2週間ぶりだね。
「ちょっと魔理沙!また落ち葉が舞ったじゃない!さっき掃除したばかりなのに!」
外で霊夢が、白黒をベースとした魔法使いの服を着た少女……魔理沙と呼ばれる少女に向かって怒鳴り散らす。それに対し魔理沙はうるさそうに耳を塞ぎ、
「あーあー、聞ーこーえーなーいー」
わざとらしく聞こえない宣言をする。馬鹿馬鹿しいことをしている魔理沙に対し、霊夢は怒りを顕わにし、
ゴッッ!
「痛ッ~~~~~!!!」
魔理沙は霊夢に殴られた頭を抱えて、転げまわる。クスクスとついつい笑ってしまう。
その声に気づいたのか、魔理沙はむぅ……とほっぺたを膨らませていじける。超見てて面白い。
「くっそー!霊夢、拳骨は痛いんだぜ!」
「うっさいわねー」
「なぁ!?うっさいとか言うんじゃないぜ!友人の家に行ってみたら、男連れ込んでた私の身にもなってみるんだぜ!」
「は、はぁ!?お、男連れ込んでるって変な言い方すんじゃないわよ!」
「連れ込んでるったら連れ込んでたんだぜ!」
「へ、減らず口を……こうなったら魔理沙!デュエルよ!あんたをデュエルでぼっこぼっこにしてやるわ!」
「ふん!いいぜ!今日『も』霊夢にぎゃふんと言わせてやるぜ!」
「今日『も』じゃないわ!今日『こそ』でしょ!それにそれを言うのはあんたよ!」
急過ぎて俺も困るわ。
「「デュエル!!」」
霊夢 LP8000 手札5
魔理沙 LP8000 手札5
「私が先行よ!私は魔法『増援』を発動。デッキからレベル4以下の戦士族モンスター『正義の味方 カイバーマン』を手札に加える。そして魔法『調和の宝札』を発動!手札の攻撃力1000以下のドラゴン族チューナー『伝説の白石』を墓地に送り、2枚ドローする!」
おーおー、パナいことすんな霊夢さん。
「そして墓地に送られた『伝説の白石』の効果でデッキから『青眼の白龍』を手札に!そして『正義の味方 カイバーマン』を召喚!」
『正義の味方 カイバーマン』ATK200
「『カイバーマン』の効果で自身をリリースし、手札から『青眼の白龍』を特殊召喚!」
『青眼の白龍』ATK3000
「そして私はカードを1枚伏せて、ターンエンドよ!」
霊夢 手札3
『青眼の白龍』
伏せ1
初っ端『ブルーアイズ』は基本だな。流石は霊夢だ。
「いっくぜー!私のターン、ドロー!へへっ!いいカードを引いたぜ!私は魔法『黒魔術のカーテン』を発動!ライフを半分払い、デッキから『ブラック・マジシャン』を特殊召喚するんだぜ!来い!黒き魔導師よ!」
魔理沙 LP8000→4000
『ブラック・マジシャン』ATK2500
霊夢が『ブルーアイズ』デッキだったからまさかとは思ったが、魔理沙はやっぱり『ブラック・マジシャン』を主軸とした魔法使い族デッキか……面白い。見どころのあるデュエルになりそうだな。
「そして装備魔法『魔術の呪文書』を『ブラック・マジシャン』に装備!攻撃力が700ポイントアップするぜ!」
『ブラック・マジシャン』ATK2500→3200
「『ブルーアイズ』の攻撃力を上回った!?」
「バトルだぜ!私は『ブラック・マジシャン』で『青眼の白龍』に攻撃!『
「そう簡単にはいかないわ!私は永続トラップ『デプス・アミュレット』を発動!手札を1枚捨て、攻撃を無効にする!私は『青き眼の巫女』を捨てる」
巫女繋がりだからってとんでもないのを捨てるな……
「くっそー。防がれたか……私はカードを1枚伏せて、ターンエンドだぜ!」
魔理沙 手札3
『ブラック・マジシャン』ATK3200
『魔術の呪文書』(ブラック・マジシャン装備)
伏せ1
「私のターン!」
さて、超強い巫女様が墓地にいるけど、これやるよな?多分手札にあのカードがあるな……霊夢のことだし……
「私は墓地の『青き眼の巫女』の効果発動!フィールドの『ブルーアイズ』をデッキに戻し、このカードを特殊召喚する!」
『青き眼の巫女』DEF0
「そして『青き眼の乙女』を通常召喚」
『青き眼の乙女』ATK0
やっば。
「そして装備魔法『ワンダー・ワンド』を『青き眼の巫女』に装備するために『対象に取る』わ。そして攻撃力が500ポイントアップ」
守備表示の巫女の攻撃力を上げるために装備したわけじゃない。
「速攻魔法『ドロー・マッスル』を発動!守備表示の『青き眼の巫女』を『対象』にとり、1ドロー。そしてこのターン『巫女』は戦闘破壊されない。そしてカード効果の『対象』になった時、『青き眼の巫女』の効果発動!このカード以外の私のフィールドの効果モンスター『青き眼の乙女』を『対象』に『乙女』を墓地に送り、デッキから『ブルーアイズ』モンスターを2種類持ってくるわ」
「ほうほう」
「で、更に『対象』にとられた『青き眼の乙女』の効果を発動するわ」
「へ?」
「デッキ・手札・墓地から『青眼の白龍』を特殊召喚するわ」
「あ、え?」
いきなりのことに魔理沙には理解できなかったようだ。確かに意味は分からんが……
「チェーンは逆処理だから『青き眼の乙女』の効果でデッキから『青眼の白龍』を特殊召喚し……」
『青眼の白竜』ATK3000
「そして『青き眼の巫女』の効果で『青き眼の乙女』を墓地に送り、デッキから『青眼の白龍』と『
お?ついにあいつが来るのか?
