絶望を与える決闘者   作:咲き人

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30.「第九回戦!赤の王者VS勝利の青!下」

レミリア&咲夜LP9950

    手札2(咲夜) 手札1(レミリア)

 

・モンスターゾーン

   『レッド・デーモンズ・ドラゴン』ATK3000

 

・魔法・罠ゾーン

   『セカンド・チャンス』

   伏せ2

 

 

 

嵯峨&霊夢LP2950

    手札4(嵯峨) 手札3(霊夢)

 

・モンスターゾーン

   『白き霊龍』ATK2500

   『希白竜ワイバースター』DEF1800

 

・魔法・罠ゾーン

   伏せ1

 

 

 

 

 

「私のターン……ドロー!2枚目の『カップ・オブ・エース』を発動!」

 

 

コインは表になる。

 

 

「ふふ、2枚ドロー!来た!『テラ・フォーミング』を発動!デッキからフィールド魔法『光の結界』を手札に加え、これを発動!」

 

 

来たか……!てことは『アルカナフォース』が起動するってことだ……

 

 

「魔法カード『ネクロ・サクリファイス』を発動!私の墓地に存在するモンスターを1体か2体相手フィールドに特殊召喚し、その数だけモンスターのアドバンス召喚に必要なリリース数を減らすことができる……貴女の運命は決した!そちらのフィールドに『アルカナフォースⅩⅩⅠ―THE WORLD』と『アルカナフォースⅩⅣ―TEMPERANCE』を特殊召喚!」

 

 

『アルカナフォースⅩⅩⅠ―THE WORLD』DEF3100

『アルカナフォースⅩⅣ―TEMPERANCE』DEF2400

 

 

「『光の結界』の効果で2体の運命も裏にする!『THE WORLD』は私とお嬢様のドローフェイズに私の墓地の一番上のカードを持ち主の手札に加え、『TEMPERANCE』は私が受けるダメージを半分にします!」

 

「面倒な……!」

 

「更に『ネクロ・サクリファイス』の効果で『アルカナフォースⅩⅤ―THE DEVIL』を召喚!」

 

 

『アルカナフォースⅩⅤ―THE DEVIL』ATK2500

 

 

出たな、悪魔のタロットカード。奴は確か、正位置ならモンスターを破壊して500ポイントのバーンダメージを与えて、逆位置ならブラック・ホールだったな。なら、咲夜は必ず……

 

 

「『光の結界』の効果で表を選択!」

 

 

ですよねー

 

 

「バトル!『レッド・デーモンズ・ドラゴン』で『希白竜ワイバースター』を攻撃!『灼熱のクリムゾン・ヘルフレア』!」

 

「トラップ発動!『インフィニティ・ガード・フォーメーション』!『希白竜ワイバースター』の効果を無効にすることでこのターン、私のフィールドのカードは破壊されない!」

 

「耐えたわね!『レッド・デーモンズ・ドラゴン』が守備モンスターを攻撃した時、相手フィールドの守備モンスターを全て破壊する効果が発動する!」

 

「ふふん、それも『インフィニティ・ガード・フォーメーション』の効果で破壊されないわ!どうよ!」

 

「くっ……『THE DEVIL』で『希白竜ワイバースター』を攻撃してターンエンド……」

 

 

『インフィニティ・ガード・フォーメーション』の効果で破壊されないのにも関わらず、『THE DEVIL』が攻撃してきたのは『レッド・デーモンズ・ドラゴン』のせい。奴は自分のエンドフェイズ時に攻撃していない自分モンスターを全て破壊する強制効果を持っているのだ。多分、知らない人はいないだろうね。

 

 

 

レミリア&咲夜 手札0

 

・モンスターゾーン

   『レッド・デーモンズ・ドラゴン』ATK3000

   『アルカナフォースⅩⅤ―THE DEVIL』ATK2500

 

・魔法・罠ゾーン

   『セカンド・チャンス』

   伏せ2

 

・フィールド魔法

   『光の結界』

 

 

 

やっと俺のターンですね。

 

 

「私のターン、ドロー!まずは『白き霊龍』の効果を発動!このカードをリリースして、手札の『ブルーアイズ』を特殊召喚する!出でよ!『青眼の白龍』!」

 

 

『青眼の白龍』ATK3000

 

 

「そして『手札抹殺』を発動!手札を全て捨て、その枚数デッキからドローする。私は4枚」

 

「私は0枚です」

 

「よって、4枚ドロー!」

 

「この瞬間、トラップカード『逆転の明札』を発動!相手がドローフェイズのドロー以外でカードをドローした時、私は相手の手札と同じ枚数ドローできます!したがって、4枚ドロー!」

 

 

またアニメのチートカードか!

