絶望を与える決闘者   作:咲き人

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なーにっかな?なーにかな!今週はコレ!

『剣闘獣ガイザレス』
星6 闇属性 鳥獣族 攻2400 守1500
「剣闘獣ベストロウリィ」+「剣闘獣」と名のついたモンスター
自分フィールド上の上記のカードをデッキに戻した場合のみ、
エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」魔法カードは必要としない)。
このカードが特殊召喚に成功した時、フィールド上のカードを2枚まで選択して破壊できる。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードをエクストラデッキに戻す事で、デッキから「剣闘獣ベストロウリィ」以外の「剣闘獣」と名のついたモンスター2体を特殊召喚する。


よく使っていた。『ベストロウリィ』が制限になる前からも、なってからも、戻ってきてもずっと使っていた。こいつの制圧力が地味に楽しすぐる。


17.「二回戦!俺達のデュエル!下」

萃香&勇儀 LP6400

     手札0(萃香) 6(勇儀)

 

・モンスターゾーン

   『剣闘獣セクトル』DEF300

   『剣闘獣ホプロムス』DEF2400

 

・魔法・罠ゾーン

   『剣闘獣の雄心』

   『剣闘獣の勲傷』

 

 

 

嵯峨&霊夢 LP7700

     手札1(嵯峨)手札4(霊夢) 

 

・モンスターゾーン

   『青眼の究極竜』ATK4500

   『蒼眼の銀龍』DEF3000

   『青眼の白龍』ATK3000

   セットモンスターDEF???

 

・魔法・罠ゾーン

    伏せ4

 

 

 

「私のターン、ドロー!(嵯峨の手札は1枚……あれは『ディスペアー・ユニコーン』。つまり、『オネスト』や手札誘発系のカードは特に気にしなくていいけど……4枚も伏せているからな……まぁ、いいや!勇儀のターンに任せようか!)私はレベル4の『ホプロムス』と『ダリウス』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク4!『恐牙狼ダイヤウルフ』!」

 

 

『恐牙狼ダイヤウルフ』ORU2 ATK2000

 

 

「『ダイヤウルフ』のORUを1つ取り除き効果を発動!『ベストロウリィ』と『青眼の究極竜』を破壊する!」

 

 

『恐牙狼ダイヤウルフ』ORU2→1

 

 

「ちっ」

 

「永続魔法『炎舞―「天キ」』を発動!デッキから『速炎星―タイヒョウ』を手札に加え、フィールドの獣戦士族モンスターの攻撃力を100ポイントアップさせる!『タイヒョウ』を召喚!」

 

 

『速炎星―タイヒョウ』ATK0→100

 

 

「『タイヒョウ』は自身をリリースして、デッキから『炎舞』をセットできる!『炎舞―「揺光」』をセット!これでターンエンド!」

 

「エンドフェイズ時に『インフェニティ・インフェルノ』を発動!私は手札を2枚まで捨て、デッキから『インフェル二ティ』モンスターを捨てた枚数だけ墓地に送る……手札を1枚捨てて、デッキからは『インフェルニティ・ポーン』を墓地に送る!

更に永続罠『絶望の手札演算』を発動!私が手札のカードを捨てる・墓地に送る度に相手は同数だけドローしなければいけない!1枚捨てた!」

 

「ええ!?ド、ドローするよ……(そうか……『ディスペアー・ユニコーン』の墓地効果で『セクトル』を効果破壊しようと……あれ?でも、あのカードの効果は自分よりも攻撃力が高いモンスターじゃなきゃダメだったよな……ならまだ安心だな)」

 

 

 

萃香&勇儀 手札1

 

・モンスターゾーン

   『剣闘獣セクトル』DEF300

   『恐牙狼ダイヤウルフ』ORU1 ATK2000

   

・魔法・罠ゾーン

   『剣闘獣の雄心』

   『剣闘獣の勲傷』

   『炎舞―「天キ」』

    伏せ1

 

 

 

「私のターン!」

 

「この瞬間、墓地の『インフェルニティ・ポーン』の効果を発動!こいつが墓地にいる限り、俺達のドローフェイズ時に通常ドローは行えない!」

 

 

『な、なんだと~~~!?み、自らドローカードを封印したーーー!一体、何を考えているんだー!』

 

 

