『さぁー!ついに第七回戦!豊聡耳 神子&秦 こころチームヘカーティア・ラピスラズリVS&クラウンピースチームのデュエルだぁーー!!』
『『『『『(ノ・ω・)ノウオオオォォォーオォォォオオオ!!』』』』』
「ふふっ、まさか地獄の人と戦うことになるとは思いませんでした……」
「この大会は謂わば、前回の異変のリベンジよ。ま、気紛れだけどね」
「私も気紛れ。でも、負ける気はない」
「きゃはは!おもしろいね~!楽しくいこう!」
「「さぁ!」」
「「「「デュエル!」」」」
ターン順
神子→ヘカーティア→こころ→クラウンピース(以下ループ
「では、私のターンから行くぞ!私は魔法カード『召集の聖刻印』を発動!デッキから『聖刻』モンスターを手札に加えることができる!私が手札に加えるのは『聖刻龍―アセトドラゴン』!このカードはレベル5モンスターだが、元々の攻撃力を1000ポイントにすることで妥協召喚できる!」
『聖刻龍―アセトドラゴン』ATK1900→1000
「更に『アセトドラゴン』をリリースして、手札から『聖刻龍―シユウドラゴン』を特殊召喚する!」
『聖刻龍―シユウドラゴン』ATK2200
「更にリリースされた『アセトドラゴン』のモンスター効果を発動!手札・デッキ・墓地からドラゴン族通常モンスターを攻撃力・守備力を0にして特殊召喚する!来い!『ラブラドライドラゴン』!」
『ラブラドライドラゴン』DEF2400→0
「レベル6モンスターが2体か……」
「ううん。『ラブラドライドラゴン』はチューナーモンスター」
「うっそ!?じゃあ、レベル12のシンクロモンスターってこと!?そんなのいるの!?」
「いるに決まっているだろう……常に進化するこの世界ならな!私はレベル6の『シユウドラゴン』とレベル6のチューナーモンスター『ラブラドライドラゴン』を墓地に送ってシンクロ召喚!混沌の次元より沸き出でし力の源!原点にして全ての頂点!この
『アルティマヤ・ツィオルキン』DEF0
「カードを1枚伏せて、『アルティマヤ・ツィオルキン』の効果を発動!自分がカードをセットした時に発動できて、エクストラデッキからレベル7か8のドラゴン族シンクロモンスターか『パワーツール』シンクロモンスターを特殊召喚できる!来い!『ライトエンド・ドラゴン』!」
『ライトエンド・ドラゴン』ATK2600
「これでターンエンドだ!」
神子&こころ 手札2
・モンスターゾーン
『アルティマヤ・ツィオルキン』DEF0
『ライトエンド・ドラゴン』ATK2600
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「ふむ、私のターンか……ドロー!私は手札から永続魔法『魔神王の契約書』を発動。このカードの効果により、私は1ターンに1度、『融合』のカードを必要とせず、自分の手札・フィールドから悪魔族融合モンスターの融合素材を墓地に送って、融合召喚できる。私は手札の『DDケルベルス』と『DDリリス』で融合!牙むく地獄の番犬よ! 闇夜にいざなう妖婦よ! 冥府に渦巻く光の中で、今ひとつとなりて新たな王を生み出さん! 融合召喚! 生誕せよ、『DDD烈火王テムジン』!」
『DDD烈火王テムジン』ATK2000
「まだまだ行くぞ。『地獄門の契約書』を発動。このカードは1ターンに1度、デッキから『DD』モンスターを手札に加える。私が手札に加えるのは『DDナイト・ハウリング』だ。そして、『DDナイト・ハウリング』を召喚」
『DDナイト・ハウリング』ATK300
「『ナイト・ハウリング』が召喚に成功した時、墓地の『DD』モンスターを攻撃力・守備力を0にして、特殊召喚する。蘇れ、『DDリリス』」
『DDリリス』DEF2100→0
「この効果を使用したターン、私は悪魔族モンスターしか特殊召喚できないが、関係ないな。私はレベル4の『DDリリス』にレベル3の『DDナイト・ハウリング』をチューニング!闇を切り裂く咆哮よ、疾風の速さを得て新たな王の産声となれ! シンクロ召喚! 生誕せよ、レベル7!『DDD疾風王アレクサンダー』!」
『DDD疾風王アレクサンダー』ATK2500