 

 

「『THE WORLD』と『TEMPERANCE』を攻撃表示に変更する!」

 

 

『アルカナフォースⅩⅩⅠ―THE WORLD』DEF3100→ATK3100

『アルカナフォースⅩⅣ―TEMPERANCE』DEF2400→ATK2400

 

 

「バトルだ!」

 

「バトルだってさせません!永続罠『スクリーン・オブ・レッド』を発動!相手は攻撃宣言できない!」

 

「くっそが!メインフェイズ2に入って、カードを1枚伏せて、ターンエンドだ!」

 

 

 

嵯峨&霊夢 手札3

 

・モンスターゾーン

   『青眼の白龍』ATK3000

   『希白竜ワイバースター』DEF1800

   『アルカナフォースⅩⅩⅠ―THE WORLD』ATK3100

   『アルカナフォースⅩⅣ―TEMPERANCE』ATK2400

 

・魔法・罠ゾーン

   伏せ1

 

 

 

「私のターン……ドロー、更に貴様らのフィールドに存在する『THE WORLD』の効果により、私の墓地の一番上のカードが手札に戻る……そのカードは『逆転の明札』だ」

 

「厄介なのが……!」

 

「スタンバイフェイズ時にフィールド魔法『光の結界』の効果が発動する。コイントスだ咲夜」

 

「はい!」

 

 

本日何度目になるのか分からないコイントスが弾かれる。結果は表。はいはい当然正位置当然正位置。

 

 

「『アルカナフォース』の効果は継続する。そして魔法カード『コール・リゾネーター』を発動。デッキから『チェーン・リゾネーター』を手札に加え、このカードを召喚する!」

 

 

『チェーン・リゾネーター』ATK100

 

 

「このカードはフィールドにシンクロモンスターが存在する場合に召喚した時、デッキから『リゾネーター』モンスターを特殊召喚する!来い!『シンクローン・リゾネーター』!」

 

 

『シンクローン・リゾネーター』DEF100

 

 

「さぁ、行くぞ!我が魂の鼓動が更なる境地へと至るその瞬間をしかと目に焼き付けるがいい!レベル8の『レッド・デーモンズ・ドラゴン』にレベル1の『チェーン・リゾネーター』をチューニング!深淵の闇より解き放たれし魔王よ!その憤怒を爆散させよ!シンクロ召喚!レベル9!『琰魔竜 レッド・デーモン・アビス』!」

 

 

『琰魔竜 レッド・デーモン・アビス』ATK3200

 

 

「更に!レベル9の『レッド・デーモン・アビス』にレベル1の『シンクローン・リゾネーター』をチューニング!泰山鳴動!山を裂き地の炎と共にその身を曝せ!シンクロ召喚!レベル10!『琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル』!」

 

 

『琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル』ATK3500

 

 

「墓地に送られた『シンクローン』の効果を発動!墓地の『ダーク・リゾネーター』を手札に加える!バトルだ!『ベリアル』で『青眼の白龍』を攻撃!『割山激怒撃(グレート・サミット・ブレイカー)』!」

 

「ぐっ!」

 

 

 

 

 

嵯峨&霊夢 LP2950→2450

 

 

 

 

 

「『ブルーアイズ』が破壊される前に戦闘ダメージを与えたため、『ベリアル』の効果を発動!墓地の『シンクローン・リゾネーター』とデッキから同じレベルの『ダブル・リゾネーター』をそれぞれ守備表示で特殊召喚する!」

 

 

『シンクローン・リゾネーター』DEF100

『ダブル・リゾネーター』DEF0

 

 

「くっ!だが、ドラゴン族モンスターが破壊されたので墓地の『霊廟の守護者』を特殊召喚!」

 

 

『霊廟の守護者』DEF2100

 

 

「この時の回収効果は発動しない」

 

「ならば『THE DEVIL』で『TEMPERANCE』を攻撃!この時、『DEVIL』の効果を発動!『THE WORLD』を破壊して、500ポイントのダメージを与える!」

 

「いった!」

 

 

 

 

 

嵯峨&霊夢 LP2450→1950

 

 

 

 

 