「……スタンバイフェイズ時に『蒼眼の銀龍』の効果を……っていきたいところだけど、私たちの墓地には通常モンスターはいない……でも手札は4枚……ま、やるだけやりますか……『暗黒界の取引』。お互いにカードを1枚ドローして1枚捨てる。じゃあ、永続罠『絶望の手札演算』の効果であんたはカードを1枚ドローしなさい」

 

「わ、わかった」

 

「じゃあ、もう1枚『暗黒界の取引』を発動!」

 

「ええ!?1枚ドローして、1枚捨てて、もっかい1枚ドローする……よ」

 

「カードを1枚伏せて、そしてこれで私の手札は1枚……」

 

「一体これでどうするつもりだい……?」

 

「通常ドローを封印されるのはタッグである私も予想外だったわ……だけど……魔法カード『命削りの宝札』を発動するのには十分だわ!」

 

「『命削りの宝札』は手札を3枚になるようにドローできるカード!『インフェルニティ・ポーン』はあくまで通常ドローしか封印できない……」

 

「よって、3枚ドロー!そしてこのターン、相手はダメージを受けず、私はモンスターを特殊召喚することもできず、エンドフェイズ時に自分の手札を全て捨てることになる……けれど!バトルよ!『青眼の白龍』で『セクトル』を攻撃!『滅びの爆裂疾風弾』!この瞬間に墓地の『ディスペアー・ユニコーン』の効果を発動!」

 

「ば、馬鹿な!そのカードの効果は自分よりも攻撃力が高いモンスターに攻撃した時しか発動できないはずだ!」

 

「ええ、そうよ……『青眼の白龍』の攻撃力は……0だもの!」

 

「なっ!」

 

 

萃香は霊夢の場から発動されたトラップカードを見た。それは……

 

 

「そっちも『アルケミー・サイクル』のコンボか……!」

 

「そうよ!お互いのモンスターは破壊され、300ポイントのダメージを受ける!」

 

「でも、私は『命削りの宝札』のデメリットによりダメージは受けないよ!」

 

 

 

 

 

嵯峨&霊夢 LP7700→7400

 

 

 

 

 

「メインフェイズ2にカードを1枚伏せて、ターンエンド!この時、『命削りの宝札』の効果で2枚捨てる……じゃあ、永続トラップ『絶望の手札演算』の効果で2枚ドローしなさい!」

 

「お、おう……ドローするよ」

 

 

 

嵯峨&霊夢 手札0

 

・モンスターゾーン

   『蒼眼の銀龍』DEF3000

   セットモンスターDEF???

 

・魔法・罠ゾーン

   『絶望の手札演算』

    伏せ3

 

 

 

「私のターン!何を考えているか知らないが、私の『剣闘獣』の攻撃を耐えられるかな!『ダイヤウルフ』の効果を発動!対象は『ダイヤウルフ』とセットモンスターだ!」

 

 

『ダイヤウルフ』ORU2→1

 

 

「くっ!『シフトチェンジ』!『蒼眼の銀龍』に対象を移すわ!」

 

「更に魔法カード『グラディアル・リターン』を発動!墓地の『ホプロムス』、『セクトル』、『ベストロウリィ』の3体の『剣闘獣』をデッキに戻し、デッキからカードを1枚ドロー!リバースカードオープン!永続魔法『炎舞―「揺光」』!手札の獣戦士族『剣闘獣アンダル』を墓地に送り、『絶望の手札演算』を破壊する!」

 

「相手が手札のカードを捨てた・墓地に送った時に『絶望の手札演算』の効果を発動!このカードが発動して手札を捨てた・墓地に送った枚数だけドローできる!私と嵯峨を合わせて5枚なので、5枚ドロー!その後、このカードを墓地に送る!」

 

「……!でも遅いね!手札から魔法カード『スレイブ・フュージョン』を発動!」

 

 

『スレイブ』って……『スレイブタイガー』とか『スレイブエイプ』とかの融合!?あいつら融合できんの!?え、ちょっと、なんだか興奮する……ただのサブじゃなくなるんだあいつら……

 

 

「手札の『スレイブタイガー』と『スレイブエイプ』を墓地に送り融合モンスターの召喚条件を無視して、融合召喚できる!」

 

 

……あれれ~?召喚条件を無視?なんだか雲行きが怪しくなってきたよ~

 

 

「融合召喚!現れよ!『剣闘獣総監(グラディアルビースト・テイマー)エーディトル』!」

 

 

『剣闘獣総監エーディトル』DEF2400

 

 

ザッケンナ!やっぱり剣闘獣じゃないか!なんで、なんでこんなに慈悲がないんだよ~。『スレイブ○○』でよかったじゃんか~!ネーミングどうにかしろ!かっこいいかもしれんが俺は認めないぞ!なんだ「レベル5以上の剣闘獣2体」って『スレイブ』関係ないだろいい加減にしろ!

