億千万の悪意と善意   作:新村甚助

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主人公設定、エピローグ時点

河村闇理 男 苗字は本名、名前は偽名

年齢:開始時点26、現在30(外見年齢は25位、肉体が闇製になり"最盛期"の年齢に固定されている)

身長:180cm

体重:78kg

体格:軍人並み、黒髪黒目短髪、髭はなし(髭を剃れない日が続くこともある)

出身:日本

属性:秩序・悪

イメージカラー:黒または白

特技:発展途上国に対する支援、身振り手振りによるコミュニケーション、我流CQC

好きなもの:自分を知らない人全般、特に純粋な人たち、砂漠渡り用のマント(中二的思考と実用性)、他者の悪意(曰く、わかりやすいのは楽)

苦手なもの:運命とかいう言葉、自身の善意(曰く、自己満足のための行為に善意なんていらない、あっちゃならない)、強面、おっさんと呼ばれること

性格:

 高校時点では内気な性格で、その点から就活に失敗している。

 アフリカ以降は、自分を知る者がいないことから人と積極的にかかわっていたものの、数々の失敗からギブアンドテイク程度の関係を最善と定める。ただしその考えの全うには失敗し、以降は自己満足のための悪意からくる偽善的行為として他者に対する施しを、一宿一飯の恩義に上乗せする形で行っている。

 目の前の悪意には手を出さずにはいられない。わかりきった結末には手を加えずにはいられない性格。

 

所有物(初期):小ぶりのナイフ、大ぶりのナイフ(アフラマズダ戦で喪失)、拳銃(曰く、トカレフもどき)、リュック、マント

所有物(中国以後):小ぶりのナイフx3、普通サイズのナイフx2、鍋、トカレフもどき(曰く、陸君がくれた)、リュック、マント

所有物(アテナ戦後):闇の中にいろいろしまっている(四次元ポケット)

 

来歴:

 小学校卒業までに母を病気で、父を事故で亡くす。

 中学校卒業間近で祖父母が天寿を全うする。

 以後は東京の叔父夫婦(叔父夫婦と呼んではいるが遠縁の親戚夫婦、苗字も異なる)の庇護を受けつつ一人暮らしで高校卒業。

 独り立ちしようと就職を希望してはいたが、大手数社に応募し、そのすべてに落ち、日本を出ることを決意する。

 アフリカの小国に降り立ち、以降、公式には消息不明。

 「善意の施し」は上から目線だと嫌い、基本的には一宿一飯の恩義を返すために、小村、スラム、難民キャンプで活動するが、本人視点の結果としてはすべて失敗に終わる。

 のちにまつろわぬアンリマンユと遭遇し、アンリマンユがすべての元凶であったことを知ると同時に、助けられなかったと思っていた人たちが少数ながらも目的を達成できたことを知り、暗黒神に対して感謝の言葉を口にする。

 アンリマンユ、アフラマズダとの連戦ののち、それらの神の顕現の情報を得て現れた羅濠教主と戦闘の末敗北。

 滞在していた小村で双子の兄妹を保護し、数か月の旅を挟んで後、羅濠教主に数年の間師事する。

 約3年後、体が格闘を行うに足るものになったと判断され、武者修行の旅に出される。

 

戦闘傾向:

 物理偏重。

 権能には魔法に類するものが含まれるが、そちらは呪力任せに無理やり行使する。

 闇による物量戦の展開も可能。ただし、ある程度闇を吸収し、溜めている必要がある。

 

 

権能:

この世すべての闇(All of despair dark) アンリマンユ:

 対象の善性が強いほど能力向上・自身の悪性が強いほど能力向上

 神話上の部下の魔王たちの司る能力を行使する

 自身の認識範囲内の闇を掌握し、操ることが出来る。

 悪性は自身の認識、善性は周囲の認識に依る

 

この世すべての光(All of luster light) アフラマズダ:

