ある夏の日に   作:一級狙撃手

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はいどうも、一級狙撃手です。

ひさびさの更新です。
色んなシリーズを書いてたら更新が遅れました。
きっとこれからもこうなると思います。まぁ、あくまで不定期ですけどね?
一応言っと来ます。[と]の間は小声でしゃべっていると言うことで。



それでは、本編をどうぞ。


第三章 七話(二十一話)【久しぶりの再会(遅夏祭り編)・前編】

インデックス達との再会があり、現在は屋台通りから少し離れたところ。紅と翔は、まわってくる、と言って再び人混みの中へ消えて行った。

 

「本当に久しぶりなんだよ、とうま」

 

「そうだな。元気そうで何よりだぜ、インデックス」

 

「でもどうしてインデックスちゃんがここに?確か一年くらいは帰らないって…」

 

「うん。でも、明後日に大覇星祭があるでしょ?それを見に来たんだよ。そしたらなにやら美味しそうな匂いがして来て見たらお祭りがあったってわけ」

 

「へぇー、(ステイル、神裂、お疲れ様。自腹じゃなくてよかったな)って事はあと一週間は泊まってくのか?」

 

と、俺が質問すると、神裂が、

 

「まぁ、招集がなければそうなると思いますよ。一応、その間は私とステイルで預かる事になっています」

 

「そうなのか?別に家に来てもいいのに…」

 

「そういうわけにもいかないんだよ。彼女は【必要悪の教会《ネセサリウス》】の修道女だ。そして今【必要悪の教会《ネセサリウス》】は魔道書の解読という作業を行なっている。ようするにあまり部外者に情報が漏れるようなことは避けたいんだ」

 

と言うステイル。その理由を聞いて、俺は納得した。

 

 

 

話が終わると、ステイルと神裂は用事があると言って別れた。なので、今ここにいるのは昔の同居メンバー……まぁ、俺、上条当麻と、上条アリサ……もとい鳴護アリサ。それにインデックスとスフィンクス。久しぶりにこの四人で集まることができた。

 

アリサとインデックスは、話の馬があうのか、会話に花を咲かせていた。

 

 

 

 

 

俺は、そんな二人を見て懐かしいものを胸に感じながら、久しぶりの空気感に浸っていた。

 

 

 

 

 

ーー(アリサ目線)ーー

 

インデックスちゃんと久しぶりに会ってから1時間。話題は尽きていなかった。互いに互いのことを話し、笑い合う。時には少し恥ずかしい思いもしたけど……。

 

でも、ちょっと前は普通だった日常。前は、と言ってもまだ二ヶ月しかたっていない。でも、私にとってはそれでも懐かしく感じる。

 

インデックスちゃんは、戻って来た時になのか、それとも向こうでなのかは知らないが、髪型が変わっている。全部さげていた髪を、後ろで一つにしばっている。修道服にそれがあうのかと言えば、微妙なところだが、髪型が変わっている性なのか、成長したのか少し大人っぽく見える……気がする。

 

「インデックスちゃんは、大覇星祭には参加はしないんでしょ?」

 

「うん。アリサは?」

 

「インデックスちゃんは知らないと思うんだけど、私今当麻くんと同じ学校に通ってるんだよ。だから、当麻くんと一緒にでるの」

 

「あれ?さっきの話の時にインデックスに言ってなかったのか?アリサはな、先生の脅迫で苗字が…「わーわーわー!なんでもないよ!インデックスちゃん!うん、なんでもないからね!?[当麻くん何言ってるの!?]」

 

[いや、だから…]

 

[当麻くんのバカぁ!]

 

あれ?私ってこんなキャラだったっけ?何か違う気がする。

 

 

まあいいや。とにかくこんな感じで時は過ぎ、インデックスちゃんは集合したステイルさん?達と一緒に帰って行った。


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