 

 

「『エーディトル』の効果を発動!1ターンに1度、エクストラデッキの『剣闘獣』を召喚条件を無視して特殊召喚する!出でよ!『剣闘獣アンダバタエ』!」

 

 

『剣闘獣アンダバタエ』ATK1000

 

 

また新規かよぉ!

 

 

「『アンダバタエ』の効果を発動!このカードが特殊召喚に成功した場合、エクストラデッキから『剣闘獣』モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する!」

 

 

……は?待て待てそれだったらループしてんじゃないの!

 

 

「どうやら分かったようだね……現れよ2体目の『エーディトル』!」

 

 

『剣闘獣総監エーディトル』ATK2400

 

 

「2体目の『エーディトル』の効果を発動!2体目の『アンダバタエ』を特殊召喚する!」

 

 

『剣闘獣アンダバタエ』ATK1000

 

 

「2体目の『アンダバタエ』の効果で3体目の『エーディトル』を特殊召喚する!」

 

 

『剣闘獣総監エーディトル』ATK2400

 

 

どんだけ総監いるんだよ、多すぎだろ……!

 

 

「『エーディトル』の効果を発動!」

 

「まだあんの!?」

 

「場に『剣闘獣』が2体以上存在する場合、フィールドのモンスターを破壊し、そのカードのコントローラーはそのモンスターの攻撃力分のダメージを受ける!対象はセットモンスター!」

 

「……」

 

 

嵯峨のセットモンスターは破壊される。だが、表側表示ではないのでダメージはない。

 

 

「バトルだ!『エーディトル』でダイレクトアタック!」

 

 

『エーディトル』は思いっきり雷を帯びた鞭を振り回し、それはターンプレイヤーである霊夢ではなく、嵯峨へと鞭を振り下ろす……

 

 

「嵯峨!」

 

「……」

 

 

 

 

 

嵯峨&霊夢 LP7400→5000

 

 

 

 

 

「『アンダバタエ』でダイレクトアタック!」

 

「……」

 

 

 

 

 

嵯峨&霊夢 LP5000→4000

 

 

 

 

 

「『エーディトル』でダイレクトアタック!」

 

「ここね……トラップ発動!『バーストリバース』。ライフを2000払い、墓地のモンスターを裏守備表示で特殊召喚するわ!」

 

「なっ」

 

 

 

 

 

嵯峨&霊夢 LP4000→2000

 

 

 

 

 

セットモンスターDEF???

 

 

「でも、バトルは続く!『エーディトル』でセットモンスターを攻撃!」

 

「セットモンスターは……」

 

 

カードの裏側のまま破壊されたモンスターはその破片が集まってその姿を現す。

 

 

「……『メタモルポット』?……なんで、『蒼眼の銀龍』なら……」

 

 

そう、『蒼眼の銀龍』ならば確かに『エーディトル』の攻撃だけでなく、後続のモンスターの攻撃も防げた。

 

 

「『メタモルポット』の効果にチェーンして、『準備不足の絶望』を発動!手札のカードを好きな枚数、除外してこのターン、受けるダメージを除外した枚数だけ0にできる!と言っても除外できるカードの手札の上限は3枚……よって、3枚を除外したわ!」

 

「くっ……『アンダバタエ』の効果で特殊召喚されたさっきの『エーディトル』はエクストラデッキに戻り、『アンダバタエ』の攻撃力はこのターンまで『エーディトル』の攻撃力分、アップする!」

 

 

『剣闘獣アンダバタエ』ATK1000→3400

『剣闘獣アンダバタエ』ATK1000→3400

 

 

「どうせダメージがないのなら思いっきって戦闘を行ってやろうじゃないか!『アンダバタエ』と『エーディトル』でダイレクトアタック!」

 

「無駄無駄!」

 

