転生した俺のナルガ亜種人生。   作:ナルガ亜種

3 / 9
はい。卵運びで2回失敗しました、水玉スフレです。
運搬の達人と超人両方付いてるのに、なんででしょうね?
爆弾ネコ連れ回してるのが悪いんですかね?

ー登場人物ー
・ナルガクルガ亜種
主人公。元大学生。初観測となる下位クラス。
ケルビが大好物、最近はファンゴ肉もお好み。最小金冠サイズ。

・太刀ハンター カタス
イケメンだが爆弾で自爆するのがこの男。
ブシドーをやってみたが、無双斬りの斬り上げがほとんど当たらず太刀が白いままだった...。
武器:山刈鎌
防具:ドボル一式
スタイル:ギルドスタイル
狩技:桜花気刃斬Ⅰ、練気解放円月斬りⅠ

・片手剣ハンター ゼル
女の子女の子した見た目とは裏腹に回避性能のお陰か割と強い。日焼け跡がgood。
ただし、捕獲用麻酔玉は忘れないのに罠を両方とも忘れたりする。
武器:アイシクルスパイク
防具:ベリオ一式
スタイル:エリアルスタイル
狩技:ブレイドダンスⅠ

・銃槍ハンター ルソ
みんなの頼れる盾。ダメージを受けて狩技ゲージが溜まっていく...
狩人のオアシスを設置したとたんエリア移動をされて涙目。
武器:フレイムスロワー
防具:アグナ一式
スタイル:ストライカースタイル
狩技:狩人のオアシス 絶対回避 覇山竜撃砲Ⅰ

・弓ハンター イクサ
大和撫子のような美しい女性。爆破属性スキー。
ブシドーは保険にしてるだけ。貴重な常識人。超色白。
武器:ディオスアローⅠ
防具:ブラキ一式
スタイル:ブシドースタイル
狩技:トリニティレイヴンⅠ


今回はハンターたち主役の回となるかもしれません。


3.甲虫討伐!

朝の暖かい日射しで目が覚める。

おはよう、と誰にともなく言ってみて、エリア9の木の上から降りる。

そして気分でブルファンゴかケルビが狩って、食べる。

最近はそんな毎日で、特に変わったこともなかった。

 

こういうときに限って何か起こる。

きっと誰かが仕組んだんじゃないか?

 

ゼル「あ、ナルガ亜種さんだ!やっほー!」

 

ゼルだったか?

少女が片手剣をぶん回しながらこっちへやって来る。

怖い怖い怖い怖い怖い怖い

 

ルソ「あまり近づくな...そいつ、大型モンスターを一撃で倒せるんだぞ」

 

ゼル「気にしない気にしない!よく見たらこの子の目、優しそうな目をしてるもん!」

 

ルソ「そうか。お前、そういうことはすぐ分かるもんな」

 

ゼル「うん!」

 

ルソ(だったはず)が話を終えると、側を歩いてたオルタロス達にいきなり砲撃した。

俺が不思議に思い首を傾げると、

 

ゼル「あたしたちね、オルタロス討伐に来たの。今ルソが三匹倒したから、あと四匹!」

 

ルソ「20匹以上倒したら、ネコタクチケットが届くんだよな」

 

俺は納得した。

ということは、あとの二人とは別行動なのだろう。

小型モンスター討伐の際は、数をこなすことが必要になってくるため

必然的に分散し、各個撃破していくのが最も効率がよくなるのだ。

なお、今こうしてのんびり会話しているように見えるかもしれないが、

ゼルが興奮して片手剣をまたぶん回し出して別の意味で恐怖である。

まあすぐにルソが止めてくれたが。

 

カタス「どうやら先客がいたようだな」

 

イクサ「あらあら、すっかり仲良くなっちゃって。あ、さっき二匹倒したわよー」

 

お、二人が合流したようだ。

しかし装備が豪華な割に弱そうなんだよな...なぜだろうか?

抜けてるというか...

 

ゼル「うわーい、ナルガ亜種さんもふもふ~♪」

 

ゼルはベリオシリーズを身に付けている。

...こんなのがベリオロスに勝つだなんて信じられない。

ひょっとして他のハンターについていったんじゃ...

 

ゼル「あ、オルタロスでてきた。それっ」

 

ゼルの剣撃は、驚くほど正確にオルタロス二匹を同時に捉え、一気に斬り倒した。

片手剣の短いリーチで、小型モンスター相手に一撃で二匹に命中させる技量。

確かにこのハンターは、腕があった。それもかなりのもの。

 

ゼル「あー!毒ケムリ玉もってたのに忘れてたよー!!」

 

うん。だけどダメだった。

狩りはできるが、ハンターとしては微妙かもしれない。

 

カタス「ていうかよ、おいルソ、俺に竜撃砲当てるなって言ったろ?」

 

ルソ「それなら俺に大回転当てるのもやめろって言ったじゃないか」

 

カタス「しょうがねぇだろ!練気の色上げたいんだよ!」

 

ケンカしている。この人たち、個人の狩りの腕は良さそうなのにいろいろダメだ。

唯一まともなのはイクサさんくらいで...

 

イクサ「ロイヤルハニー♪ふんふふーん♪」

 

なんか皆ダメだった。

あ、オルタロスがまた出てきたぞ。

オルタロスが一番近くにイクサを突っつきだした。

 

イクサ「いたい!あっこら、私の足に噛みつかないでください!え、防御力ダウン~!?」

 

 

 

 

 

そんなこんなでゼルが疲れて帰りたいと言い出したのをきっかけに、俺らは別れた。

この前のお礼にとカタスにユクモ温泉タマゴを大量にもらったが、

旨くて涙が出そうになった。

日持ちしなさそうなので全部食べてしまったが、できることなら残しておきたかったものだ。

 

ついでに、オルタロスを一撃で二匹倒すチャレンジをしてみたが、

敢えなく失敗。一匹は倒したがかすった方は瀕死ながら逃げられてしまった。

 

そのまま食べようとすると防御ダウンの酸を食らって厄介そうだったので、

ゼルに(なぜかもらった)毒ケムリ玉を使ってオルタロスを食べたら、

独特な食感と腹に入ってたらしき熟成キノコがかなり美味だった。

もしオルタロスを食べるなら、熟成キノコをご一緒にどうぞ。

おいしいよ、ぜひお試しあれ。

 

 

 

 

 

ーギルドー

下位の緑迅竜の件ですが、

攻撃力は下位基準と言える能力のようです。

オルタロスもかすり傷では倒しきれないようでした。

しかし知能の高さは留まることを知らず、

毒ケムリ玉をオルタロスに使い、

オルタロスをバラバラにせず形を残したまま食すという

異常なまでの知能の高さを持っていました。

攻撃力の低さと知能の高さを考え

依頼をまたも更新しようと思ったのですが、

ギルド長から怒られそうなので

今回はやめておきましょう。




モンハンクロスの私は
レウスS一式のエリアル太刀です。

ほんとブシドーができる腕が欲しいです。
これさえあればクロスでは他に何も武器要らないです。

それができれば私には怖いものはありません。
アルバトリオンなんてなかった。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。