「そして、『TEMPERANCE』も破壊だ!」

 

 

 

 

 

嵯峨&霊夢 LP1950→1850

 

 

 

 

 

「『DEVIL』が相手モンスターを戦闘で破壊したのでフィールド魔法『光の結界』の効果を発動!破壊したモンスターの攻撃力分の数値を自分のライフに加える」

 

 

 

 

 

レミリア&咲夜 LP9950→12350

 

 

 

 

 

「メインフェイズ2に入り、『ベリアル』の最後の効果を発動。モンスターをリリースしてして、墓地の『レッド・デーモン』モンスターを特殊召喚する!『シンクローン・リゾネーター』を贄として甦れ!『レッド・デーモン・アビス』!」

 

 

『琰魔竜 レッド・デーモン・アビス』ATK3200

 

 

「『シンクローン・リゾネーター』の効果で墓地の『チェーン・リゾネーター』を手札に加える。更に『マジック・プランター』を発動。『スクリーン・オブ・レッド』を墓地に送り、2枚ドローし、カードを1枚伏せて、ターンエンドだ。さぁ、覆してみろ人間」

 

 

 

レミリア&咲夜 手札3

 

・モンスターゾーン

   『琰魔竜 レッド・デーモン・アビス』ATK3200

   『琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル』ATK3500

   『アルカナフォースⅩⅤ―THE DEVIL』ATK2500

   『ダブル・リゾネーター』DEF0

 

・魔法・罠ゾーン

   『セカンド・チャンス』

   伏せ1

   

・フィールド魔法

   『光の結界』

 

 

 

「言ってくれるじゃない……!私のターン!魔法カード『無の煉獄』!私が手札が3枚以上存在する場合、カードを1枚ドローする!」

 

「この瞬間にトラップカード『逆転の明札』を発動!私はカードを2枚ドロー!」

 

「そして、私の墓地の闇属性モンスターが3体存在するので手札から『ダーク・アームド・ドラゴン』を特殊召喚するわ!」

 

 

『ダーク・アームド・ドラゴン』ATK2800

 

 

「『ダーク・アームド・ドラゴン』の効果を発動!墓地の『ディスペアー・ナイト』をゲームから除外して『琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル』を破壊する!」

 

「『アビス』の効果をチェーンして発動!1ターンに1度、相手フィールドの表側のカード効果をエンドフェイズ時まで無効にできる!『ダーク・アームド・ドラゴン』の効果は無効だ!」

 

「それなら!1000ポイントのライフを払って『簡易融合(インスタント・フュージョン)』を発動!」

 

 

 

 

 

嵯峨&霊夢 LP1850→850

 

 

 

 

 

「そしてエクストラデッキからレベル5以下の融合モンスターを融合召喚する!現れなさい!『重装機甲 パンツァードラゴン』!」

 

 

『重装機甲 パンツァードラゴン』ATK1000

 

 

「この効果で特殊召喚されたモンスターは攻撃できず、このターンのエンドフェイズ時破壊される!でも、『パンツァードラゴン』は破壊された時、フィールドのカードを道ずれに破壊できる!」

 

「だが、1000ポイントは払いすぎではないか?お前らしいと言えばそうだが」

 

「うっさい!ライフなんてそっちのライフを先に0にすればいくらだろうと充分よ!」

 

「ふっ、それもそうだ」

 

「気を取り直していくわよ!魔法カード『モンスター・スロット』!フィールドの『霊廟の守護者』と同じレベルの『ディスペアー・パントマイナー』を墓地から除外して、デッキからカードを1枚ドローする!そのカードが『霊廟の守護者』と同じレベル4のモンスターならば特殊召喚できる!ドロー!」

 

 

ドローカードは……魔法カード……だが、これは!

 

 

「私が引いたカードは魔法カード『復活の祭壇』!このカードを手札に加え、発動!デッキの上からカードを2枚除外して、墓地のカードを1枚手札に加える!『次元誘爆』を手札に!」

 

 

目には目を歯には歯を……チートにはチートをってか?俺、あのカードが霊夢のデッキにあるの知らなかったんですけど。パートナーにファンサービスするのやめて。

 

 

「そして『次元誘爆』を発動!『パンツァードラゴン』をエクストラデッキに戻し、除外されている『青眼の白龍』と『ディスペアー・パントマイナー』を特殊召喚!」

 

 

『青眼の白龍』ATK3000

『ディスペアー・パントマイナー』ATK1800

 