「この瞬間、『DDD烈火王テムジン』の効果を発動。自分フィールドに『DD』モンスターが特殊召喚に成功した時、墓地の『DD』モンスターを特殊召喚する。蘇れ、『DDリリス』」
『DDリリス』DEF2100
「更に『DDD疾風王アレクサンダー』のモンスター効果を発動!自分フィールドに『DD』モンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、墓地のレベル4以下の『DD』モンスターを特殊召喚する!蘇れ、『DDケルベロス』!」
『DDケルベロス』1800
「私はレベル4の『DDリリス』と『DDケルベロス』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!この世の全てを統べるため、今 世界の頂に降臨せよ! エクシーズ召喚! 生誕せよ、ランク4!『DDD怒濤王シーザー』!」
『DDD怒涛王シーザー』ORU2 ATK2400
「更に『戦神との不正契約書』を発動。このカードの効果により、『DDD疾風王アレクサンダー』の攻撃力を1000ポイントアップさせ、『ライトエンド・ドラゴン』の攻撃力を1000ポイント下げる!」
「何!」
『DDD疾風王アレクサンダー』ATK2500→3500
『ライトエンド・ドラゴン』ATK2600→1600
「バトルに移行する」
「私の『アルティマヤ・ツィオルキン』は自分フィールドに他のシンクロモンスターが存在する場合、相手はこのカードを攻撃・効果の対象にすることはできないぞ!」
「ならば、私は『DDD疾風王アレクサンダー』で『ライトエンド・ドラゴン』を攻撃!」
「『ライトエンド・ドラゴン』の効果を発動!このカードの攻撃力・守備力を500ポイント下げることで、バトルする相手モンスターの攻撃力を1500ポイント下げる!」
『ライトエンド・ドラゴン』ATK1600→1100
『DDD疾風王アレクサンダー』ATK3500→2000
「ダメージを減らされるが、受けてもらうぞ」
「くっ!」
神子&こころ LP8000→7100
「そして『DDD烈火王テムジン』で『アルティマヤ・ツィオルキン』を……」
「待て!そう簡単には倒させんよ!トラップ発動!『シャドー・インパルス』!戦闘破壊されたシンクロモンスターと同じレベル・種族を持ち、カード名が異なるシンクロモンスターをエクストラデッキから特殊召喚する!出でよ!『ダークエンド・ドラゴン』!」
『ダークエンド・ドラゴン』ATK2600
「攻撃力2600のモンスターか……この2体では倒せないな……バトルフェイズを終了する。この時、『戦神との不正契約書』の効果が終了し、『アレクサンダー』の攻撃力は1000ポイント下がる。私はメインフェイズ2に入り、カードを1枚伏せて、ターンエンドだ」
『DDD疾風王アレクサンダー』ATK3500→2500
ヘカーティア&クラウンピース 手札0
・モンスターゾーン
『DDD烈火王テムジン』ATK2000
『DDD疾風王アレクサンダー』ATK2500
『DDD怒涛王シーザー』ORU2 ATK2400
・魔法・罠ゾーン
『地獄門の契約書』
『魔神王の契約書』
『戦神との不正契約書』
伏せ1
「む、私のターン……ドロー。私は『魔界発現世行きデスガイド』を召喚」
『魔界発現世行きデスガイド』ATK1000
「『デスガイド』が召喚に成功した時、デッキ・手札からレベル3・闇属性・悪魔族モンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたモンスターはシンクロモンスターのシンクロ素材にできない。デッキから『魔犬オクトロス』を特殊召喚するぞ」
『魔犬オクトロス』ATK800
「更に『トランスターン』を発動。『魔犬オクトロス』を墓地に送って、デッキからレベルが1つ高い同じ種族・属性のモンスターを特殊召喚する。来い、『仮面呪術師カースド・ギュラ』」
『仮面呪術師カースド・ギュラ』ATK1500