「『エーディトル』はエクストラデッキに戻るよ!そして『アンダバタエ』の効果発動!」

 

 

『剣闘獣アンダバタエ』ATK3400→5800

『剣闘獣アンダバタエ』ATK3400→5800

 

 

「バトルフェイズ終了時に2体の『アンダバタエ』と『エーディトル』の効果を発動!この3体をエクストラデッキに戻し、デッキから『剣闘獣』を特殊召喚する!『アンダバタエ』は2体ずつ、『エーディトル』は1体だ!来い!『剣闘獣ホプロムス』!『剣闘獣セクトル』!『剣闘獣ラクエル』!『剣闘獣ベストロウリィ』!『剣闘獣エクイテ』!」

 

 

『剣闘獣ホプロムス』DEF2100→2400

『剣闘獣セクトル』DEF300

『剣闘獣ラクエル』DEF400

『剣闘獣ベストロウリィ』DEF800

『剣闘獣エクイテ』DEF1200

 

 

「『エクイテ』の効果で墓地の『剣闘獣ダリウス』を手札に戻す!カードを1枚伏せて、ターンエンド!」

 

 

 

萃香&勇儀 手札4

 

・モンスターゾーン

   『剣闘獣ホプロムス』DEF2100

   『剣闘獣セクトル』DEF300

   『剣闘獣ラクエル』DEF400

   『剣闘獣ベストロウリィ』DEF800

   『剣闘獣エクイテ』DEF1200

 

・魔法・罠ゾーン

   『剣闘獣の雄心』

   『剣闘獣の勲傷』

   『炎舞―「天キ」』

   『炎舞―「揺光」』

    伏せ1

 

 

 

「私のターン、『インフェルニティ・ポーン』の効果により、ドローはできない……が!『準備不足の絶望』の効果で除外していたカードは次のターンに戻ってくる!よって、私の手札は3枚!魔法カード『儀式の下準備』発動!デッキから儀式魔法『闇の支配者との契約』と『闇の支配者ゾーク』を選択して手札に加える!」

 

「そのカードは!」

 

「ヒャハハハ!『ゾーク』の復活だァ!……なんてな。私は『闇の支配者との契約』を発動!手札の『白き霊龍』をリリースして、手札から『闇の支配者ゾーク』を儀式召喚!」

 

 

『闇の支配者ゾーク』ATK2700

 

 

「『ゾーク』の効果を発動!サイコロを1つ振り、出た目によって、効果が変わる!『洗脳(マインド)ダイス』!」

 

 

コロコロと転がっていくサイコロの目は……1で止まる。

 

 

「ヒャハハハ!クリティカルだ!相手フィールドのモンスターを全て破壊する!『ゾーク・インフェルノ』!」

 

「そんな……!」

 

 

だが……相手フィールドのモンスターは全滅しても、伏せカードがまだある……いや、ここは臆さず攻める!

 

 

「『ディスペアー・メーカー』を召喚!」

 

 

『ディスペアー・メーカー』ATK500

 

 

「『ディスペアー・メーカー』の効果を発動!1ターンに1度、デッキの魔法カードを1枚墓地に送り、このカードをチューナーモンスターとして扱う!」

 

「チューナーモンスターだって!?まさか『ゾーク』と!?」

 

「いやいや、今墓地に送った『絶望の渇望』の効果を発動!このカードを除外し、デッキから自分のライフポイントと同じ攻撃力を持つレベル4の『ディスペアー』モンスターを守備表示で特殊召喚する!来い!『ディスペアー・ストーカー』!」

 

 

『ディスペアー・ストーカー』DEF0

 

 

「レベル4『ディスペアー・ストーカー』にレベル4の『ディスペアー・メーカー』をチューニング!意図せず集う絶望たちよ、宇宙(そら)に願い、8つの星を結ぶ付け!激情のままにその姿形を龍へと昇華し、堕ちてこい!シンクロ召喚!レベル8!『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』!」

 

 

『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』ATK3000

 

 

「バトルだ!『アングリー・ドラゴン』でダイレクトアタック!『怒りの連鎖 アングリーバースト』!この瞬間、『アングリー・ドラゴン』の効果で相手はデッキの上からカードを3枚墓地におくらなければいけない!」

 

「くっ、うわああ!」

 

 

 

 

 