 

「『パントマイナー』の効果を発動!このカードが特殊召喚に成功し、お互いのフィールドのモンスターが特殊召喚されている場合、相手のモンスター1体を破壊する!『ベリアル』を破壊する!」

 

「くっ!だが、まだ……!」

 

「レベル4の『ディスペアー・パントマイナー』と『霊廟の守護者』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れなさい!ランク4!『竜魔人 クィーン・ドラグーン』!」

 

 

『竜魔人 クィーン・ドラグーン』ORU2 ATK2200

 

 

「『クィーン・ドラグーン』の効果!ORUを1つ取り除き、墓地のレベル5以上のドラゴン族モンスターを特殊召喚する!『青眼の白龍』!」

 

 

『竜魔人 クィーン・ドラグーン』ORU2→1

 

『青眼の白龍』ATK3000

 

 

「この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、攻撃できない。なら取るべき行動は1つ!レベル8の『青眼の白龍』2体でオーバーレイ!」

 

「なんだと!?」

 

「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!光臨せよ!ランク8!『サンダーエンド・ドラゴン』!」

 

 

『サンダーエンド・ドラゴン』ORU2 ATK3000

 

 

「孤高の龍!『サンダーエンド・ドラゴン』の効果!ORUを1つ取り除き、このカード以外の全てのモンスターを破壊する!『ジ・エンド・オブ・サンダー』!」

 

 

『サンダーエンド・ドラゴン』ORU2→1

 

 

「くっ!」

 

「破壊された『ワイバースター』の効果でデッキから『コラプサーペント』を手札に加える!そして墓地の『霊廟の守護者』を特殊召喚!」

 

 

『霊廟の守護者』DEF2100

 

 

「バトル!『サンダーエンド・ドラゴン』でダイレクトアタック!」

 

 

 

 

 

レミリア&咲夜 LP12350→9350

 

 

 

 

 

「メインフェイズ2で墓地の『希白竜ワイバースター』を除外して『コラプサーペント』を特殊召喚!」

 

 

『暗黒竜コラプサーペント』DEF1700

 

 

「これでターンエンド!」

 

 

 

嵯峨&霊夢 手札1

 

・モンスターゾーン

   『サンダーエンド・ドラゴン』ORU1 ATK3000

   『霊廟の守護者』DEF2100

   『暗黒竜コラプサーペント』DEF1700

 

・魔法・罠ゾーン

   伏せ1

 

 

 

「私のターンです。ドロー!スタンバイフェイズ時に『光の結界』の効果を発動!」

 

 

『光の結界』コイントス→表

 

 

「当然表!魔法カード『ペンタクル・オブ・エース』を発動!表ならば自分が裏ならば相手が500ポイントライフを回復し、デッキからカードを1枚ドローできる!これも!」

 

 

『ペンタクル・オブ・エース』コイントス→表

 

 

「当然表!」

 

 

 

 

 

レミリア&咲夜 LP9350→9850

 

 

 

 

 

「よし!魔法カード『スート・オブ・ソード(テン)』を発動!表なら相手が、裏なら自分フィールドのモンスターを全て破壊する!運命は決した!これも」

 

 

『スート・オブ・ソード(テン)』コイントス→表

 

 

「当然表!」

 

 

急な斎王化やめて腹筋にくる。

 

 

「くっ!『コラプサーペント』の効果で『希白竜ワイバースター』をサーチ!」

 

「更に『アルカナフォースⅦ―THE CHARIOT』を召喚!」

 

 

『アルカナフォースⅦ―THE CHARIOT』ATK1700

 

 

「『光の結界』の効果で表を選択して、バトル!『THE CHARIOT』でダイレクトアタック!」

 

「トラップ発動!『カウンター・ゲート』!ダイレクトアタックを無効にして、

デッキからカードを1枚ドローし、そのモンスターがモンスターならば攻撃表示で召喚できる!ドロー!来た!『創世の竜騎士』を召喚!」

 

 

『創世の竜騎士』ATK1800

 

 

「攻撃力1800!?」

 

「『創世の竜騎士』は相手ターンの間、レベルが4つ上がる!」

 

 

『創世の竜騎士』☆4→8

 

 

「くっ……!カードを2枚伏せて、ターンエンド」

 

 

 

レミリア&咲夜 手札1

 

・モンスターゾーン

   『アルカナフォースⅦ―THE CHARIOT』ATK1700

 