「神すら滅ぼす穢れ無き龍達よ…今万物全てを破壊し尽くし、新たなる世界を築き上げよ!融合召喚!現れ出でよ!『
『
「へっ!強そうなドラゴンだが、このカードの前では何の意味もないぜ!私はトラップカード『黒魔族復活の棺』を発動するぜ!相手モンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、そのモンスターと私のフィールドの『ブラック・マジシャン』を墓地に送り、デッキ・墓地から魔法使い族モンスターを特殊召喚するぜ!」
「そうはさせないわ!速攻魔法『融合解除』!」
すげえ……まるでGXだな……
「『青眼の究極竜』をエクストラデッキに戻して、墓地の『青眼の白龍』3体を特殊召喚するわ!」
『青眼の白龍』ATK3000
『青眼の白龍』ATK3000
『青眼の白龍』ATK3000
「上手く躱されちまったぜ!でも攻撃力が足りないぜ!」
「あっそ。魔法『融合』発動」
「え、ええぇぇぇ!?」
なぁにこれぇ?
「もう一回融合召喚!『青眼の究極竜』!」
『青眼の究極竜』ATK4500
「そして『青眼の究極竜』をリリースして『
『青眼の光龍』ATK3000→4500
「バトルよ!『青眼の光龍』で『ブラック・マジシャン』を攻撃!『滅びの
「ぐぅぅ!」
魔理沙 LP4000→2000
「うお!?破壊された『魔術の呪文書』の効果で1000ポイントライフを回復するぜ!」
魔理沙 LP2000→3000
「私は魔法『マジック・プランター』で『永続トラップ『デプス・アミュレット』を墓地に送って2枚ドロー!カードを1枚伏せて、私はこれでターンエンドよ!」
霊夢 手札1
『青眼の光竜』ATK4500
伏せ1
「私のターン、ドローだぜ!くっ……この手しかないか……!私は速攻魔法『クリボーを呼ぶ笛』を発動!デッキから『クリボー』か『ハネクリボー』を特殊召喚するか、手札に加えられる!私はデッキから『クリボー』を特殊召喚!」
おろ?どういうことだ?クリボーは手札から捨てることで発動する効果だから、手札に加えるべきだと思うが……
「そして『クリボー』をリリースし、『ブラック・マジシャン・ガール』をアドバンス召喚するぜ!」
『ブラック・マジシャン・ガール』ATK2000→2300
『ブラック・マジシャン・ガール』は墓地の『ブラック・マジシャン』の数×300ポイント攻撃力が上昇する。
「そして魔法『賢者の宝石』を発動!私のフィールドに『ブラック・マジシャン・ガール』が存在する時、デッキから『ブラック・マジシャン』を特殊召喚するぜ!」
『ブラック・マジシャン』ATK2500
「そして魔法『
「くっ!」
「そしてバトルだ!『ブラック・マジシャン』でダイレクトアタック!『
「……トラップ『チェンジ・デステニー』の効果で攻撃を無効にして……無効にされたモンスターの攻撃力分、私にダメージを与えるか、自分が回復するか宣言しなさい」
「私は回復を宣言する!『チェンジ・デステニー』で『ブラック・マジシャン』の攻撃を無効にしても……これは防げないぜ!やっちまえ!『ブラック・マジシャン・ガール』!『
霊夢 LP8000→5700
魔理沙 LP3000→4250
「どうだぁ!これでターンエンド!」
魔理沙 手札1
『ブラック・マジシャン』 ATK2500
『ブラック・マジシャン・ガール』ATK2300
「私のターン……」
ん?霊夢の雰囲気がなんだか変わった……?
