 

 

う、うーん・・・・・・。

 

 

「ま、まぁ、死ぬようなことはない・・・・・・・かな?」

 

 

 

ドゴオォォォォォオオオオオオオオン!!!!

 

 

 

ライザーが空を舞った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう少し手加減してやれよ・・・・・」

 

 

俺の足元に転がるのは全身からプスプスと煙をあげているライザー。

黒こげで完全に白目を向いている。

 

 

ライザーをこんな風にしたティアは特に悪びれた様子もなく・・・・・・。

 

「いやー、スマンスマン。普段はイッセーが相手だからな。加減をミスった」

 

「おい・・・・・」

 

さっき、レイヴェルに心配はいらないって言ってしまったんだぞ?

 

おっさんの方は普段から若いドラゴンを鍛えたりすることも多いらしく、その辺りの加減は上手いんだけど・・・・・。

 

ティアを呼んだのはミスったか?

今のライザーを見てるとそう思えてきた。

 

「ん? どうした、イッセー?」

 

「色々難しいなって思っただけだよ」

 

「? なんのことかは分からんが、この鳥はどうする?」

 

と、ティアは黒こげのライザーを指差す。

 

「とりあえず・・・・・・運ぶか」

 

「よし、ならば私が運んでやろう」

 

そう言うとティアはドラゴンの姿のまま、ライザーの足を掴んで持ち上げる。

 

片足を捕まれた状態で宙ぶらりんになるライザー。

 

 

 

・・・・・・・なんか出荷前の鳥に見えてきた。

 

 

 

流石に扱いが雑すぎるだろ・・・・・・。

せめて両足を持ってやれよ。

 

『大差無くないか?』

 

・・・・・・・・。

 

俺はドライグの言葉を無視して、俺とライザーが寝床にしている洞窟まで移動することにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数時間後。

 

 

俺は気絶したライザーを放置して温泉がある場所へと向かっていた!

 

やっぱり温泉と言えば覗きだろう!

 

レイヴェルから知らされた時から俺の頭の中はこのことで一杯だった!

 

 

え?

気絶したライザーの看護?

 

誰がするかよ、そんなもん!

気絶してることを良いことに簀巻きにしてやったわ!

 

間違ってもライザーがこっちに来れないようにしっかり縛っといたぜ!

 

『鬼か』

 

皆の裸を見ても良いのは俺だけだ!

もしも他人が見ようとするならば、俺は鬼にもなる!

 

 

さて、地元のドラゴンに貰った地図だともうそろそろ着くころなんだけど・・・・・。

 

現在地はこの辺か。

 

 

俺が地図を見ながら空を飛んでいると、こちらに近づいてくる気配に気づいた。

 

なんだ、このスピードは・・・・・・。

かなり速いぞ。

 

 

それにこの気は・・・・・・まさか・・・・・・!

 

 

 

 

「赤龍帝ぇぇえええええ!! 貴様、一人で覗くつもりかぁぁあああああ!!」

 

 

炎の翼を広げて蒙スピードで突っ込んでくるライザー!

 

 

俺はそれを見て目が飛び出るほど驚いた!

 

 

ウソッ!?

 

しっかり縛っといたはずだぞ!?

態々、燃えにくいロープを使っていたのに!?

 

あれを振り切って来たのかよ!?

 

 

ライザーは俺の前で急ブレーキをかけながら停止する。

そして、俺に指を突き付けて叫んだ!

 

「貴様だけに良い思いはさせん! 俺も覗くぞ!」

 

「おまえ、俺とレイヴェルの会話を聞いてやがったな!? そんな余裕があるなら、修行に集中しろよ!」

 

「黙れ! 俺は・・・・・・俺は・・・・・・・リアスの乳が見たいんだぁぁあああああ!!!」

 

「はぁ!?」

 

「何のためにこんな山籠りを耐えていたと思う! 俺はなこの日を来るのを待ってたんだ! その為だけに耐えてきた!」

 

こ、この野郎・・・・・この近くに温泉があることを知ってやがったな。

 

 

修行していれば、いつかは部長達が様子を見に来る。

そうすれば、その様子見ついでに部長達は温泉に入るだろう。

 

それをこいつは予想してやがったのか!