・魔法・罠ゾーン

   『セカンド・チャンス』

   伏せ3

 

・フィールド魔法

   『光の結界』

 

 

 

「では、私のターンだ!ドロー!装備魔法『D・D・R』を発動!手札の『置換融合』を墓地に送って、除外されている『ディスペアー・ハッカー』を特殊召喚!」

 

 

『ディスペアー・ハッカー』DEF0

 

 

「『ハッカー』の特殊召喚時の効果を発動!お互いに300ポイントのダメージを与える!」

 

 

 

 

 

嵯峨&霊夢 LP850→550

 

 

レミリア&咲夜 LP9850→9550

 

 

 

 

 

 

「ライフが既にレッドゾーンだ……!『創世の竜騎士』の効果を発動!このカードと手札の『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を墓地に送って、墓地のレベル7、8のドラゴン族モンスターを特殊召喚する!甦れ『青眼の白龍』!」

 

 

『青眼の白龍』ATK3000

 

 

「更に『アサルト・ワイバーン』を通常召喚!」

 

 

『アサルト・ワイバーン』ATK1800

 

 

「バトルだ!『アサルト・ワイバーン』で『THE CHARIOT』を攻撃!」

 

「くっ!」

 

 

 

 

 

レミリア&咲夜 LP9550→9450

 

 

 

 

 

「『アサルト・ワイバーン』の効果!戦闘で相手モンスターを破壊した場合、このカードをリリースすることで手札・墓地からドラゴン族モンスターを特殊召喚する!来たれ我が魂!『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』!」

 

 

『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000

 

 

「『ディスペアーアイズ』の効果を発動!このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、お互いは手札の枚数×300ポイントのダメージを受ける!『ディスペアー・ハウリング』!俺の手札は0だ!」

 

「私だけダメージが……!」

 

 

 

 

 

 

レミリア&咲夜 LP9450→9150

 

 

 

 

 

「『ディスペアーアイズ』でダイレクトアタック!『ディスペアーバースト』!」

 

「トラップ発動!『ピンポイント・ガード』!『レッド・リゾネーター』を守備表示で特殊召喚し、このターン、『レッド・リゾネーター』は破壊されない!」

 

「しまった!」

 

 

『レッド・リゾネーター』DEF200

 

 

「『レッド・リゾネーター』の効果!対象は『青眼の白龍』!3000ポイントのライフを回復する!」

 

 

 

 

 

レミリア&咲夜 LP9150→12150

 

 

 

 

 

「くっ!削っても削っても……!メインフェイズ2で墓地の『置換融合』の効果を発動!このカードをゲームから除外し、墓地の『青眼の究極竜』をエクストラデッキに戻し、デッキからカードを1枚ドローする!……カードを1枚伏せて、ターンエンド」

 

 

 

嵯峨&霊夢 手札0

 

・モンスターゾーン

   『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000

   『青眼の白龍』ATK3000

   『ディスペアー・ハッカー』DEF0

 

・魔法・罠ゾーン

   『D・D・R』(『ディスペアー・ハッカー』装備)

   伏せ1

 

 

 

「私のターン、ドロー!スタンバイフェイズ時に『光の結界』の効果が発動。折角だ。私がコイントスしよう」

 

 

『光の結界』コイントス→裏

 

 

「『セカンド・チャンス』でもう一回やろう」

 

 

『光の結界』コイントス→表

 

 

「継続か……まぁいい。トラップ発動!『ロスト・スター・ディセント』!墓地の『レッド・デーモンズ・ドラゴン』のレベルを1つ下げ、守備力を0にし、効果を無効にして守備表示で特殊召喚する!」

 

 

『レッド・デーモンズ・ドラゴン』☆8→7 DEF2000→0

 

 

「そして『ダーク・リゾネーター』を召喚!」

 

 

『ダーク・リゾネーター』ATK1300

 

 

「見るがいい。我が荒ぶる魂の咆哮を!レベル7となった『レッド・デーモンズ・ドラゴン』にレベル2『レッド・リゾネーター』、レベル3『ダーク・リゾネーター』をダブルチューニング!」

 

 

『ななななんとぉー!まさかレミリア・スカーレット選手!エースモンスターに2体のチューナーモンスターをチューニングするというのかーーーー!?』

 

 

「女王と悪魔の契約が今ここに結ばれる、荒ぶる魂よ天地創造の叫びをあげよ!シンクロ召喚!出でよ!紅蓮の悪魔!『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』!」