「私は魔法『テイク・オーバー
『青眼の究極竜』ATK4500
お、おい……これで『青眼の究極竜』3回目の登場だぞ……
「そして魔法『ソウル・チャージ』を発動……墓地のモンスターを任意の数特殊召喚して、この効果で特殊召喚したモンスターの数×1000ポイントのライフを失う。私は『青眼の白龍』3体を特殊召喚」
『青眼の白竜』ATK3000
『青眼の白竜』ATK3000
『青眼の白竜』ATK3000
霊夢 LP5700→2700
「3000ライフも失ってこの光景は凄すぎるぜ……」
「ただし、この効果を発動するターン、私は攻撃できない」
「それじゃ……私のターンかな?」
「墓地の魔法『シャッフル・リボーン』の効果発動……私のフィールドのカードをデッキに戻して、1枚ドローする。私は『青眼の究極龍』を戻して、1ドロー」
『シャッフル・リボーン』は『テイク・オーバー5』の時に墓地に送られてたのか……
しかし、これはかなりの賭けじゃないか?一番攻撃力の高い『青眼の究極竜』を1体失っても確かに『青眼の双爆裂龍』が出てくるが、魔理沙の手札に『
「私が引いたカードは魔法『滅びの
引きやがった……!!
「このカードは私のフィールドに『青眼の白龍』が存在する時、発動できる!相手フィールドのモンスターを全て破壊するわ!」
「なっ!うわっ……!」
「ただし、この効果を発動するターン、『青眼の白龍』は攻撃できない!」
もうバトルフェイズが行えない状況でこれは凄い。
「私はこれでターンエンドよ!さあ、どこからでもかかってらっしゃい!」
霊夢 手札1
『青眼の白竜』ATK3000
『青眼の白龍』ATK3000
『青眼の白龍』ATK3000
「私のターンッッ!!ドローー!!」
さあさあ、何引いたんだ?
「私も魔法カード『テイク・オーバー5』で、デッキからカードを5枚墓地に送るぜ!魔法『貪欲な壺』発動だぜ!墓地の『ブラック・マジシャン』2枚と『ブラック・マジシャン・ガール』『クリボー』『バスターブレイダー』の5枚をデッキに戻し、2枚ドロー!よっしゃあ!私は『ガガガシスター』を召喚するぜ!」
『ガガガシスター』ATK200
『ガガガ』も入っているのか……まあ、普通か……
「『ガガガシスター』の召喚時効果を発動!デッキから『ガガガ』魔法・罠カードを手札に加える!私は『ガガガリベンジ』を手札に加え、発動!墓地の『ガガガ』モンスターの『ガガガマジシャン』を特殊召喚してこのカードを装備する!」
『ガガガマジシャン』ATK1500
「そして『ガガガマジシャン』の効果!レベル1~8までの好きなレベルに変更できる!私は2を選択して、『ガガガシスター』の効果も発動!このカード以外の『ガガガ』モンスターのレベルとこのカードのレベルの合計のレベルにお互いを変更する!これで『ガガガマジシャン』と『ガガガシスター』はレベル4になるぜ!私はレベル4の『ガガガマジシャン』と『ガガガシスター』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!」
魔理沙のフィールドのモンスターが、黒い光になったかと思えば、突如として現れた銀河のような渦に入り、爆発する程の衝撃が発生する……
「エクシーズ召喚!来い!『ガガガガンマン』!そして墓地に送られた装備魔法『ガガガリベンジ』の効果で私のフィールドの全てのXモンスターの攻撃力は300ポイントアップするぜ!」
『ガガガガンマン』ATK1500→1800
「「バトルだぜ!『ガガガガンマン』で攻撃力が下がった『青眼の白龍』を攻撃!
そして『ガガガガンマン』の効果を発動だ!このカードの
『青眼の白龍』ATK3000→2500
『ガガガガンマン』ATK1800→2800
霊夢 LP2700→2400
「私はカードを1枚伏せ、これでターンエンドだぜ」
『ガガガガンマン』ATK2800→1800
魔理沙 手札0
『ガガガガンマン』ATK1800
伏せ1
「私のターンよ!ドロー!ふっ……遂にこのカードを見せる時が来たわね……」
「まさか……!」
「今回はあんたの負けよ。このカードが登場するのだからね!……私は墓地の『レベル・スティーラー』の効果を発動!私のフィールドのレベル4以上のモンスター『青眼の白龍』のレベルを1下げることでこのカードを特殊召喚するわ!」
『青眼の白龍』☆8→7
『レベル・スティーラー』DEF0
「そして私は3体のモンスターをリリース」
3体リリース!?おいおいおい。まさか『ブルーアイズ』でそれってことは答えは一つしかないじゃないか……!