 

「おまえな! ちったぁ真剣に修行に取り組めよ!」

 

「俺は大真面目だ! だからこそ、この日が来るのを待っていた! 俺は何がなんでも覗くぞ! この場で貴様を倒してな!」

 

 

ゴォォオオオオオオッ!!!

 

 

ライザーの炎がかつてないくらいに膨れ上がる。

 

前のレーティングゲームの時よりも、今回の修行の時のどれよりも強く熱い炎。

 

 

「なんだよ! おまえもしっかり根性持ってるじゃねぇか! スケベ根性をな!」

 

俺の時間を返せ!

 

「うるさい! いくぞ、赤龍帝ぇぇええええ!!」

 

ライザーは莫大な炎を振り撒きながら、突っ込んでくる!

 

なんで、修行の時よりも速いんだよ!?

 

 

ライザーの拳に炎が集まり、それが俺めがけて飛んでくる!

 

「こなくそ!」

 

 

バキッィ!!

 

 

俺は拳を避け、ライザーの顔面に強烈なカウンターを放った!

 

以前のライザーなら、この一撃で吹っ飛んでたはずだ。

 

 

だが・・・・・。

 

 

 

ググッ

 

 

ライザーは俺の拳が顔にめり込んだ状態でその場に踏ん張り、この一撃を耐えた!

 

そして、反撃に出てきた!

 

「うおおおおおおおおっ!!!」

 

凄まじい炎がライザーの体から巻き起こり、次々に火球を放ってきやがった!

しかも、一発一発がでかい!

 

「ちぃっ!」

 

俺は一旦後ろに飛び退いてその炎をかわす。

 

ライザーを見ると鼻血を出してはいるが、目はギラギラしている。

 

この野郎・・・・・

 

 

そこまでして部長の裸が見たいのか!

 

 

いや、俺がライザーの立場だったら同じことをする!

 

 

俺は体勢を整えて息を大きく吸い込む。

 

「こうなったら認めてやるぜ、ライザー! おまえは俺に負けないくらいのスケベだ! ドスケベだよ、おまえは!」

 

俺の体を赤いオーラが包み込む。

その激しさに空気が震え始めた。

 

こいつが本気なら、俺もそれに応えよう!

男にはやらなければいけない時があるんだ!

 

「究極! 無敵! 地上最強と称えられた我がドラゴンの力! その身で受け消え失せろッ!!」

 

「そんなもので俺の夢が打ち砕けるかッ!!」

 

という以前のレーティングゲームとは全く逆の台詞を吐きながら俺とライザーは衝突する。

 

 

『なんとも言えん光景だ』

 

 

ドライグが何やら言っているが、そんなのは無視!

 

俺は今持てる全力で皆の裸を死守する!

こいつをこの先へは行かせはしない!

 

皆の裸を覗くのはこの俺だぁぁぁぁあああああ!!!!

 

 

ゴォォオオオオオオ!!

ドォォォオオオオオオオオン!!!

ドゴォォオオオオオオオオオン!!!

 

 

フェニックスの業火とドラゴンの赤いオーラが上空で暴れまわる!

何度も衝突を繰り返し、互いの体を殴り付けていく!

 

 

俺達が衝突を始めてから十分ほど。

 

俺は特にダメージを受けた訳ではないが、驚きを隠せないでいた。

 

ライザーは何度も俺に殴られているにも関わらず、倒れなかったからだ。

 

フェニックスを倒す方法の一つに精神を断つことが上げられる。

前回ならば、それも可能だった。

ただ、皆のことがあったから、最高の一撃で一気に終わらせにかかった。

 

だけど、今のライザーは全く倒れそうにない。

体は既にボロボロ。

それでも、何度も再生を続け、その度に身に纏う炎は強くなっていく!

 

 

なんて執念だ!

こいつのスケベ根性には驚かせられる!

 

「ぜーはー・・・・・・・俺は・・・・覗く! 覗いてみせる!」

 

肩を上下に動かしながら、そんなことまで言ってくる。

 

 

チラッと後ろを見てみると暗い山の中に明かりが見えた。

いつの間にか温泉にまで近づきすぎてしまったようだ。

 

 

これ以上近づくと皆も驚いて温泉から抜け出してしまいそうだ。

 

そろそろ決めるか。

 

 

「まさか、ここまで手こずることになるとは思わなかったぜ。だけどな、あんたはここで終わりだ!」

 

俺は懐に手を突っ込み、ある物をライザーに放り投げる!