 

 

『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』ATK3500

 

 

「『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』の効果!このカードの攻撃力は墓地のチューナーモンスターの数×500ポイントアップする!私の墓地に存在するチューナーモンスターの数は4体!よって、2000ポイントアップ!」

 

 

『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』ATK3500→5500

 

 

「これで終わりだ!『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』で『青眼の白龍』を攻撃!『バーニングソウル』!」

 

「カウンター罠『攻撃の無力化』!攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了させる!」

 

「強制的にメインフェイズ2になったか……ターンエンドだ」

 

 

 

レミリア&咲夜 手札3

 

・モンスターゾーン

   『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』ATK5500

 

・魔法・罠ゾーン

   『セカンド・チャンス』

   伏せ1 

 

・フィールド魔法

   『光の結界』

 

 

 

「私のターンね。ドロー!墓地の『希白竜ワイバースター』をゲームから除外して、『暗黒竜コラプサーペント』を特殊召喚!」

 

 

『暗黒竜コラプサーペント』ATK1800

 

 

「……ごめん嵯峨」

 

「いや、存分に使ってくれ」

 

「うん……魔法カード『アドバンスドロー』を発動!自分フィールドのレベル8以上のモンスター1体をリリースしてデッキから2枚ドローする!『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』をリリース!……来たわ!」

 

「何だと?まさか、私の『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』を倒すカードを」

 

「ええ、引いたわ!」

 

「ふっ、ならば見せてみよ!その力!」

 

「私は『ディスペアー・ハッカー』と『コラプサーペント』をリリースし、『光と闇の竜(ライトアンドダークネス・ドラゴン)』を召喚!」

 

 

『光と闇の竜』ATK2800

 

 

「バトルよ!『青眼の白龍』で『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』を攻撃!『滅びの爆裂疾風弾』!」

 

「必ず何かあるな……『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』の効果発動!このカードをゲームから除外して攻撃を無効にする!」

 

「『光と闇の竜』の効果を発動!このカードの攻撃力・守備力を500ポイント下げることでカード効果の発動を無効にする!」

 

「何!?」

 

「更にこの効果にチェーンして速攻魔法『九十九スラッシュ』を発動!攻撃力が高い相手モンスターを攻撃した時、お互いのライフ差の数値だけ自分モンスターの攻撃力をアップさせる!」

 

「私たちのライフ差は11600!」

 

 

『光と闇の竜』ATK2800→2300 DEF2400→1900

 

『青眼の白龍』ATK3000→14600

 

 

「ぐわあああ!」

 

 

 

 

 

レミリア&咲夜 LP12150→3050

 

 

 

 

 

「ぐっ!やってくれたな……!」

 

「『光と闇の竜』でダイレクトアタック!」

 

「手札から『バトルフェーダー』の効果を発動!このカードを特殊召喚し、バトルフェイズを終了させる!」

 

「『光と闇の竜』の効果で攻守を500下げて無効にする!」

 

 

『光と闇の竜』ATK2300→1800 DEF1900→1400

 

 

 

 

 

レミリア&咲夜 LP3050→1250

 

 

 

 

 

「これでターンエンドよ!」

 

 

 

嵯峨&霊夢 手札0

 

・モンスターゾーン

   『青眼の白龍』ATK14600→3000

   『光と闇の龍』ATK2300

 

・魔法・罠ゾーン

   伏せ無し

 

 

 

「私のターンです!ドロー!スタンバイフェイズ時に『光の結界』の効果を発動!」

 

「っ!『光と闇の竜』の効果で無効にするわ!」

 

 

『光と闇の竜』ATK1800→1300 DEF1400→900

 

 

「私は『アルカナフォースⅢ―THE EMPRESS』を召喚!」

 

 

『アルカナフォースⅢ―THE EMPRESS』ATK1300

 

 

「『THE EMPRESS』の効果を発動!」

 

「『光と闇の竜』の効果で無効に……!」

 

 

『光と闇の竜』ATK1300→800 DEF900→400

 

 

強制効果の連発でもう『光と闇の竜』の効果は使えなくなる。これが『光と闇の竜』の辛いところだ。

 

 

「バトル!『THE EMPRESS』で『光と闇の竜』を攻撃!」

 

「くっ!」

 

 

 

 

 

嵯峨&霊夢 LP550→50

 

 

 

 

 