「降臨せよ!破壊の神!『オベリスクの巨神兵』!!!」
『オベリスクの巨神兵』ATK4000
「あちゃー……これは……」
「バトルよ!このカードはカードの対象にならない!よってあんたの『ドレインシールド』の効果は使えないわよ!」
「ばれてた」
『ドレインシールド』か、『黒魔術のカーテン』でライフが減るから入れたんだろうね。というか相手が『ブルーアイズ』だから入れたんだろうな。
「『オベリスクの巨神兵』で『ガガガガンマン』に攻撃!『ゴッドハンドクラッシャー』!」
魔理沙 LP4250→2050
「ターンエンドよ」
霊夢 手札1
『オベリスクの巨神兵』ATK4000
「私のターン!墓地の『テイク・オーバー5』とデッキの同名カードを除外して1ドロー!そして相手のフィールドにしかモンスターが存在しないとき、このカードは自身のレベル4として召喚できる!『ガガガヘッド』!」
『ガガガヘッド』ATK2100
「そして墓地の『ガガガ』モンスター2体を特殊召喚するぜ!甦れ!『ガガガマジシャン』!『ガガガシスター』!」
『ガガガマジシャン』ATK1500
『ガガガシスター』ATK200
「そしてまた『ガガガマジシャン』の効果でレベルを2にして『ガガガシスター』の効果で『ガガガマジシャン』と『ガガガシスター』のレベルを4にする!そしてレベル4モンスター3体でオーバーレイ!3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク4『アルケミック・マジシャン』!」
『アルケミック・マジシャン』DEF1500
「X素材になった『ガガガヘッド』の効果!1ドローするぜ!そしてエンドフェイズ時まで入るぜ!ここで『アルケミック・マジシャン』の効果!このカードのORUを1つ取り除き、手札を1枚捨てて、デッキから魔法カードを1枚伏せるぜ!」
魔理沙 手札1
『アルケミック・マジシャン』DEF1500
伏せ1
「私のターン!このままバトルよ!『オベリスクの巨神兵』で『アルケミック・マジシャン』を攻撃!『ゴッドハンドクラッシャー』!これでターンエンド」
霊夢 手札2
『オベリスクの巨神兵』ATK4000
「私のターン、ドロー!私は伏せていたカード『ガガガドロー』を発動するぜ!墓地の『ガガガ』モンスター3体を除外して2枚ドローする!そして速攻魔法『異次元からの埋葬』で今除外したモンスターたちを墓地に戻すぜ……そして相手にのみモンスターが存在するので『ガガガヘッド』をレベル4にして通常召喚して、効果発動!墓地の『ガガガマジシャン』と『ガガガヘッド』を特殊召喚するぜ!」
『ガガガヘッド』ATK2100
『ガガガヘッド』ATK2100
『ガガガマジシャン』ATK1500
「そして『ガガガマジシャン』の効果でレベルを6にして3体のモンスターでオーバーレイ!3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク6『妖精騎士 イングナル』!」
『妖精騎士 イングナル』ATK2200
「そして『妖精騎士 イングナル』と2体の『ガガガヘッド』の効果発動!2枚ドローして、『イングナル』のORUを2つ取り除き、このカード以外のお互いのフィールドのカードを全て手札に戻す!そしてバトルだぜ!『イングナル』でダイレクトアタック!」
霊夢 LP2400→200
「へへっ!霊夢、悪いがこの勝負私の勝ちのようだぜ!」
「そうはいかないわよ!」
「私はカードを1枚伏せてターンエンドだぜ」
魔理沙 手札3
『妖精騎士 イングナル』ATK2200
伏せ1
「私のターン!私は『手札抹殺』を発動するわ!お互いに手札全て捨て、捨てた枚数ドローする」
「私は3枚捨て、3枚ドローするぜ」
「私は1枚だけだから1枚ドローするわ」
捨てたカード
霊夢→エクリプス・ワイバーン
魔理沙→ガガガガール、ガガガクラーク、
「そして墓地に送られた『エクリプス・ワイバーン』の効果でデッキから『ダーク・アームド・ドラゴン』を除外!そして私は墓地の闇属性『レベル・スティーラー』と光属性『エクリプス・ワイバーン』を除外して『ライトパルサー・ドラゴン』を特殊召喚!」
『ライトパルサー・ドラゴン』ATK2500