 

 

「それはっ!?」

 

宙を舞うそれを見てライザーは目を見開いた。

 

俺が投げたもの。

 

それは俺が持ち込んでいたエロ本だ!

しかも俺が特選した、超エロエロな一品!

こいつに反応しない男などいない!

 

 

スケベ心だけで動いているライザーには効果は抜群だ!

 

 

案の定、ライザーの動きが止まった!

そこを俺は見逃さない!

 

 

直ぐに領域に突入!

 

「星になりやがれぇええええええ!!!」

 

「ぐぼあああああああっ!!!!!」

 

 

ドコンッ!!

 

 

俺は咆哮と共にライザーに蹴りを入れ、空の彼方へと吹き飛ばす!

 

空にキラーンと星が輝くのが見えた。

 

 

俺は領域を解いて、息を吐く。

 

 

ふぅ・・・・・

 

 

いやはや、不死身のスケベってのは怖いね。

全く折れないんだもん。

 

 

 

フッフッフッ・・・・・・。

 

さてさてさーて。

 

これで邪魔者はいなくなった!

 

エロ本を回収し、いざ温泉へ!

 

 

俺は気配を消して温泉へと向かう。

そこは露天風呂で、外からは容易に中が見える場所だった。

 

 

おおっ!!

 

全裸の部長に朱乃さんだ!

他の皆も温泉でゆっくりしている!

 

最高の光景じゃないか!

 

やっぱりライザーをぶっ飛ばしといて良かった!

この眺めは独り占めしたいよね!

 

 

ん?

 

あそこは・・・・・・。

 

 

俺は温泉の今いる地点よりも少し進んだところに小さな岩場を発見した。

 

あそこに行けばもう少し近くで見れそうだな。

 

 

そろりそろりと、歩みを進めてそこへ移動。

 

 

すると――――――

 

 

「「あっ・・・・・・」」

 

 

なんと、その岩場の裏には美羽がいた。

 

しまった!

皆の裸に夢中で気づかなかった!

完全に目が合っちゃったよ!

 

「お兄ちゃん?」

 

その声に釣られて他の皆が集まってくる!

 

「イッセーじゃない。どうしてここに?」

 

「あらあら、イッセー君?」

 

「イッセーさんもいらっしゃったのですか?」

 

「流石はイッセーだ。私達を覗きにきたか」

 

 

おおおおおおっ!!!!

 

皆の生乳が!

生乳のオンパレードじゃないか!!!

 

皆の裸に感動する俺!

 

「イッセー様!?」

 

レイヴェルの声!?

 

そちらを見ると全裸のレイヴェルが!

 

 

・・・・・・やはり、中々のおっぱいの持ち主で。

 

鼻血を流しながら、揺れるおっぱいをガン見する俺。

 

 

「イッセー・・・・・・あんたって・・・・・あんたって・・・・・・!」

 

 

うおっ!?

 

レイヴェルの横では顔を真っ赤にしたアリスがいた!

なんか、手元に雷を纏わせてる!?

 

レイヴェルもその背に炎の翼を展開した!

 

 

こ、これは・・・・・・・・・・死んだな・・・・・・・。

 

 

 

 

「ドスケベェェェエエエエエエエエエ!!!」

 

「イッセー様のエッチィィイイイイイ!!!!」

 

 

ガガガガガガガガガッ!!!!

 

ゴオオオオオオオオオオオオッ!!

 

 

「ギャアアアアアアア!!!!」

 

二人から強烈な一撃を食らい、俺は黒こげになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

後日。

 

 

ライザーは俺とドラゴンに対する恐怖症をなんとか克服した。

 

 

俺との再戦で少し自信を回復できたらしい。

 

 

 

うーむ・・・・・・。

 

やはり、エロこそ力、エロこそ正義と言うことだろうか・・・・・・。

 

 

 

 

 




次回から修学旅行に入ろうと思います。

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