「フィールドから墓地に送られた『オクトロス』の効果でデッキからレベル8・闇属性・悪魔族モンスターを手札に加えるぞ。私が手札に加えるのは『仮面魔獣デス・ガーディウス』……そしてこのモンスターは『仮面呪術師カースド・ギュラ』を含めるモンスター2体をリリースすることでこのカードを特殊召喚できる」
『仮面魔獣デス・ガーディウス』ATK3300
「攻撃力3300か……」
「それはただの飾り。私は魔法カード『アドバンスドロー』を発動。自分フィールドのレベル8以上のモンスターをリリースして2枚ドローする。私は『デス・ガーディウス』をリリース……」
「一体何をしようっていうのかしら?」
「フィールドから墓地に送られた『デス・ガーディウス』はデッキから装備魔法『遺言の仮面』を発動させる。『遺言の仮面』は相手モンスターに装備でき、装備モンスターのコントロールを得る。対象は『DDD疾風王アレクサンダー』」
「ほぉ……」
『DDD疾風王アレクサンダー』コントローラー ヘカーティア→こころ
「レベル8以上のモンスターが墓地に送られたターンなので、速攻魔法『デーモンとの駆け引き』を発動。デッキから『バーサーク・デッド・ドラゴン』を特殊召喚」
『バーサーク・デッド・ドラゴン』ATK3500
「攻撃力3500か……仕方あるまい。私は『戦神との不正契約書』を発動。『DDD烈火王テムジン』の攻撃力を1000ポイントアップさせ、『バーサーク・デッド・ドラゴン』の攻撃力を1000ポイント下げる」
『DDD烈火王テムジン』ATK2000→3000
『バーサーク・デッド・ドラゴン』ATK3500→2500
「バトル。『バーサーク・デッド・ドラゴン』で『DDD烈火王テムジン』を攻撃」
「この瞬間、『DDD怒涛王シーザー』のORUを1つ取り除く効果と、トラップカード『
『DDD怒涛王シーザー』ORU2→1
ヘカーティア&クラウンピース LP8000→11000
「更に破壊した枚数だけデッキからカードをドローする」
「……攻撃続行」
ヘカーティア&クラウンピース LP11000→10500
「『DDD烈火王テムジン』が戦闘・効果で破壊されたので効果発動。これにより、墓地の『契約書』カードを手札に戻すことができる。私が戻すのは『地獄門の契約書』だ」
「『バーサーク・デッド・ドラゴン』は相手モンスター全てを攻撃できる……よって、『バーサーク・デッド・ドラゴン』で『DDD怒涛王シーザー』を攻撃」
ヘカーティア&クラウンピース LP10500→10400
「『DDD怒涛王シーザー』が戦闘・効果で破壊されたので効果発動。これにより、デッキの『契約書』カードを手札に加えることができる。私が手札に加えるのは『闇魔界の契約書』だ」
「『DDD疾風王アレクサンダー』でダイレクトアタック」
ヘカーティア&クラウンピース LP10400→7900
「『ダークエンド・ドラゴン』でダイレクトアタック」
ヘカーティア&クラウンピース LP7900→5300
「バトルフェイズ終了、メインフェイズ2に」
「待った。『DDD怒涛王シーザー』の効果でこのターンを破壊されたモンスターをバトルフェイズ終了時に全てフィールドに特殊召喚する」
「!?」
『DDD怒涛王シーザー』ORU0 ATK2400
『DDD烈火王テムジン』ATK2000
「……カードを3枚伏せて、ターンエンド。自分のエンドフェイズ毎に『バーサーク・デッド・ドラゴン』の攻撃力を500ポイントは下がる」
『バーサーク・デッド・ドラゴン』ATK2500→3500→3000
神子&こころ 手札2
・モンスターゾーン
『アルティマヤ・ツィオルキン』DEF0
『バーサーク・デッド・ドラゴン』ATK3000
『DDD疾風王アレクサンダー』ATK2500
『ダークエンド・ドラゴン』ATK2600
・魔法・罠ゾーン
『遺言の仮面』(『DDD疾風王アレクサンダー』装備)
伏せ3
「あたいのターン!ドロー!このスタンバイフェイズ時に『DDD怒涛王シーザー』の効果で復活したモンスターの数×1000ポイントのダメージを受けるよ!」
ヘカーティア&クラウンピース LP5300→3300