萃香&勇儀 LP6400→3400

 

 

 

 

 

「更に『ゾーク』でダイレクトアタック!『ゾーク・インフェルノ』!」

 

「ぐうう!」

 

 

 

 

 

萃香&勇儀 LP3400→700

 

 

 

 

 

「ターンエンドだ」

 

 

 

嵯峨&霊夢 手札0

 

・モンスターゾーン

   『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』ATK3000

   『闇の支配者ゾーク』ATK2700

 

・魔法・罠ゾーン

    なし

 

 

 

「私のターン……ドロー!リバースカード『マジック・プランター』!フィールドの『剣闘獣の勲傷』を墓地に送り、デッキからカードを2枚ドローする!」

 

 

……なんだ。様子が……

 

 

「バリアンズカオスドロー!」

 

 

な、まさか……!

来るのか!

 

 

「私が引いたカードは『RUM(ランクアップマジック)七星の剣(ザ・セブンス・ワン)』!このカードを発動し、エクストラデッキ・墓地から『No.106巨岩掌ジャイアント・ハンド』を特殊召喚し、それを素材にランクが1つ高いCNo.(カオスナンバーズ)エクシーズモンスターへとランクアップできる!」

 

 

『No.106巨岩掌ジャイアント・ハンド』ORU0 ATK2000

 

 

「私は『ジャイアント・ハンド』1体でオーバーレイ!1体のモンスターでオーバーレイネットワークを再構築!カオスエクシーズチェンジ!現れよ『CNo.106』!全てを握りつぶす巨大な手のひらよ、灼熱の熱さで全てを溶かし潰せ!『溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド』!」

 

 

『溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド』CORU1 ATK2600

 

 

『何ということだーー!萃香選手!エクシーズモンスターのランクを上げて、進化させたぞ--!』

 

 

アニメ効果TUEE!

 

 

「くっ!だが、効果は強大でも攻撃力が足りねぇぜ!」

 

「そんなこともさ!魔法カード『ジェネレーション・フォース』を発動!自分フィールドにエクシーズモンスターが存在する場合、デッキから『エクシーズ』カードを手札に加える……私が手札に加えるのは……『エクシーズ・ユニット』!このカードを『ジャイアント・ハンド・レッド』に装備!ランク×200ポイント攻撃力をアップさせるよ!」

 

 

『CNo.106巨岩掌ジャイアント・ハンド・レッド』ATK2600→3600

 

 

「攻撃力3600……!」

 

「バトルだ!『ジャイアント・ハンド・レッド』で『闇の支配者ゾーク』を攻撃!万死紅掌(ばんしこうしょう)!」

 

「……っ!墓地の『ディスペアー・メーカー』の効果を発動!レベル8以上のモンスターがバトルする場合にこのカードを除外して発動できる!この戦闘で受けるダメージを倍にする代わり、次のターンにデッキから2枚、ドローできる!ぐっ!わあああぁ!」

 

 

 

 

 

嵯峨&霊夢 LP2000→200

 

 

 

 

 

「大丈夫嵯峨!?」

 

「ああ……それより、次のターンだ……!」

 

「……どうやら仕掛けてくる気だね。ならこちらも全力で立ち向かうまで!速攻魔法『非常食』!『剣闘獣の雄心』、『炎舞―「天キ」』、『炎舞―「揺光」』の3枚のカードを墓地に送り、3000ポイント、ライフを回復させる!」

 

 

 

 

 

萃香&勇儀 LP400→3400

 

 

 

 

 

「……カードを2枚セット!さぁ、来な!これでターンエンドだ!」

 

 

 

萃香&勇儀 手札3

 

・モンスターゾーン

   『CNo.106溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド』CORU1 ATK3600

 

・魔法・罠ゾーン

   『エクシーズ・ユニット』(『ジャイアント・ハンド・レッド』対象)

    伏せ2

 

 

 

「私のターン!この瞬間に『インフェルニティ・ポーン』の効果を発動!ドローは封じられるが、スタンバイフェイズ時に『ディスペアー・メーカー』の効果で2枚ドロー!来たわ!魔法カード『死者蘇生』!墓地の『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を特殊召喚するわ!」

 

「無駄だね!『ジャイアント・ハンド・レッド』の効果を発動!CORUを1つ取り除き、フィールドのこのカード以外のカード効果をエンドフェイズ時まで無効にする!」

 