「破壊された『光と闇の竜』の効果を発動!自分フィールドのカードをすべて破壊し、墓地の『青眼の白龍』を特殊召喚する!」

 

 

『青眼の白龍』ATK3000

 

 

「私はこれでターンエンドです!」

 

 

 

レミリア&咲夜 手札0

 

・モンスターゾーン

   『アルカナフォースⅢ―THE EMPRESS』ATK1300

 

・魔法・罠ゾーン

   『セカンド・チャンス』

   伏せ1

  

・フィールド魔法

   『光の結界』

 

 

 

「私のターン……ドロー!このままバトル!『青眼の白龍』で『THE EMPRESS』を攻撃!『アルティメット・バースト』!」

 

「トラップ発動!『光子化(フォトナイズ)』!相手モンスターの攻撃を無効にしてそのモンスターの攻撃力分、私の光属性モンスターの攻撃力をアップさせます!」

 

「な、なんだと!?」

 

 

『アルカナフォースⅢ―THE EMPRESS』ATK1300→4300

 

 

「攻撃力4300……!カードを伏せて、ターンエンド」

 

 

 

嵯峨&霊夢 手札0

 

・モンスターゾーン

   『青眼の白龍』ATK3000

 

・魔法・罠ゾーン

   伏せ1

 

 

 

「私のターン……ドロー!スタンバイフェイズ時に『光の結界』が発動する!結果は表だ。当然だがな……さぁ、このターンでフィナーレと行こうではないか!私は魔法カード『死者蘇生』を発動!甦れ!『琰魔竜レッド・デーモン』!」

 

 

『琰魔竜レッド・デーモン』ATK3000

 

 

「……!」

 

「墓地の『レッド・ライジング・ドラゴン』の効果を発動!このカードをゲームから除外して、墓地のレベル1チューナーモンスターを2体特殊召喚する!甦れ!『ダブル・リゾネーター』!『シンクローン・リゾネーター』!」

 

 

『ダブル・リゾネーター』DEF0

『シンクローン・リゾネーター』DEF100

 

 

「これはまさか……来るか……!」

 

「私はレベル8の『琰魔竜レッド・デーモン』にレベル1『ダブル・リゾネーター』とレベル1の『シンクローン・リゾネーター』でダブルチューニング!」

 

 

『なんとなんとぉーーー!2度目のダブルチューニングだーーー!』

 

 

「女王と悪魔の契り、今ここに交わされる。赤き竜の魂に触れ、天地創造の雄たけびをあげよ!シンクロ召喚!現れろ!レベル10!『レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント』!」

 

 

『レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント』ATK3500

 

 

今、このモンスターの後ろを通過したのは……『赤き竜』!?『アルティマヤ・ツィオルキン』ですか!?やべぇな……

 

 

「『タイラント』のモンスター効果!このカード以外のフィールドのカードを破壊する!喰らうがいい!女王の炎を!『アブソリュート・パワー・インフェルノ』!」

 

 

『タイラント』は地面に自身の右拳で叩くと、地面は割れ、そこから爆炎が噴き出して、フィールドのすべてのカードを道ずれにしていく。

そうはさせまいと地面の中から鎖が現れ、『タイラント』を拘束する。

 

 

「何!?これは……」

 

「永続罠『デモンズ・チェーン』!効果モンスターの効果と攻撃を無効にする!」

 

「ふっ、なるほど……読み通りだ!速攻魔法『サイクロン』!『デモンズ・チェーン』なんぞ鎖、『タイラント』の体に巻き付くことすら出来んわ!」

 

 

『タイラント』を拘束していた『デモンズ・チェーン』は『タイラント』の周囲の暴風に煽られて千切れて飛んで行ってしまう。

 

 

「くっ!」

 

 

『タイラント』の効果により、レミリアの場には『タイラント』のみ、嵯峨の場には何も残っていない。

 

 

「この効果を使用するターン、『タイラント』でしか攻撃できなくなるが、関係あるまい!『レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント』でダイレクトアタック!『獄炎のクリムゾンヘルタイド』!」

 

「……!そうか!墓地の『ディスペアー・ハッカー』の効果を発動!このカードをゲームから除外して攻撃を無効にする!」

 

 