「早速気を取り直して、あたいはマジックカード『マジカル・ペンデュラム・ボックス』を発動!デッキからカードを2枚ドローして、その中からペンデュラムカード以外を墓地に送る!ドロー!あたいがドローしたのは『
青スケールなし→2
PENDULUM
赤スケールなし→6
「これでレベル3から5までのモンスターが同時に召喚可能!揺れろ!魂のペンデュラム!もっと狂った軌道を描いて荒れろ!ペンデュラム召喚!来なさ~い!あたいのモンスターたち!『Emウィンド・サッカー』!『Emトリック・クラウン』!『Emスティルツ・シューター』」
『Emウィンド・サッカー』ATK2100
『Emトリック・クラウン』ATK1600
『Emスティルツ・シューター』ATK2200
「まず、ペンデュラムゾーンの『ボーナス・ディーラー』のペンデュラム効果発動!自分がペンデュラム召喚で手札から3体以上『Em』をペンデュラム召喚したので、デッキからカードを2枚ドロー!更に!『ウィンド・サッカー』が特殊召喚に成功した時、子レベルを1つ下げることができる!」
『Emウィンド・サッカー』☆5→4
「レベル4となった『ウィンド・サッカー』と『トリック・クラウン』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク4『Emトラピーズ・マジシャン』!」
『Emトラピーズ・マジシャン』ORU2 ATK2500
「このカードがいる限り、あたいとご主人様はこのカードの攻撃力以下のダメージを受けない!更に『トラピーズ・マジシャン』のORUを1つ取り除き、効果を発動!『トラピーズ・マジシャン』を2回攻撃にする!そして、墓地に送られた『トリック・クラウン』のモンスター効果で自身の攻撃力・守備力を0にして特殊召喚!」
『Emトラピーズ・マジシャン』ORU2→1
『Emトリック・クラウン』DEF1200→0
「その後、あたいは1000ポイントのダメージを受けるんだけど、『トラピーズ・マジシャン』の効果でそのダメージは受け付けない!更に装備魔法『ワンショット・ワンド』を『トラピーズ・マジシャン』に装備!攻撃力を800ポイントアップさせるよ!」
『トラピーズ・マジシャン』ATK2500→3300
「攻撃力3300……」
「バトル!『トラピーズ・マジシャン』で『バーサーク・デッド・ドラゴン』を攻撃!」
神子&こころ LP7100→6800
「まだまだお楽しみはこれからだよ!『トラピーズ・マジシャン』で『ダークエンド・ドラゴン』を攻撃!」
神子&こころ LP6800→6100
「この瞬間!『ワンショット・ワンド』の効果発動!戦闘で相手モンスターを破壊した時、このカードを破壊して1枚ドローする!」
『Emトラピーズ・マジシャン』ATK3300→2500
「来た!速攻魔法『妨害電波』!シンクロモンスターが攻撃表示で存在する場合、シンクロモンスターを全て守備表示にして、このターンのエンドフェイズ時にシンクロモンスター全てをエクストラデッキに戻す!」
「なんだと!?」
『DDD疾風王アレクサンダー』ATK2500→DEF2000
「あたいはカードを1枚伏せて、ターンエンド!これで『妨害電波』の効果でそっちのフィールドの『疾風王アレクサンダー』と『アルティマヤ・ツィオルキン』はエクストラデッキに戻る」
ヘカーティア&クラウンピース 手札2
・モンスターゾーン
『Emトラピーズ・マジシャン』ORU1 ATK2500
『Emスティルツ・シューター』ATK2200
『Emトリック・クラウン』DEF0
『DDD烈火王テムジン』ATK2000
『DDD怒涛王シーザー』ORU0 ATK2400
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
・ペンデュラムゾーン
『Emボーナス・ディーラー』スケール2
『Emファイヤー・ダンサー』スケール6
「中々やるな!だが、こちらも負けてはいられん!私のターン!ドロー!私は速攻魔法カード『竜呼相打つ』を発動!デッキから『竜剣士ラスター
「え~。じゃあ、左!」
「こっちか……『竜剣士ラスターP』だ!ならば、このカードをペンデュラムスケールにセッティング!