 対象の悪性が強いほど能力向上・自身の善性が強いほど能力向上

 神話において自身が創造した神々の権能の一部を行使する

 スプンタ・マンユ:自身の神性の向上・全能力底上げ・能力使用の前提

 ウォフ・マナフ:対象の善性が強いほど強化・対象の悪性が強いほど弱体化

 アシャ・ワヒシュタ:判断力・認識能力の向上・浄化能力を持つ火を操る

 スプンタ・アールマティ:自身の神性が強いほど能力向上・自身に対する自信が強いほど能力向上・自身に向けられる信仰の強さだけ能力向上

 クシャスラ:自身の所有する領域・領土・領民に対し、その信仰に応じて加護を与える

 ハルワタート:水を操る・自己再生能力の付与

 アムルタート:善に属する植物の制御・ハルワタートと同時発動で超速再生を可能とする

 

悪の威を借る聖獣(Sacred beast from darkness) 窮奇:

 悪性を持つ者に対するバフ

  神獣として窮奇の召喚。窮奇は召喚者の善性と敵対者の悪性に応じて攻撃力を上げる

 善性を持つ者に対するデバフ

  5感、特に顔周辺に位置する感覚の妨害、場合によっては封印

  対象の善性に依存

 

堕ちた明星の翼(Fallen daystar's wing) サタン(ルシフェル):

 飛行能力を持つ12枚の羽と神速の付与。

 羽は天使4、悪魔4、堕天使4。それぞれの羽一枚を犠牲に神獣として対応する存在を召喚。

 召喚するごとに神速の速度が低下。別種の同時召喚は不可。召喚している神獣と違う属性(善・悪)の権能は使用不可。召喚した翼を戻すことはできる

 召喚獣は神獣扱いで、強さはつぎ込んだ呪力に依存

 翼すべてを生贄にサマエルの死の呪い(高位神格に対する即死効果)を攻撃に付加(一回)することができる。成功するとは言ってない。

 

王権守る裁き(King's fool judgment) アヌビス:

 直感力の強化、および予知能力の付与。他者の感情に対する敏感化。

  自身の領域限定。悪意に対して特に敏感になる。制御不能。

 罪人に対し、その罪人が嘆き悲しませた魂の数に応じた裁きを与える。

  魂を呼び寄せ、敵に対するデバフ、自身に対するバフを行う。つまりは復習の代弁者。

  罪人以外にも使用可能。例えば善人に使えばバフのみが有効になる。

 

邪刀の創造者(Dark sword creator) 平将門:

 呪いを纏う神刀の創造。切った相手の呪力を奪い、思考を"闇"の方向に歪める。

 また、自分向けられた悪意ある遠隔攻撃を闇刀と同じ効果を乗せて跳ね返す。

 

魂喰らいの守護者(Soul eater's bless) 源義経:

 源義経が卑弥呼から奪った権能そのもの。

 魂・霊格に加護を与えることが出来る。

 加護はその効果として神格・霊格の向上を行う。

 副次効果として、加護を与えた魂を、魂そのものとして取り込み保存し、器に入れることで活動させることが出来る。

 意志あるものに加護を与えるには同意が必要。

 アフラマズダの加護は肉体に対して加護を与えるもの(肉体の神格・性能の向上)だが、こちらは魂・精神・霊格といったものの向上を行うため、呪力の向上や魔法耐性、精神攻撃耐性として表れる。

 

 

天敵:

 中立・中庸の神全般

 特に裁きに関連する神は、バフもデバフもあまり効果を発揮しないうえに、相手は裁きと結びつきやすい武力関連の権能により叩き潰される。

それでもアンリマンユのデバフには神格を貶め権能の封印まで行う能力があるために、運が良ければ逃げることくらいはできる。

 ただし、少しでもどちらかに依っていると、途端にカモになる。アフラマズダは善に依った神格で顕現したため、実際ほとんどカモだった。

 

 ドニの権能を暴走させる権能

 ただし、成功したら周囲が文字通り闇に飲まれます。

 

 護堂の神格を切り裂く剣

 アンリマンユが切り裂かれた状態で頭を落とされるとさすがに死ぬようになります。

 ただし、アンリマンユの権能は、権能であって権能ではなく、ほかの悪に属する権能とも結びついているので、「この世すべての悪の不死性」を殺すには、主人公の保有する悪に属する権能すべてを切り裂く必要があります。


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