ぎりぎり『ディスペアー・ハッカー』の効果を思い出し、嵯峨は攻撃を回避する。わざわざ『D・D・R』で呼び出した甲斐はあったというものだ。だが、形勢は一向に嵯峨と霊夢の方が圧倒的に悪い。攻撃力3500の全ブッパ効果を持つ『タイラント』。更にレミリアの手札にはダイレクトアタック時に手札から特殊召喚される『バトルフェーダー』までもが存在する。この壁は相当厚い。

 

 

「ふふ、私としていたが、墓地の奴のことを失念していたよ。私はカードを伏せて、ターンエンドだ」

 

 

レミリア&咲夜 手札1

 

・モンスターゾーン

   『レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント』ATK3500

 

・魔法・罠ゾーン

   伏せ1

 

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

「何を引いたかは知らないが、私が勝利する運命は変わらない。それに約束も忘れてはいないだろうな?霊夢……お前が負ければ、峰城嵯峨は私が戴くぞ」

 

「……悪いが、俺は……俺たちは未来などに導かれたりはしない!俺たちの踏み記したロード、それが未来となるのだ!」

 

 

いいタイミングで海馬社長の名言を思い出したぜ。

 

 

「ならば、その未来ごと踏み砕いてやろう!トラップ発動!『レッド・スプレマシー』!墓地の『琰魔竜レッド・デーモン・アビス』をゲームから除外して、『レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント』を『琰魔竜レッド・デーモン・アビス』として扱い、そのモンスターの効果を得る!」

 

「霊夢!」

 

「ええ!墓地からトラップカード『ディスペアー・バーニング』を発動!相手フィールドの表側表示の魔法・罠カードの効果を無効にする!」

 

「ちぃ!」

 

「さらに1枚ドローする!魔法カード『貪欲な壺』!墓地のの『青眼の究極竜』、『光と闇の竜』、『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』、『暗黒竜コラプサーペント』、『白き霊龍』の合計5体をデッキに戻して2枚ドローする!魔法カード『魔法石の採掘』を発動!手札のカードを2枚捨てることで墓地の魔法カードを手札に加える!私が手札に加えるのは『龍の鏡(ドラゴンズ・ミラー)』!そして『龍の鏡』を発動!墓地の3体の『青眼の白龍』を除外して、融合召喚!再び現れよ!『青眼の究極竜』!」

 

 

『青眼の究極竜』ATK4500

 

 

「更に墓地の『テイクオーバー・5』の効果を発動!このカードとデッキの同名カードを墓地から除外することで、1枚ドローする!引けあのカードを!」

 

 

これは……シャイニングドローっていうタイミングだよ霊夢(ボソ)

 

 

「来た!魔法カード『アルティメット・バースト』!融合召喚した『青眼の究極竜』が自分フィールドに存在する場合、『青眼の究極竜』はこのターン、3回攻撃を行うことができる!更に!攻撃するダメージステップ終了時まで相手はカード効果を発動できない!」

 

「なんだと!?」

 

「バトルよ!『青眼の究極竜』で『レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント』を攻撃!『アルティメット・バースト・ファースト』!」

 

「ぐぅ!」

 

 

 

 

 

レミリア&咲夜 LP3050→2050

 

 

 

 

 

「そしてこれで最後!『青眼の究極竜』でダイレクトアタック!『アルティメット・バースト・セカンド』!」

 

「……ふっ、完敗だ」

 

 

 

 

 

レミリア&咲夜 LP2050→0

 

 

 

 

 

WINNER 嵯峨&霊夢

 

 

 

 

 

「「いよっしゃあ!」」

 

「やったわね!嵯峨!」

 

「ああ、それよりもさ……」

 

「?」

 

「霊夢、俺の『ディスペアーアイズ』返して」

 

「あ、ごめん。『貪欲な壺』の効果でデッキに入れてたわ……」

 

「……」

 

「「……締まらねぇー」」




ディスペアーで次元龍だとか感想があったので、少しオリジナル次元龍を作ってみた。

『ダーク・リベンジ・エクシーズ・ドラゴン』
ランク4闇ドラゴンエクシーズATK2500/DEF2000
レベル4闇属性モンスター×2


『アグリィウィング・シンクロ・ドラゴン』
レベル7闇ドラゴンシンクロATK2500/DEF2000
闇属性チューナーモンスター+チューナー以外のモンスター1体


『エボリション・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン』
レベル8闇ドラゴン融合ATK2800/DEF2000
フィールド上のトークン以外の闇属性モンスター×2


デッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン
レベル7闇ドラゴンペンデュラムスケール4ATK2500/DEF2000


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