赤スケールなし→5
「そして魔法カード『苦渋の決断』を発動!デッキからレベル4以下の通常モンスターを墓地に送り、同名モンスターをデッキから手札に加える!私が手札に加えるのは『竜剣士マスター
青スケールなし→3
PENDULUM
赤スケール5
「これでそっちはレベル4のモンスターを同時に召喚できるわけか……」
「ふふ、まだペンデュラム召喚に必要なモンスターがいないのでな。そのための準備をさせてもらう。私は『マスターP』のペンデュラム効果を発動!別のペンデュラムゾーンのカードを破壊する!私が破壊するのは『竜剣士ラスターP』!ペンデュラムモンスターはフィールドから破壊される場合、エクストラデッキに表側表示で置かれる!」
「あたいのペンデュラムゾーンのカードを破壊せず、自分のカードを破壊した!?」
「ということはもう1枚の奴の手札には……」
ヘカーティアの言葉にゴクンと緊張感が押し寄せられているクラウンピース。神子の最後の手札1枚に、注目が向けられる。
「これはかなり使い勝手が悪い魔法カードさ。だが、君たち相手にはちょうどいい!私は手札から魔法カード『共鳴する振動』を発動!このカードは相手のペンデュラムゾーンのカードでペンデュラム召喚を行える!」
「あたいのペンデュラムカードのスケールを使ったペンデュラム召喚!?何それ知らない!」
『な、ななななんとぉ~~!!まさかの神子選手!クラウンピース選手のカードを使ってペンデュラム召喚しようというのか~~!?今、クラウンピース選手のフィールドにはスケール2とスケール6のカードがセッティングされているぞ~!つまり、レベル3から5のモンスターを同時に召喚できるということだーーーー!』
「この時、私がペンデュラム召喚できるのはエクストラデッキに表側表示になっているペンデュラムモンスターにのみ限定されるが、私の手札は既に0枚!そんなに気にすることでもないということだ!行くぞ!ペンデュラム召喚!エクストラデッキより現れよ!『竜剣士ラスターP』!『竜魔王レクターP』!」
『竜剣士ラスターP』ATK1850
『竜魔王べクターP』ATK1850
「私はレベル4の『竜魔王べクターP』にレベル4の『竜剣士ラスターP』をチューニング!竜へとその姿を変える剣士よ、今こそ爆炎となりて、仲間と共に勝利を勝ち取らん!シンクロ召喚!レベル8!『爆竜剣士イグニスター
『爆竜剣士イグニスターP』ATK2800
「『イグニスターP』の効果!フィールドのペンデュラムゾーンのカードを破壊し、フィールドのカードを持ち主のデッキに戻す!私は君の『Emボーナス・ディーラー』を破壊して、『Emトラピーズ・マジシャン』を君のエクストラデッキに返す!」
「そんな……!」
「まだある!私のデッキから『竜剣士マスターP』を守備表示で特殊召喚する!」
『竜剣士マスターP』DEF0
「バトルだ!『イグニスターP』で『DDD烈火王テムジン』を攻撃!」
ヘカーティア&クラウンピース LP2300→1500
「うぅ……!戦闘破壊された『テムジン』の効果で墓地の『戦神の不正契約書』を手札に加えるよ」
「まだだ!私はトラップカード『スターシフト』を発動!『イグニスターP』をエクストラデッキに戻すことでエクストラデッキから同じレベルの別のシンクロモンスターを特殊召喚する!」
「ま、まだ出てくるの!?」
「降臨せよ!『魔王龍 べエルゼ』!」
『魔王龍 べエルゼ』ATK3000
「『べエルゼ』で『DDD怒涛王シーザー』を攻撃!」
ヘカーティア&クラウンピース LP2500→1900
「あたいのデッキには『契約書』のカードはないよ……まさか、この時を狙ってくるなんて……」
「悪いが、都にいたころはあくまで天才として名を馳せたつもりなのでな。これぐらいはやらせてもらうぞ……私はこれでターンエンドだ」
神子&こころ 手札0
・モンスターゾーン
『魔王龍 べエルゼ』ATK3000
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
・ペンデュラムゾーン
『竜剣士マスターP』スケール3
「私のターン…ドロー。私は永続魔法『地獄門の契約書』を発動する。このカードの効果で私が手札に加えるのは『DDD壊薙王アビス・ラグナロク』だ。そして永続魔法『魔神王の禁断契約書』を発動!手札の『DDD』モンスターの効果を無効にして守備表示で特殊召喚する!出でよ!『DDD壊薙王アビス・ラグナロク』!」
『DDD壊薙王アビス・ラグナロク』DEF3000