「除外された『エクリプス・ワイバーン』の効果で『ダーク・アームド・ドラゴン』を手札に加え、墓地の闇属性のモンスターが3体だけなので特殊召喚!」
『ダーク・アームド・ドラゴン』ATK2800
「そして『ダムド』の効果発動!墓地の闇属性モンスター『終末の騎士』を除外して、『妖精騎士 イングナル』を破壊!(そして伏せは『イングナル』で戻した『ドレインシールド』!)私は『ダムド』の効果で墓地の『霊廟の守護者』を除外して伏せカードを破壊する!」
「ならチェーンだ!『威嚇する咆哮』を発動するぜ!このターン、バトルフェイズは行えないぜ!」
「『ドレインシールド』じゃなかった……!くっ!私はこれでターンエンド」
霊夢 手札1
『ライトパルサー・ドラゴン』ATK2500
『ダーク・アームド・ドラゴン』ATK2800
「私のターン、ドロー!私は『ガガガシスター』を召喚して、効果でデッキから『ガガガリベンジ』を手札に!そして発動!『ガガガマジシャン』を特殊召喚してこのカードを装備!」
『ガガガシスター』ATK200
『ガガガマジシャン』ATK1500
「『ガガガシスター』の効果で『ガガガマジシャン』と『ガガガシスター』のレベルを6にする!そしてレベル6モンスター2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク6『風紀宮司 ノリト』!そして装備魔法『ガガガリベンジ』の効果で私のXモンスターの攻撃力は300ポイントアップする!」
『風紀宮司 ノリト』ATK2700→3000
「私は『ノリト』で『ダムド』で攻撃!」
「私は墓地の『超電磁タートル』の効果!このカードを除外してバトルフェイズを終了させるわ!」
「凌いだか……私はカードを1枚伏せてターンエンド!」
魔理沙 手札3
『風紀宮司 ノリト』ATK3000
伏せ1
「私のターン!」
伏せは確実に『ドレインシールド』だな。ダムドの効果がまだ1回使うことができるから、俺なら……やはり手札次第になってしまうかな……
「……私は『ダムド』の効果で墓地の『レダメ』を除外して、『風紀宮司 ノリト』を破壊!」
つまりこのターン決着はつかないか……?いや、待てよ……まじか?
「私は装備魔法『光の導き』を発動!」
「し、知らないカードだぜ!?」
「そりゃそうよ。今日手に入れたカードだもの。さぁて……私の墓地に『ブルーアイズ』モンスターが3体以上いる時、そのうちの1体を特殊召喚するわ!来なさい!『青眼の白龍』!そしてこのカードを装備して効果が無効になる……いらない効果だけれどね……そしてこのターン、装備モンスターしか攻撃できないけれど墓地の『ブルーアイズ』の数だけ攻撃できる!私の墓地には2体!バトル!行きなさい『ブルーアイズ』!『滅びの爆裂疾風弾』二レンダァ!」
「くっ!一撃目はトラップ『ドレインシールド』で無効にして無効にしたモンスターの攻撃力分ライフを回復するぜ!」
魔理沙 LP2050→5050
「2撃目は受けるぜ!」
魔理沙 LP5050→2050
「う、受けきったぜ……だけど『ドレインシールド』の効果で回復した分が一気になくなったぜ……」
「何を勘違いしてるのかしら?」
「ひょ?」
「私のバトルフェイズはまだ終了してないわ!私は速攻魔法『サイクロン』を発動する!これで『光の導き』を破壊!装備モンスターは除外されるわ」
「な、何の意味があるんだぜ?」
「言ったでしょ。『光の導き』を装備したモンスターしか攻撃できないって」
「そ、そうだぜ……」
「『このターン』って書いてないでしょ。つまりこの他のモンスターは攻撃できないって効果は『光の導き』が存在する限りなのよ。だから『光の導き』が破壊されたことにより、その制約はなくなる……!」
「……なんだそれええぇぇ!?」
「バトルは続行しているのよ!私は『ダムド』でダイレクトアタック!」
魔理沙 LP2050→0
「……………ぎゃふん」
私が今好きなカードはギアギアだ。かわいい。
取り敢えずわけわかんない動きするテーマは好き。ギアギアは可愛いからどんな動きをしても許す(*'ω'*)
そして今回思ったこと:『ブルーアイズ』でも『青眼の白龍』は龍なのに『青眼の究極竜』は竜というところが弱くなっている気がする