 

『CNo.106溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド』ATK3600→2600

 

 

「いえ、無駄なんかないわ!『ジャイアント・ハンド・レッド』の効果は自分フィールドにも効果が及ぶ!つまり『エクシーズ・ユニット』の効果が無効になって、攻撃力が下がったわ!」

 

「でも、『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』だけじゃ、私たちのライフは削れない……」 

 

「そのための一手よ!魔法カード『魔法石の採掘』!手札を2枚捨て、墓地の『死者蘇生』を手札に戻すわ!『埋葬呪文の宝札』を発動!墓地の『死者転生』、『魔法石の採掘』、『龍の鏡(ドラゴンズ・ミラー)』を除外して、2枚ドロー!そしてお待ちかねの『死者蘇生』を発動!今度こそ『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を特殊召喚するわ!」

 

 

『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000

 

 

「『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』のモンスター効果を発動!『ディスペアー・ハウリング』!」

 

「まさか自爆する気かい?」

 

「そんなわけないでしょ、速攻魔法『ディスペアー・ハウリング』!『ディスペアーアイズ』モンスターの攻撃力よりも低い効果ダメージが発生した場合、私がそのダメージを受ける代わりにあんたたちが受ける!」

 

「トラップ発動!『ライジング・エナジー』!手札を1枚捨てて、『ジャイアント・ハンド・レッド』の攻撃力を1500ポイントアップさせる!くっ!」

 

 

『CNo.106溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド』ATK2600→4100

 

 

 

 

 

萃香&勇儀 LP3400→1900

 

 

 

 

 

「バトルよ!『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』で『ジャイアント・ハンド・レッド』を攻撃!『怒りの連鎖 アングリーバースト』!」

 

「馬鹿な……攻撃力が低いモンスターで攻撃するだって……?一体何を……」

 

「速攻魔法『絶望の錯乱』!墓地の『絶望』魔法・罠カードを全て除外し、発動する!この効果で除外したカードが10枚を超えている場合、相手のセットされている魔法・罠ゾーンのカードを強制発動させる!」

 

「なっ……!ち、発動せよ!『バイス・ハンド』!自分フィールドに『ハンド』モンスターがいる時に相手モンスターの攻撃宣言時に発動でき、攻撃を無効にした後、このターンの攻撃をもう一度、無効にする!更に1度めの攻撃を無効にした際、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える!」

 

「墓地から『ディスペアー・ゲットアップ』の効果を発動!自分ライフが1000ポイント以下の時にこのカードを除外して、発動!相手からの効果ダメージを0にする!更に追撃よ!『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』で『ジャイアント・ハンド・レッド』を攻撃!『ディスペアーバースト』」

 

「くっ!『バイス・ハンド』の効果で無効に……!」

 

「来た!速攻魔法『ダブル・アップ・チャンス』!モンスターの攻撃が無効となった時、そのモンスターの攻撃力を倍にし、もう1度バトルを行う!」

 

「何だって!?」

 

 

『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000→6000

 

 

「こ、攻撃力6000!」

 

「『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』の攻撃!『セカンド・ディスペアーバースト』!」

 

「うわああ!」

 

 

 

 

 

萃香&勇儀 LP1900→0

 

 

 

 

 




今日の最強カードは

『ダブル・アップ・チャンス』 速攻魔法
モンスターの攻撃が無効になった時、
そのモンスター1体を選択して発動できる。
このバトルフェイズ中、
選択したモンスターはもう1度だけ攻撃できる。
その場合、選択したモンスターはダメージステップの間、攻撃力が倍になる。

「『ダブル・アップ・チャンス』!アニメでよく見たハイハイホープホープと同じような呪文の一つです。コウゲキムコウ……ハッ!?ってやつ」

「嵯峨、あんた何言ってんの……?」

「ボチヤミヤンタイやらボチライロヨンシュとかトップデーモンとかダンセルショウカンとかね。後、最強の呪文サモプリ・サモプリ・ネコ・ベルンベルン・DDB・DDB・ダイレクト・ダイレクト・シャシュツ・シャシュツ・アッザシターとかな」

「本当に大丈夫かしら」

「別にいいんですー。じゃあ、こんな会話はひとまず置いといて、次回も」

「「ルールを守って楽しくデュエル!」」

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