「更にこのモンスターと自分フィールド・手札のモンスターを素材に融合召喚を行うことができる!私は『DDD壊薙王アビス・ラグナロク』と『DDD死偉王ヘル・アーマゲドン』で融合する!絶対なる力を持つ約束された王よ、混沌たるこの世の行く末を見極める王の力と溶け込み、真の王と生まれ変わらん!融合召喚!出でよ!神の威光を伝えし王!『DDD神託王ダルク』!」
『DDD神託王ダルク』ATK2800
「永続魔法『闇魔界の契約書』を発動!1ターンに1度、墓地かエクストラデッキの表側表示で存在するペンデュラムモンスターをペンデュラムスケールにセッティングすることができる。私はエクストラデッキの『DDD壊薙王アビス・ラグナロク』をセッティング!」
青スケールなし→5
PENDULUM
赤スケール6
「だが、これではスケールの間の数値はない。ペンデュラム召喚はできない」
「いいや、そうとは限らないぞ。貴様がペンデュラムの常識を超えるのならこちらも変えてやろう。速攻魔法『ペンデュラム・ターン』。セッティング済みのペンデュラムカード『Emファイヤー・ダンサー』のペンデュラムスケールを1~10に変更できる!」
「ペンデュラムスケールの変更!?」
「そうだ。こいつのスケールを10に変更する」
青スケールなし→5
PENDULUM
赤スケール6→10
「これでレベル6から9までのモンスターが同時に召喚可能となった。我が魂を揺らす大いなる力よ!この身に宿りて闇を引き裂く新たな光となれ!ペンデュラム召喚!出現せよ!私のモンスターよ!『DDD制覇王カイゼル』!」
『DDD制覇王カイゼル』ATK2800
「このカードがペンデュラム召喚に成功した時、強制的に相手フィールドの表側表示で存在するカードの効果をターン終了時まで無効にする!」
「何!?これで『べエルゼ』の効果を無効にされたか……」
「そのモンスターには戦闘・効果で破壊されない効果があるが、私には無意味だ。『DDD壊薙王アビス・ラグナロク』のペンデュラム効果を発動!『DD』モンスターが特殊召喚に成功した時、墓地の『DD』モンスターを特殊召喚し、1000ポイントのダメージを受ける!」
「自爆……ではない……か」
「当然だ。『DDD神託王ダルク』の効果で私が受ける効果ダメージを回復に変更する。よって、私は墓地の『DDD死偉王ヘル・アーマゲドン』を特殊召喚し、1000のライフポイント回復だ」
『DDD死偉王ヘル・アーマゲドン』ATK3000
ヘカーティア&クラウンピース LP1900→2900
「バトルだ。『DDD死偉王ヘル・アーマゲドン』で『魔王龍 べエルゼ』を攻撃!」
「相打ちか……!」
「これでがら空きだな。『DDD制覇王カイゼル』でダイレクトアタック」
「トラップカード『双龍降臨』!エクストラデッキから光属性・ドラゴン族エクシーズモンスターを特殊召喚し、攻撃対象を強制的に変更する!降臨せよ!『No.46神影龍ドラッグルーオン』!」
『No.46神影龍ドラッグルーオン』ATK3000
「この時、バトルする相手モンスターと同じ攻撃力となる」
『No.46神影龍ドラッグルーオン』ATK3000→2800
「これも相打ちか……」
「そうではない!永続罠『ナンバーズ・ウォール』発動!カード効果では破壊されず、『No.』は『No.』でしか戦闘で破壊できなくなる!」
「ちぃ……カードを1枚伏せて、ターンエンド。『ペンデュラム・ターン』の効果はこれで終了する。お前たちがまた『共鳴する振動』を使用してもペンデュラム召喚できないぞ」
ヘカーティア&クラウンピース 手札1
・モンスターゾーン
『DDD死偉王ヘル・アーマゲドン』ATK3000
『DDD神託王ダルク』ATK2800
『Emトリック・クラウン』DEF0
『Emスティルツ・シューター』ATK2200
・魔法・罠ゾーン
『地獄門の契約書』
『魔神王の禁断契約書』
『闇魔界の契約書』
伏せ2
・ペンデュラムゾーン
『DDD壊薙王アビス・ラグナロク』スケール5
『Emファイヤー・ダンサー』スケール10→6
クラウンピース「(この小説も)荒れろ!」
やめて
ついでに『DD魔導賢者』のニュートン、コペルニクス、ガリレイ、ケプラーの4体のモンスターのペンデュラム効果には、
「DDモンスターしかP召喚できない」
とありますが、他のDDペンデュラムモンスターにはこの効果がありません。ややこしすぎて、中盤あたりでクラウンピースがDDケルベロスをセッティングした時に
「あれ?これってもしかしてDDしかP召喚できない奴か!?」
と思って焦りました。まじややこしすぎです。コンマイさんもしっかりしといて☆
(DDに他テーマぶち込む私が悪いのか)