ある夏の日に   作:一級狙撃手

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どうも一級狙撃手です。

投稿された事を確認出来るのは5日か6日になるからな…

この後の更新は6日になるかと、



それでは、本編をどうぞ。


第二章 六話(十二話)【上条君のことが好きな人達】

月日はとびにとんで、8月19日。

 

今は、アリサがライブを開く準備をしている。機材はシャットアウラが持っていてくれたらしい。

 

そんな訳ですぐにライブを開くことが出来た。一応、佐天さんと美琴と青ピに連絡をして、それぞれ友達を連れてきてもらっている。

 

結果、集まったのは、

 

御坂美琴、白井黒子、佐天涙子、初春飾利、固法美偉、青髪ピアス、土御門元春、吹寄制理、姫神秋沙など、他その場にいた人、約二十人が集まり一年ぶりとなるアリサのライブが始まるのを今か今かと心待ちにしていた。

 

「よしっ、準備OK。それでは皆さん、まずは無断で一年も休んでしまい、すみませんでした。今、集まっていただけてとても嬉しいです。それでは聞いてください。『願い事が叶うとき』」

 

そう言って、音楽がスタートする。この曲はこの間アリサが考えていたものだ。と、記憶を引っ張りだす。そして、約4分後、その曲が終わると同時に周りから盛大な拍手。

 

「ありがとうごさいます。ありがとうございます」

 

と、アリサは頭を下げている。久しぶりのライブは大成功だった。

 

ライブが終わった後、皆で集まりファミレスに入る。大人数用の5×2人用のテーブルに、

 

美琴、俺、アリサ、佐天、姫神、

ーーーーーーーーーーーーーーー固法先輩

白井、土御門、青ピ、吹寄、初春

 

の形で座る。とりあえずそれぞれ料理を頼み、話し始める。

 

「アリサさん、良かったですよ。さっきのライブ」

 

と言う佐天さんや、

 

「私は始めて聞きましたけれど、私も良かったと思いますわ」

 

と言う白井黒子、

 

「うん、私も良かったと思う。歌詞も素敵だった」

 

などと歌詞も褒める姫神、

 

だが、青ピと土御門が爆弾を投下してくれた。

 

「いや~、よかったにゃ~。カミやんもこんなにいい娘が彼女でよかったにゃ~」

 

「アリサちゃん良かったで、マジでカミやんとはつりあわんわ」

 

「おまっ………!」

 

「かの…じょ?」

 

「上条当麻に、かの…じょ?」

 

「あのー、吹寄さん?姫神さん?なんか背後に黒いオーラが見えるんですけど」

 

「「アリサさん?あの二人が言ってることは本当?」」

 

「えっ…と、はい。付き合ってます…当麻くんと」

 

「「うそ…本当に?」」

 

「…は、はい。本当です」

 

「あーもう、分かった分かりました!俺!上条当麻は、ここにいる鳴護アリサと付き合ってます!!…これでいいか?」

 

「なら、私も言わせてもらうわ」

 

「吹寄?」

 

「私は、ずっとあんたのことが好きでした!!」

 

「「「「「「「「「「なっ!!」」」」」」」」」」

 

「なら私も!!」

 

「姫神!?」

 

「私も!上条君のことが好きでした!」

 

「私も負けてらんないわね。」

 

「美琴まで!?」

 

「私もです!」

 

「佐天さん!?」

 

「「ずっとアンタ(先輩)の事が好きでした!!」」

 

「……え…っと、からかってる?」

 

「「「「そんな訳ないでしょ!(ない!)(あるか!)(ないじゃないですか!)」」」

 

「えっ!?えぇぇぇぇぇ!?じゃ、じゃあなに?今の、本気?」

 

「「「「そう!!」」」」

 

「なら、俺も真面目に答えないとな。…ふぅ、皆、ゴメン!俺にはアリサがいるし、アリサの事が好きだから皆の告白を受けることは出来ない!!」

 

「ふぅ、流石ね」

 

「うん」

 

「やっぱりアンタはアンタだわ」

 

「そうですねー。それが先輩です」

 

「ま、私は佐天さんから聞いてたから知ってたんだけど…ねぇ吹寄さん、姫神さん、佐天さん、ここにいるこの二人(青ピと土御門)、殺らない?」

 

「賛成するわ(する)(します)」

 

「あ、あれ?ツッチー、なんかこれマズかない?」

 

「そ、そうだにゃー。とりあえず逃げるにゃ!」

 

「「「「待てぃ!!!」」」」

 

「あははは、元気な人達だね。当麻くんの友達って」

 

「ああ、とりあえず、生きて帰ってこいよ…二人とも」

 

「それにしても当麻くん、さっき告白された時の顔は何だったのかな?」

 

「あ、アリサさん?笑ってる顔が怖いですよ?」

 

「はぁ、まったく。優柔不断だからそうなるのです。自業自得ですわ」

 

「私も…何も言えない……かな」

 

「はぁ、…すみませんでした!!!!」

 

「じゃあ、三日間一緒にいること、一瞬でも離れちゃだめ」

 

「分かりました。[俺としても嬉しいしいいか]」

 

こんなハプニングがあったが、とりあえずライブは成功し、俺たちが付き合っている事も知れ渡った。

 

 

夜。布団…ではなくベット。アリサはすでにベットで横になっている。この季節に二人で寝るのはかなり暑いが、それでも、アリサと一緒なら、なぜか平気なのだ。これが愛の力か…と思ったりもする。

 

布団にはいり、アリサの方を向く。するとアリサもこっちを向いてきた。いつもこの体制で一日の事を話したりしている。アリサと話すときは、気が抜けるのか、いつもより少し落ち着くと言うか安心すると言うか。それはやっぱり俺がアリサの事を好きだからなんだと思う。だから言う。

 

確認の意味を込めて、

 

感謝の意味を込めて、

 

「好きだぞ、アリサ」

 

「うん。私も当麻くんの事が好き。大好き!」

 

「ありがとう。やっぱり上条さんは幸せものですよ」

 

「私だって当麻くんに好きでいてもらえて幸せだよ」

 

 

この後、少し今日の事を話してから眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー明日も楽しもう。




はい。終わりました。最近ネタが浮かばない…

この後の更新はまえがきに書いたとおり6日になるかと、

あと、帰ってから投稿するんですが、もう一本【ある夏の日に・番外編】という形で出そうと思っています。そちらは、【ある夏の日に】が始まる前の話ですが、恋愛系ではなく、戦闘系です。この作品で出てきたオリキャラ三人も結構出てきます。お楽しみに~(ちなみに、投稿は多分週一程度になるかと。あくまで【ある夏の日に】がメインですので。ただ、繰り返しですが、この作品は、一応『不定期』更新です。)

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