ある夏の日に   作:一級狙撃手

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はいどうも~、一級狙撃手です。

今回は………………まとまりがない。

あと、28日に予約投稿するんで、その後は5日か6日になります。本当にすみません。一応来年?今年か?受験なもので…



本編をどうぞ。


第二章 五話(十一話)【本当の始まり】

朝。今度はまともな時間に起きて来たアリサと上条は、互いに

 

「おはよう、当麻くん♪」

 

「ああ、おはよう、アリサ」

 

と、いつもよりやや高めのテンションで言ったあと、軽くキスをして布団から出る。

 

キスももう慣れたもので、さすが人前では恥ずかしいが、二人だけだったらそうでもなくなって来た。

 

いつも通りアリサはポストを確認してから、洗面台にむかう。その間に上条は朝食を作り始める。今日が本当の彼の担当日なのだ。

 

 

アリサが洗面台から部屋に戻ってきて、スフィンクスとじゃれる。そんなアリサもありだな、と思いながら

 

「アリサ、テレビつけてくれ、天気予報見たい」

 

「分かった。んーと、これかな?」

 

「今はニュースか、この番組でいいよ」

 

『次に、国際ニュースです。去年の十一月にローマでおきたテロについて、テロリストの一人が目的を話しました。その男の話によりますと、目的はローマ教皇の殺害だと言う事です。他にも…』

 

「へぇ~。そんな事があったんだ。当麻くんは知ってるの?」

 

「ああ、知ってるぜ(何せその事件、鎮圧させたの俺たちだし)」

 

「あ、天気予報はじまるよ」

 

「分かった」

 

『今日の天気予報です。東京は午後から曇り、しだいに雨になるでしょう。宇都宮は晴れ、水戸は曇りになるでしょう…』

 

「今日は曇りか、久しぶりに一日家で過ごすか」

 

「そうだね。私も久しぶりにゆっくりしたい」

 

どうやら今日は、一日中家の中にいる事になりそうだ。

 

 

当麻くんの作ってくれた朝ごはんを食べ終わると、私の携帯がなった。

 

「はい、もしもし。アリサですけど」

 

『久しぶりだな、アリサ』

 

「シャットアウラちゃん!?久しぶり。どうしたの?」

 

『いや、なんとなく気になってな。あの男とは元気にやってるのか?』

 

「当麻くんのこと?うん!あ、あとね、シャットアウラちゃんにも言っとこうと思ってたんだけど、…私ね、今当麻くんと付き合ってるの♪」

 

『そ、そうなのか!?』

 

「うん♪それでね、自然公園に行った時なんだけど…」

 

『(と、とりあえずよろこんでいいのだろうか?…なんか聞いてもないのに色んな事話してくる……)へ、へぇ、そうなのか。っといけない。黒鴉部隊の仕事が』

 

 

「あ、まだ仕事あった?ごめんね。頑張ってね」

 

『あ、ああ。じゃあな。(ああでも言わないと永遠と続く気がした…)」ピッ

 

「どうしたんだ?アリサ」

 

「さっきシャットアウラちゃんから電話があってさ」

 

「へぇー。あ、そうだ、雨降るかもって言ってたな。洗濯物しまわねーと」

 

「あ、私も手伝うよ」

 

「サンキュな、アリサ。…なんかこういうことしてると夫婦みたいだよな」

 

「えっ!?あ、うん。///」

 

「んじゃ、さっさとやっちゃいますか」

 

「うん♪」

 

洗濯物を取り込み終わると、少しして雨が降ってきた。私と当麻くんは、危なかったね、と笑いあいながら、涼しい部屋の中でしゃべっていた。

 

「しっかしインデックスのやつ、本当に平気かね?」

 

「分からないけど…」

 

そう、今日は…いや、正確には今日から、インデックスはここにはいない。

 

実は、自然公園から帰ってきた後、布団で寝ていたのだが、インデックスに叩き起こされた。そして、

 

『とうま、わたしも急に言われた事なんだけど、イギリスに帰る事になったんだよ』

 

『えっ!?どうしてだ?またなんかあったのか!?』

 

『実は【必要悪の教会《ネセサリウス》】全体に収集が掛かってるらしいんだよ』

 

『何があったの?』

 

『新しく発見された魔道書の解読方法を模索してるみたい。そう言うのは、同じ組織内なら出来るだけ人数が多い方がいいんだよ。解読方法も見つかる可能性が高まるし、敵から守りやすくもなるからね』

 

『成る程。で?迎えはいつ来るんだ?…って、この感じは神裂か』

 

ピーンポーン

 

『はいはい、お待ちくだされ神裂さん』

 

ガチャ

 

『上達しましたね。上条当麻。インデックスから説明は聞いたでしょう?』

 

『ありがとよ。説明は聞いたぜ。…一応確認させてくれ。向こうにいる間のアイツの安全はどうするんだ?前の事があるから上は信用出来ない』

 

『そこは心配なさらずに。彼女の安全は私達イギリス清教所属天草式十字凄教が護ります』

 

『そうか。なら神裂、あとは任せたぜ』

 

『はい。それよりも早く。時間がありません』

 

『分かってるよ。それじゃ行こう?あなたもイギリス清教の人なんでしょ?』

 

『ええ、では。上条当麻、こんな夜分に申し訳ない』

 

『気にすんな。頑張って来いよ、インデックス!』

 

『インデックスちゃん、元気でね!』

 

『しばらく会えないけどまたね!とうま!アリサ!』

 

 

と言う事があったのだ。少なくとも一年は帰ってこられないと言う話だった。なので、これからは完全に二人きりで過ごす事になるのだ。つまり、

 

(嬉しさと恥ずかしさで死にそう…)

 

身悶えしてしまうのも目に見えていたし、仕方がなかった。

 

 

午後、お昼ご飯を食べた後、久しぶりに作曲にいそしんでいた。八月にはリハビリ用に何回か開く予定のストリートライブの為の曲を作曲しているのである。

 

「ふんふふ~ん♪」

 

「何か今日はずっと機嫌がいいな」

 

「そりゃあ機嫌もよくなるよ。朝は綺麗な星を見られたし、インデックスちゃんがいなくなっちゃったのは残念だけど二人きりで同棲生活のスタートだよ?当麻くんは嬉しくないの?」

 

「いや、俺も考えたら嬉しくてニヤニヤがとまらん」

 

「でしょ?だからこの嬉しい気持ちを歌詞に出来ないかなって」

 

「アリサは頑張ってるんだな。上条さんはこんな真面目で可愛い彼女をもてて幸せものですよ」

 

「か、かわ///」

 

「出来上がったら見せてくれよ?俺は宿題じゃないけど、宿題として出されたワークをやる」

 

 

 

 

 

こうして、二人きりでの同棲生活がスタートした。

 

 

これからが本当に恋人としてのスタートなのだ。




はい、インデックスが好きな人ごめんなさい。

この後は全然でてきません。


デートとかした事ねぇからどう書いていいかわからねぇ。

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